JP3214127U - メガネホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】大きなメガネであっても安定的に保持することができるメガネホルダを提供する。【解決手段】メガネホルダ100は、ホルダ本体101に下端支持体103、左側ホールドアーム105a、右側ホールドアーム105bおよび安定突起107をそれぞれ備えてクマの外観を模したぬいぐるみで構成されている。ホルダ本体101における前面には、メガネ90が宛がわれる宛がい面102が形成されている。下端支持体103は、ホルダ本体101の下端部から前方に張り出した状態でホルダ本体101に対して可動的に2つ設けられている。左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、人手によって屈曲変形可能に形成されてホルダ本体101の両側部からホルダ本体101の中央部に向かって屈曲しながらそれぞれ延びて形成されている。安定突起107は、ホルダ本体101の前面における上部中央部に山状に突出して形成されている。【選択図】 図1

Description

本考案は、メガネを着脱自在に保持するメガネホルダに関する。
従来から、メガネを着脱自在に保持するメガネホルダがある。例えば、下記特許文献1には、ワニの外観を模したぬいぐるみ本体部におけるワニの口に相当する開口部からメガネの一部を挿入してメガネの他の一部を露出させた状態で保持することができるメガネホルダが開示されている。
実用新案登録第3132203号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたメガネホルダにおいては、メガネを起立させた状態でメガネの下側半分を保持する構成のため、特に大きなメガネを保持する際の安定性に欠けるという問題があった。
本考案は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、大きなメガネであっても安定的に保持することができるメガネホルダを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案の特徴は、メガネを宛がうことができる大きさに形成されて垂直方向に延びる宛がい面を有する柱状のホルダ本体と、ホルダ本体における宛がい面の側部側から同宛がい面上に延びてメガネを宛がい面とともに挟んで着脱自在に保持するホールドアームと、ホルダ本体の下端部から張り出して形成されて宛がい面に宛がわれるメガネの下端部を支持する下端支持体とを有し、ホールドアームは、人手によって曲げ変形可能に形成されて下端支持体によって支持されるメガネの少なくとも中央部から上方となる位置に設けられることにある。この場合、ホールドアームにおける曲げ変形は、弾性変形であってもよいし、塑性変形であってもよい。
このように構成した本考案の特徴によれば、メガネホルダは、メガネが宛がわれるホルダ本体にメガネの宛がった状態を保持するためのホールドアームが設けられている。この場合、ホールドアームは人手によって屈曲変形可能に形成されてホルダ本体から延びて構成されるとともに、下端支持体によって支持されるメガネの少なくとも中央部から上方となる位置に設けられる。これにより、メガネホルダは、メガネの大きさに応じてホールドアームを屈曲変形させてメガネをホルダ本体に宛がうことができるとともに、下端支持体によって支持されるメガネの少なくとも中央部から上方の部分を支持することができる。この結果、本考案に係るメガネホルダによれば、大きなメガネであっても安定的に保持することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、下端支持体は、ホルダ本体に対して変位自在に設けられていることにある。この場合、下端支持体は、ホルダ本体に対して回動自在に設けられるとよい。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、下端支持体はホルダ本体に対して変位自在に設けられているため、下端支持体をメガネの大きさに応じて変位させてホルダ本体に対する位置を調節できる。この結果、本考案に係るメガネホルダによれば、大きなメガネであっても安定的に保持することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、ホールドアームは、ホルダ本体の両側部側から同ホルダ本体の中央部側にそれぞれ延びる左側ホールドアームと右側ホールドアームとで構成されており、左側ホールドアームおよび右側ホールドアームは、互いの先端部に同各先端部を互いに着脱自在に連結するためのアーム連結具がそれぞれ設けられていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、アーム連結具によって互いに着脱自在な左側ホールドアームと右側ホールドアームとでメガネをホルダ本体に宛がうため、幅広い大きさのメガネを各メガネの大きさに応じて安定的に保持することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、アーム連結具は、左側ホールドアームと右側ホールドアームとを互いに上下方向に重ねた状態で着脱自在に連結することにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、連結具によって左側ホールドアームと右側ホールドアームとを互いに上下方向に重ねた状態で連結するため、左側ホールドアームと右側ホールドアームと着脱する際に左側ホールドアームまたは右側ホールドアームがメガネ側に変位してメガネを汚損することが防止される。