JP3214415U - エアバッグ機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護デバイスのエアバッグを膨張させるための装置が提供される。【解決手段】装置は第1の区画20Lおよび第2の区画20Uを含む容器を含む。第1の区画は圧縮気体29を含有するように適合される。第1の区画と第1の区画内部の圧縮気体29を封止するように適合された第2の区画との間に封止がある。第2の区画は封止を破るように構成された2段階機構を含み、それによって第1の区画から第2の区画への初期気流をもたらす。第2の区画を通ってエアバッグ14の中に気体を迅速に流してエアバッグ14を迅速に拡大させるために、初期気流により封止の代わりに広い開口が生成される。【選択図】図2a

Description

本考案はエアバッグ機構およびエアバッグ機構を作動する方法に関する。
毎年世界中で何百万人もの高齢者(特に女性)が股関節骨折(主に大腿骨頸部骨折)に至る転倒を経験する。高齢者の股関節骨折は、身体的苦痛、自立性の喪失、精神状態の低下、および高死亡率をもたらす。
本出願の米国特許出願公開第20130312168号はおよび一旦システムが転倒を検出すると、衝撃で使用者の大腿部が地面に当たらないことを確保する大きいサイズに膨らむエアバッグを含有する、使用者の腰の上に着用するベルト状ポーチを含む股関節骨折を防止するための能動的股関節保護システムおよび方法を開示する。ポーチは、距離測定センサ、加速器、および空間定位センサを含有する。エアバッグを含む空気圧システムは、ポーチ内または別の場所の中に持ち運ばれる。別法として、空気圧システムはポーチから分離されてもよいが、着用者上、または着用者に接近した静止位置もしくは可動位置のいずれかの場所、例えば床もしくは壁または家の部屋内に配置された他の物体上、または浴槽もしくはシャワー内部などに位置付けられる。空気圧システムとの通信は、短距離通信プロトコルを使用して無線で達成されてもよく、この場合にポーチは適切な送信機を含有してもよい。
自動車用エアバッグ拘束システムには、基本的に2つの方法またはシステムがあり、これらは気体を供給するために利用される。第1の方法では、膨張する気体は圧力容器内に圧縮された気体として提供されてもよい。第2の方法では、エアバッグは火工気体発生推進組成物を点火し、得られた気体燃焼生成物をバッグの中に向けることによって膨張されてもよい。これらの2つの方法はインフレータの3つの分類を生み出す、すなわち1つ目は気体の加圧貯蔵容器のみに依拠し、2つ目はすべての気体を発生してエアバッグを充填するために燃焼性推進剤を燃焼させることに依拠し、3つ目はエアバッグを膨張させるために説明された2つの方法の組合せに依拠し、これはハイブリッド・インフレータとして当技術分野では公知である。
第1の方法では、車両搭載式の非常に高い圧力で保管された気体の貯蔵容器を使用する。エアバッグを膨張させるために求められる短時間で圧力容器を開くために、爆発作動する配置を利用して振動板を爆発させる、または貯蔵容器の構造部分を切り裂く。第2の方法では、点火可能で迅速に燃焼する気体発生推進組成物を有する火工気体発生器が燃焼して十分な量の高熱気体生成物を生成し、高熱気体生成物は膨張可能なバッグの中に向けられる。これらの気体発生器は、気体発生工程の間に熱および機械的応力に耐えるように設計される。具体的には、気体発生推進剤が点火し、着火し、上昇した温度および圧力で燃焼し、これには気体発生剤を取り囲むケーシングが指定された安全率でこれらの上昇した圧力に安全に耐えることができることが必要である。これらの強度要件は大きく、嵩張り、重いインフレータをもたらすことがある。第3の方法では、気体発生推進組成物および加圧媒体を備えたハイブリッド膨張システムを使用する。
