JP3213217U - 足首サポーター - Google Patents
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Abstract
【課題】踵の箇所をガードすることによりそこを固定・保護するだけでなく、それによって膝や腰回りなどの不自然な体勢、動きなどを改善サポートすることにより、様々な痛み疾患などのトラブルや作業、スポーツ等に対処できる足首サポーターを提供する。【解決手段】緩やかに湾曲した略C字状の長帯部Aと略I字状の短帯部Bとから成るバンド体1において、短帯部Bはその端を長帯部Aの適宜部位で垂伸状になるように固着もしくは面状ファスナー2で連結し、長帯部Aの両端に面状ファスナー2を設けて足首を囲むリング体を形成できるようにするとともに、短帯部Bの先端に面状ファスナー2を設けてこれに対応する面状ファスナー2を長帯部Aの対向位置に設け、装着時には面状ファスナー2を止着することにより足裏後部と足甲後部と踵後上部を帯状に覆う三次元形状のバンド体1と成るようにする。【選択図】図3
Description
この考案は、日常生活における姿勢や歩行を改善したりスポーツパフォーマンスを向上させるための足首サポーターに関する。
人間は全体重を両足で支えて直立歩行をする一方、仕事やスポーツ、或いは日常の生活習慣などから不自然な姿勢や無理な体勢で過ごしがちで、その結果、多くの人が腰から足にかけての様々なトラブルに悩まされているのが現状である。
その対策として、身体に装着するものとしては、腰回り、膝回りやふくらはぎ、或いはそこから踵にかけてを伸縮性の布地などで取り巻くタイプのものが数多く出回っている。
このような在来のサポーター類の多くは、動きのある身体をサポートするため、広い面積の伸縮性シートで痛みのある箇所の回りを広く取り巻く形態のものとなっている。従ってそのためのコスト負担が嵩むだけでなく、着脱に手間取ったり長時間の着用に違和感があるなどの問題点があった。
本考案はかかる問題点を解決するために、直立歩行する人体構造の要になっている踵の部分に注目して、その箇所をガードすることによりそこを固定・保護するだけでなく、それによって膝や腰回りなどの不自然な体勢、動きなどを改善することにより、様々な痛みトラブルやスポーツ等に対処することを課題とする。
図1のような装着した場合に対応する被装着時の形状の例として掲げたのが図2及び図3である。すなわち装着時には足裏後部と足甲後部と踵後上部を帯状に覆うように形成される三次元形状のバンド体1から成り、非装着時には、緩やかに湾曲した略C字状の長帯部Aと略I字状の短帯部Bとから成るバンド体1において、短帯部Bはその端を長帯部Aの適宜部位で垂伸状になるように固着もしくは面状ファスナー2で連結し、長帯部Aの両端に面状ファスナー2を設けて足首を囲むリング体を形成できるようにするとともに、短帯部Bの先端に面状ファスナー2を設けてこれに対応する面状ファスナー2を長帯部Aの対向位置に設け、装着時には面状ファスナー2を止着することにより足裏後部と足甲後部と踵後上部を帯状に覆う三次元形状のバンド体1と成るようにする。
なお、図では長帯部Aの垂伸状に連結させる適宜部位として、全長の片端より約4分の1の箇所を例示したが、この場合は、他端より約4分の1の箇所に面状ファスナー2を取り付けておくことにより、その箇所で足裏を横切った短帯部Bの先部に取り付けてある面状ファスナー2を固定して足裏を支えるとともに、長帯部Aは足首を取り巻いて前方の足甲部で両端の面状ファスナー2で微調整しつつ貼着固定することになる。微調整や固定は前方がやり易いことを考慮している。
但し本考案の基本コンセプトはそれに限られているわけではない。すなわち、垂伸状固定部位は片端部でも中央部であってもよく、また例えばそこを予め縫い付けもしくは一体成型により非分離の一体物にした製品形態もあり得る。
本考案によれば、足の踵部という動きの少ない小さな部位に装着するのみで、着用に伴う大きな負担や違和感なく身体全体の歪み等を適正化させるのに役立ち、またそれにより疲労や悪化した生活習慣の弊害改善にも貢献できる効果がある。
図2で例示したような長短二本の帯状バンド体1において、長帯部Aは厚さ1〜2mm、幅約3cm、長さ約30cmの緩やかな円弧状とし、短帯部Bは厚さ1〜2mm、幅約3cm、長さ約15cmとする。長帯部Aの両端にはこれをリング状に固定連結するための面状ファスナー2を、片方は表側に雄面、他方は裏側に雌面になるように取り付け、また両端からそれぞれ1/4の箇所にも別の面状ファスナー2を設けて、短帯部Bの両端部にも設けた面状ファスナー2に対応できるようにしておく。なお、短帯部Bの片端は長帯部Aの端から1/4の箇所より垂伸状になるように予め縫製等により固定状に取り付ける。また取り付ける箇所は必ずしも上記の位置に限らず、寸法も足の大きさ等に応じて別規格もあり得るので、本考案の最良の実施形態は、必ずしも一つに限定されるものではない。
本考案は使用感が良くてニーズも多く、量産可能であるので産業上の利用可能は十分にある。
1……バンド体 A……長帯部 B……短帯部
2……面状ファスナー
2……面状ファスナー
Claims (1)
- 緩やかに湾曲した略C字状の長帯部と略I字状の短帯部とから成るバンド体において、該短帯部はその端を該長帯部の適宜部位で垂伸状になるように固着もしくは面状ファスナーで連結し、該長帯部の両端に面状ファスナーを設けて足首を囲むリング体を形成できるようにするとともに、該短帯部の先端に面状ファスナーを設けてこれに対応する面状ファスナーを長帯部の対向位置に設け、装着時には該面状ファスナーを止着することにより足裏後部と足甲後部と踵後上部を帯状に覆う三次元形状のバンド体と成ることを特徴とする足首サポーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003855U JP3213217U (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 足首サポーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017003855U JP3213217U (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 足首サポーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3213217U true JP3213217U (ja) | 2017-10-26 |
Family
ID=60156651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017003855U Active JP3213217U (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 足首サポーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213217U (ja) |
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2017
- 2017-08-03 JP JP2017003855U patent/JP3213217U/ja active Active
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