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、さらに、ホルダ本体における宛がい面の上部中央部に張り出した状態で安定突起が形成されていることにある。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、ホルダ本体における宛がい面の上部中央部に張り出した状態で安定突起が形成されているため、この宛がい部の両側のうちの一方または安定突起自体にメガネの上端部を位置させることによりメガネの位置ずれを防止して安定的に保持することができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、宛がい面は、メガネに付着した汚れを拭き取るための布で構成されていることにある。この場合、宛がい面を構成する布としては、メガネに付着した手垢、皮脂、水分または埃などの汚れを拭き取ることができる樹脂製(例えば、ポリエステル材とナイロン材との混成材)の超極細繊維、所謂マイクロファイバを用いるとよい。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、宛がい面に宛がわれたり、または擦られたりしたメガネのレンズ、フレームまたはテンプルに付着した汚れやゴミを拭き取ることができる。
また、本考案の他の特徴は、前記メガネホルダにおいて、ホールドアームは、少なくとも宛がい面に対向する部分がメガネに付着した汚れを拭き取るための布で構成されていることにある。この場合、ホールドアームを構成する布としては、メガネに付着した手垢、皮脂、水分または埃などの汚れを拭き取ることができる樹脂製(例えば、ポリエステル材とナイロン材との混成材)の超極細繊維、所謂マイクロファイバを用いるとよい。また、メガネホルダは、ホールドアームの外表面の全体をメガネに付着した汚れを拭き取るための布で構成することもできる。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、ホールドアームに宛がわれたり、または擦られたりしたメガネのレンズ、フレームまたはテンプルに付着した汚れやゴミを拭き取ることができる。
また、本考案の他の特徴は、メガネホルダにおいて、ホルダ本体は、動物の胴体を模して構成されており、ホールドアームは、動物の前足を模して構成されており、下端支持体は、動物の後ろ足を模して構成されていることにある。この場合、動物には、人間、実在する動物、例えば、愛玩動物(イヌ、ネコ、小鳥、ねずみなど)、干支、各種野生動物(ライオン、カバ、キリン、コアラ、ラッコ、イルカ、クジラ、カメ、ヘビ、ワニ、カメレオンなど)のほか、龍や鳳凰などの架空の動物、さらには、アニメ、映画、TVドラマ、童話、昔話などに登場するキャラクタや地域や団体のPRに使用されるマスコットキャラクタが含まれる。また、動物の前脚には手や鰭に相当する部分も含まれるとともに、後ろ足には鰭や尻尾に相当する部分も含まれるものである。
このように構成した本考案の他の特徴によれば、メガネホルダは、動物の外観を模して構成されているため、女性や子供にも親しみ易く部屋のインテリアとしても用いることができる。
本考案の一実施形態に係るメガネホルダの外観構成の概略を示した正面図である。 図1に示したメガネホルダの外観構成の概略を示した一部破断側面図である。 図2に示したメガネホルダにおける下端支持体が下方に垂れた状態を示す一部破断側面図である。 図2に示したメガネホルダに厚さの厚いメガネを保持させるためにメガネホルダを後方に傾斜させた状態を示す側面図である。 図4に示すメガネに厚さの厚いメガネを保持させた状態を示す側面図である。 本考案の変形例に係るメガネホルダの外観構成の概略を示した正面図である。
以下、本考案に係るメガネホルダの一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係るメガネホルダ100の外観構成の概略を示した正面図である。また、図2は、図1に示したメガネホルダ100の外観構成の概略を示した一部破断側面図である。このメガネホルダ100は、公知の一般的なメガネ90を一時的に保持させて保管するための器具である。
(メガネホルダ100の構成)
メガネホルダ100は、ホルダ本体101を備えている。ホルダ本体101は、メガネ90を起立させた状態で保持するための構造体であり、メガネホルダ100の設置面Gに起立する柱状に形成されている。より具体的には、ホルダ本体101は、図示しない机上や棚上の設置面Gに対して垂直方向に起立させたメガネ90よりも高い高さに形成されるとともに正面視で同メガネ90よりも広い横幅の柱状に形成されている。
このホルダ本体101は、クッション材101aおよびウエイト101bを外皮材101cで包み込んで立体的形状に縫合して形成されている。これらのうち、クッション材101aは、ホルダ本体101の全体を弾性的に形成しながら後述する宛がい面102にも弾性を付与するためのものであり、弾力性のあるポリエステル製の綿(わた)素材で構成されている。このクッション材101aは、ホルダ本体101内におけるウエイト101b上に充填されている。なお、クッション材101aは、弾力性のある素材で構成されていればよく、ポリエステル製の綿素材以外の素材、例えば、スポンジ、ウレタン、低反発素材、樹脂製ビーズなどで構成することもできる。
ウエイト101bは、メガネホルダ100を設置面G上に安定的に載置させるためのものであり、布製の袋体内に多数の樹脂製ビーズを充填して全体として弾性変形可能に構成されている。このウエイト101bは、ホルダ本体101内における底部に配置されている。なお、ウエイト101bは、ウエイト101bを全体として弾性変形可能に形成されていればよく、樹脂製ビーズの以外の材料、例えば、スポンジ、ウレタン、低反発素材などで構成することもできる。
外皮材101cは、クッション材101aおよびウエイト101bをそれぞれ包んでホルダ本体101の外表面を構成するものであり、メガネ90が接触したり擦られたりしてもキズなどの損傷を与えない肌触りの良い柔軟な生地(布地や革地)で構成されている。より具体的には、外皮材101cは、毛皮状素材(例えば、ファー、ボア、パイル、モヘアまたはシール)、ポリエステル製の超極細繊維で形成された布素材、ソフトレザーなどの革素材などで構成されている。
このホルダ本体101は、本実施形態においては、動物の外観を模した立体形状に形成されている。具体的には、ホルダ本体101は、クマの胴体の外観を模した略断面が楕円柱状の立体形状に形成されている。この場合、ホルダ本体101の底部は、設置面Gに対して安定的に載置するために平らに形成されている。
ホルダ本体101における前面には、宛がい面102が形成されている。宛がい面102は、起立した状態のメガネ90が宛がわれる面であり、メガネ90の接触面積に対応する大きさに広がる壁状に形成されている。より具体的には、宛がい面102は、斜めに起立させたメガネ90におけるレンズ側の面に対応する大きさに形成されている。この場合、メガネ90におけるレンズ側の面に対応するとは、メガネ90におけるレンズ側の面の少なくとも半分以上の部分と対向する大きさに形成されていることをいう。
また、宛がい面102は、メガネ90が接触したり擦られたりしてもキズなどの損傷を与えない柔軟な素材で弾力性を有する壁状に形成されている。本実施形態においては、宛がい面102は、ホルダ本体101と同じ素材で形成されている。すなわち、宛がい面102は、ホルダ本体101の一部、より具体的には、クマの胴体の外観を模したホルダ本体101における腰部、腹部、胸部および首部に掛けて形成されている。
ホルダ本体101における前面の下端部、換言すれば、宛がい面102の下端部には、下端支持体103が形成されている。下端支持体103は、宛がい面102に宛がわれて起立した状態のメガネ90の下端部を支持する部分であり、ホルダ本体101の下端部から前方に張り出した状態でホルダ本体101の左右方向に並んで2つ設けられている。これらの下端支持体103は、それぞれ、主として、支持部103aと自由連結部103bとを備えてホルダ本体101の下端部から前方に張り出した立体形状で構成されている。
支持部103aは、メガネ90の下端部を支持する部分であり、ホルダ本体101と同じクッション材をホルダ本体101と同じ外皮材で包んだ弾性を有する立体形状に形成されている。本実施形態においては、支持部103aは、クマの後ろ足を模した立体形状に形成されている。自由連結部103bは、支持部103aをホルダ本体101に対して可動的に連結する部分であり、支持部103aの外表面を構成する外皮材が筒状に延びて形成されている。すなわち、下端支持体103は、支持部103aの外表面を構成する外皮材のみで構成されている。
したがって、下端支持体103は、本実施形態においては、外皮材を靴下状の袋体に形成してこの袋体の底部にクッション材を詰めるとともに、この袋体の開口部側をホルダ本体101に縫合して構成されている。この場合、下端支持体103は、クッション材が詰められた底部部分が閉塞されてクッション材が自由連結部103b側に移動しないように構成されている。これにより、下端支持体103は、図3に示すように、ホルダ本体101に対して連結部分(縫合部分)を回動中心としてホルダ本体101の前方と下方との間の範囲で自由に変位可能(破線矢印参照)となっている。