様々なエアバッグ機構および方法が本明細書に提供される。機構は、第1の区画および第2の区画を含む容器を含む。第1の区画は圧縮気体を含有するように適合される。第1の区画と第2の区画との間の封止は、第1の区画内部の圧縮気体を封止する。第2の区画は、封止に隣接し非作動位置にある封止を支持するように適合された可動支持部を含む。穿刺機構は封止を穿刺するように構成され、それによって第1の区画から第2の区画への初期気流をもたらす。穿刺に続いて初期気流は進み、封止を支持することから離れて作動位置に可動支持部を移動させる。可動支持部が封止に隣接していない場合、第1の区画から第2の区画への迅速な気流を可能にするために、第1の区画から第2の区画への圧力および/または気流に応答して封止が押し破られる。第2の区画の壁内に孔が配置されてもよい。非作動位置において可動支持部は孔を遮断するように構成され、作動位置において可動支持部は、第2の区画内の気体が容器から外部に逃れることができるように孔を遮断しないように構成される。口部を含むエアバッグは、容器の外部に密閉して取り付け可能であってもよい。孔は、第2の区画から孔を通って逃れた気体がエアバッグに入るように、エアバッグの内部にあってもよい。別法として、エアバッグは容器を完全に密閉して閉囲してもよく、または空気管はエアバッグの口部と孔との間に密閉して取り付けられてもよい。封止は第1の区画と第2の区画との間に配置された箔を含んでもよい。穿刺機構はプランジャーを動かすように適合されたソレノイドを含んでもよい。プランジャーは、初期気流をもたらすために封止を最初に穿刺するように構成される。別法として、穿刺機構は針に結合された圧縮バネを含んでもよい。バネが減圧されると、針は初期気流をもたらすために封止を最初に穿刺するように構成されてもよい。可動支持部はピストンを含んでもよい。容器は長軸を有するシリンダを含んでもよく、シリンダ内のピストンの動きはシリンダの長軸に沿う。初期気流は少なくとも一部がピストン内の穿孔を通って流れ、ピストンをシリンダの長軸に沿って移動させてもよい。装置は使用者を負傷から守るために使用者が着用可能であってもよい。装置は地面に衝突する前に作動してもよい。第1の区画から第2の区画への迅速な気流は可能であってもよい一方で、爆発物または火工品の使用は回避される。
使用者の転倒を検出すると、保護デバイスのエアバッグの膨張を作動するための機構の様々なシステムおよび方法が、本明細書に提供されている。機構は、第1の区画および第2の区画を含む容器を含んでもよい。第1の区画は、箔封止により第1の区画内に封止された圧縮気体を含有するように適合されてもよい。第2の区画は、ソレノイドと箔封止との間の第2の区画内で可動であるように適合されたピストンを含んでもよい。ピストンは、機構が作動されていないときに第1の区画内に封止された圧縮気体を含有するように箔封止が支援するために、箔封止の隣に配置されてもよい。ピストンは、機構がエアバッグを膨張させるために作動されていないときに箔封止の隣に配置されてもよい。第2の区画はプランジャーを動かすように適合されたソレノイドをさらに含んでもよく、プランジャーは使用者の転倒の検出に応答し、それによってプランジャーの動きにより箔封止を穿刺してもよい。ソレノイドと箔封止との間の第2の区画の壁内に孔が配置されてもよい。機構が作動され箔封止が穿刺されると、ソレノイドに向かうピストンの次の動きは、迅速な気流が第2の区画を通ってエアバッグに入ることができるように、孔の広い開口をもたらしてもよい。エアバッグは第2の区画を閉囲してもよく、エアバッグの開口は第1の区画の外周に密閉して取り付けられてもよい。空気管がエアバッグと孔との間に密閉して取り付けられてもよい。
機構を活用する様々な方法が本明細書に提供され、機構は保護デバイスを着用してもよい使用者の転倒を検出してもよく。別法として、エアバッグおよび機構は使用者の近くに配置されてもよく、転倒が検出されると無線通信によって作動されてもよい。使用者の転倒が検出されると、プランジャーがピストン内の穴を通過するようにソレノイドが作動されてもよく、次いでピストンは箔封止を穿刺し、それによって初期気流が開放されて孔を通る。孔を通る初期気流の解放により、ピストンはソレノイドに向かって移動し、ソレノイドは圧縮気体が容器から迅速に出てエアバッグを膨張させるための通路を生成する。
保護デバイスのエアバッグを拡大するための様々な方法が本明細書に提供される。第1の区画および第2の区画を含む容器が提供される。第1の区画は圧縮気体を含有するように適合される。第1の区画と第2の区画との間の封止は、第1の区画内部の圧縮気体を封止するように適合される。例えば転倒が検出されると、封止は破れ、それによって第1の区画から第2の区画への初期気流がもたらされてもよい。初期気流により、迅速な気流が第2の区画を通りエアバッグに入ってエアバッグを迅速に拡大させるために、広い開口が生成される。エアバッグは第2の区画を閉囲してもよく、エアバッグの開口は第1の区画の外周に密閉して取り付けられてもよい。
