JP3212989B2 - カーソル制御機構 - Google Patents

カーソル制御機構

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JP3212989B2
JP3212989B2 JP03134390A JP3134390A JP3212989B2 JP 3212989 B2 JP3212989 B2 JP 3212989B2 JP 03134390 A JP03134390 A JP 03134390A JP 3134390 A JP3134390 A JP 3134390A JP 3212989 B2 JP3212989 B2 JP 3212989B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は英数字ディスプレイ装置の制御装置に関
し、特にディスプレイ装置のスクリーン上の指示子の位
置を制御する装置に関する。
(従来の技術) マウスは多くの用途に有効であるが、その移動を制御
するため片手を端末機のキーボードから離す必要があ
る。近年、カーソルの方向制御信号を供給し、しかもユ
ーザーの両手をキーボードに置いたままに出来る新規の
機構が開発されている。シー・エフ・カルバー(C.F.Cu
lver)への米国特許明細書第4,712,101号では、この機
構がシリンダを取り付けた回転軸から成るものとして開
示されている。この機構はキーボードの一部として、又
はこれに隣接して構成され、シフトバーのユーザー側に
配置されている。1つの構成では、この機構はキーボー
ドの直前に位置する別個の構成要素から成っている。
シリンダの回転によってシャフトが回転するが、同時
にシリンダもシャフトの軸に沿って長手方向に移動可能
である。1つのエンコーダがシャフトに連結され、カー
ソルの移動の一方向を制御する回転シャフト移動信号を
供給する。別のエンコーダがシリンダに連結され、その
長手方向運動を指示する信号を供給する。この信号はデ
ィスプレイ上での第2の方向でのカーソルの移動を制御
するために利用される。このような構造によってディス
プレイ上のカーソルの位置は、片手をキーボードに接触
したまま、シリンダを回転及び移行させる動作によって
制御することができる。
カルバー(Culver)は運動信号を導出するため種々の
エンコーダを利用している。1つの形式では、シャフト
とともに回転可能なコードホイールと、シリンダに接続
されたケーブルによって動作される第2のエンコーダホ
イールが使用されている。別の形式では、回転ホイール
がギヤ機構によってシャフトに連結され、一方、長手方
向運動はシリンダに直接連結された線形エンコーダによ
って検出される。更に別の形式では、カルバー(Culve
r)は長手方向位置の検出用に線形の抵抗条片を使用す
ることを示唆している。
米国特許明細書第4,724,715号でカルバー(Culver)
は更に米国特許明細書第4,712,101号の特許に開示され
た構造の多くの設計上の修正を開示している。これらの
変更は位置センサとしてそれまでの彼の特許に開示され
たディジタルエンコーダではなく、アナログ素子を使用
することを考案したものである。
(発明が解決しようとする課題) カルバー(Culver)の入力機構の利点は認められるも
のの、その実現はコスト高であり、場合によってはユー
ザーが操作する際、調整状態を維持することが困難であ
ることがある。更に、カルバー(Culver)は位置検出出
力を導出するため多くの機械的装置を使用している。し
かしながら、検出及び位置符号化を電気的に実施できる
程、システムの信頼性は高まり、製造及び組立コストは
低下するものである。
従ってこの発明は改良されたカーソル制御機構を提供
することを目的としている。
さらに、この発明の別の目的は、位置検出出力を導出
するための機械的装置を減じ、位置及び運動を判定する
ため電気検出方式を利用したカーソル制御機構を提供す
ることにある。
さらに、この発明の別の目的は、より安価であり、従
来の方式よりも信頼性が高い改良型のカーソル制御機構
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明によれば、コンピ
ュータディスプレイにおいてカーソルの位置を移動する
ための信号を生成する手動制御機構が開示される。この
機構には長手方向軸を有するシャフトが含まれている。
複数個の導体素子がシャフトの周りを被い、シリンダ状
部材がシャフトに沿って回転運動及び長手方向運動の双
方を行うように取り付けられている。一連の導体素子に
付勢信号を印加するため駆動装置が設けられている。シ
リンダ状部材には複数個の導体素子を被う導電性板部材
が備えられ、この板部材は一方の導体素子に印加された
付勢信号を、板部材で被われた別の導体素子に結合する
作用を行う。結合された付勢信号を検出し、且つシリン
ダ状部材の移動を示す出力を供給し、それに従ってカー
ソル位置を制御するため、デコーダ装置を別の導体素子
に接続可能である。
好適な実施例では、第1及び第2の導体素子がシャフ
トの周りに反対方向にらせん状に被われる。双方の被わ
れた導体素子に並置された導電性板部材からの出力を比
較することによって、シリンダ状部材の位置の変化をカ
ーソル制御の目的のため正確に判定することができる。
(実施例及び作用) 以下に添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例
について詳細に説明する。
さて第1図を参照すると、カーソル制御機構はシリン
ダ状シャフト10を備え、その周りには2枚の別個の可撓
性導体シート12と14とがらせん状に被われている。導体
シート12及び14の詳細な平面図が第4図に示されてお
り、その各々が複数個の可撓性の導体列16、18、20及び
22から成っており、その全てが可撓性の絶縁シート24
(例えば可撓性ポリマー基板)上に取り付けられてい
る。導体列の各々の間には別の薄い導体26、28、30及び
32が配置されている。導体26、28、30及び32はこの発明
の動作中、アースされ、導体列を互いに絶縁するために
利用される。
導体シートは第4図では短くしか図示されていない
が、発明では細長いシートが使用されるものと理解され
たい。このことは第1図を再度参照することによって理
解され、そこでは導体シートの一端がシャフト10上の部
位34に取り付けられ、その長手方向が部位36で終端する
までシャフト10の周りを時計方向にらせん状に被ってい
る。部位34で導体シート12上の導体列は端子R1、R2、R3
及びR4に引き出され、そこで一連の接続用に用いられ
る。部位36では、導体16、18、20及び22の端部が開路状
態のままに置かれる。可撓性導体シート14は同様の態様
で巻かれるが、導体シート12の時計回り方向とは異な
り、逆時計回りのらせん状に巻かれる。導体シート14上
の個々の導体も一連の接続用に端子R1′、R2′、R3′及
びR4′へと引き出される。
シリンダ状部材50はシャフトに沿っての移行とシャフ
トの周りの回転の双方が可能である。シリンダ状部材は
耐久性と軽量の両方の性質を兼ね合わせた非導電性プラ
スチック材料から成ることが好適である。2つの導電性
結合板52と54が部材50内に据え付けられ、導体シート12
と14内の個々の導体列の間に容量性交差結合をもたら
す。結合板52と54の各々は第4図に示した導体列の3つ
を囲む幅を有している。(矢印56を参照)結合板52と54
の各々はシャフト10の軸と、下層の導体シートのらせん
状の被いとの間の相対角度と等しい傾斜角を有する平行
六面体である。第3図に示すように、結合板52は可撓性
導体シート12を近接状態に被っているが、薄い絶縁被覆
55があるので導体シートの導体とは直接は接触しない。
図示はしていないが、結合板54についても同じ構造と関
係が存在する。
(結合板54の傾斜角は導体シート14の被い角と等し
い。) 第2図に示す通り、カーソル制御機構はキーボードの
正面部分、特にシフトバーのユーザー側に取り付けるこ
とが好適である。このように制御機構はユーザーの手の
指、親指または掌で操作することができる位置に配置さ
れる。このように操作されることによって、カーソル制
御機構は両手の指をキーボードのキーを操作するために
ほぼ自由に空けておくことができる。所望ならば、カー
ソル制御機構はキーボード構造の正面に直接配置された
別個の構成要素として構成してもよい。
さて第5図を参照すると、第1図の5−5線に沿った
断面図が示されており、結合板52と下層の導体シート12
との関係を示している。前述の通り、結合板52の幅は3
つの下層導体列(例えば16、18及び20)を被う幅を有し
ている。後に了解されるように、この発明の動作には導
体列(例えば18)に付勢駆動パルスが加えられることが
必要であり、その信号は検出される隣接の導体列(例え
ば16及び20)へと結合板52によって容量性結合される。
隣接の導体列からの出力を順次比較することによって、
容量性結合板の位置を判定することができる。更に、双
方の結合板52と54の下の出力の相対的な変化を比較する
ことによって、シリンダ50の移動方向が判定され、それ
によりディスプレイのカーソル用の制御電圧を供給する
のに必要な情報が提供される。
この発明の動作用の制御回路が第6図に示されてい
る。制御回路の主要部品は右側制御論理モジュール100
と、左側制御論理モジュール102と、マイクロプロセッ
サ104と、2ビットカウンタ106と、列駆動器108とから
成っている。後に了解されるように、第6図に示したシ
ステムは本質的に多重化機能を達成し、それによって列
駆動器108からの出力が列R1−R4及び列R1′−R4′へと
順次に、且つ並列に供給される。同時に、駆動された導
体列の両側の隣接する導体列は検出増幅器に接続され、
残りの導体列はアースに接続される。
右側制御論理モジュール100の詳細な動作と構造は後
に説明する。左側制御論理モジュール102は、それが導
体シート12からではなく導体シート14からの信号を駆動
し、かつ検出することを除いてほぼ同一である。列R1−
R4の各々は導体シート12上の導体列に対応する。ゲート
110、112、114及び116は列駆動器108の出力を選択され
た導体列に供給する。ゲート118、120、122及び124のそ
れぞれの入力は列R1、R2、R3及びR4に接続される。それ
らのゲートの各々の出力は検出増幅器126、128、130及
び132に供給され、それらの検出増幅器の出力は今度は
アナログ/ディジタル変換器134、136、138及び140を経
てマイクロプロセッサ104に伝送される。アナログ/デ
ィジタル変換器134〜140は各々アナログ電圧入力に対す
る多数の不連続なディジタル電圧レベルを供給する。1
つの好適な実施例では、各アナログ/ディジタル変換器
は16のアナログ入力電圧レベルに従って16のディジタル
出力値を供給する。
2ビットカウンタ106は継続的に4つの値を循環し、
それによってその出力導体1〜4の各々にパルス出力を
順次供給する。この回路の多重化機能用の主要制御を提
供するのはこれらの導体である。ゲート150、152、154
及び156は使用されない導体列を基準電位源に接続する
ために利用される。
カウンタ106の各クロックサイクル中、列駆動器108は
線160及び162上にパルス信号を供給する。カウンタ106
がその出力線1を付勢し、列駆動器108からの出力が導
体160及び162に供給されたものと想定してみよう。カウ
ンタ出力1のレベルがアップするとゲート110が開き、
それによって列駆動パルスが列R1に供給される。同時に
左側制御論理モジュール102では、列駆動パルスが列R
1′に供給される。カウンタ106からの出力線1のレベル
アップによって更にゲート120と124とが開き、それによ
り列R2及びR4に容量性結合された信号が検出器増幅器12
8及び132へと導通される。導体シート12のらせん状の巻
きパターンにより、R4がシャフト10上の列R1にすぐ隣接
していることを想起されたい。
検出された出力はディジタル値に変換され、マイクロ
プロセッサ104に送られる。マイクロプロセッサ104はA/
D変換器134〜140からの入力線をストローブして、実質
的に、カウンタ106の線1が高電位にある間にその出力
の多くのスナップショットをとる。各「スナップショッ
ト」電圧レベルは記憶される。同時に、ゲート154が開
放されて導体列R3が接地され、信号がそこに出現するこ
とを防止する。
次にカウンタ106が出力線2を上昇させ、出力線1を
下降させる。次に回路は前述の動作を繰り返すが、この
例の場合は、列駆動器108の出力が列R2及びR2′に供給
され、検出増幅器126及び130がゲート118及び122を経て
列R1及びR3からの結合された信号を受信する。A/D変換
器134及び138は、列R1及びR3から検出された誘導電位の
レベルを示すディジタル出力を生成し、そのディジタル
出力がマイクロプロセッサ104によってストローブさ
れ、記憶される。左側制御論理モジュール102のA/D変換
器についても同じ動作が行われる。
さて第7〜9図を参照すると、マイクロプロセッサ10
