JP3214252U - 剣道用小手 - Google Patents

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Abstract

【課題】手首の動きが滑らかで返しの動作が迅速におこなえる、使い易い剣道用小手を提供する。【解決手段】手を挿入する小手頭12a及び手の内12bからなるころも部12と、小手頭に連設し下部側を開放した筒部13と、筒部に連設し開放した下部側を小手紐22で結ぶようにした小手筒15とからなる剣道用小手11であって、筒部と小手筒との間であって手首近傍が納まる位置には、当該筒部及び小手筒の肉厚よりも肉薄に形成した連結部14を設けたことである。【選択図】図1

Description

本考案は、手首の動きが滑らかで返しの動作が迅速におこなえる、使い易い剣道用小手に関するものである。
図3に示すように、従来の剣道用小手1は、手を入れるころも部2と、ころも部2に連設され手首の周囲を覆う筒部3と、筒部3に連設され前腕を覆う小手筒4とから構成される。
ころも部2は、手が挿入される小手頭2a及び手の内2bからなり、小手頭2aはその表面が牛革又は鹿革で覆われていると共に、その内部には鹿毛、羊毛などの獣毛、又はフエルトなどの緩衝材が充填されている。手の内2bは、ころも部2の内側(手のひら側)に牛革又は鹿革が張設されて形成される。
ころも部2の後端部には、緩衝材が充填されて膨出した状態のけら2cが形成されている。
筒部3は、けら2cの後端部に一体に縫着されており、手の甲あるいは手首の周囲を覆う適宜の長さを有し、その内部には緩衝材が充填されて肉厚に形成されており、下部側を開放している。
小手筒4は、筒部3の後端部に一体に縫着されており、前腕を覆う適宜長さを有し、その内部には毛布、綿、又はグラスファイバーなどの緩衝材が収納されて肉厚に形成される。また、小手筒4は、外側を木綿で包んで刺し子4aが施されており、下部側を開放して、この開放した部分を小手紐5で結んだ構成になっている。
なお、特開2008−148985号公報には、筒部に施す刺繍に細工を加えて、筒部の部位を柔軟に形成した剣道用小手が開示されている(特許文献1参照)。
特開2008−148985号公報
この従来例の剣道用小手1においては、筒部3と小手筒4とが一体で肉厚に連設されているので、容易に折り曲げることができず、手首の動きが滑らかにならないという欠点を有している。
従って、従来例における剣道用小手1においては、筒部3の動きに柔軟性を持たせて手首の動きを滑らかにし、返しの動作が迅速におこなえるようにして、使い易くすることに解決しなければならない課題を有している。
前記従来例の課題を解決するための本考案の要旨は、手を挿入する小手頭及び手の内からなるころも部と、前記小手頭に連設し下部側を開放した筒部と、該筒部に連設し開放した下部側を小手紐で結ぶようにした小手筒とからなる剣道用小手であって、前記筒部と前記小手筒との間であって手首近傍が納まる位置には、当該筒部及び小手筒の肉厚よりも肉薄に形成した連結部を設けたことである。
また、前記連結部は、内部に緩衝材を薄めに充填して又は充填しない状態で前記筒部及び前記小手筒に縫着したこと、;
前期連結部は、竹刀の直径寸法よりも短い幅で形成したこと、;
を含むものである。
本考案に係る剣道用小手によれば、筒部と小手筒との間であって手首近傍が納まる位置に、当該筒部及び小手筒の肉厚よりも肉薄に形成した連結部を設けたことによって、筒部と小手筒との間を容易に折り曲げることができる。したがって、手首の動きが滑らかで返しの動作が迅速におこなえて、使い易い剣道用小手となるという優れた効果を奏する。
連結部は、内部に緩衝材を薄めに充填して又は充填しない状態で筒部及び小手筒に縫着したことによって、連結部を容易に折り曲げることができるだけでなく、小手の外観が従来のものとほとんど変わらない形状を呈して、見た目に違和感がないという優れた効果を奏する。
連結部は、竹刀の直径寸法よりも短い幅で形成したことによって、連結部を竹刀で打たれた場合でも、その衝撃が直接手首に伝わらないという優れた効果を奏する。
本考案に係る剣道用小手11の斜視図である。 連結部14の断面図である。 従来例に係る剣道用小手1の斜視図である。
次に、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。まず、図1において、符号11は剣道用小手を示し、この剣道用小手11は、手先を入れるころも部12と、ころも部12に連設されて手首の周囲を覆う筒部13と、筒部13に一体に連設された連結部14と、連結部14に連設されて前腕を覆う小手筒15とから構成される。
