JP3213241U - 炉外型溶鋼脱りん処理システム - Google Patents

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志立 周
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春遠 李
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広友 丁
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唐山正豊鋼鉄有限公司
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Abstract

【課題】構造が簡単で、良好な脱リン率を実現する炉外型溶鋼脱りん処理システムを提供する。【解決手段】スプレーガン1と、取鍋2と、アルゴンブロー装置3と、脱リン剤貯蔵タンク4と、スラッギング装置5と、スラグタンク6とを含み、スプレーガン1の一端は、取鍋2の底部に設置され、スプレーガン1の他端は、パイプラインを介して脱リン剤貯蔵タンク4に連通され、取鍋2の上方には、スラッギング装置5が設置され、スラッギング装置5の下方には、スラグタンク6が設置され、取鍋2の底部には、アルゴンブロー装置3が設置される。スプレーガン1を用いて、ダルリンに必要な原料を脱リン剤貯蔵タンク4から取鍋2の底部にブローイングするとともに、取鍋2の底部からアルゴンをブローイングし、脱リンに良好な動力学的条件を与え、最後に、溶鋼にスラッギング操作を行い、低リン溶鋼を得る。【選択図】図1

Description

本考案は炉外型溶鋼脱りん処理システムに関するものであり、冶金業界の製鋼設備の技術分野に属する。
中周波誘導炉での溶鋼の製錬過程において、工程では脱リンの動力学的条件に適合されていないだけではなく、スラグ脱リン設備も具備されていないため、低リン(リンの含有量は0.020%未満である)溶鋼を得るのは比較的困難である。現在、実際の生産過程において、一般的に、中周波誘導炉の出鋼前または出鋼時、取鍋の内部に直接に脱リン剤を加える方法を採用して、脱リンの目的に達するが、このような脱リン処理方法は、脱リン効果が少なく、労働者の労働強度は高い。
本考案の目的は、スプレーガンを用いて、脱リンに必要な原料を取鍋の底部にブローイングするとともに、取鍋の底部からアルゴンをブローイングし、脱リンに良好な動力学的条件を与えることで、背景技術に存在する問題を解決する炉外型溶鋼脱りん処理システムを提供することにある。
本考案の技術方案において、スプレーガンと、取鍋と、アルゴンブロー装置と、脱リン剤貯蔵タンクと、スラッギング装置と、スラグタンクとを含み、スプレーガン1の一端は、取鍋の底部に設置され、スプレーガンの他端は、パイプラインを介して脱リン剤貯蔵タンクに連通され、取鍋の上方には、スラッギング装置が設置され、スラッギング装置の下方には、スラグタンクが設置され、取鍋の底部には、アルゴンブロー装置が設置される炉外型溶鋼脱りん処理システムを提供する。
前記スプレーガンには、リフティング装置がさらに設置される。
本考案においての技術を採用して、中周波誘導炉での出鋼後、スプレーガンを用いて、脱リンに必要な原料を脱リン剤貯蔵タンクから取鍋の底部にブローイングするとともに、取鍋の底部からアルゴンをブローイングし、脱リンに良好な動力学的条件を与え、最後に、溶鋼にスラッギング操作を行い、低リン溶鋼を得る。
本考案の有益な効果は、脱リンに良好な動力学的条件を与えることができ、脱リン率60%〜80%を実現し、構造が簡単で、労働者の労働強度を低下することである。
本考案に係る構造模式図
以下、添付された図面を結合して、実施例により本考案をさらに説明する。
図1を参照すると、炉外型溶鋼脱りん処理システムは、スプレーガン1と、取鍋2と、アルゴンブロー装置3と、脱リン剤貯蔵タンク4と、スラッギング装置5と、スラグタンク6とを含み、スプレーガン1の一端は、取鍋2の底部に設置され、スプレーガン1の他端は、パイプラインを介して脱リン剤貯蔵タンク4に連通され、取鍋2の上方には、スラッギング装置5が設置され、スラッギング装置5の下方には、スラグタンク6が設置され、取鍋2の底部には、アルゴンブロー装置3が設置される。
本実施例において、ダブルスプレーガンを用い、ダブルスプレーガンはリフティング装置と回転装置とをさらに備える。単に脱リン剤をブローイングして溶鋼脱リンを実施する過程において、乾燥窒素を使用する。すべての空気搬送作業と空気搬送補助作業は、皆乾燥窒素を使用して行われる。その他、脱リン剤貯蔵タンクと、輸送タンクと、コンベヤーベルトと、ベルトスケールと、噴射タンクと、バルブと、パイプラインとからなる脱リン剤貯蔵装置及び脱リン剤搬送装置をさらに含む。粉末貯蔵タンクには、集塵機が配置される。貯蔵タンクは、迅速で便利に、重力で脱リン剤を輸入コンベヤータンクに送ることを保証する。ライムは、コンベヤータンクによりスプレータンクに送られ、計量スプレータンクはプレーガン脱リンの必要に応じて、スプレー流量を調整することができ、酸化鉄と蛍石は、ベルトスケール及びベルトコンベヤにより直接にトレミー管に送られて、溶鋼に進入される。
溶鋼脱リン過程において、メインコンソールは、PCワークステーションとプログラマブルロジックコントローラ( programmable logic controller,PLC)とで制御され、一般的に、すべての操作過程は自動的に完成され、それぞれの動作は、全部厳しい操作順序及び制約が備えられ、誤作業及びバルブパイプラインを塞ぐことを防止する。PCワークステーション及びPLCにより以下のすべての工程プロセスを制御することで、具体的に、ブローイングする料を計算すること、サブスプレーエアチャネルをオンする時間、自動的に脱リン剤をブローイングする時間、スプレーのレートの調節、自動的にスプレーガンを送入すること、スプレーガンのリフトアップ、スプレーガンの停止及びガスの停止、供給タンクへの排気ガスの供給、材料供給タンクの溶鋼車を起動させスプレー位置及びスラッギング位置につくこと、スラッギング車の作動、並びに排気システムと集塵システムに連結されることを含む。PLC 排滓機には、チェーンがある。
全体のプロセスはプロセスモデルの確立を必要としており、ブローイング工程を順調に行うため、目標リンに達することを前提に、最小量の脱リン剤を使用する。脱リン剤の消費は何十個の要素の影響を受けることで、実際の工業操作では5つの主な変量要素、即ち、溶鋼の元のリン、溶鋼の元の温度、処理された溶鋼の量、目標リン、脱リン剤を含む金属量をプロセスモデルに入力し、プロセスモデルは、該炉の異なる時間帯においてのスプレー速度、該炉の異なる時間帯においてのキャリアガス量の大きさ、ブローイングの総時間、脱リン剤の消費総量を計算して、コンピュータに保存させるとともに、液晶ディスプレイ(liquid crystal display,LCD)スクリーンに上述した数値を表示し、ブローイングの速度の多少は、コンピュータで制御するバルブ開度に依頼し、キャリアガス量の大きさは、コンピュータで制御する流量バルブの開度と高精度流量計とに対応されている。同時に、工程操作の融通性を高めるために、自動的にスプレー速度、キャリアガス量を調整し、また人工的に初期リンを操作することができ、人工的にブローイングの速度を操作する時、ブローイングの速度は調整されることができ、ブローイングの総時間はそれに伴って変化され、人工的にキャリアガス量を操作する時、キャリアガス量と脱リン剤との消費総量は、それに伴って変化される。
なお、本考案におけるアルゴンブロー装置3、スラッギング装置5、スプレーガンリフティング装置7及び回転装置は、すべての本技術分野においての一般的な設備であり、本技術分野においての公知技術の内容である。
1 スプレーガン
2 取鍋、
3 アルゴンブロー装置
4 脱リン剤貯蔵タンク、
5 スラッギング装置
6 スラグタンク
7 リフティング装置

Claims (2)

  1. スプレーガン(1)と、取鍋(2)と、アルゴンブロー装置(3)と、脱リン剤貯蔵タンク(4)と、スラッギング装置(5)と、スラグタンク(6)とを含み、
    スプレーガン(1)の一端は、取鍋(2)の底部に設置され、スプレーガン(1)の他端は、パイプラインを介して脱リン剤貯蔵タンク(4)に連通され、取鍋(2)の上方には、スラッギング装置(5)が設置され、スラッギング装置(5)の下方には、スラグタンク(6)が設置され、取鍋(2)の底部には、アルゴンブロー装置(3)が設置される
    ことを特徴とする炉外型溶鋼脱りん処理システム。
  2. 前記スプレーガン(1)には、リフティング装置(7)が備わる
    請求項1に記載の炉外型溶鋼脱りん処理システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110042187A (zh) * 2019-05-30 2019-07-23 无锡东大汉森冶金实业有限公司 转炉出钢时炉渣喷粉改质和渣钢分离的装置及使用方法
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