保護デバイスのエアバッグを膨張させる様々な装置が本明細書に提供され、保護デバイスは使用者が着用可能であってもよい。別法として、エアバッグおよび装置は使用者の近くに配置されてもよく、転倒が検出されると無線通信によって作動されてもよい。エアバッグは、使用者の転倒が検出されると膨張してもよい。装置は容器を含み、容器は第1の区画および第2の区画をさらに含む。第1の区画は圧縮気体を含有するように適合される。第1の区画と第2の区画との間に封止があり、第2の区画は第1の区画内部の圧縮気体を封止するように適合される。第2の区画は、封止を破るように構成された2段階機構を含み、それによって第1の区画から第2の区画への初期気流をもたらす。初期気流により、迅速な気流が第2の区画を通りエアバッグに入ってエアバッグを迅速に拡大させるために、封止の代わりに広い開口が生成される。封止は第1の区画と第2の区画との間に配置された箔を含んでもよい。2段階機構は、プランジャーを動かすように適合されたソレノイドを含み、プランジャーは使用者の転倒の検出に応答してもよい。プランジャーは初期気流をもたらすために最初に封止を破るように構成される。ピストンはソレノイドと箔封止との間の第2の区画内に配置される。封止が破れる前に、ピストンは、第1の区画内に封止された圧縮気体を含有するために、箔封止を支持するように箔封止の隣に配置される。封止が破れた後、ピストンは初期気流により箔封止から離される。ソレノイドと箔封止との間の第2の区画内の壁内に配置された孔は、ピストンが移動して箔封止から離れると遮断されず、初期気流が外部に逃れることができる。エアバッグは第2の区画を閉囲してもよく、エアバッグの開口は第1の区画の外周に密閉して取り付けられてもよい。別法として、空気管はエアバッグと孔との間に密閉して取り付けられてもよい。
前述および/または他の態様は、添付図面と合わせて考慮することにより、以下の詳述から明らかになろう。
本考案は、例示のみとして添付図面を参照して本明細書に説明されている。
本考案の特徴による、人が着用した転倒検出デバイスを示す図である。 本考案の特徴による、容器のより詳細な断面図である。 本考案の特徴による、図2aに示された容器の側面図である。 本考案の特徴による、最初に作動された容器、および作動後の容器のそれぞれの機構の部分図である。 本考案の特徴による、最初に作動された容器、および作動後の容器のそれぞれの機構の部分図である。 本考案の他の特徴による機構を示す図である。 本考案の特徴による、最初に作動された状態における図4aの機構を示す図である。 本考案の特徴による、作動された状態における図4aの機構を示す図である。 本考案の他の特徴による機構を示す図である。 本考案の特徴による方法の流れ図である。
前述および/または他の態様は、添付図面と合わせて考慮することにより、以下の詳述から明らかになろう。
次に本考案の特徴を詳細に参照し、その例は添付図面に示されており、同じ参照番号は全体を通して同じ要素を指す。特徴は、本考案を説明するために図面を参照することにより以下に記載される。
本考案の特徴を詳細に説明する前に、本考案はその適用が以下の記載に説明された、または図面に示された設計の詳細または構成要素の配置に限定されないことを理解されたい。本考案は他の特徴が可能であり、または様々な方法で実施もしくは実行されることが可能である。また本明細書に利用される用語および専門用語は説明のためであり、限定とみなされるべきではないことも理解されたい。
前置きとして、本考案の態様は、エアバッグまたは当技術分野で公知の他の膨張可能な衝撃吸収デバイスの安全な急速膨張のための機構に関し、これらは米国特許第20130312168号に開示されたように、使用者が着用する、または使用者の近くに置かれる保護デバイスの一部である。本考案は、その様々な態様および実施形態において先行技術の自動車用エアバッグ拘束システムに概して使用されるような爆発物または火工品を使用することなく、エアバッグを迅速に膨張するために作動可能な機構を提供することを目的とする。具体的には、エアバッグを拡大するために火工品および/または爆発物を使用することは安全ではないことがあり、または個人使用のための能動的な股関節保護システムを使用者が使用することを少なくとも回避することがある。このような機構は、改良された、すなわちより安全な自動車用エアバッグ拘束システムを提供でき、かつ/または本考案の様々な特徴により自転車運転者の安全性、オートバイ運転者の安全性、および/もしくは様々な運動における安全性のために利用できる。米国特許第20130312168号に開示されたシステムは、本考案の様々な態様により、股関節骨折以外または股関節骨折に加えて脊髄負傷および頭部負傷などの負傷を保護するように適合できる。
次に図を参照すると、ここでは本考案の特徴により、人が着用した保護ベルト12を示す図1を参照する。保護ベルト12はヒトの腰の周りに着用して示されている。破線で示され保護ベルト12の内側に配置されているのは、容器20およびエアバッグ14である。容器20および容器20に取り付けられたエアバッグ14は、人の股関節が容器20からエアバッグ14の中に解放された圧縮気体によって迅速に拡大されるエアバッグ14によって(人が転倒した場合に)保護されるように、保護ベルト12内に配置される。エアバッグ14を膨張させる決定は、保護ベルト12内に配置された転倒検知および制御回路(図示せず)によって行われてもよい。
次に本考案の特徴による容器20のより詳細な断面図を示す、図2aを参照する。容器20のより詳細な断面図は非作動モードで示されている。エアバッグ14の折り畳まれた部分は、容器20に密閉して取り付けられたエアバッグ14の開口または口部に沿って示されている。容器20には2つの部分が示されている。軸XXの下の部分は圧縮気体29のための封止された区画である。圧縮気体29は二酸化炭素(CO)または窒素もしくは空気などの他の適切な気体であってもよい。圧縮気体29のための下部区画20Lは封止26、例えば箔封止によって封止され、箔封止26に隣接して示されたような適位置にディスクまたはピストンなどの可動支持部24によって支持される。示されたように適位置にあるピストン24は、容器の下部区画20L内の圧縮気体29の圧力に耐えるために箔封止26に支持を提供する。
軸XXの上の容器20の上部20Uは、ピストン24、プランジャー28、孔23、およびソレノイド22を含む。プランジャー28は、ソレノイド22のワイヤ(図示せず)に適用された電気信号の適用により、ソレノイド22の作動によって長軸YYに沿って下方に、また任意では上方に可動である。プランジャー28はピストン24内の穴によってピストン24を通過できる。ピストン24は軸YYに平行な容器20の壁との摩擦接触を有してもよく、また軸YYに沿って上下に可動である。容器20の壁との摩擦接触には、ピストン24の外周の「O」リングおよび容器の上部区画20Uの内壁を使用してもよい。
別法として、軸XXの上部20Uは1つまたは複数の孔23を有してもよく、1つまたは複数の空気管またはチューブは、当技術分野に公知の適切な空気グランドを使用してエアバッグ14と孔23との間に密閉して取り付けられてもよい。
次に本考案の特徴による容器20の側面図を示す図2bも参照する。この側面図は、軸YY、XXの場所に対して楕円(破線)のような孔23、容器20、およびエアバッグ14を示す。エアバッグ14が拡大されるのは、容器20から孔23を介してエアバッグ14の中に解放された気体29による。
依然として図1、図2aを再度参照し、また本考案の特徴により容器20の機構の部分図の図20aおよび図20bのそれぞれが作動されることを示す、図3aおよび図3bを参照する。また本考案の特徴により方法601の流れ図を示す図6も参照する。
ステップ603では、容器20およびエアバッグ14が任意に人に着用される保護ベルト12内に提供される。容器20は圧縮気体29を保持する区画20Lを含む。圧縮気体は、箔封止26、および図2aに示されたように適位置で箔封止26を支持するピストン24によって封止される。軸XX上の容器20の第2の区画20Uは、ピストン24、プランジャー28、孔23、およびソレノイド22を含む。
任意のステップ605、607では、保護ベルト12を着用する使用者の転倒の可能性が監視される(ステップ605)。判定ブロック607では、使用者が転倒状態でない場合、使用者の転倒の監視はステップ605で継続される。判定ブロック607で使用者の切迫した転倒が検出された場合は、作動信号がソレノイド22に適用されてもよく、ソレノイド22によってプランジャー28がピストン24の穴を通過し、図3aに示されたように箔封止26内に少なくとも最初の狭い開口を提供するように箔封止26を穿刺する(ステップ609)。封止26内の少なくとも最初の狭い開口により、気体29が箔封止26とピストン24との間に流れ(ステップ614)、ピストン24を軸YYに沿ってソレノイド22に向かって上方に作動位置に移動させる。ピストン24はもはや箔封止26を支持せず、箔封止26は高圧によって押し破られ(ステップ617)、気体29が第2の区画20Uの中に急激に流れ込む。気体は第2の区画20Uの中に迅速に流れ(ステップ620)、任意に孔23を通って、エアバッグ14を迅速に拡大させる。したがって箔封止26が穿刺し、ピストン24が作動位置に移動して箔封止26を支持しない結果として、孔23に向かって気体29を解放するための広い経路が、箔封止26とピストン24との間に生成される。