また、ホルダ本体101に対して左右一対の下端支持体103には、各支持部103aにおける互いに対向する内側部分に支持体連結具104がそれぞれ設けられている。支持体連結具104は、左右一対の下端支持体103を互いに着脱自在に連結する部品であり、一対の面ファスナによって構成されている。なお、支持体連結具104は、2つの下端支持体103を互いに着脱自在に連結する部品であればよく、ボタンやマグネットで構成することもできる。この下端支持体103の上方には、ホルダ本体101から張り出して延びた状態で左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bがそれぞれ設けられている。
左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、ホルダ本体101の宛がい面102とともにメガネ90を挟むための部分であり、正面視においてホルダ本体101の両側部からホルダ本体101の中央部に向かって屈曲しながらそれぞれ延びる2つの棒状体で構成されている。この場合、左側ホールドアーム105aは正面視でホルダ本体101の図示左側から延びて形成されており、右側ホールドアーム105bは正面視でホルダ本体101の図示右側から延びて形成されている。そして、これらの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、下端支持体103によって支持されるメガネ90の中央部以上の部分に対向するホルダ本体101の高さ方向の位置に設けられる。また、これらの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、宛がい面102に宛がったメガネ90の外側を包囲した状態でホルダ本体101の中央部で互いに図示上下方向に重ね合わせることができる長さに形成されている。
これらの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、ホルダ本体101と同じクッション材をホルダ本体101と同じ外皮材で包むことによって人手で弾性的に屈曲させることができる立体形状に形成されている。本実施形態においては、これらの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、クマの前足を模した立体形状に形成されている。また、これらの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bの先各端部には、アーム連結具106がそれぞれ設けられている。
アーム連結具106は、ホルダ本体101の中央部で互いに図示上下方向に重ね合わせることができる長さに形成された2つの左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bを互いに着脱自在に連結する部品であり、一対の面ファスナによって構成されている。この場合、一対の面ファスナによって構成されるアーム連結具106は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bの各先端部の図示上下方向に互いに対向する面に設けられる。本実施形態においては、アーム連結具106は、左側ホールドアーム105aの下面および右側ホールドアーム105bの上面にそれぞれ設けられる。なお、アーム連結具106は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bを互いに着脱自在に連結する部品であればよく、ボタンやマグネットで構成することもできる。
また、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bの各上方におけるホルダ本体101の前面上部の中央部分には、安定突起107が形成されている。安定突起107は、宛がい面102に宛がわれた状態のメガネ90の位置ずれを防止して安定的な保持状態とするための部分であり、ホルダ本体101の前面から山状に突出して形成されている。この安定突起107は、ホルダ本体101と同じクッション材をホルダ本体101と同じ外皮材で包んだ弾性を有する立体形状に形成されている。本実施形態においては、安定突起107は、クマの鼻の突出した部分を模した立体形状に形成されている。
(メガネホルダ100の作動)
次に、このように構成されたメガネホルダ100の作動について説明する。まず、メガネホルダ100の使用者は、メガネ90の保管に際してメガネホルダ100を用意して机などの設置面Gに配置する。この場合、メガネホルダ100は、ホルダ本体101の内部に設けられたウエイト101bが設置面Gに沿って変形して密着するとともに重石として機能するため安定的に載置される。
