JP3213571B2 - 草刈機 - Google Patents
草刈機Info
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- mower
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Description
ームに着脱可能に取り付けられる草刈機に関し、中で
も、集草機能を有する草刈機に関するものである。
付けられるアタンチメント方式の草刈機は、実公平3−
045547号公報等で知られている。草刈機の走行機
能や支持機能は油圧ショベルが担うから、草刈機ユニッ
トのみを用意すればよく、低価格で装備できる利点があ
るが、加えて、油圧ショベルは平坦地を走行しながら
も、アームを操作して草刈機を傾けることができるか
ら、堤防等の法面の草刈りに適している。
場合では、エンジンも傾くことになり、潤滑や燃料供給
に 悪い影響を与える。そこで、本発明は、エンジンの姿
勢が変更できるようにしてこれに対処したものである。
は、請求項1に記載の、油圧ショベルのアームに着脱可
能に取り付けられ、うつ伏せにした樋状体のカバーの内
部に草刈刃を装着した回転軸を回転可能に横設した草刈
機において、カバーに回転軸の駆動原であるエンジンが
取り付けられており、かつ、エンジンがカバーに対して
伸縮シリンダの伸縮で姿勢変更可能に取り付けられてい
ることを特徴とする草刈機を提供するものであるし、こ
れにおいて、請求項2に記載の、伸縮シリンダの伸縮が
油圧ショベルの座席で行える手段を提供したものであ
る。
いていても、エンジンの姿勢を水平に近いものにするこ
とができるから、潤滑や燃料供給にとって好ましいもの
となる。又、この操作を油圧ショベルの座席で行えると
すれば、安全である。
求項3に記載した、エンジンに、エンジンの傾斜方向及
び角度を電気量として検出する傾斜センサを取り付け、
傾斜センサの出力で伸縮シリンダを作動させてエンジン
の姿勢を水平に近いものにする手段を提供する。エンジ
ンの姿勢制御を自動的に行い、この操作に気を使わなく
てもよいようにして草刈りに専念できるようにしたもの
である。
を参照して説明する。図3は本発明に係る草刈機の背面
図、図4は側面図であるが、この草刈機Aは、うつ伏せ
にした樋状体10aの両端に側板10bを取り付けた形
状のカバー10と、カバー10に設けられるエンジンフ
レーム12を主たる構成とする。
ームが連結できるブラケット14が設けられる。図5は
ブラケット14の平面図であるが、このブラケット14
は、上板14aと下板14bとからなり、このうち、上
板14aは、カバー10に固定される下板14bに対し
て平面回動して角度が変えられるようになっている。
又、その上面には、油圧ショベルのアームに連結するピ
ン孔14c等の連結構造が施されている。
図であるが、カバー10の内部には、長手方向水平に軸
架され、外周に草刈刃16を取り付けた回転軸18が設
けられている。又、カバー10の後部には、回転軸18
と平行にローラ20が設けられ、両側の側板10bの底
部には、接地体22も設けられている。更に、側板10
bの後方には、側面視横U字形をした延長フレーム24
も設けられている。
型のエンジン26を支持するものであり、延長フレーム
24から張出するブラケット28に回転軸18と直交し
て設けられる支持軸30によって垂直面内で傾動可能に
支持されている。これにより、エンジンフレーム12、
即ち、エンジン26は、支持軸30に対して直角な方向
(回転軸18に対しては平行な方向)には傾動できるこ
とになる。この場合、エンジンフレーム12と延長フレ
ーム24との間には伸縮シリンダ(本例では電動シリン
ダ)32が介設されており、電動シリンダ32を伸縮さ
せると、エンジンフレーム12は傾動してエンジン26
の姿勢が変更できるようになっている。
0bの外側で取り付けられており、カバー10側に軸支
される固定伝動軸38に取り付けられるプーリ40との
間にベルト42が張り掛けられている(43はベルトケ
ース)。図6はこの部分を示す要部断面図であるが、固
定伝動軸38は、延長フレーム24に垂下される取付板
36にベアリング支持されており、エンジン26の出力
軸26aと自在継手44で結合されている。又、固定伝
動軸38とプーリ34とは電磁クラッチ46を介して結
合されている。
の姿勢を変更しても、その動力が固定伝動軸38に伝わ
るようにするためであり、電磁クラッチ46を設けるの
は、回転軸18への動力の断続を遠隔的に操作するため
である。尚、エンジン26の姿勢を変更したとき、固定
伝動軸38も多少伸縮する必要があるから、固定伝動軸
38と自在継手44とはスプライン嵌合等してこれを可
能にしている。この他、エンジン26の潤滑油を循環さ
せるポンプ48も設けられており、エンジン28の出力
軸26aからプーリ・ベルト機構50によって駆動され
ている。
草刈機Aを装着した状態の背面図であるが、油圧ショベ
ルBのアーム52をカバー10のブラケット14のピン
孔14cにピン等を差し込んで固定すると、草刈機Aが
装着される。図7〜図9はこの状態を示す平面図である
が、このとき、前述したブラケット14の上板14aの
角度を調整することにより、アーム52と回転軸18と
が平行、45°、直角の三つの姿勢がとれるようになっ
ている。
草刈機Aのローラ20と接地体22とを地面に接地させ
る。この状態のときのローラ22等の高さは、回転軸1
8に装着されている草刈刃16の作動半径が地上一定高
さになるように設定されており、いわば、刈高さのゲー
ジとなっている。この状態で、エンジン26を駆動して
電磁クラッチ46を接続すると、回転軸18は回転し、
草刈刃16は草刈りを行うから、油圧ショベルBを移動
させると、草刈りができる。
制御するバケットシリンダ54を伸縮させると、草刈機
Aを傾けることができる。従って、油圧ショベルBはほ
ぼ水平に保って堤防等の法面の草刈りもできる(もちろ
ん、水平地の草刈りも可能である)。このように草刈機
Aを傾けると、エンジン26も傾くから、潤滑や燃料供
給にとって好ましくないものとなるのは前述したとおり
である。
又は縮短させ、エンジン26の姿勢が水平に近いものに
なるように修正する。この場合、エンジン26の姿勢変
更は電動シリンダ32で行うものであるから、その操作
はもちろん油圧ショベルBの座席で行える。又、前記し
た電磁クラッチ46の操作もそうである。更に、詳細は
省略するが、エンジン26のアクセルレバーはサーボモ
ータで操作できるようになっており、これも油圧ショベ
ルBで行える。この他、停止操作も油圧ショベルBで行
えるようになっている。このように、作動に重要な操作
を遠隔操作できるようにしたのは、草刈機Aの傍まで行
かなくて操作できるようにして危険を避けたものであ
る。
傾きを見ながら人力で電動シリンダ32を操作してもよ
いが、この他、エンジン26に常時垂直に向く錘を取り
付け、錘の傾斜方向及び角度をポテンシオメータで検出
し、その出力に応じて電動シリンダ32を動かすように
すれば、エンジン26の姿勢制御を自動で行うことがで
きる。姿勢制御に気を使わなくてもよいから、草刈り作
業に専念できる。
ハンマーナイフ式のものが適する。即ち、回転軸18に
基柱16aを植設し、この基柱16aに背面視Y形をし
たナイフ16bをピン56で垂直回動可能に取り付ける
のである。このようなハンマーナイフ式の草刈刃16に
よれば、草をカバー10内で放擲する力が強く、後述す
る集草機能に都合が良いからである。この点で、回転軸
18も、ナイフ16bが下から草を刈り上げる方向に回
転させられるのが適する。
は地上との間で隙間を形成してここを取込口58として
いる。この場合、取込口58の上部にはカバー10から
防御体60が垂下している。草刈刃16で跳ねられた石
等を前方に飛び出さないようにするためである。油圧シ
ョベルBを移動させると、地面に生えている草は取込口
58から取り込まれ、草刈刃16で刈り取られ、刈り取
られた草は樋状体10aの後面と地上との間の隙間、即
ち、放出口62から放出される。
出される草を帯状にする集草機構が設けられている。こ
の集草機構は、カバー10の樋状体10aの内周に形成
される案内板64を主体とする。即ち、この案内板64
は、内方に突出してカバー10の側端から放出口62の
特定の箇所に設定された区域に螺旋状に延びるよう形成
されたものである。これにより、草刈刃16で刈り取ら
れた草はカバー10の内周に向かって放擲され、この
間、案内板64に案内されてその終端の出口から帯状に
放出される。従って、案内板64の終端の出口が放出窓
66ということになる。
62の中央部に設定される。草の移送距離が短くなって
案内効果が高いからである。このように、放出窓66を
放出口62の中央部に設定すると、案内板64はカバー
10の両側からこの放出窓66の両側に向けて延びるよ
うに形成される。尚、放出窓66の幅は、一般には、草
刈刃16の幅の1/3〜1/4程度に設定される。
め、回転軸18に、カバー10内に風を起こさせて放擲
力を高めると同時に、草に直接作用してこれを案内窓6
6側に送る案内羽根68を設けている。この案内羽根6
8は、回転軸18の外周に突起して回転方向後方が放出
窓66に向かうよう斜めに取り付けられている。この場
合、案内羽根68は、複数設けられ、各々は、放出窓6
6に近づくほど、傾きを緩くされている。放出窓66側
への案内効果を高め、スムーズに排出させるためであ
る。。
0が取り付けられる。この送風羽根70は、回転軸18
の回転に伴って風を中央側に向かって起こし、草を舞い
上がらせて案内窓66に送るものであり、案内板64や
案内羽根68の効果を補助するものである。尚、送風羽
根70による起風効果を高めるため、側板10bに適当
な空気の吸引孔72を形成しておく。
いても、エンジンの姿勢を水平に近いものにすることが
できるから、潤滑や燃料供給にとって好ましいものとな
る。又、この操作を油圧ショベルの座席で行えるとすれ
ば、安全である。
である。
である。
である。
図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 油圧ショベルのアームに着脱可能に取り
付けられ、うつ伏せにした樋状体のカバーの内部に草刈
刃を装着した回転軸を回転可能に横設した草刈機におい
て、カバーに回転軸の駆動原であるエンジンが取り付け
られており、かつ、エンジンがカバーに対して伸縮シリ
ンダの伸縮で姿勢変更可能に取り付けられていることを
特徴とする草刈機。 - 【請求項2】 伸縮シリンダの伸縮が油圧ショベルの座
席で行える請求項1の草刈機。 - 【請求項3】 エンジンに、エンジンの傾斜方向及び角
度を電気量として検出する傾斜センサを取り付け、傾斜
センサの出力で伸縮シリンダを作動させてエンジンの姿
勢を水平に近いものにする請求項1の草刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28785097A JP3213571B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28785097A JP3213571B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 草刈機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103635A JPH11103635A (ja) | 1999-04-20 |
JP3213571B2 true JP3213571B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=17722599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28785097A Expired - Lifetime JP3213571B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 草刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213571B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4994943B2 (ja) * | 2007-05-16 | 2012-08-08 | ハスクバーナ・ゼノア株式会社 | 草刈り用作業機械及び草刈り作業機 |
JP5726548B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2015-06-03 | 莊市 神谷 | バックホー用草刈アタッチメント |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP28785097A patent/JP3213571B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11103635A (ja) | 1999-04-20 |
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