JP3213305B2 - 根菜等の収穫機 - Google Patents
根菜等の収穫機Info
- Publication number
- JP3213305B2 JP3213305B2 JP15500989A JP15500989A JP3213305B2 JP 3213305 B2 JP3213305 B2 JP 3213305B2 JP 15500989 A JP15500989 A JP 15500989A JP 15500989 A JP15500989 A JP 15500989A JP 3213305 B2 JP3213305 B2 JP 3213305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- root vegetables
- harvester
- raising
- lug
- weeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、玉ねぎ等の根菜等の収穫機に関するもの
である。
である。
従来の根菜等の収穫機として、特開昭53−7444号公報
や特開昭53−48828号公報に開示されているように、根
菜等の茎部を分草する分草体と、該分草体によって分草
された茎部を引起す引起し装置とを設けた根菜等の収穫
機において、前記分草体を板状に形成すると共に、該分
草体の先端部を引起し装置の引起しラグ作用域下端より
も前方下方に配置したものである。
や特開昭53−48828号公報に開示されているように、根
菜等の茎部を分草する分草体と、該分草体によって分草
された茎部を引起す引起し装置とを設けた根菜等の収穫
機において、前記分草体を板状に形成すると共に、該分
草体の先端部を引起し装置の引起しラグ作用域下端より
も前方下方に配置したものである。
また、実公昭60−5774号公報に開示されているよう
に、上述の如き分草体を杆状に形成する技術も公知であ
る。
に、上述の如き分草体を杆状に形成する技術も公知であ
る。
例えば、根菜の収穫作業においては、倒伏した茎葉部
の引起しを円滑に行うために、引起し装置の引起しラグ
作用域下端をできるだけ圃場面に近付けて作業走行する
ことが望ましい。
の引起しを円滑に行うために、引起し装置の引起しラグ
作用域下端をできるだけ圃場面に近付けて作業走行する
ことが望ましい。
しかしながら、このように引起し装置を低くして作業
走行する場合、分草体が圃場面に突っ込み易くなり、上
述の従来の根菜等の収穫機のように分草体が板状に形成
されていると、この分草体が圃場面に突っ込んだ場合の
反力が非常に大きくなって、この分草体の取付部のみな
らず機体の各部に破損を来す虞がある。
走行する場合、分草体が圃場面に突っ込み易くなり、上
述の従来の根菜等の収穫機のように分草体が板状に形成
されていると、この分草体が圃場面に突っ込んだ場合の
反力が非常に大きくなって、この分草体の取付部のみな
らず機体の各部に破損を来す虞がある。
また、特開昭53−48828号公報に開示されているよう
に分草体が引起し装置の前面に取り付けられていたり、
実公昭60−5774号公報に開示されているように分草体が
引起しラグ作用域下端と同等の高さ乃至これよりも上側
に設けられていると、圃場面の雑草等が分草体に載せ掛
かって後方へ案内され、引起しラグに引き継がれて根菜
等の茎部と共に引起されてしまい、根菜等の収穫作業を
円滑に行うことができなくなる問題がある。
に分草体が引起し装置の前面に取り付けられていたり、
実公昭60−5774号公報に開示されているように分草体が
引起しラグ作用域下端と同等の高さ乃至これよりも上側
に設けられていると、圃場面の雑草等が分草体に載せ掛
かって後方へ案内され、引起しラグに引き継がれて根菜
等の茎部と共に引起されてしまい、根菜等の収穫作業を
円滑に行うことができなくなる問題がある。
この発明は、以上のような課題を解決するために、以
下の如き技術的手段を講じる。
下の如き技術的手段を講じる。
すなわち、根菜等の茎部を分草する分草体9,12と、該
分草体9,12によって分草された茎部を引起す引起し装置
２とを設けた根菜等の収穫機において、前記分草体9,12
を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起
し装置２の後側から引起しラグ４作用域下端よりも下方
を迂回して前方下方に延設したことを特徴とする根菜等
の収穫機としたものである。
分草体9,12によって分草された茎部を引起す引起し装置
２とを設けた根菜等の収穫機において、前記分草体9,12
を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起
し装置２の後側から引起しラグ４作用域下端よりも下方
を迂回して前方下方に延設したことを特徴とする根菜等
の収穫機としたものである。
これにより、収穫作業を行う際には、機体を前進させ
ながら、圃場に植生する根菜等の茎部を分草体9,12によ
って分草し、この分草された茎部を引起し装置２の引起
しラグ４の作用によって引起す。
ながら、圃場に植生する根菜等の茎部を分草体9,12によ
って分草し、この分草された茎部を引起し装置２の引起
しラグ４の作用によって引起す。
この際、引起し装置２の引起しラグ４による引起し作
用を円滑に行わせるために、引起し装置２を低い位置に
調節することがあり、このような場合、分草体9,12はそ
の先端部が引起し装置２の後側から引起しラグ４作用域
下端よりも下方を迂回して前方下方に延設されているた
め、根菜等の茎部をすくい上げ易くなる反面、圃場面に
突っ込み易くなる。
用を円滑に行わせるために、引起し装置２を低い位置に
調節することがあり、このような場合、分草体9,12はそ
の先端部が引起し装置２の後側から引起しラグ４作用域
下端よりも下方を迂回して前方下方に延設されているた
め、根菜等の茎部をすくい上げ易くなる反面、圃場面に
突っ込み易くなる。
しかしながら、この分草体9,12は杆状に形成されてい
るために、例え圃場面に突っ込んだとしても、この際に
受ける反力が従来の板状のものに比べて小さくなり、該
分草体9,12の取付部や機体各部に破損を生じにくくな
る。
るために、例え圃場面に突っ込んだとしても、この際に
受ける反力が従来の板状のものに比べて小さくなり、該
分草体9,12の取付部や機体各部に破損を生じにくくな
る。
また、分草体9,12が引起しラグ４作用域下端よりも下
方を迂回して設けられているため、雑草等が分草体9,12
に載せ掛かって後方へ案内されてきても、これを引起し
ラグ４に引き継いでしまうようなことが少なくなる。
方を迂回して設けられているため、雑草等が分草体9,12
に載せ掛かって後方へ案内されてきても、これを引起し
ラグ４に引き継いでしまうようなことが少なくなる。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明は、根菜等の茎部を分草する
分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎部を
引起す引起し装置２とを設けた根菜等の収穫機におい
て、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体
9,12の先端部を引起し装置２の後側から引起しラグ４作
用域下端よりも下方を迂回して前方下方に延設したこと
を特徴とする根菜等の収穫機としたので、分草体9,12が
圃場面に突っ込んだ場合の反力を小さくして各部の破損
を防止することができると共に、分草体9,12ないし引起
し装置２を従来より低い位置に調節し得るものとなして
茎部の引起しを円滑に行えるものとし、根菜等の収穫作
業の能率を向上させることができる。
分草体9,12と、該分草体9,12によって分草された茎部を
引起す引起し装置２とを設けた根菜等の収穫機におい
て、前記分草体9,12を杆状に形成すると共に、該分草体
9,12の先端部を引起し装置２の後側から引起しラグ４作
用域下端よりも下方を迂回して前方下方に延設したこと
を特徴とする根菜等の収穫機としたので、分草体9,12が
圃場面に突っ込んだ場合の反力を小さくして各部の破損
を防止することができると共に、分草体9,12ないし引起
し装置２を従来より低い位置に調節し得るものとなして
茎部の引起しを円滑に行えるものとし、根菜等の収穫作
業の能率を向上させることができる。
また、圃場面の雑草等を根菜等の茎部と共に引起して
しまうようなことが少なくなり、根菜等の収穫作業を円
滑に行うことができる。
しまうようなことが少なくなり、根菜等の収穫作業を円
滑に行うことができる。
図中、２は引起し装置、４は引起しラグを示す。
まず、第１図と第２図に示す第１実施例は、押え杆
（分草体）９をフレーム10から前方へ延長させ、引起し
開始位置の下方を経て更に前方へ延長して構成してい
る。
（分草体）９をフレーム10から前方へ延長させ、引起し
開始位置の下方を経て更に前方へ延長して構成してい
る。
そして、押え杆９は、先端部が分草体となっている。
５は茎葉切断装置である。
次に、第３図と第４図に示す第２実施例は、左右両外
側の押え杆９を中間で枢着して前部を分草体12としてい
る。
側の押え杆９を中間で枢着して前部を分草体12としてい
る。
そして、分草体12は、後部のプーリー13からクランク
14、ロット15、連杆16を介して連結され、上下に揺動し
て茎葉を分草しながら引起すように構成している。
14、ロット15、連杆16を介して連結され、上下に揺動し
て茎葉を分草しながら引起すように構成している。
17は掘取刃、18はコンベアを示す。
図面はこの発明の実施の形態を示すものであって、第１
図は第１実施例の平面図、第２図はその側面図、第３図
は第２実施例の平面図、第４図はその側面図である。 符号の説明 １……車台、２……引起し装置、３……引き抜かれ防止
装置、４……引起しラグ ５……茎葉切断装置、９……押え杆、10……フレーム、
12……分草体 13……プーリー、14……クランク、15……ロット、16…
…連杆、17……掘取刃 18……コンベア
図は第１実施例の平面図、第２図はその側面図、第３図
は第２実施例の平面図、第４図はその側面図である。 符号の説明 １……車台、２……引起し装置、３……引き抜かれ防止
装置、４……引起しラグ ５……茎葉切断装置、９……押え杆、10……フレーム、
12……分草体 13……プーリー、14……クランク、15……ロット、16…
…連杆、17……掘取刃 18……コンベア
フロントページの続き 合議体 審判長 藤井 俊二 審判官 平瀬 博通 審判官 鈴木 寛治 (56)参考文献 特開 昭53−48828（ＪＰ，Ａ) 実公 昭50−19940（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭60−5774（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】根菜等の茎部を分草する分草体9,12と、該
分草体9,12によって分草された茎部を引起す引起し装置
２とを設けた根菜等の収穫機において、前記分草体9,12
を杆状に形成すると共に、該分草体9,12の先端部を引起
し装置２の後側から引起しラグ４作用域下端よりも下方
を迂回して前方下方に延設したことを特徴とする根菜等
の収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15500989A JP3213305B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | 根菜等の収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15500989A JP3213305B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | 根菜等の収穫機 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13438499A Division JPH11332344A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 根菜収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0319614A JPH0319614A (ja) | 1991-01-28 |
| JP3213305B2 true JP3213305B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=15596696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15500989A Expired - Lifetime JP3213305B2 (ja) | 1989-06-17 | 1989-06-17 | 根菜等の収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3213305B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0524264Y2 (ja) * | 1986-07-14 | 1993-06-21 |
-
1989
- 1989-06-17 JP JP15500989A patent/JP3213305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0319614A (ja) | 1991-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070719 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 8 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |