JP3213620U - 混練式デザインウォール - Google Patents

Abstract

【課題】コンクリート構造であって、側方表面に色粉を混錬させて景観の劣化を防ぎ、着色剤の塗装工程を省くことができる混練式デザインウォールを提供する。【解決手段】デザインウォール１は、コンクリート構造２の側方表面１ｂが模様をなす凹凸形状に形成される。この模様をなす凹凸形状の側方表面１ｂ下に塗装された下地接着剤１ａ、着色剤１ｃ、保護材１ｄにて構成されている。また、模様をなす凹凸形状が、側方表面１ｂの端から端に至る直線状若しくは屈曲状の溝部とその両側の表面によって形成される。【選択図】図１

Description

本考案は混練式デザインウォールに関する。

従来のデザインウォールはコンクリート構造に、無着色灰色のモルタルを塗り、その上に着色剤を塗装する方法が知られている。

実用新案登録第３１６６９６２号

しかしながら、上記に記載の方法では、コンクリート構造の側方表面上に塗装された着色剤が紫外線や酸性雨などにより劣化してしまい、景観を損ねる場合があった。

この対策として、側方表面素材に色粉を混練しコンクリート構造に塗装することで解決される。なお、この場合は着色剤を塗装する工程を割愛し、コスト削減に繋げることも可能である。

本考案の目的は、側方表面に色粉を混錬させて景観の劣化を防ぐことができる。また、着色剤の塗装工程を省くことができる素材である。

本考案のデザインウォールはコンクリート構造に、色の混錬された側方表面が模様をなす凹凸形状で形成され、該模様をなす凹凸形状の側方表面下に塗装された下地接着剤。側方表面の上に着色剤、保護材を備えることを特徴とする混練式デザインウォール。

本考案のデザインウォールは、また、前記模様をなす凹凸形状が、側方表面の端から端に至る直線状若しくは屈曲状の溝部とその両側の表面によって形成されることを特徴としている。

本考案のデザインウォールは、また、前記模様をなす凹凸形状が、側方表面上に形成された凹凸状の模様形状によって形成されることを特徴としている。

本考案は、上述のように構成しているので、側方表面上が景観上劣化することない混練式デザインウォールを提供することができる。

本考案の実施例の混練式デザインウォールの概略図。

以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。

図１は、本考案の実施例の混練式デザインウォールの概略図を示す。コンクリート構造としては、工業製品として規格されているような建築、土木用のものが用いられる。もしくはコンクリート製のＲＣ壁なども用いられる。

コンクリート構造２に、色の混錬された側方表面１ｂが模様をなす凹凸形状に形成され、該模様をなす凹凸形状の側方表面１ｂ下に塗装された下地接着剤１ａ、着色剤１ｃ、保護材１ｄを備える。

前記模様をなす凹凸形状が、側方表面１ｂの端から端に至る直線状若しくは屈曲状の溝部とその両側の表面によって形成する。

前記模様をなす凹凸形状が、側方表面１ｂ上に形成された凹凸状の模様形状によって形成する。

１…混練式デザインウォール
２…コンクリート構造
１ａ…下地接着剤
１ｂ…側方表面
１Ｃ…着色剤
１ｄ…保護剤

Claims (3)

1. コンクリート構造に、色の混錬された側方表面が模様をなす凹凸形状に形成され、該模様をなす凹凸形状の側方表面下に塗装された下地接着剤、着色剤、保護材を備えることを特徴とする混練式デザインウォール。
2. 請求項１において、前記模様をなす凹凸形状が、側方表面の端から端に至る直線状若しくは屈曲状の溝部とその両側の表面によって形成されることを特徴とする混練式デザインウォール。
3. 請求項１において、前記模様をなす凹凸形状が、側方表面上に形成された凹凸状の模様形状によって形成されることを特徴とする混練式デザインウォール。

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