JP3213140U

JP3213140U - カードコネクタ

Info

Publication number: JP3213140U
Application number: JP2017003687U
Authority: JP
Inventors: 明添呂; 端揚呉
Original assignee: 群翊科技股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2017-08-09
Filing date: 2017-08-09
Publication date: 2017-10-19
Anticipated expiration: 2027-08-09

Abstract

【課題】スムーズなカード差し込み、及びカード抜き取りの効果を達成するカードコネクタを提供する。【解決手段】カードコネクタは、台座１の差込空間１０一側の支持腕１２上に滑動部１３を設置し、且つ滑動部１３上に設置した押上台２１内には掛合バネ片２２を定位する。該掛合バネ片一端は掛合バネ腕２２２が延び、更に台座１外部は遮蔽筐体３で覆い、該遮蔽筐体３表面に設置した穿孔３１内側の後方壁面には下向き傾斜で伸びた接触腕３２を前向きに設置する。メモリーカードをカード差し込む時、掛合バネ片２２でメモリーカード側辺の凹槽を掛合して定位し、カード固定の効果を備える。これによってメモリーカードが脱落するのを防止する。また、カードを抜き取る時、該掛合バネ腕２２２は接触腕３２の案内を受けて掛合バネ腕２２２を上向きに移動させ、メモリーカード側辺の凹槽の制限を外し、同時に掛合バネ腕２２２を接触腕３２表面上で押さえる。【選択図】図２

Description

本考案は、カードコネクタに関するもので、特にカードコネクタの押移動装置に掛合バネ片を設置する。即ち掛合バネ片でメモリーカード側辺の凹槽に掛合し、メモリーカードの定位を確実にして外れにくくする。また、メモリーカードを外す時、遮蔽筐体の接触腕によって上向きに掛合バネ片を押さえ、掛合バネ片を凹槽から外し、スムーズなカード差込、抜取りの効果を達成する。

現在の携帯電話、デジタルカメラ、ノートパソコン、携帯情報端末等電子製品は、機能においては益々向上し、デジタル保存料についての要求は益々高まっているが、体積は益々軽薄短小に向かって発展しており、メモリーカードコネクタは一般に直接回路板上に設置して各式メモリーカードを差し込み、カード内のデジタルデータを該メモリーカードコネクタを経て回路板で電気連接する。

特開2016-103351号公報

解決しようとする問題点は、メモリーカード及び該コネクタは相対して益々小さくなっていて、該端子間の間隙も近づいているため、メモリーカード插入時には安定して定位、固定し、メモリーカードとの接点の間を正確にして、良好に接触し、安定して連接することで勝手に外れたりしないようにする。それは非常に重要なことであり、現技術のコネクタ製品において、重視されておらず解決しなければならない。

上述の公知の欠点と不便を改善し、関連業者は研究改善する。

本考案は、台座の差込空間一側の支持腕上に滑動部を設置し、且つ滑動部上に設置した押上台内には掛合バネ片を定位する。該掛合バネ片一端は掛合バネ腕が延び、更に台座外部は遮蔽筐体で覆い、該遮蔽筐体表面に設置した穿孔内側の後方壁面には下向き傾斜で伸びた接触腕を前向きに設置する。メモリーカードをカード差し込む時、掛合バネ片でメモリーカード側辺の凹槽を掛合して定位し、カード固定の効果を備える。これによってメモリーカードが脱落するのを防止する。また、カードを抜き取る時、該掛合バネ腕は接触腕の案内を受けて掛合バネ腕を上向きに移動させ、メモリーカード側辺の凹槽の制限を外し、同時に掛合バネ腕を接触腕表面上で押さえ、台座の差込空間使用を妨害しないことを最も主要な特徴とする。

本考案のカードコネクタは、スムーズにカード差込、カード抜取りの目的を達成するという利点がある。

本考案の立体外観図である。本考案の立体分解図である。本考案の別角度からの立体分解図である。本考案のメモリーカード挿入前の立体外観図である。本考案のメモリーカード挿入前の側面断面図である。本考案のメモリーカード挿入中の側面断面図である。本考案のメモリーカード挿入後の側面断面図である。本考案のメモリーカード挿入後の立体外観図である。

