JP3213424U - 携帯用尿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】年少者、老齢者や日常生活行動に支障がある者等であっても、容易に使用可能な携帯用尿器の提供。【解決手段】伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口が水平よりも上向きに維持される硬さを有する蛇腹ホース3と、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能な尿容器2であり、上面に蛇腹ホース3を直立状態で接続する接続口20を有する尿容器2と、柔軟素材により形成され、蛇腹ホース3の上端開口3Aに接続される尿受け入れ部4とを有する携帯用尿器1である。【選択図】図1

Description

本考案は、持ち運びが容易な携帯用尿器に関する。
従来、持ち運びが容易な携帯用尿器として、例えば特許文献1〜4に記載のものが知られている。特許文献1に記載のものは、底面に排尿口を形成した紙コップ状のカップを設け、排尿口からホースを延ばし、ペットボトルの口部にネジ付け可能なキャップをホースと連通状態にしてホースの端部につけてなるものである。また、特許文献2に記載のものは、上部を開口させ、折り畳み可能にした、防水性のある、あるいは防水加工された受止容器の底部に排尿誘導筒を突出形成して、排尿誘導筒をペットボトルなどの排尿容器の開口部に装着させる構造のものである。
特許文献3に記載のものは、液体不浸透性のシート材料から形成され、取り付けフランジがシールされた状態で接合された可撓性バッグに、漏斗状の尿受け入れ手段を取り付けフランジに装着するものである。特許文献4に記載のものは、柔軟な合成樹脂製の袋体の開口縁部に筒状の枠体を取り付け、蓋体を被せて密閉することが可能なものである。
特開2005−176998号公報 特開2006−34575号公報 特許第3793230号公報 実開昭63−93890号公報
上記特許文献2〜4に記載の携帯用尿器は、尿の受け入れ部分と尿容器とが直に接続されており、使用者は尿の受け入れ部分を尿容器とともに持ったまま使用するか、座った状態で使用するかしなければならない。一方、上記特許文献1に記載の携帯用尿器は、紙コップ状のカップの底面から延びるホースをペットボトルの口部に取り付けて使用するものであり、ホースを介してカップとペットボトルの位置とが離れていても良いものであるが、特許文献1の図4に示されるようにコンパクトに折り畳んで嵩張らないようにしたものであることから、ホースは柔軟性に富み、使用する際にはカップをしっかりと手に持つ必要がある。また、使用後はペットボトルからホースを通じて逆流しないように、ペットボトルを立てた状態に維持するか、カップを上方に向けて維持する必要がある。このような使用に際する注意は、健常者が使用する場合には特に問題ではないが、子供、年配者や日常生活行動に支障がある者等が使用する場合には問題となることがある。
そこで、本考案においては、年少者、老齢者や日常生活行動に支障がある者等であっても、容易に使用可能な携帯用尿器を提供することを目的とする。
本考案の携帯用尿器は、伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口が水平よりも上向きに維持される硬さを有する蛇腹ホースと、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能な尿容器であり、上面に蛇腹ホースを直立状態で接続する接続口を有する尿容器と、柔軟素材により形成され、蛇腹ホースの上端開口に接続される尿受け入れ部とを有するものである。
本考案の携帯用尿器によれば、尿容器の上面の接続口に直立状態で接続された蛇腹ホースが、伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口が水平よりも上向きに維持される硬さを有するので、使用者はこの蛇腹ホースの上端開口に接続される尿受け入れ部に軽く手を添えるだけで容易に使用することが可能であり、手を離したとしても蛇腹ホースの上端開口が水平以下になることがなく、逆流することもない。また、尿容器は収容する尿の量に応じて上下方向に伸縮させて使用することが可能であり、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能であるため、安定感があり、蛇腹ホースごと倒れることもない。
ここで、尿受け入れ部は、開口部を閉塞可能なキャップを有することが望ましい。これにより、携帯用尿器の使用後は尿受け入れ部の開口部をキャップにより閉塞することで、尿容器内を密閉することができるため、使用するたびに尿容器内の尿を捨てて清掃する必要がなくなり、尿容器内の尿の匂いも防ぐことができる。