次に、使用者は、メガネ90をメガネホルダ100に保持させる。具体的には、使用者は、メガネホルダ100における左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bをアーム連結具106の連結状態を解いて左右方向に開いた後、テンプルを畳んだ状態のメガネ90をレンズ面を宛がい面102側に向けた向きで下端支持体103上に起立した状態で載置する。この場合、使用者は、メガネ90の下端部をメガネホルダ100における正面視で左側の下側支持体103上に配置するとともに、メガネ90の上端部をメガネホルダ100の安定突起107に対して正面視で右側に配置した斜めに起立した状態で配置する。
次いで、使用者は、左側ホールドアーム105aと右側ホールドアーム105bとをアーム連結具106を介して互いに連結する。この場合、メガネホルダ100は、アーム連結具106が左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bの各先端部の上下面に設けられているため、右側ホールドアーム105bを左側ホールドアーム105a上に載置することによりメガネ90に負荷を与えることなく連結することができる。これにより、使用者は、メガネ90をメガネホルダ100に保持させることができる。
メガネ90を保持した状態においては、メガネホルダ100は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bがメガネ90を宛がい面102に宛がって宛がい面102とともに保持しているため、安定的に保持することができる。また、メガネホルダ100は、メガネ90の上端部を安定突起107と右側ホールドアーム105bとによって挟むことによりメガネ90の位置ずれを防止して安定的に保持することができる。また、メガネホルダ100は、メガネ90の下端部をホルダ本体101の下端部と下端支持体103における支持部103aとによって挟むことによりメガネ90の位置ずれを防止して安定的に保持することができる。
次に、メガネホルダ100からメガネ90を取り出す際には、使用者は、メガネホルダ100における左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bのアーム連結具106による連結状態を解いて左右方向に開いて下端支持体103上に起立したメガネ90を取り出す。これにより、使用者は、メガネ90を使用することができる。なお、使用者は、メガネ90を取り出す際、メガネ90のレンズ面を宛がい面102に押し付けて擦ることによりレンズ面の汚れを除去することができる。
次に、テンプルを折り畳んだメガネ90の厚さが厚い場合、より具体的には、起立させたメガネ90の下端部が下端支持体103の支持部103aの頂上部よりも外側にはみ出すメガネ90を保持させる場合について説明する。このようにテンプルを折り畳んだメガネ90の厚さが厚い場合においては、使用者は、まず、メガネホルダ100における左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bをアーム連結具106の連結状態を解いて左右方向に開いた後、テンプルを畳んだ状態のメガネ90をレンズ面を宛がい面102側に向けた向きで下端支持体103上に起立した状態で載置する。
次いで、使用者は、図4に示すように、メガネホルダ100におけるホルダ本体101をメガネ90とともに一旦に後方に傾倒(破線矢印参照)させてホルダ本体101の底部の前端部側(下端支持体103側)を宙に浮かした後、ホルダ本体101の傾倒状態を少し戻す。これにより、メガネホルダ100は、ホルダ本体101が後方に傾倒されることにより下端支持体103における支持部103aが自由連結部103bによって鉛直方向に回動して垂れた後(破線矢印参照)、再び設置面Gに載置される。この場合、下端支持体103における支持部103aが再びホルダ本体101の前方に戻る際、支持部103aがメガネ90の下端部に突っ掛る。
このため、メガネホルダ100は、図5に示すように、ホルダ本体103の底部における後端部と下端支持体103における支持部103aの底部とがそれぞれ設置面Gに接触するとともに、ホルダ本体103の底部における前端部側および下端支持体103における自由連結部103bがそれぞれ宙に浮いた状態となる。これにより、メガネホルダ100は、メガネ90の下端部を支持部103aよりも前方にはみ出させることなく支持部103aによってメガネ90の長手方向(メガネ90の横幅方向)に押圧した状態で支持することができる。
次いで、使用者は、左側ホールドアーム105aと右側ホールドアーム105bとをアーム連結具106を介して互いに連結する。これにより、使用者は、厚さの厚いメガネ90をメガネホルダ100に安定的に保持させることができる。そして、使用者は、メガネホルダ100からメガネ90を取り出す際には、メガネホルダ100における左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bのアーム連結具106による連結状態を解いて左右方向に開いて下端支持体103上に起立したメガネ90を取り出す。これにより、使用者は、メガネ90を使用することができる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、メガネホルダ100は、メガネ90が宛がわれるホルダ本体101にメガネ90の宛がった状態を保持するための左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bがそれぞれ設けられている。この場合、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、人手によって屈曲変形可能に形成されてホルダ本体101から延びて構成されるとともに、下端支持体103によって支持されるメガネ90の少なくとも中央部から上方となる位置に設けられる。これにより、メガネホルダ100は、メガネ90の大きさに応じて左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bをそれぞれ屈曲変形させてメガネ90をホルダ本体101に宛がうことができるとともに、下端支持体103によって支持されるメガネ90の少なくとも中央部から上方の部分を支持することができる。この結果、本考案に係るメガネホルダ100によれば、大きなメガネ90であっても安定的に保持することができる。
さらに、本考案の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、下記各変形例において、上記実施形態と同様の構成部分については同じ符号を付して、その説明を省略する。
例えば、上記実施形態においては、使用者は、メガネ90のレンズ面を宛がい面102に宛がった。しかし、使用者は、メガネ90のテンプル側を宛がい面102に宛がってもよい。また、使用者は、メガネ90の使用状態における上端面側や下端面側を宛がい面102に宛がうこともできる。
また、上記実施形態においては、使用者は、メガネ90の上端部側を安定突起107の図示右側に配置した。しかし、使用者は、メガネ90の上端部側を安定突起の107の図示左側に配置するとともにメガネ90の下端部側を図示右側の下端支持体103上に配置するようにしてもよい。さらに、使用者は、メガネ90の上端部側を安定突起107の表面に宛がってもよい。これによれば、メガネ90は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105b側に押圧されるため、より安定的に保持される。
また、上記実施形態においては、メガネホルダ100は、メガネ90を宛がい面102とともに左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bによって挟持するように構成した。しかし、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、メガネ90を宛がい面102とともに挟持できればよいため、必ずしも2つで構成する必要はなく少なくとも1つのホールドアームで構成されていればよい。また、上記実施形態においては、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bは、弾性的に曲げ変形するように構成したが、針金のように変形状態が任意の形状で維持される塑性変形するように構成することができる。
また、上記実施形態においては、下端支持体103は、ホルダ本体101に対して変位自在に構成した。しかし、下端支持体103は、ホルダ101に対して固定的に設けることもできる。
また、上記実施形態においては、ホルダ本体101の前面における上部中央部に安定突起107を設けた。しかし、安定突起107は、省略することもできる。
また、上記実施形態においては、宛がい面102は、ホルダ本体101と同じ素材で構成した。しかし、宛がい面102は、例えば、図6に示すように、メガネ90の表面に付着した汚れを積極的に拭き取ることができる布材で構成することもできる。この場合、宛がい面102を構成する布としては、メガネ90に付着した手垢、皮脂、水分または埃などの汚れを拭き取ることができる樹脂製(例えば、ポリエステル材とナイロン材との混成材)の超極細繊維、所謂マイクロファイバを用いることができる。なお、図6においては、クマを模したメガネホルダ100における胸部から腹部に掛けて宛がい面102が形成されている。
また、メガネホルダ100は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bにおける少なくとも宛がい面102に対向する部分にメガネ90の表面に付着した汚れを積極的に拭き取ることができる布材で構成することもできる。具体的には、図6に示すように、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bにおける内側部分をメガネ90に付着した手垢、皮脂、水分または埃などの汚れを拭き取ることができる樹脂製(例えば、ポリエステル材とナイロン材との混成材)の超極細繊維、所謂マイクロファイバで構成することができる。この場合、メガネホルダ100は、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bの各外表面の全体をマイクロファイバで構成することもできる。