本考案の主な目的は、該台座の差込部に復数の端子を定位するための復数の挿入槽を設置する。また差込部両側には後ろ向きに延びる支持腕を有し、更に二支持腕の間には後方に開口を備えた差込空間を形成する。差込空間の一側並びにそのうちの一支持腕上には滑動部を設置し、且つ滑動部には押移動装置の押上台を定位させ、押上台内側には押移動面を成形する。また押上台内には掛合バネ片を定位し、該掛合バネ片一端には押上台上で定位する固定部が延び、掛合バネ片の固定部に相対する別端は後ろ向きに掛合バネ腕が延びる。更に台座の外部は遮蔽筐体で被覆し、該遮蔽筐体の表面に設置する穿孔内側の後方壁面には掛合バネ腕を上向きに押さえるために、下向きに傾斜して伸びた接触腕を前向きに設置する。メモリーカードを差込空間内で二度押すと、カード差込、カード抜取り動作が循環で作動して一度で完成する。更にカード差込する時、掛合バネ片でメモリーカード側辺の凹槽を掛合して定位し、カード固定の効果を備える、これによってメモリーカードが簡単に外れるのを防止し、更に電子信号を安定して伝送する。また、カード抜取りの時には、該掛合バネ腕は、接触腕の案内を受け、掛合バネ腕を上向きに移動させてメモリーカード側辺の凹槽の制限を外す。更に掛合バネ腕を接触腕表面上で押さえることで、台座の差込空間使用を妨げず、更に次にカード差込作業を行う際、スムーズにでき、これによってカード差込、カード抜取りの目的を達成する。

図１、２、３に示すとおり、本考案は、台座１、押移動装置２及び遮蔽筐体３を含む。

そのうち、該台座１は差込部１１を備え、差込部１１上には復数の端子１１２を定位する復数の挿入槽１１１を成形し、差込部１１二側には後方向きに支持腕１２が延び、且つ二支持腕１２の間には後方に開口１０１を備えた差込空間１０を形成し、差込空間１０一側のそのうち一支持腕１２上には凹陥状の滑動部１３を設置し、且つ滑動部１３は凹槽１３０を備え、更に凹槽１３０前方壁面には凸柱１３１を設置し、凹槽１３０後方壁面には凹孔１３２を設置する。

該押移動装置２は台座１の滑動部１３内に定位し、押上台２１を備え、且つ押上台２１内側には押移動面２１１を成形する。更に於押上台２１の押移動面２１１に隣接する一側面には納置槽２１２を形成し、且つ納置槽２１２最上面中央箇所には下向きに定位塊２１２１を凸設する。また納置槽２１２内には掛合バネ片２２を定位する。該掛合バネ片２２一端は押上台２１上に定位する固定部２２１が延び、固定部２２１側壁面には納置槽２１２内に挿入する復数の掛合腕２２１１が外向きに延び、且つ復数の掛合腕２２１１の間には定位塊２１２１表面に挟持する掛合空間２２１０を形成する。更に掛合バネ片２２の固定部２２１に相対する別端は後ろ向きに掛合バネ腕２２２が延び、更に掛合バネ腕２２２末端箇所は掛合点２２２１が折曲成形する。掛合点２２２１後方表面は傾斜状の停止面２２２２を成形する。その他、該押上台２１底部は軸柱２１３を軸向きに凸設し、軸柱２１３上にはバネ体２３一端を嵌合し、バネ体２３別端は滑動部１３の凸柱１３１上で嵌合する。更に押上台２１表面上には案内槽２１４を凹設し、且つ押上台２１上には案内槽２１４内で循環滑動定位動作する案内桿２４を設置し、また案内桿２４別端は凹孔１３２内で定位する。

