JP3214083U - 帽子 - Google Patents
帽子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3214083U JP3214083U JP2017004727U JP2017004727U JP3214083U JP 3214083 U JP3214083 U JP 3214083U JP 2017004727 U JP2017004727 U JP 2017004727U JP 2017004727 U JP2017004727 U JP 2017004727U JP 3214083 U JP3214083 U JP 3214083U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crown
- head
- hat
- ear
- lower side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 5
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 4
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 4
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 2
- 210000004243 sweat Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Abstract
【課題】頭部のサイズが小さい場合でも、帽子の左右の両側頭部側の下辺が耳の付根に当たることがなく、快適に着用することができる帽子を提供する。【解決手段】クラウンとクラウンの前側の下辺に備えられたブリムとクラウンの後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルトとからなる帽子において、クラウンの左右の両側頭部側の下辺部分に、カーブ部がクラウンの上方に向かって抉るように形成され、帽子本体を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部との間にゆとりが生じるように構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、着用者の各人各様の異なる頭部のサイズに幅広く対応することのできる帽子に関する。
従来、図3に示されたタイプの帽子や、特開2003−3316号公報(特許文献1)のサイズ調整可能な帽子がよく知られている。図3に示された帽子(11)は、帽体であるクラウン(2)とクラウン(2)の前側に備えられたツバであるブリム(3)から構成されている。そしてクラウンの一部をメッシュ生地とすることで通気性を向上させて蒸れを低減することができるものである。また、特許文献1に示されたサイズ調整可能な帽子は、運動時や風により脱げ落ちることがなく、サイズ調節用ベルトを伸縮性の弾性織布にて形成するとともに、該帽子本体内周下縁に沿ってゴム弾性織布製のスエットバンドを縫着したことで頭部形状にフィットするようにしたものである。
ところで、特許文献1に示されたサイズ調整可能な帽子は、伸縮性やゴム弾性を有するベルトなどによって頭部形状にフィットするようにしたものである。また、図3に示されるタイプの帽子は、クラウンの後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルトで頭囲にフィットするように調整するが、何れの帽子も実際には、頭囲、頭部の大きさ、耳の位置など頭部のサイズは各人各様であって最大公約数的なサイズ設計しかできないのが実情である。このため、頭囲調整ベルトによって頭囲だけを合わせることは可能であっても、頭部のサイズが小さい場合は、クラウンの側頭部の下辺が耳の付根に当たってしまい、浅く浮いた状態でしか着用することしかできず、フィットしない、耳の付根が痛い、テンプルの太いサングラスがかけづらいなどといった不都合が生じている。
図4は、頭部における耳の平均的な位置を示す図である。図中A−A破線は、耳の上部の付根と目尻が水平方向において略一致していることを示している。これは頭部における耳の平均的な位置を示すもので、必ずしも耳の上部の付根と目尻のラインが一致するものではなく、耳の上部の付根が目尻よりも上方に位置していたり下方に位置していたり各人各様である。また、図中Bのサイズは、A−A破線よりも上方の頭部の大きさを示すもので、図示しないが正面から見た頭部の幅も各人各様である。このため頭部のBのサイズが小さい場合、前述したクラウンの側頭部の下辺が耳の上部の付根に当たってしまうといった不都合が生じる。
図5乃至図7は、図3に示される従来の帽子(11)を着用した状態を示す図である。また、図5乃至図7の頭部の図においては、図4におけるBのサイズを標準、大きめ、小さめと変化させて着用した状態の違いを示した。
図5は、Bのサイズが標準の頭部に帽子(11)を着用した状態を示している。頭部に着用した帽子(11)は、クラウン(2)の前頭部から後頭部にかけて特にきつくも緩くもなく着用され、さらにクラウン(2)の側頭部の下辺が耳の上部の付根にかかることなく何ら問題なくフィットして着用している。
図6は、Bのサイズが大きめの頭部に帽子(11)を着用した状態を示している。頭部に着用した帽子(11)は、図5と比較してBのサイズが大きめなので、帽子(11)自体が上方に位置することと、クラウン(2)の側頭部の下辺と耳の上部の付根とがかなり離れ気味になるが、何ら問題なくフィットして着用している。
図7は、Bのサイズが小さめの頭部に帽子(11)を着用した状態を示している。前述したように帽子(11)自体がクラウン(2)の側頭部の下辺が耳の上部の付根に当たっている状態である。このため、耳の付根に痛みや違和感が生じ、浅く浮いた状態でしか着用できないのでフィットせず風や運動で脱げ落ちやすい、テンプルの太いサングラスがかけづらいなどといった様々な不都合が生じる。
そこで本考案は、上記課題を解消し、クラウンの側頭部の下辺が耳の上部の付根に当たることがなく、様々なサイズ(頭囲、頭部の大きさ、耳の位置など)の頭部にフィットする帽子を提供することを目的とするものである。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項1によれば、クラウンとクラウンの前側の下辺に備えられたブリムとクラウンの後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルトとからなる帽子において、
クラウンの左右の両側頭部側の下辺部分に、カーブ部がクラウンの上方に向かって抉るように形成され、帽子本体を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部との間にゆとりが生じるように構成したことで解決される。
クラウンの左右の両側頭部側の下辺部分に、カーブ部がクラウンの上方に向かって抉るように形成され、帽子本体を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部との間にゆとりが生じるように構成したことで解決される。
かかる課題を解決するために、本考案の請求項2によれば、クラウンは、その全体あるいは一部が通気性を有するメッシュ生地で形成されていることで解決される。
クラウンとクラウンの前側の下辺に備えられたブリムとクラウンの後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルトとからなる帽子において、クラウンの左右の両側頭部側の下辺部分に、カーブ部がクラウンの上方に向かって抉るように形成され、帽子本体を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部との間にゆとりが生じるように構成したので、小さいサイズの頭部に帽子本体を着用したときであっても、カーブ部と耳の上部の付根との間にゆとりが生じてクラウンの左右の両側頭部側の下辺部分が耳の上部の付根に当たることなく、様々なサイズ(頭囲、頭部の大きさ、耳の位置など)の頭部にフィットすることが可能となった。
本考案について、図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の帽子本体の説明図である。本考案の帽子の本体(1)は、頭部に被るクラウン(2)、クラウン(2)の前側の下辺に備えられたツバであるブリム(3)、クラウン(2)の後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルト(4)から構成されている。
クラウン(2)は、図1においては、側頭部から後頭部にかけて通気性を有するようにメッシュ生地で形成されている。なお、図示しないがクラウン(2)全体がメッシュ生地で形成されていても良い。また、クラウン(2)の左右の両側頭部側の下辺部分、すなわち耳の上部に位置する部分には、カーブ部(5)がクラウン(2)の上方に向かって抉るように形成され、本体(1)を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部(5)との間にゆとりが生じ、クラウン(2)の側頭部側の底辺が耳の上部の付根に当たることがなくなる。
図2は、帽子本体(1)の着用状態を示す図である。また、図2においては、図7に示されたBのサイズが小さめの頭部に本体(1)を着用した状態を示し、図7における不都合を解消した状態を明確にした。
前述したように、本体(1)のクラウン(2)の左右の側頭部側の下辺部分に形成されたカーブ部(5)は、クラウン(2)の上方に向かって抉るように形成されているので、図2に示されるようにBのサイズが小さめの頭部に本体(1)を着用したとき、カーブ部(5)と耳の上部の付根との間にゆとりが生じて本体(1)を普通に着用することが可能となる。これによって、図7における帽子(11)の着用時の不都合である耳の付根の痛みや違和感、浅く浮いた状態でしか着用できないのでフィットせず風や運動で脱げ落ちやすい、テンプルの太いサングラスがかけづらいなどといったことを解消するとともに様々なサイズ(頭囲、頭部の大きさ、耳の位置など)の頭部にフィットすることが可能となった。
1 本体
2 クラウン
3 ブリム
4 頭周調整ベルト
5 カーブ部
2 クラウン
3 ブリム
4 頭周調整ベルト
5 カーブ部
Claims (2)
- クラウンとクラウンの前側の下辺に備えられたブリムとクラウンの後頭部側の下方に備えた頭囲調整ベルトとからなる帽子において、クラウンの左右の両側頭部側の下辺部分に、カーブ部がクラウンの上方に向かって抉るように形成され、帽子本体を頭部に着用したときに耳の上部の付根とカーブ部との間にゆとりが生じるように構成したことを特徴とする帽子。
- クラウンは、その全体あるいは一部が通気性を有するメッシュ生地で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004727U JP3214083U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 帽子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004727U JP3214083U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 帽子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3214083U true JP3214083U (ja) | 2017-12-21 |
Family
ID=60688646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017004727U Active JP3214083U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 帽子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214083U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021150363A1 (en) * | 2020-01-23 | 2021-07-29 | Brown Richard J | Low fitting hairline cap |
-
2017
- 2017-09-29 JP JP2017004727U patent/JP3214083U/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021150363A1 (en) * | 2020-01-23 | 2021-07-29 | Brown Richard J | Low fitting hairline cap |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2977254C (en) | Headgear with self-adaptive, elastomeric nape belt | |
US20170027250A1 (en) | Ear sun protector | |
KR100587131B1 (ko) | 이중구조 크라운을 가진 모자 | |
EP2615935B1 (en) | Hat systems | |
US20190357622A1 (en) | Head protector | |
US8418271B2 (en) | Protective ear shades | |
CN110708977A (zh) | 可转换的头戴物 | |
JP3214083U (ja) | 帽子 | |
KR101334931B1 (ko) | 기능성 모자 | |
US20170013903A1 (en) | Headgear with notch | |
US20060090247A1 (en) | Visor cap | |
WO2018075074A1 (en) | A sports cap made with strategically placed elastic and non-elastic materials | |
JP5400085B2 (ja) | 揺動傾斜を制止したひさし付き帽子 | |
US20060031977A1 (en) | Headgear article incorporating a bottle opener | |
CN206808758U (zh) | 一种安全头盔 | |
US8819868B2 (en) | Protective ear shades | |
KR20140034656A (ko) | 모자 앞챙 길이 장단 조절식 모자 | |
KR200463253Y1 (ko) | 이중구조 크라운 모자 | |
KR100646904B1 (ko) | 보조 테이프가 결합된 모자 | |
JP3138650U (ja) | 作業用ヘルメットのインナーベルト | |
JP2006070409A (ja) | 帽子 | |
KR20210119102A (ko) | 사이즈 적응 기능을 갖는 모자 | |
KR101212041B1 (ko) | 프리 사이즈 모자 | |
KR200286275Y1 (ko) | 탄성 밴드를 부착한 바이저 | |
KR200268741Y1 (ko) | 프리 사이즈 선바이저 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3214083 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |