JP3213614B2 - ジャガード織物用紋データの作成方法並びにジャガード織物の製造方法 - Google Patents
ジャガード織物用紋データの作成方法並びにジャガード織物の製造方法Info
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- JP3213614B2 JP3213614B2 JP29496990A JP29496990A JP3213614B2 JP 3213614 B2 JP3213614 B2 JP 3213614B2 JP 29496990 A JP29496990 A JP 29496990A JP 29496990 A JP29496990 A JP 29496990A JP 3213614 B2 JP3213614 B2 JP 3213614B2
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- jacquard fabric
- jacquard
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- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03C—SHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
- D03C19/00—Methods or devices concerned with designing or making patterns, not provided for in other groups of this subclass
- D03C19/005—Electronic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はジャガード織物用紋データの作成方法並び
にジャガード織物の製造方法に関するものである。
にジャガード織物の製造方法に関するものである。
(従来の技術および発明が解決しようとする問題) 従来、直織ジャガードの紋データの作成に当っては、
専ら、紋データの作成専用のコンピュータおよび専用ア
プリケーションを使用するとともに、絵柄に合った組織
点を入れるようにして行なっていたものである。
専ら、紋データの作成専用のコンピュータおよび専用ア
プリケーションを使用するとともに、絵柄に合った組織
点を入れるようにして行なっていたものである。
しかしながら、上述するような、専用のコンピュータ
の製造や専用アプリケーションの作成は、時間的にもコ
スト的にも大変な負担となる上に、絵柄に合った組織点
を入れる作業についても熟練を必要としたものである。
の製造や専用アプリケーションの作成は、時間的にもコ
スト的にも大変な負担となる上に、絵柄に合った組織点
を入れる作業についても熟練を必要としたものである。
(技術的課題) したがって、この発明は、一般に使用されているコン
ピュータおよびグラフィックソフトにより、自由に作成
したグラフィックデータのプリンタ出力を紋データに変
換する変換手段を有するコンピュータの使用によって、
写真のようなジャガード織りが極めて簡単かつ容易に作
ることができることをその目的とするものである。
ピュータおよびグラフィックソフトにより、自由に作成
したグラフィックデータのプリンタ出力を紋データに変
換する変換手段を有するコンピュータの使用によって、
写真のようなジャガード織りが極めて簡単かつ容易に作
ることができることをその目的とするものである。
(技術的手段) 上記の目的を達成するために、この発明におけるジャ
ガード織物は、グラフィックソフトによりデザインした
グラフィックデータのプリンタ出力を紋データに変換す
る変換手段を有するコンピュータの使用により、前記デ
ザインに対応するジャガード織りがなされてなるもので
ある。
ガード織物は、グラフィックソフトによりデザインした
グラフィックデータのプリンタ出力を紋データに変換す
る変換手段を有するコンピュータの使用により、前記デ
ザインに対応するジャガード織りがなされてなるもので
ある。
また、ジャガード織物の紋データの作成装置は、グラ
フィックソフトによりデザインしたグラフィックデータ
のプリンタ出力を紋データに変換する変換手段を有して
なるものである。
フィックソフトによりデザインしたグラフィックデータ
のプリンタ出力を紋データに変換する変換手段を有して
なるものである。
(作用) 上記のように構成された本発明の作用を以下に述べる
と、グラフィックソフトによりデザインしたグラフィッ
クデータのプリンタ出力を、コンピュータの変換手段に
入力させ、該変換手段において、前記プリント出力コー
ドを解析して、グラフィックデータの有効な部分には伏
せデータを、またグラフィックデータの有効でない部分
には棒刀データを付加して紋データに変換させる。しか
る後、この紋データを使用することによって、ジャガー
ド織物が作られることとなる。
と、グラフィックソフトによりデザインしたグラフィッ
クデータのプリンタ出力を、コンピュータの変換手段に