ころも部12は、手が挿入される小手頭12a及び手の内12bからなり、小手頭12aはその表面が牛革又は鹿革などの表張材で覆われていると共に、内部には鹿毛、羊毛などの獣毛、又はフエルト、綿などの緩衝材が充填されている。手の内12bはころも部12の内側(手のひら側)に牛革又は鹿革が張設されて形成されている。なお、図1中の符号16は、表張材と内部の緩衝材とを縫止する飾り糸を示す。
ころも部12の後端部には、緩衝材が充填されて膨出した状態のけら12cが形成されている。
筒部13は、けら12cの後端部に一体に縫着されており、手の甲あるいは手首の周囲を覆う適宜長さを有し、下部側を開放している。そして、筒部13の表面は、牛革、鹿革、あるいは布材などの表張材で覆われ、その内部には鹿毛、羊毛などの獣毛、又はフエルト、綿などの緩衝材20が充填されて肉厚に形成されている。なお、図1中の符号17、18は、表張材と内部の緩衝材とを縫止する飾り糸を示す。
連結部14は、図2に示すように、筒部13の表側を形成する表張材13aと、裏側を形成する裏張材13bとが重なり合って所定の長さ延出され、当該表張材13aと裏張材13bとの両方の端部13cが折り返されており、その折り返し片13dが小手筒15の端部15a近傍で縫い糸19により縫着されて形成されている。
連結部14の内部は、前述の飾り糸18に縫止された位置から小手筒15の端部15aまで、緩衝材を充填しない状態か、あるいは極めて薄めに充填した状態に形成されている。なお、図2中の符号20、21はそれぞれ緩衝材を示す。
このように、連結部14の内部に緩衝材を充填しないか、あるいは極めて薄めに充填することにより、連結部14を容易に折り曲げることができる。したがって、手首の動きが滑らかで返しの動作を迅速におこなえて、使い易い剣道用小手11となる。
また、筒部13と連結部14と小手筒15とは、飾り糸18及び縫い糸19で縫着されて一体に連設されているので、小手11の外観が従来のものとほとんど変わらない形状を呈して、見た目に違和感がない。
連結部14の幅Lは、竹刀の直径寸法よりも短い幅、即ち約5〜20mm程度に形成される。したがって、連結部14を竹刀で打たれた場合でも、その衝撃が直接手首に伝わらない仕組みになっている。
小手筒15は、前述のように連結部14の端部、即ち、表張材13a及び裏張材13bの折り返し片13dが縫い糸19によって縫着されて、連結部14と一体に形成されている(図2参照)。
小手筒15の長さは、一般に約150〜155mm程度で、前腕を覆う長さであって、その内部には毛布、綿、又はグラスファイバー、綿などの緩衝材21が収納されて肉厚に形成され、外側を木綿で包んで刺し子15bが施されている。また、下部側を開放して、この開放した部分を小手紐22で結んだ構成になっている。
以上のように構成される剣道用小手11は、筒部13と小手筒15との間であって手首近傍が納まる位置に、当該筒部13及び小手筒15の肉厚よりも肉薄に形成した連結部14を設けたことによって、筒部13と小手筒15との間を容易に折り曲げることができる。したがって、手首の動きが滑らかで返しの動作が迅速におこなえて、使い易い剣道用小手11となる。
連結部14は、内部に緩衝材を薄めに充填して又は充填しない状態で筒部13及び小手筒15に縫着したことによって、連結部14を容易に折り曲げることができるだけでなく、小手の外観が従来のものとほとんど変わらない形状を呈して、見た目に違和感がない。
1 剣道用小手
2 ころも部
2a 小手頭
2b 手の内
2c けら
3 筒部
4 小手筒
4a 刺し子
5 小手紐
11 剣道用小手
12 ころも部
12a小手頭
12b手の内
12cけら
13 筒部
13a表張材
13b裏張材
13c端部
13d折り返し片
14 連結部
15 小手筒
15a端部
15b刺し子
16 飾り糸
17、18 飾り糸
19 縫い糸
20、21 緩衝材
22 小手紐

Claims (3)

  1. 手を挿入する小手頭及び手の内からなるころも部と、前記小手頭に連設し下部側を開放した筒部と、該筒部に連設し開放した下部側を小手紐で結ぶようにした小手筒とからなる剣道用小手であって、
    前記筒部と前記小手筒との間であって手首近傍が納まる位置には、当該筒部及び小手筒の肉厚よりも肉薄に形成した連結部を設けたこと
    を特徴とする剣道用小手。
  2. 前記連結部は、内部に緩衝材を薄めに充填して又は充填しない状態で前記筒部及び前記小手筒に縫着したこと
    を特徴とする請求項1に記載の剣道用小手。
  3. 前記連結部は、竹刀の直径寸法よりも短い幅で形成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の剣道用小手。
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