該遮蔽筐体３は、台座１外部に遮蔽して結合し、該遮蔽筐体３表面には穿孔３１を穿設し、穿孔３１の内側後方壁面には下方向へ伸び且つ掛合バネ片２２の掛合バネ腕２２２を上向きに押さえる接触腕３２を前向きに設置する。更に接触腕３２前方表面には停止面２２２２へ導き、掛合バネ腕２２２を上向きに移動させる案内斜面３２１を成形し、遮蔽筐体３表面の接触腕３２前方から一定距離に位置する箇所にはアーチ型の押圧片３３を下向きに凹設し、他に遮蔽筐体３表面には押移動装置２の案内桿２４を押さえる定位バネ片３４が下向きに延びる。

図４、５、６、７、８に示すとおり、本考案は使用する時、先ずメモリーカード４を台座１後方の開口１０１から差込空間１０内に挿入してカード差込の動作を行う。該メモリーカード４前?は、押移動装置２の押上台２１に備えた押移動面２１１を押し、押上台２１が滑動部１３の凹槽１３０内で滑動移動する。更にバネ体２３は押されて弾性圧縮して変形し、同時に該押移動装置２の掛合バネ片２２は、押上台２１に従って位置移動する。更に掛合バネ片２２の掛合バネ腕２２２が遮蔽筐体３の接触腕３２の押さえを解除して下向きに弾性復位させ、且つメモリーカード４が插入されて定位すると、該掛合バネ腕２２２は末端の掛合点２２２１でメモリーカード４側辺の凹槽４１に掛合し、遮蔽筐体３の押圧片３３で掛合バネ腕２２２の停止面２２２２最上面箇所を押さえ、掛合点２２２１が凹槽４１内で確実に定位する。メモリーカード４が簡易に外向きに外れないことで、電子信号が安定して伝送され、該メモリーカード４が台座１の差込空間１０に定位すると、該押移動装置２の案内桿２４は、押上台２１の案内槽２１４内部で滑動定位し、同時に遮蔽筐体３の定位バネ片３４の弾性押さえを受けて案内桿２４が案内槽２１４内で位置移動して弾き出ることがなく、メモリーカード４のカード差込動作がスムーズに完成する。

本考案において、メモリーカード４を抜き取る時、メモリーカード４を台座１の差込空間１０内へ押し、押移動装置２の押上台２１を台座１の滑動部１３で滑動させ、押移動装置２のバネ体２３の弾性回復力を利用することで、押移動装置２の案内桿２４を押上台２１の案内槽２１４内部で往復滑動させる。同時に該押上台２１は押移動面２１１でメモリーカード４前端箇所を押し上げ、メモリーカード４を差込空間１０外部へ引き出す。また押上台２１が滑動部１３内で滑動中、該掛合バネ腕２２２の停止面２２２２は接触腕３２の案内斜面３２１の案内によって案内斜面３２１に沿って上向きに位置移動し、更に掛合バネ腕２２２の掛合点２２２１をメモリーカード４側辺の凹槽４１の制限から外し、メモリーカード４をスムーズにカード抜取りの動作を完成する。更にメモリーカード４が差込空間１０外部から抜き取られると、該掛合バネ腕２２２の停止面２２２２は接触腕３２の案内斜面３２１表面上で押さえられて定位し、台座１の差込空間１０使用を妨げず、次のカード差込作業をスムーズに進行させる。

上述のメモリーカード４はＣＦｅｘｐｒｅｓｓカード、メモリースティックカード（ＭｅｍｏｒｙＳｔｉｃｋＣａｒｄ、ＭＳカード）、セキュアデジタルカード（ＳｅｃｕｒｅＤｉｇｉｔａｌＣａｒｄ、ＳＤカード）、マルチメディアカード（Ｍｕｌｔｉ−ＭｅｄｉａＣａｒｄ、ＭＭＣカード）、スマートメディアカード（ＳｍａｒｔＭｅｄｉａＣａｒｄ、ＳＭカード）、ｘＤピクチャーカード（ＥxｔｒｅｍｅＤｉｇｉｔａｌＰｉｃｔｕｒｅＣａｒｄ、ＸＤカード）、及び上述のメモリーカードを基礎として改良デザインした一シリーズのメモリーカードで例としてミニＳＤカード（ＭｉｎｉＳＤ）、マイクロＳＤカード（ＭｉｃｒｏＳＤ）カード等規格とする。

本考案は、メモリーカード４を二度押すと、循環作動に依るカード差込、カード抜取り動作が完成するもので、該メモリーカード４をカード差込する時、押移動装置２の掛合バネ片２２でメモリーカード４側辺の凹槽４１内に掛合して定位し、カード固定の効果を備える。これにより、メモリーカード４が簡単に脱落するのを防止し、電子信号を安定して伝送する。また、メモリーカード４のカードを抜取る時、該掛合バネ片２２の掛合バネ腕２２２は遮蔽筐体３の接触腕３２の案内を受けて、掛合バネ腕２２２を上向きに移動し、メモリーカード４側辺の凹槽４１の制限を外し、且つ掛合バネ腕２２２を接触腕３２表面上に戻して押さえ、台座１の差込空間１０の使用を妨害せず、これによって次のカード差込作業がスムーズに進み、カード差込、カード抜取りがスムーズに進む効果を達成する。

上述詳細説明は、本考案の良好な実施例に過ぎず、該実施例は本考案の請求範囲を制限するものではない。本考案の技術精神に基づく同じ様な変化及び修飾変更はすべて本考案の請求項に含まれるものとする。

上述のとおり、本考案によって上述のカードコネクタを使用することにより、その効果及び目的を確実に達成できる。故に本考案は実用性に優れた考案であるため、実用新案登録の要件に符合する。

１台座
１０差込空間
１０１開口
１１差込部
１１１挿入槽
１１２端子
１２支持腕
１３滑動部
１３０凹槽
１３１凸柱
１３２凹孔
２押移動装置
２１押上台
２１１押移動面
２１２納置槽
２１２１定位塊
２１３軸柱
２１４案内槽
２２掛合バネ片
２２１固定部
２２１０掛合空間
２２１１掛合腕
２２２掛合バネ腕
２２２１掛合点
２２２２停止面
２３バネ体
２４案内桿
３遮蔽筐体
３１穿孔
３２接触腕
３２１案内斜面
３３押圧片
３４定位バネ片
４メモリーカード
４１凹槽

Claims

主に台座、押移動装置及び遮蔽筐体を含むカードコネクタにおいて、そのうち、
差込部を備え、差込部上には復数の端子を定位するための復数の挿入槽を成形し、また差込部両側共には後ろ向きに延びる支持腕を有し、更に二支持腕の間には後方に開口を備え且つ予め設置したメモリーカードを插入する差込空間を形成し、差込空間一側並びにそのうちの一支持腕上には滑動部を設置する台座と、
台座の滑動部内に定位し、滑動部内で滑動移動する押上台を備え、且つ押上台内側箇所に予め設置したメモリーカード上部を押さえる押移動面を成形し、押上台内に掛合バネ片を定位し、該掛合バネ片一端には押上台上で定位する固定部が延び、掛合バネ片の固定部に相対する別端は予め設置したメモリーカード側辺の凹槽内で掛合する掛合バネ腕が後ろ向きに延びる押移動装置と、
台座外部を被覆して結合し、表面には穿孔を設置し、穿孔内側の後方壁面には下向きに傾斜し且つ掛合バネ片の掛合バネ腕を上向きに押さえる接触腕を前向きに設置する遮蔽筐体を含むことを特徴とするカードコネクタ。
前記台座の押上台の押移動面に隣接する一側面には、納置槽を形成し、且つ納置槽最上面中央箇所には下向きに定位塊を凸設し、また該掛合バネ片の固定部側壁面は、納置槽内に設置する復数の掛合腕が外向きに延び、且つ復数の掛合腕の間には定位塊表面で挟持する掛合空間が形成されることを特徴とする請求項１記載のカードコネクタ。
前記掛合バネ片の掛合バネ腕末端箇所は、予め設置したメモリーカード側辺の凹槽内を掛合する掛合点が折曲され、且つ掛合点の後方表面には傾斜状の停止面を成形し、該遮蔽筐体の接触腕の前方表面には停止面を案内し、掛合バネ腕を上に移動させる案内斜面を成形し、次に遮蔽筐体の表面上で更に接触腕前方一距離においてアーチ型の押圧片を下向きに凹設することを特徴とする請求項１記載のカードコネクタ。