入力させ、該変換手段において、前記プリント出力コー
ドを解析して、グラフィックデータの有効な部分には伏
せデータを、またグラフィックデータの有効でない部分
には棒刀データを付加して紋データに変換させる。しか
る後、この紋データを使用することによって、ジャガー
ド織物が作られることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施の一例を添付図面に従って説明す
ると、第1図は本発明の概略構成図で、1はグラフィッ
ク用コンピュータ、2は変換用コンピュータであって、
前記グラフィック用コンピュータ1によりデザインした
グラフィックデータはプリンタ出力のコードとして変換
用コンピュータ2の変換手段3に入力される。そして、
該変換手段3において、前記プリンタ出力のコードに、
この実施例では、伏せと棒刀のデータが付加されて、紋
データに変換される。しかる後、この紋データを使用す
ることによって、ジャガード織物が作られるものであ
る。
ると、第1図は本発明の概略構成図で、1はグラフィッ
ク用コンピュータ、2は変換用コンピュータであって、
前記グラフィック用コンピュータ1によりデザインした
グラフィックデータはプリンタ出力のコードとして変換
用コンピュータ2の変換手段3に入力される。そして、
該変換手段3において、前記プリンタ出力のコードに、
この実施例では、伏せと棒刀のデータが付加されて、紋
データに変換される。しかる後、この紋データを使用す
ることによって、ジャガード織物が作られるものであ
る。
また、第2図は、絵柄が朱子織りで組織される場合を
示したもので、まず、第2図Aにおいて、4はジャガー
ドが使用されていない無地部分の組織を示しており、こ
の時、ジャガードはすべて下がっているために、棒刀デ
ータ5によってジャガードの針(図示しない)が8本間
隔で上げられ、これが連続して行なわれることにより、
朱子織りが組織されて、白地6を作る。この場合、伏せ
データ7はジャガードのデータと重なるため無視され
る。
示したもので、まず、第2図Aにおいて、4はジャガー
ドが使用されていない無地部分の組織を示しており、こ
の時、ジャガードはすべて下がっているために、棒刀デ
ータ5によってジャガードの針(図示しない)が8本間
隔で上げられ、これが連続して行なわれることにより、
朱子織りが組織されて、白地6を作る。この場合、伏せ
データ7はジャガードのデータと重なるため無視され
る。
そして、第2図Bにおいて、8はジャガードがすべて
使用されている組織を示しており、この時、すべての縦
糸(図示しない)が上がった状態となるために、伏せデ
ータ7により、8本間隔に縦糸が下げられ、これが連続
して行なわれることによって、裏朱子織りが組織され
て、黒地9を作る。この場合、棒刀データ5とジャガー
ドのデータと重なるため、棒刀データ5は無視される。
使用されている組織を示しており、この時、すべての縦
糸(図示しない)が上がった状態となるために、伏せデ
ータ7により、8本間隔に縦糸が下げられ、これが連続
して行なわれることによって、裏朱子織りが組織され
て、黒地9を作る。この場合、棒刀データ5とジャガー
ドのデータと重なるため、棒刀データ5は無視される。
さらに、第2図Cにおいて、10は絵柄をのせた組織を
示し、上記の第2図AおよびBの応用により、絵柄がの
っていない白地部分は棒刀データ5により組織され、ま
た絵柄部分は伏せデータ7により組織されることによ
り、絵柄が白地でも黒地でも組織されて、織物11とな
る。この場合、ジャガードのデータが、例えば写真であ
れば、写真のように織ることができ、また、伏せと棒刀
のデータを変えることにより、綾織りや風通織りなどの
他の組織としても織ることができる。
示し、上記の第2図AおよびBの応用により、絵柄がの
っていない白地部分は棒刀データ5により組織され、ま
た絵柄部分は伏せデータ7により組織されることによ
り、絵柄が白地でも黒地でも組織されて、織物11とな
る。この場合、ジャガードのデータが、例えば写真であ
れば、写真のように織ることができ、また、伏せと棒刀
のデータを変えることにより、綾織りや風通織りなどの
他の組織としても織ることができる。
尚、上記の実施例においては、グラフィック用コンピ
ュータと変換用コンピュータの2台を使用したが、1台
で行なうようにしてもよいことは勿論である。
ュータと変換用コンピュータの2台を使用したが、1台
で行なうようにしてもよいことは勿論である。
(効果) 以上に述べたように、本発明によれば、直織ジャガー
ドの紋データの作成が、高価な専用コンピュータを必要
とせず、一般のコンピュータ、例えば、デザイン作業に
適したコンピュータや普段使い慣れたコンピュータなど
を使用して行なうことができ、また、アプリケーション
についてもプリンタに出力できるものであればすべて使
用可能であるから、コストの低減に資する上に、非常に
便利であり、しかも組織点を意識することなく絵柄を作
ることができるので、熟練を必要としない、といった顕
著な効果が得られ、例えば、写真のような織物も極めて
簡単に作ることができる他に、上記のように一般のコン
ピュータを使用するため、絵柄のデータをパソコン通信
などで送受信可能である、といった効果も得られる。
ドの紋データの作成が、高価な専用コンピュータを必要
とせず、一般のコンピュータ、例えば、デザイン作業に
適したコンピュータや普段使い慣れたコンピュータなど
を使用して行なうことができ、また、アプリケーション
についてもプリンタに出力できるものであればすべて使
用可能であるから、コストの低減に資する上に、非常に
便利であり、しかも組織点を意識することなく絵柄を作
ることができるので、熟練を必要としない、といった顕
著な効果が得られ、例えば、写真のような織物も極めて
簡単に作ることができる他に、上記のように一般のコン
ピュータを使用するため、絵柄のデータをパソコン通信
などで送受信可能である、といった効果も得られる。
第1図は本発明の構成を示す概略構成図、第2図Aおよ
びBはそれぞれ朱子織りで組織される過程を示す模式
図、第2図Cは絵柄がのった場合を示す模式図である。 1……グラフィック用コンピュータ 2……変換用コンピュータ 3……変換手段 4……無地部分の組織、5……棒刀データ 6……白地、7……伏せデータ 8……ジャガードがすべて使用されている組織 9……黒地 10……絵柄をのせた組織 11……織物
びBはそれぞれ朱子織りで組織される過程を示す模式
図、第2図Cは絵柄がのった場合を示す模式図である。 1……グラフィック用コンピュータ 2……変換用コンピュータ 3……変換手段 4……無地部分の組織、5……棒刀データ 6……白地、7……伏せデータ 8……ジャガードがすべて使用されている組織 9……黒地 10……絵柄をのせた組織 11……織物
Claims (2)
- 【請求項1】コンピュータによって作成されたプリント
出力のデータに、伏せデータ、棒刀データを付加してな
るジャガード織物用紋データの作成方法。 - 【請求項2】コンピュータによって作成されたプリント
出力のデータに、伏せデータ、棒刀データが付加される
ことにより作成されたジャガード織物用紋データを使用
することにより、プリント出力に対応するジャガード織
りがなされるジャガード織物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29496990A JP3213614B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ジャガード織物用紋データの作成方法並びにジャガード織物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29496990A JP3213614B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ジャガード織物用紋データの作成方法並びにジャガード織物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04174737A JPH04174737A (ja) | 1992-06-22 |
JP3213614B2 true JP3213614B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17814652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29496990A Expired - Fee Related JP3213614B2 (ja) | 1990-10-31 | 1990-10-31 | ジャガード織物用紋データの作成方法並びにジャガード織物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213614B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4278156B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2009-06-10 | 三信製織株式会社 | ジャガード織機用紋データの作成方法および擬装ベルト |
CN104975430B (zh) * | 2014-04-02 | 2017-01-18 | 福建华峰新材料有限公司 | 一种表面反向垫纱贾卡提花三明治布的制备方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155235A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-19 | 中島 勝 | 暈し柄を有する紋織物の製造方法 |
-
1990
- 1990-10-31 JP JP29496990A patent/JP3213614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04174737A (ja) | 1992-06-22 |
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