JP3213945U - 開閉式オートロック締め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋形テントのフレームに天幕を張る作業の省力化を図る開閉式引締め具を提供する。【解決手段】下蓋12と上蓋13を有し、下蓋12は上蓋13より僅かに狭く作ってあり、ピン15で両者をカシメて開閉構造に成っている。上蓋13内には双頭ピン16が、両側面計3つの孔に嵌め込む形で装着され、その軸部にはバネ17が軸着されている。双頭ピン16はバネ作用で自然状態では上蓋13の側面から突出しており、直側を曲側より長くしてある。本具の閉時は曲側が下蓋12の対向孔に刺さって開かず、直側を押込めば曲側ピン頭が後退し下蓋12の孔から抜けて開く構造である。本具の開閉は上蓋13の下端を摘んで行うので、突出した双頭ピン16の直側ピン頭にはおのずと指が触れ、特に意識せずとも開く時は押込み、閉じて離すとバネ作用で戻って自然にロックされる。【選択図】図1

Description

本考案は屋形テントのフレームに天幕を張る作業の省力化を図る接続構造に関する。
従来屋形テントに天幕を張るには、金属フレーム中の梁に天幕内周に溶着された布帯を紐かバックル付バンドで締め付けるのが一般的である。
以下図2により従来の一般的天幕取付け方法を説明する。図2(b)を(c)に取付けるのだが、具体的には(b)1天幕の4辺内周に熱溶着された(b)2の布帯を(c)6の梁に接続するのである。以下その具体的接続方法を図2(a)で説明する。
これは天幕内から見た布帯2の正面図である。約45cm間隔で3のハトメが打ってあり、それに結ばれてある4の紐を前述6の梁に縛るのである。
他に3、4の代わりにバックル付き布ベルトを布帯に縫い付けたものもある。
図2(c)は金属フレームの骨組みであって、6(梁)、7(柱)、8(梁を柱頭部へ差込む為の梁受サヤ)、9(梁が柱から抜けない為と躯体強度保持目的の頬杖)、10(屋根合掌材)、11(屋根嶺材)で構成されている。
金属フレームは組立てればブロック化して頑丈な一方、幕はフワフワした布製ゆえ風圧に耐え綺麗な外観に仕上げるには、多数箇所で接続せねばならない。また、S字フック様のもので、引っ掛けるだけなら簡単だが、それではメーカーにより、又は天幕の洗い縮みにより、布帯と梁の間隔に差がある事や、風向きと風圧によって外れる危険性がある為、手間の掛かる前述方法に依存せざるを得なかった。
2間x3間(6坪)テントの場合で約40ケ所と要接続個所は多く、高い手の位置で頭を反らしての作業はつらく、特に多量に使うイベント用の場合、会場使用日時の制約の上突貫設営と成るのが常で、作業者への負荷共々使用者のコスト負担は大きく、その省力化が大きな課題となっている。
本考案は、斯様なハードで手間の掛かる作業を大幅に軽減し、簡単で綺麗に張れ、かつ、風圧に耐え得る接続具を提供するする事を目的とするものである。
課題で述べた接続間距離に差異が有っても、開閉式により位置変わりする付随フックとその取付位置替えによって距離調節が出来る考案の接続具で、これを解決出来る。
既存の引き締め方法では離れた距離を両手で引き付けられるが、本考案の如き引っ掛け式の場合は、片手で幕端を引っ張って梁等と接近させた状態で掛けなければならない。その解決の為、片手操作可能な本具の構造を考案したのである。
引っ張って緩まぬように結ぶ、或いはバックル式の様に接続してから引き締める、と言うツーステップ動作を、片手開閉オートロック機構で、ワンステップ動作とすることにより、作業は非常に早く楽に出来る。
機械的に確実な接続と、如何なる風向きにも外れず強度的信頼性は抜群である。
既存の梁や柱にもパイプバンドを介して取り付けることが出来、ユーザーにとっての経済的効果は大きい。
考案接続具の構成部品図(a)、天幕内周布帯に装着した状態の外観図(b) 従来の天幕内周布帯の正面図(a)、天幕の外観斜視図(b)、フレームの構成斜視図(c)
以下、本考案の実施の形態を図1に基づいて説明する。
(a)は構成部品図で、12下蓋は平面(右)・側面(左)・正面図(下)、13上蓋は平面図(左)と側面図(右)である。12下蓋は13上蓋より僅かに狭く作ってあり、15のピンで両者をカシメて開閉構造に成っている。13内には16双頭ピンが図に示す如く、両側面計3つの孔に嵌め込む形で装着され、その軸部には17バネが軸着されている。
16の双頭ピンはバネ作用で自然状態では13の側面から突出しており、直側を曲側より長くしてある。本具の閉時は曲側が12の対向孔に刺さって開かず、直側を押込めば曲側ピン頭が後退し12の孔から抜けて開く構造である。
次にオートロック機構について説明する。本具の開閉は13の下端を摘んで行うので、突出した16の直側ピン頭にはおのずと指が触れ、特に意識せずとも開く時は押込み、閉じて離すとバネ作用で戻って自然にロックされる。
しかし、片手操作の作業状態に於いては、13側面の直側ピンを押込んだままの状態を保って閉じるより、ピンを離しても閉じられれば、より便利であり、12下部の湾曲突出形状20でこれを可能にしてある。つまり、閉じるにつれて突出部20がピン16と12の内壁面の隙間にはまり、ピンを後退させることによって閉じ、突出部20が16ピンより下へ過ぎた時点で、ピンがバネ作用で戻ってロックされる。開く力が掛かっても、20突出部の上端面が16ピンの下面に当たり、開く恐れはない。
18のバネはロック解除と同時に上下を半開きとし、作業を俊敏化する為のもの。
(a)14のフックは上蓋13中央両側面の孔19の内、何れかの適当位置に装着する。3箇所6個孔はフックの掛かる位置差による距離調整の目的である。なお、19の位置に対応する12下蓋中央部の高さを低くし、フック付け根部と干渉しない様になっている。
図1(b)は本具の12下蓋を6梁に着設し、1天幕内周に溶着された2布帯に打たれた3ハトメに14フックが掛かり、天幕が梁と接続された状況の模式図である。
本具の破線と実線は開閉による引き締め前後の13,14の動きを表す。
従来これに類似するものはトランクケースに使われるパチン錠や、トラックのアオリに使われる掛け金があるが、これらは概してごく近い固定間隔を直線的に繋ぐもので、テントの様に接続物の間隔不同、かつ、風向きで牽引方向が変わる用途に使われる類を見ない。また、片手操作可能なオートロック機構も具備していない。
1 天幕
2 天幕内周の布帯
3 ハトメ
5 横幕
6 フレームの梁
7 フレームの柱
12 考案の接続具中の下蓋
13 同上蓋
14 同フック
16 同双頭ピン
17 同バネ

Claims (1)

  1. 屋形テントの天幕と梁との接続具であって、梁側に装着され、本具の開閉に伴う付隋フックの位置変わりによって、上述の両者を引き付けて接続する、片手操作可能でオートロック機構を備えていることを特徴とする開閉式引締め具。
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