JP3213230U - 検体採取容器 - Google Patents

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信悟 齋藤
信悟 齋藤
神野 文夫
文夫 神野
敏 阿久津
敏 阿久津
禎二郎 金田
禎二郎 金田
洋一 ▲高▼野
洋一 ▲高▼野
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Abstract

【課題】検体採取棒によって検体を採取して検体採取容器本体内に収容する際に、検体採取棒を検体採取容器本体における挿入口から容易に挿入することができ、検体採取作業を簡便、かつ効率よく行え、また、採取した検体の飛散を防ぐことが可能な検体採取容器を提供する。【解決手段】容器内を密封する蓋部22と検体採取棒21とを有する蓋体2と、検体を収容する収容部31と検体採取棒21を収容部31内に挿入するための口部32とを有する容器本体3と、を備える検体採取容器であって、口部32の開口端縁側の少なくとも一部が着色されている着色部34を有する。【選択図】図2

Description

本考案は、検体検査に際して検体採取棒により検体を採取する検体採取容器に関する。
従来、糞便検査(検便)などの検体検査に際して、検体を採取する検体採取容器として様々な形態の検体採取容器が提案されているが、その多くのものは、先端に螺旋状溝などの検体採取部を設けた検体採取棒を有する蓋体と、保存溶液などが充填され、採取した検体を収容する容器本体とを備えている。
この種の検体採取容器にあっては、検体を採取するにあたり、蓋体を取り外し、検体採取部を検体に接触させた後に、検体採取棒を検体採取容器本体の挿入口から容器本体内に挿入し、蓋をすることによって、採取した検体を収容するようになっている。
検体採取棒が挿入される挿入口は、容器本体内に充填された保存溶液などや収容した検体又はその希釈液の漏出を防ぐために、多くの検体採取容器においてその直径は小さく設計されている。そのため、検体採取棒の検体採取容器への挿入には困難を伴っていた。
ここで、検体の採取に際しては、糞便等の感染性物質を含むおそれがある検体も扱うため、その取扱いには慎重さを要する。検体採取棒の検体採取容器本体への挿入がうまく行えないと、感染性物質を飛散させてしまい、二次感染の危険性が高まることが懸念される。
一方、検体を採取する現場では、短時間で処理を行いたいという要望がある。
そこで、検体採取棒を検体採取容器に容易に挿入出来る検体採取容器を用いることにより、検体採取作業を簡便、かつ効率よく行え、採取した検体の飛散を防ぐことが期待される。
このような事情を鑑み、検体採取棒の検体採取容器への挿入を容易にするために、検体採取棒が挿入される挿入口の開口端縁を、傾斜部又は段差部を含むようにして、開口端部を大きく設けることが提案されている(特許文献1)。
実用新案登録第3204226号公報
しかし、検体採取容器の容器本体は、ほとんどの容器が白色半透明で形成されているため、開口端部の視認性が不十分であり、検体採取棒を検体採取容器へ挿入する際に目測を誤ってしまうことがあった。そのため、検体採取棒を挿入口へ容易に挿入するために、さらなる改良が求められていた。
そこで、本考案は、検体採取棒によって検体を採取して検体採取容器本体内に収容する際に、検体採取棒を検体採取容器本体における挿入口から容易に挿入することができ、検体採取作業を簡便、かつ効率よく行え、また、採取した検体の飛散を防ぐことが可能な検体採取容器の提供を目的とする。
本考案に係る検体採取容器は、容器内を密封する蓋部と検体採取棒とを有する蓋体と、検体を収容する収容部と前記検体採取棒を前記収容部内に挿入するための口部とを有する容器本体と、を備える検体採取容器であって、前記口部の開口端縁側の少なくとも一部が着色されている着色部を有する構成としてある。
本考案に係る検体採取容器によれば、検体採取棒によって検体を採取して検体採取容器本体内に収容する際に、検体採取棒を検体採取容器本体における挿入口から容易に挿入することができ、検体採取作業を簡便、かつ効率よく行え、また、採取した検体の飛散を防ぐことが可能になる。
本考案の実施形態に係る検体採取容器の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における蓋体と容器本体の一例を示す斜視図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す正面図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す背面図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す左側面図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す右側面図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す平面図である。 本考案の実施形態に係る検体採取容器における容器本体の一例を示す底面図である。
以下、本考案の好ましい実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る検体採取容器1の一例を示す斜視図である。図2は、本考案の実施形態に係る検体採取容器1における蓋体2と容器本体3の一例を示す斜視図であり、図3は、同正面図、図4は、同背面図、図5は、同左側面図、図6は、同右側面図、図7は、同平面図、図8は、同底面図である。
本実施形態の検体採取容器1は、糞便検査などの検体検査に際して検体を採取するためのものであり、図1に示すように、容器を密封する蓋体2と採取した検体が収容される容器本体3とを備える。検体採取容器1を構成するこれらの部材は、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を用いて、射出成形などにより製造することができる。
図2に示すように、蓋体2は、検体採取棒21と容器を密封する蓋部22とを有する。検体採取棒21の先端側には検体採取部21aが設けられており、検体採取棒21により検体を採取するには、蓋体2を容器本体3から取り外して、検体採取棒21を検体に接触させ、検体採取部21aで採取する。そして、検体を採取した後は、蓋体2を再び容器本体3に装着して、検体採取棒21を、保存溶液などが充填されている容器本体3内に戻す。
検体採取棒21の先端側に設けられる検体採取部21aとしては、例えば、検体が糞便である場合、図2に示すように、螺旋状に刻設された螺旋状溝などを設けることが一例として好ましく挙げることができるが、検体を確実に採取できるものであれば、これに限定されない。例えば、長手方向と直交し、検体採取棒21の先端側を周回する溝を複数設けることも可能である。その他、各種形状の凹部や貫通孔を一つ以上設けてもよい。また、検体採取部21aを繊維状のもので構成することもできる。検体の性状は固形状、液状等様々であるので、様々な性状の検体を採取するために既存の手段を適宜選択することができる。
検体採取棒21に付着した検体の視認性を高めるために、検体採取棒21を着色することが好ましい。例えば、検体が糞便であった場合は、白色乃至淡色の明度の高い色で着色することが好ましく、糞便の色(褐色乃至黄褐色)の補色に近い淡緑色に着色することがより好ましい。
蓋部22は、容器本体3(収容部31)の形状に合わせ、同じ外径を有する形状となるように成形するか、容器本体3(収容部31)よりも小さく成形することが、検体採取容器1の収納や輸送に際してスペースをとらないため好ましい。しかし、容器本体3を密封することができる機能を有していれば、特にその形状は限定されない。
このような蓋体2は、射出成形により蓋部22と検体採取棒21とを一体に成形することが好ましいが、これらは別体に成形するようにしてもよい。蓋部22によって容器を密封することができるとともに、検体の採取に支障がない強度を検体採取棒21が有していれば、蓋体2の具体的な構成は特に限定されない。
容器本体3は、図2〜7に示されるように、内部に検体を収容する収容部31と、検体採取棒21を収容部31内部に挿入するための口部32とを有する。
収容部31は、図2に示されるように、断面が長円形の筒状に成形すると、検体採取容器1の収納や輸送に際してスペースをとらず、また検体採取容器1を置く際に安定性が高く、好ましい。しかし、その内部に、検体採取棒21を収容できるように構成されていれば、特にその形状は限定されない。円筒形、或いは断面が楕円形や多角形の筒状に成形してもよい。
収容部31の先端側には、口部32が設けられ、基端側は底面となる。
口部32は、検体採取棒21を収容部31内に案内しつつ挿入することができるように、検体採取棒21の直径よりも少し大きい直径を有する円筒形に成形することが好ましい。例えば、検体採取棒21の直径が2〜3mmとすると、口部32の孔の直径は5mmとすることが好ましい。口部32の先端側は検体採取棒21が挿入される挿入口33となる。口部32は、検体を収容する収容部31内へ直線的に孔が続くように、収容部31の先端に設けられる。
詳細は後述するが、口部32における収容部31内へ続く内壁と、その反対面となる外壁は、その一部が着色されている着色部34を有する。
口部32の開口端縁は、図2〜6に示されるように、傾斜部を含む態様とすることが、開口端部を大きくすることができ、検体採取棒21を挿入口33に挿入する際に挿入を容易に行うことができるため好ましいが、口部の開口端縁は、この態様に限定されない。口部の開口端縁が、段差部を含んでもよいし、又は傾斜部と段差部を含んでもよい。口部の開口端縁が、傾斜部や段差部を含まずに、検体採取棒の容器本体への挿入方向に対して垂直な断面を形成するように構成されていてもよい。
