JP3214265U - マガジンの気体加熱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】マガジン本体を最良の動作環境温度下に置き、高圧流体の気化をより完全にし、その効果を向上させ保持するマガジンの気体加熱構造を提供する。【解決手段】主にマガジン本体1と、マガジン本体内に設けられる少なくとも1つの電力供給装置2と、マガジン本体内に設けられるとともに電力供給装置と電気的に接続された少なくとも1つの加熱ユニットと、マガジン本体内に形成される少なくとも1つの液体流路4と、マガジン本体内に設けられるとともに加熱ユニットと接続された少なくとも1つの熱伝導抑制部品31と、からなる。熱伝導抑制部品は液体流路の末端に位置する。使用者はマガジン本体をトイガン内に設置でき、電力供給装置により加熱ユニットに電力を供給することで加熱ユニットが熱伝導抑制部品を加熱する。高圧流体は熱伝導抑制部品を通過すると、熱伝導抑制部品の熱エネルギーを迅速に吸収して気化され、トイガンを発射することができる。【選択図】図3
Description
本考案はマガジンの気体加熱構造に関し、特に、マガジン本体内で直接加熱することにより、マガジン本体が最良の動作環境温度下に置かれて、気化がより完全に行われるとともに、その効果が向上または保持される、マガジンの気体加熱構造に関する。
トイガンの射撃方法は、多くが高圧流体を利用するかまたは電動発射の方法でトイガン内の弾丸を射出するが、通常高圧流体は、加圧ガスまたは圧縮二酸化炭素である。しかしながら、高圧流体が、マガジン内で気化するプロセスにおいて周囲の熱エネルギーを吸収するため、連続して射撃すると、マガジンが冷たくなりすぎて高圧流体の気化が不十分になることで、トイガンが発射しづらくなる。マガジンが冷たくなりすぎる問題を解決するため、台湾特許第M542760の「グリップ温度制御装置」がすでに開示されている。その技術内容は、主に、「グリップと、温度制御装置とからなる。グリップ内には、マガジンが取付けられるための収容スペースが形成される。また温度制御装置は収容スペースとグリップ内壁の間に設けられる。さらに、温度制御装置は熱遮断部品と、発熱部品と、熱伝導部品と、制御モジュールとからなり、このうち熱伝導部品は前記収容スペースに面して設けられる。これにより、トイガンの長時間使用によって高圧ガスを含むマガジンの気化反応が低下しつつある時、制御モジュールによって駆動した発熱部品が加熱するとともに、生じた熱エネルギーが熱伝導部品によってマガジンまで伝達される。」である。これにより、マガジンの動作環境温度が維持され、気化がより完全に行われ、さらにその効果が向上または保持される。
しかしながら、上述のグリップ温度制御装置は、使用時に、マガジン外部からマガジンを加熱するため、加熱プロセスにおいて熱エネルギーが外部に流出してしまうことによって、エネルギーを消耗するだけでなく、加熱効率が悪いという問題が存在する。
本考案の主な目的は、電力供給装置及び加熱ユニットの設計によって、直接マガジン本体内から加熱することで、マガジン本体を最良の動作環境温度下に置くとともに、加熱の效率をさらに高め、省エネ効果を達成することである。
本考案の別の主な目的は、熱伝導抑制部品の設計によって、高圧流体と熱伝導抑制部品が接する表面積を増やすことによって、高圧流体の気化の效率をさらに高めるとともに、さらに気化を完全にすることである。
本考案のさらに別の主な目的は、熱伝導抑制部品を液体流路の末端に設ける設計によって、熱伝導抑制部品の加熱效率をさらに向上させることである。
上述の目的を達成するために、本考案の主な構造は、主にマガジン本体からなる。前記マガジン本体内には、少なくとも1つの電力供給装置と、前記電力供給装置と電気的に接続された少なくとも1つの加熱ユニットが備えられるとともに、前記マガジン本体内には、少なくとも1つの液体流路が形成される。さらに前記マガジン本体内には、少なくとも1つの前記加熱ユニットに接続された熱伝導抑制部品が備えられるとともに、前記熱伝導抑制部品は、前記液体流路の末端に位置する。
このように、使用者はマガジン本体をトイガンと組み合わせることができるとともに、電力供給装置によって加熱ユニットに電力を提供することによって、加熱ユニットが熱伝導抑制部品を加熱し、高圧流体が熱伝導抑制部品を通過すると、熱伝導抑制部品と高圧流体が接する面積が増えることで、高圧流体の気化の效率が向上し、マガジンが最良の動作環境温度下に置かれるとともに、高圧流体が液体流路の末端まで到達した時にはすでに気体になっていることによって、熱伝導抑制部品の加熱の效率がさらに向上し、エネルギーの使用においてより省エネが達成される。
上述の目的と効果を達成するために本考案が採用する技術手法と構造について、理解の手助けとなるよう、以下で実施例を示しつつ特徴と効果を詳述する。
図1から図3を参照する。図1から図3は、本考案における比較的好ましい実施例の正面図から断面図である。図から明らかな通り、本考案は、マガジン本体1と、少なくとも1つの電力供給装置2と、少なくとも1つの加熱ユニット3と、少なくとも1つの液体流路4と、からなる。
前記マガジン本体1には、少なくとも1つの熱遮断部11が形成されるとともに、前記熱遮断部11はプラスチック材質であり、前記マガジン本体1には少なくとも1つの出気部12が形成される。
少なくとも1つの電力供給装置2は前記マガジン本体1内に設けられ、前記電力供給装置2は、少なくとも1つの電力供給部品21と、前記電力供給部品21と電気的に接続された少なくとも1つの導電部品22を備えるとともに、前記導電部品22は、前記制御ユニット32と選択的に且つ電気的に接続される。前記電力供給部品21は、電池である。
少なくとも1つの加熱ユニット3は、前記マガジン本体1内に設けられるとともに、前記電力供給装置2と電気的に接続される。前記加熱ユニット3には少なくとも1つの制御ユニット32が設けられるとともに、前記マガジン本体1内には、前記加熱ユニット3に接続された少なくとも1つの熱伝導抑制部品31が設けられ、前記熱伝導抑制部品31は、前記液体流路4の末端に位置する。さらに前記熱伝導抑制部品31には、前記制御ユニット32と電気的に接続された少なくとも1つの温度センサー部33が設けられる。
少なくとも1つの液体流路4は、前記マガジン本体1内に形成されるとともに、前記熱伝導抑制部品31に通じており、前記マガジン本体1内には、前記液体流路4に通じる少なくとも1つの液体収容空間41が形成される。
同時に図1から図5を組み合わせて参照する。図1から図5は、本考案における比較的好ましい実施例の正面図から使用状態参考図である。図から明らかな通り、マガジン本体1はトイガン5に取り付けることができ、前記トイガン5はガスガンであるとともに、前記マガジン本体1内には、高圧流体を収容できる液体収容空間41が備えられる。高圧流体は液体ガスまたは液体炭酸のうちのどちらかであるとともに、マガジン本体1内には電力供給装置2が備えられる。前記電力供給装置2は、電力供給部品21及び導電部品22を備え、前記電力供給部品21は電池であるとともに、前記導電部品22は金属導体であり、電力供給部品21の電力を導電部品22によって制御ユニット32にまで伝導する。本実施例の制御ユニット32は回路基板を例とし、前記制御ユニット32は、加熱ユニット3が熱伝導抑制部品31を加熱するのを制御することができる。前記加熱ユニット3は加熱金属片であり、電力を熱エネルギーに変換する。使用者がトイガン5を発射しようとすると、液体収容空間41内の高圧流体が液体流路4を通って熱伝導抑制部品31に入り、熱伝導抑制部品31により高圧流体と接する面積を増やすことができることで、高圧流体が熱量を吸収し、高圧流体の気化效率が向上するとともに、高圧流体は液体流路4の末端にまで到達した時すでに気体になっていることで、熱伝導抑制部品31における加熱の效率がさらに高まり、高圧流体の気化がより完全に行われる。気化後の気体は、マガジン本体1上の出気部12を通ってマガジン本体1から排出される。気体がトイガン5内に入ると、トイガン5内の弾丸を押すことで弾丸が発射される状態にする。さらに、熱伝導抑制部品31には、温度センサー部33が備えられる。前記温度センサー部33は温度計であり、温度センサー部33によって熱伝導抑制部品31の温度を測定するとともに、温度センサー部33は制御ユニット32と電気的に接続されており、熱伝導抑制部品31が加熱ユニット3により加熱され続けて、熱伝導抑制部品31の温度が高くなりすぎると、制御ユニット32が加熱ユニット3と電力供給装置2の間に開回路を形成することによって、加熱ユニット3が熱伝導抑制部品31を加熱し続けるのを停止させる。反対にトイガン5が連続して発射されることでマガジン本体1内の温度が低くなりすぎると、制御ユニット32は加熱ユニット3と電力供給装置2の間に経路を形成することによって、加熱ユニット3が熱伝導抑制部品31を加熱し続けるようにし、マガジン本体1が最良の動作環境温度下に置かれるようにする。さらに、マガジン本体1上の熱遮断部11はプラスチック材質であり、マガジン本体1内の熱エネルギーを隔離できることで、熱エネルギーが外部にまで伝導されるのを防ぎ、トイガン5の温度が上がりすぎで使用者がやけどをするのを防ぐことができ、さらに省エネの効果を備える。