次に再度方法601を参照し、また本考案の特徴による非作動位置にある容器20の詳細な断面図を示す図4aを参照する。容器20は例えば人が着用する保護ベルト12内に提供される(ステップ603)。容器20は非作動モードで示されている。エアバッグ14の折り畳まれた部分は、容器20に密閉して取り付けられたエアバッグ14の開口に沿って示されている。
図2aのように容器20は2つの部分で示されている。軸XXの下部は圧縮気体29のために封止された区画20Lである。上部区画20Uは可動ピストン24、プランジャー28、孔23、折り畳み可能な部分40、およびソレノイド22を含む。区画20Lは、それに隣接して配置された可動ピストン24によって支持された箔封止26によって封止される。可動ピストン24は折り畳み可能な部分40によって定位置に摩擦で保持されてもよい。
プランジャー28は、ソレノイド22の作動によって軸YYに平行なピストン24内の垂直穴を通って長軸YYに沿って下方に移動できる。ピストン24の下部で、水平穿孔44はピストン24を通る垂直穴と接合し、これによりプランジャー28は下方に移動できる。可動ピストン24内の水平穿孔44は部分42を通過する。部分42は箔封止26を支持する機能を果たし、可動ピストン24のための端部停止部として働く。示されたように非作動位置では、ピストン24はさらに遮断し孔23を封止する。
次に最初に作動された容器20および完全に作動された容器20のそれぞれを示す図4bおよび図4cも参照する。ソレノイド22は、図4bに示されたように箔封止26を穿刺するためにプランジャー28を下方に押し付けられるように作動される(ステップ609)。気体29は中空穿孔44を通ってプランジャー28の周囲を通過する。水平穿孔44に入る気体が拡大することにより、図4bに破線矢印によって示されたようにピストン24が上方に動く。
図4cでは、ピストン24は、水平穿孔44を通る初期気流がピストン24と部分42との間に生成された空間に入る際に上方に動く。可動ピストン24が上方に動くと、気体29は孔23を通って容器20から出てもよく、このとき折り畳み可能な部分40が気体29の圧力および気流に起因して、またピストン24がソレノイド22に向かってさらに上方に動くことによって折り畳まれる、または剥離するので、孔23は遮断されない。
次に本考案の特徴により容器20の代替実施形態の図面を示す図5を参照する。容器20は非作動モードで示されている。図5に示された容器20は、ソレノイド22が容器20の外側に装着されていること以外は、図4aに示された容器20と同様である。ソレノイド22のプランジャー22aはディスク52を定位置に保持する。軸YYに沿って可動のディスク52は、プランジャー28に機械的に取り付けられ、ディスク52と容器20の頂部との間に圧縮されたバネ50を維持する。
使用者の切迫した転倒の可能性が検出された(ステップ607)結果として、ソレノイド22は、プランジャー22aが圧縮されたバネ50を維持するためにディスク52をもはや保持しないように作動される。ソレノイド22が作動された結果として、プランジャー28に取り付けられたディスク52はバネ50が減圧するにつれて下方に移動し、箔封止26はプランジャー28によって穿刺される(ステップ609)。そうでなければ作動は上記の図4bおよび図4cについて先に説明した作動と同様である。
用語「プランジャー」、「針」、「ナイフ」、および「ピン」は本明細書では交換可能に使用される。
用語「ピストン」、および「ディスク」は本明細書では交換可能に使用される。
用語「disposed(配置される)」、および「located(配置される)」は本明細書では交換可能に使用される。
エアバッグに対する用語「口部」、「喉部」、および「開口」は本明細書では交換可能に使用される。
用語「容器」、および「シリンダ」は本明細書では交換可能に使用される。