容器本体3の内部構造は、検体採取容器1の用途によって適宜構成することができる。例えば、口部32や収容部31の内部を、採取した検体や充填した保存液などの収容物を漏洩させないように構成することが好ましい。また、収容部31の内部および口部32を、収容部外面とは別体で構成してもよい。また、収容部31の基端側の底面を、収容した検体の検査に供するために、取り出し易い構造にすることも好ましい。
本実施形態の検体採取容器1において、蓋体2は、容器本体3の口部32の外周面に周方向に沿って形成した凸部32aと、蓋部22の内周面に周方向に沿って形成した凸部(図示しない)との嵌合により装着されて、容器内を密封するようにしてあるが、蓋体2の容器本体3への装着手段はこれに限定されない。容器内を密封することができれば、例えば、特に図示しないが、蓋部の内周面に条設された螺条と、口部32の外周面に条設された螺条とにより、螺着によって蓋体を装着するようにしてもよい。
本考案においては、口部32の開口端縁側の少なくとも一部が着色されている着色部34を有する。このように、着色部34を挿入口33近傍に有することによって口部32の開口端縁の視認性が高まるため、検体採取棒21で検体を採取した後、検体採取棒21を容器本体3内に収容する際に、検体採取棒21を検体採取容器本体開口部32の挿入口33から容易に挿入することができ、検体採取作業を簡便、かつ効率よく行え、また、採取した検体の飛散を防ぐことが可能になる。
着色部34は、例えば検体が接触したとしても検体及び着色部双方に影響を与えることがない塗料を塗布することで設けることができるが、挿入口33から検体採取棒21を挿入する際に検体が接触することに影響を与えることがなく、検体採取棒21を容器本体3内へ挿入する機能を害するものでなければ特に限定されない。
着色の色は、検体採取棒21を挿入する際に、挿入口33の視認性を高めることができる色であれば、特に限定されない。例えば、赤や緑などの彩度の高い色が好ましく、特に黒色が好ましい。検体採取棒21が着色されている場合は、検体採取棒21とは異なる色で着色することが好ましい。
着色部34は、口部32の開口端縁側に設けられれば、開口端に設けられてもよいし、口部32の内壁の少なくとも一部に設けられてもよいし、口部32の外壁の少なくとも一部に設けられてもよいし、またはそれらの組み合わせであってもよい。
また、着色部34が、口部32の内壁と外壁とで異なる色で着色されてもよい。
また例えば、図2〜6に示されるように、口部32の開口端縁が、傾斜部や段差部を含んでいる場合、開口端縁において口部32の先端側から基端側(収容部31側)に向かった方向に対して上位側に位置する口部32の内壁の一部と、開口端縁において口部32の先端側から基端側(収容部31側)に向かった方向に対して下位側に位置する口部32の外壁の一部とが着色されている着色部を有してもよい。
このような形態とすることによって、挿入口33の視認性が高まるとともに、口部32への着色作業が簡便に行うことができるため、好ましい。
このように、本実施形態によれば、検体採取棒によって検体を採取して検体採取容器本体内に収容する際に、検体採取棒を検体採取容器本体開口部の挿入口から容易に挿入することができる。
以上、本考案について、好ましい実施形態を示して説明したが、本考案は、前述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本考案の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
以上説明したように、本考案は、検体検査に際して検体採取棒により検体を採取する検体採取容器として利用することができる。
1:検体採取容器
2:蓋体
21:検体採取棒
21a:検体採取部
22:蓋部
3:容器本体
31:収容部
32:口部
33:挿入口
34:着色部

Claims (3)

  1. 容器内を密封する蓋部と検体採取棒とを有する蓋体と、
    検体を収容する収容部と前記検体採取棒を前記収容部内に挿入するための口部とを有する容器本体と、
    を備える検体採取容器であって、
    前記口部の開口端縁側の少なくとも一部が着色されている着色部を有することを特徴とする検体採取容器。
  2. 前記口部の開口端縁が、傾斜部又は段差部を含み、
    当該開口端縁において前記口部の先端側から前記収容部側に向かった方向に対して上位側に位置する前記口部の内壁の一部と、当該開口端縁において前記口部の先端側から前記収容部側に向かった方向に対して下位側に位置する前記口部の外壁の一部とが着色されている着色部を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検体採取容器。
  3. 前記着色部が、前記口部の内壁と外壁とで異なる色に着色されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の検体採取容器。
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