1 マガジン本体
11 熱遮断部
12 出気部
2 電力供給装置
21 電力供給部品
22 導電部品
3 加熱ユニット
31 熱伝導抑制部品
32 制御ユニット
33 温度センサー部
4 液体流路
41 液体収容空間
5 トイガン
11 熱遮断部
12 出気部
2 電力供給装置
21 電力供給部品
22 導電部品
3 加熱ユニット
31 熱伝導抑制部品
32 制御ユニット
33 温度センサー部
4 液体流路
41 液体収容空間
5 トイガン
Claims (5)
- マガジン本体と、少なくとも1つの電力供給装置と、少なくとも1つの加熱ユニットと、少なくとも1つの液体流路と、少なくとも1つの熱伝導抑制部品と、からなるマガジンの気体加熱構造であって、
前記少なくとも1つの電力供給装置は、前記マガジン本体内に設けられ、
前記少なくとも1つの加熱ユニットは、前記マガジン本体内に設けられるとともに、前記電力供給装置と電気的に接続され、
前記少なくとも1つの液体流路は、前記マガジン本体内に形成され、
前記少なくとも1つの熱伝導抑制部品は、前記マガジン本体内に設けられるとともに、前記加熱ユニットに接続され、前記熱伝導抑制部品は、前記液体流路の末端に位置することを特徴とする、マガジンの気体加熱構造。 - 前記加熱ユニットには少なくとも1つの制御ユニットが設けられるとともに、前記熱伝導抑制部品には前記制御ユニットと電気的に接続された少なくとも1つの温度センサー部が設けられ、さらに前記電力供給装置には、少なくとも1つの電力供給部品及び前記電力供給部品と電気的に接続された少なくとも1つの導電部品が備えられており、前記導電部品は、前記制御ユニットと選択的に且つ電気的に接続され、前記電力供給部品は電池であることを特徴とする、請求項1に記載のマガジンの気体加熱構造。
- 前記マガジン本体には少なくとも1つの熱遮断部が形成され、前記熱遮断部はプラスチック材質であることを特徴とする、請求項1に記載のマガジンの気体加熱構造。
- 前記マガジン本体内には前記液体流路に通じる少なくとも1つの液体収容空間が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のマガジンの気体加熱構造。
- 前記マガジン本体には少なくとも1つの出気部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載のマガジンの気体加熱構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004780U JP3214265U (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | マガジンの気体加熱構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017004780U JP3214265U (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | マガジンの気体加熱構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3214265U true JP3214265U (ja) | 2017-12-28 |
Family
ID=60860336
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017004780U Expired - Fee Related JP3214265U (ja) | 2017-10-19 | 2017-10-19 | マガジンの気体加熱構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3214265U (ja) |
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2017
- 2017-10-19 JP JP2017004780U patent/JP3214265U/ja not_active Expired - Fee Related
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