「an air bag(1つのエアバッグ)」、「a mechanism(1つの機構)」、「a solenoid(1つのソレノイド)」などの本明細書で使用される冠詞「a」、「an」は、「one or more(1つまたは複数)」、すなわち「one or more air bags(1つまたは複数のエアバッグ)」、「one or more mechanisms(1つまたは複数の機構)」、および「one or more solenoids(1つまたは複数のソレノイド)」の意味を有する。
本出願は性的に中立であり、人称代名詞「彼」および「彼女」は本明細書では交換可能に使用される。
本明細書に説明された様々な実施形態の特徴は互いに組み合わせてもよい。
米国特許出願第62/077,242号の開示に由来する本出願が主張する優先権は、参照により本明細書に組み込まれる。
本考案の選択された特徴が示され説明されたが、本考案は説明された特徴に限定されないことを理解されたい。それよりむしろ本考案の原理および精神から逸脱することなく、これらの特徴に変更が行われてもよく、本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲およびその等価物によって定義されることを理解されたい。

Claims (10)

  1. 第1の区画および第2の区画を含む容器であって、
    前記第1の区画は圧縮気体を含有するように適合される、容器と、
    前記第1の区画と前記第1の区画内部の前記圧縮気体を封止するように適合された前記第2の区画との間の封止とを備え、
    前記第2の区画は、
    前記封止に隣接し、非作動位置において前記封止を支持するように適合された可動支持部と、
    前記封止を穿刺するように構成され、それによって前記第1の区画から前記第2の区画への初期気流をもたらす穿刺機構であって、前記穿刺機構は、プランジャーを動かすように適合されたソレノイドを含み、前記プランジャーは、前記初期気流をもたらすために前記封止を最初に穿刺するように構成される、穿刺機構と、
    を含み、
    穿刺に続いて前記初期気流は進み、前記封止を支持することから離れて作動位置に前記可動支持部を移動させ、前記可動支持部が前記封止に隣接していない場合、前記第1の区画から前記第2の区画への迅速な気流を可能にするために、前記第1の区画から前記第2の区画への圧力および気流に応答して前記封止が押し破られる、装置。
  2. 前記第2の区画の壁内に配置された孔をさらに備え、前記非作動位置において前記可動支持部は前記孔を遮断するように構成され、前記作動位置において前記可動支持部は、前記第2の区画内の気体が前記容器から外部に迅速に逃れることができるように前記孔を遮断しないように構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記容器の外部に密閉して取付け可能である口部を含むエアバッグをさらに備え、前記孔は、前記第2の区画から前記孔を通って前記逃れた気体が前記エアバッグに入るように、前記エアバッグの内部にある、請求項2に記載の装置。
  4. 前記容器を完全に密閉して閉囲するエアバッグをさらに備え、前記孔は、前記第2の区画から前記孔を通って前記逃れた気体が前記エアバッグに入るように、前記エアバッグの内部にある、請求項1に記載の装置。
  5. 口部を含むエアバッグと、
    前記エアバッグの前記口部と前記孔との間に密閉して取り付けられた空気管とをさらに備える、請求項2に記載の装置。
  6. 前記封止は前記第1の区画と前記第2の区画との間に配置された箔を含む、請求項1に記載の装置。
  7. 前記穿刺機構は、
    針に結合された圧縮バネを含み、前記針は、前記バネが減圧されると前記初期気流をもたらすために前記封止を最初に穿刺するように構成される、請求項1に記載の装置。
  8. 前記可動支持部はピストンを含み、前記容器は長軸を有するシリンダを含み、前記シリンダ内の前記ピストンの動きは前記長軸に沿う、請求項1に記載の装置。
  9. 前記初期気流は少なくとも一部が前記ピストン内の穿孔を通って流れ、前記ピストンを前記シリンダの前記長軸に沿って移動させる、請求項8に記載の装置。
  10. 前記装置は使用者を負傷から守るために前記使用者が着用可能であり、前記装置は地面に衝突する前に作動される、請求項1に記載の装置。
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