また、尿容器は、透明または半透明であることが望ましい。これにより、尿容器内の尿の量を外部から見て知ることが可能となり、尿容器内の尿を捨てたり、清掃したりするタイミングを測ることができる。
また、本考案の携帯用尿器は、尿容器が載置される台車を有することが望ましい。これにより、尿容器内に尿が溜まっていて重くなっても台車を転がして容易に移動させることが可能となる。
また、台車は、上方に向かって立設された支柱を有することが望ましい。これにより、上方に向かって立設された支柱を持って台車を移動させることが可能となる。
(1)伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口が水平よりも上向きに維持される硬さを有する蛇腹ホースと、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能な尿容器であり、上面に蛇腹ホースを直立状態で接続する接続口を有する尿容器と、柔軟素材により形成され、蛇腹ホースの上端開口に接続される尿受け入れ部とを有する構成により、使用者はこの蛇腹ホースの上端開口に接続される尿受け入れ部に軽く手を添えるだけで容易に使用することが可能であり、手を離したとしても蛇腹ホースの上端開口が水平以下になることがなく、逆流することもなく、また、尿容器は安定感があり、蛇腹ホースごと倒れることもないため、年少者、老齢者や日常生活行動に支障がある者等であっても、容易に使用することが可能となる。
(2)尿受け入れ部が開口部を閉塞可能なキャップを有することにより、尿容器内を密閉することで、使用するたびに尿容器内の尿を捨てて清掃する必要がなくなり、尿容器内の尿の匂いも防ぐことができ、尿容器内に尿を溜めておき、まとめて処理することが可能となる。
(3)尿容器が透明または半透明であることにより、尿容器内の尿の量を外部から見て知ることが可能となり、尿容器内の尿を捨てたり、清掃したりするタイミングを測り、効率良く処理することが可能となる。
(4)尿容器が載置される台車を有することにより、尿容器内に尿が溜まっていて重くなっても台車を転がして容易に移動させることが可能となり、年少者、老齢者や日常生活行動に支障がある者等であっても、容易に使用することが可能となる。
(5)台車が上方に向かって立設された支柱を有することにより、支柱を持って台車を容易に移動させて使用することが可能となる。
本考案の実施の形態における携帯用尿器の正面図である。 図1の平面図である。 図1の携帯用尿器の使用状態を示す正面図である。 尿受け入れ部の別の実施形態を示す携帯用尿器の正面図である。
図1は本考案の実施の形態における携帯用尿器の正面図、図2は図1の平面図、図3は図1の携帯用尿器の使用状態を示す正面図である。
図1および図2に示すように、本考案の実施の形態における携帯用尿器1は、尿を収容する尿容器2と、尿容器2に接続される蛇腹ホース3と、蛇腹ホース3の上端開口3Aに接続される尿受け入れ部4とから構成される。尿容器2、蛇腹ホース3および尿受け入れ部4は、互いに脱着可能となっており、持ち運びの際や不要の際には分解することが可能である。
尿容器2は、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能な容器である。尿容器2は上下方向に伸縮させることで、収容する尿の量に応じて容量を変化させることが可能となっている。尿容器2としては、例えば、平面視で円形や楕円形の安定感のあるLDPE製の市販の伸縮式の水容器を用いることができる。尿容器2の容量としては、3リットル〜10リットル程度のものが好ましい。また、尿容器2は中身が水であるか尿であるか判断できる透明または半透明であることが好ましい。また、尿容器2が透明または半透明であることにより、収容された尿の量を外部から見て知ることが可能となる。
なお、尿容器2の上面には、蛇腹ホース3を直立状態で接続可能な接続口20が設けられている。蛇腹ホース3は、洗濯機やシンクの排水ホースなどに用いられているような伸縮および曲げ可能なホースであり、自立させたときに上端開口3Aが水平よりも上向きに維持される硬さを有する。蛇腹ホース3は30cm以上100cm以下程度の範囲で伸縮可能であることが望ましいが、使用者に応じて例えば10cm程度刻みで任意に設定しても良い。また、蛇腹ホース3は、図3に示すように、自立させたときに上端開口3Aが水平よりもθ=45°以上上向きに維持される硬さを有することが好ましく、より好ましくはθ≧60°である。
また、尿容器2の接続口20から蛇腹ホース3を取り外した後、この接続口20は図示しないキャップにより閉塞可能となっている。これにより、尿容器2内に尿を収容した状態で接続口20をキャップにより閉塞し、この尿容器2だけを持ち運ぶことが可能となる。なお、尿容器2は持ち運びができるように中央に持ち手21が設けられている。
また、本実施形態における携帯用尿器1は、尿容器2が載置される台車5を備えている。台車5は4個の車輪50を備えている。また、台車5は、上方に向かって立設された支柱6を有する。なお、本実施形態においては支柱6を1つのみ有しているが、複数の支柱6を有する構成としても良い。
尿受け入れ部4は、本実施形態における携帯用尿器1を用いて排泄行為をする際に、使用者の男性器や女性器等が直接触れる部位であるため、これらを傷付けないように柔軟素材により形成されている。尿受け入れ部4の上端には開口部4Aが設けられている。また、尿受け入れ部4は、この開口部4Aを閉塞可能なキャップ4Bを有している。なお、図1および図3に示す尿受け入れ部4は主に男性用であるが、図4に示すように、主に女性用として大きめの尿受け入れ部7と交換可能としている。尿受け入れ部7は上部に大きめの開口部7Aを有している。また、図示しないが、尿受け入れ部7にも同様に開口部7Aを閉塞可能なキャップを有している。
上記構成の携帯用尿器1では、尿容器2の上面の接続口20に直立状態で接続された蛇腹ホース3が、伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口3Aが水平よりも上向きに維持される硬さを有するので、使用者はこの蛇腹ホース3の上端開口3Aに接続される尿受け入れ部4に軽く手を添えるだけで容易に使用することが可能であり、手を離したとしても蛇腹ホース3の上端開口3Aが水平以下になることがなく、逆流することもない。
また、蛇腹ホース3を30cm以上、より好ましくは40cm以上、さらに好ましくは50cm以上とすることで、座ったままや立ったまま使用したり、ベッドに腰掛けたまま使用したり、ベッドに横になったまま使用したりすることが可能となる。
なお、蛇腹ホース3は使用時には上端開口3Aを使用しやすい状態まで傾けて使用することが可能であり、使用後は尿受け入れ部4の開口部4Aを上向きとしてキャップ4Bにより閉塞しておけば良い。また、本実施形態における蛇腹ホース3は、その内側面が波面となっているものを使用することで、排尿時に尿受け入れ部4から蛇腹ホース3内に入った尿がこの蛇腹ホース3の内側の波面を伝って流れ、尿容器2内に流れ込むため、流入時の音が静かになり、周囲に迷惑をかけることがなくなる。
また、尿容器2は収容する尿の量に応じて上下方向に伸縮させて使用することが可能であり、投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能であるため、安定感があり、蛇腹ホース3ごと倒れることもない。なお、本実施形態における携帯用尿器1では、蛇腹ホース3を台車5上に立設された支柱6にクリップや紐などにより仮固定しておくことも可能である。
また、本実施形態における携帯用尿器1では、使用後は尿受け入れ部4の開口部4Aをキャップ4Bにより閉塞することで、尿容器2内を密閉することができるため、使用するたびに尿容器2内の尿を捨てて清掃する必要がなくなり、尿容器2内の尿の匂いも防ぐことができる。特に、災害時などの尿を容易に回収できない状況に好適である。また、尿容器2が透明または半透明の場合、尿容器2内の尿の量を外部から見て知ることが可能であるため、尿容器2内の尿の量に応じて尿を捨てたり、清掃したりするタイミングを測ることができる。
また、本実施形態における携帯用尿器1は、尿容器2が載置される台車5を有するため、尿容器2内に尿が溜まっていて重くなっても台車5を転がして容易に移動させることが可能である。また、台車5の移動の際には、台車5の上方に向かって立設された支柱6を持って台車5を容易に移動させることが可能である。
本考案は、持ち運びが容易な携帯用尿器として有用であり、特に、年少者、老齢者や日常生活行動に支障がる者等であっても、容易に使用可能な携帯用尿器として好適である。
1 携帯用尿器
2 尿容器
20 接続口
21 持ち手
3 蛇腹ホース
3A 上端開口
4,7 尿受け入れ部
4A,7A 開口部
4B キャップ
5 台車
50 車輪
6 支柱

Claims (5)

  1. 伸縮および曲げ可能であり、自立させたときに上端開口が水平よりも上向きに維持される硬さを有する蛇腹ホースと、
    投影面積が最大となる平面を底面とし、上下方向に伸縮可能な尿容器であり、上面に前記蛇腹ホースを直立状態で接続する接続口を有する尿容器と、
    柔軟素材により形成され、前記蛇腹ホースの上端開口に接続される尿受け入れ部と
    を有する携帯用尿器。
  2. 前記尿受け入れ部は、開口部を閉塞可能なキャップを有する請求項1記載の携帯用尿器。
  3. 前記尿容器は、透明または半透明である請求項1または2に記載の携帯用尿器。
  4. 前記尿容器が載置される台車を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯用尿器。
  5. 前記台車は、上方に向かって立設された支柱を有する請求項4記載の携帯用尿器。
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