これらの場合、使用者は、メガネ90をメガネホルダ100に保持させることによって、またはメガネ90を宛がい面102、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bにそれぞれ擦り付けることによってメガネ90のレンズ、フレームまたはテンプルに付着した汚れやゴミを拭き取ることができる。なお、図6においては、メガネホルダ100における左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bをそれぞれ開いて内側部分が見えるように示している。また、図6においては、支持部103aに隠れる宛がい面102を破線で示している。また、図6においては、宛がい面102、左側ホールドアーム105aおよび右側ホールドアーム105bをそれぞれ開いて内側部分をクロスハッチングで示している。
また、上記実施形態においては、メガネホルダ100は、クマの外観を模したぬいぐるみで構成した。しかし、メガネホルダ100は、必ずしも動物の外観を模して構成する必要はないとともに、動物の外観を模す場合にはクマ以外の動物の外観を模して構成することができる。
また、メガネホルダ100が保持するメガネ90としては、視力を矯正するためのメガネのほかに、特定の光線を遮断するサングラス、文字や画像情報を表示するメガネ型の表示装置が含まれるものである。
G…設置面、
90…メガネ、
100…メガネホルダ、
101…ホルダ本体、101a…クッション材、101b…ウエイト、101c…外皮材、102…宛がい面、103…下端支持体、103a…支持部、103b…自由連結部、104…支持体連結具、105a…左側ホールドアーム、105b…右側ホールドアーム、106…アーム連結具、107…安定突起。

Claims (8)

  1. メガネを宛がうことができる大きさに形成されて垂直方向に延びる宛がい面を有する柱状のホルダ本体と、
    前記ホルダ本体における前記宛がい面の側部側から同宛がい面上に延びて前記メガネを前記宛がい面とともに挟んで着脱自在に保持するホールドアームと、
    前記ホルダ本体の下端部から張り出して形成されて前記宛がい面に宛がわれる前記メガネの下端部を支持する下端支持体とを有し、
    前記ホールドアームは、
    人手によって曲げ変形可能に形成されて前記下端支持体によって支持される前記メガネの少なくとも中央部から上方となる位置に設けられることを特徴とするメガネホルダ。
  2. 請求項1に記載したメガネホルダにおいて、
    前記下端支持体は、
    前記ホルダ本体に対して変位自在に設けられていることを特徴とするメガネホルダ。
  3. 請求項1または請求項2に記載したメガネホルダにおいて、
    前記ホールドアームは、
    前記ホルダ本体の両側部側から同ホルダ本体の中央部側にそれぞれ延びる左側ホールドアームと右側ホールドアームとで構成されており、
    前記左側ホールドアームおよび前記右側ホールドアームは、
    互いの先端部に同各先端部を互いに着脱自在に連結するためのアーム連結具がそれぞれ設けられていることを特徴とするメガネホルダ。
  4. 請求項3に記載したメガネホルダにおいて、
    前記アーム連結具は、
    前記左側ホールドアームと前記右側ホールドアームとを互いに上下方向に重ねた状態で着脱自在に連結することを特徴とするメガネホルダ。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載したメガネホルダにおいて、さらに、
    前記ホルダ本体における前記宛がい面の上部中央部に張り出した状態で安定突起が形成されていることを特徴とするメガネホルダ。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載したメガネホルダにおいて、
    前記宛がい面は、
    前記メガネに付着した汚れを拭き取るための布で構成されていることを特徴とするメガネホルダ。
  7. 請求項1ないし請求項6のうちのいずれか1つに記載したメガネホルダにおいて、
    前記ホールドアームは、
    少なくとも前記宛がい面に対向する部分が前記メガネに付着した汚れを拭き取るための布で構成されていることを特徴とするメガネホルダ。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちのいずれか1つに記載したメガネホルダにおいて、
    前記ホルダ本体は、動物の胴体を模して構成されており、
    前記ホールドアームは、動物の前足を模して構成されており、
    前記下端支持体は、動物の後ろ足を模して構成されていることを特徴とするメガネホルダ。
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