4により利用されているアルゴリズムが説明されてお
り、これは各々の導体シート12及び14に対するシリンダ
状部材50の運動方向をスナップショットから判定するも
のである。マイクロプロセッサ104への入力は8つのA/D
変換器から導出され、その各々がアナログ入力値を示す
複数個の不連続のディジタル出力値を供給することを想
起されたい。例示の目的で、今後はA/D変換器が予測さ
れるアナログ入力値の全範囲をカバーする16の別個のデ
ィジタル出力を供給するものと想定する。
第5図を再度簡単に参照すると、結合板52が右に移動
するものと想定すると、結合板52によって導体列18から
導体列20に結合された電圧は結合板52が導体列20の近傍
から離れると低下する。これにより、導体列20に誘導さ
れた電流は次第に低下する。同様に、結合板52が左に移
動し、導体列22を被い始めると、導体22に結合された電
圧は上昇し始める。検出され、ディジタル化されて、導
体列に対する結合板52の運動方向を判定するのに必要な
指示を与えるのがこれらの変化する出力値である。
マイクロプロセッサ104は次の規則を利用している。
〔相対運動規則〕
〔導体シート12/結合板52〕 結合板52が左に移動(R4からR1方向へ)=負 結合板52が右に移動(R1からR4方向へ)=正 〔導体シート14/結合板54〕 結合板54が左に移動(R1′からR4′方向へ)=負 結合板52が右に移動(R4′からR1′方向へ)=正 〔水平運動を判定するため〕 スナップショット値を加算 〔垂直運動を判定するため〕 スナップショット値を減算 上記規則の作用は以下の説明によって明らかにされ
る。第7図を参照すると、結合板52は列R2、R3及びR4の
すぐ上に、又結合板54は列R1′、R4′及びR3′の上に示
されている。第8図に示すように、結合板52及び54はシ
リンダ状部材10の回転によって垂直方向下方に移動し、
従って結合板52はこの時点では列R1、R2及びR3の上方
に、又結合板54は列R4′、R3′及びR2′の上方にある。
結合板52が列R4から離れた結果、列R4から検出された電
圧出力は最大レベルから最小レベルへと移行し、それに
伴い16の別個のディジタルレベルに変化する。同様に、
結合板52は列R1を全く被わない状態からその列R1を完全
に被う状態へと移動するので、列R1から検出された電圧
は最大レベルまで16の電圧レベルを移行している。この
ように、結合板52の移動によって全部で32の電圧レベル
が移行、検出及び累積されている。前述の規則によっ
て、結合板52は「左」へ(例えば列R2,R3,R4を被う状態
から列R1,R2,R3を被う状態へ)移動しているので、電圧
レベルの変化の検出は負、即ち「−32」である。
同様にして、結合板54によってR1′の出力は16のレベ
ルだけ下降し、R2′の出力は16のレベルだけ上昇する。
しかし、この場合は結合板54は右に移動しており、前記
の規則によれば、結果の値は「+32」である。
水平運動の量を判定するため、累積された電圧変化が
加算され、(+32−32=0)、零値の結果は水平運動が
ないことを示す。一方、垂直運動を判定するため、累積
された電圧変化が減算され(−32−32=−64)、下方へ
の垂直移動を示す「−64」の正味値が得られる。
第8図から第9図に移行すると、シリンダ状部材10
(図示せず)が結合板52と54を右に水平に移動させるこ
とが分かる。その結果、列R1から検出された出力電圧は
16のレベルだけ降下し、列R4上で検出された電圧は16の
レベルだけ上昇する。前記の規則に従って、これは「+
32」の値の正の運動である。同様に、結合板54の移動に
よって列R4′から検出された電圧は16のレベルだけ減少
し、R1′上の電圧は16のレベルだけ上昇する。規則に従
って、これは「+32」の値を有する正の運動である。規
則に従い、運動値は加算されて「+64」の結果が生じ、
右方向への運動を示す。垂直運動が判定されると、零値
が生じ、垂直運動がないことを示す。
前述の説明から、結合板が列を横切ってお互いの方向
に移動しているように見える場合は、回転は垂直方向上
方である。一方、結合板が互いに離れるように見える移
動の場合は、回転は垂直方向下方の回転である。双方の
板が結合板を横切って同じ方向に移動するように見える
場合は、運動は水平であり、負又は正の何れかの方向で
ある。
従って、前述の技術によって、マイクロプロセッサ10
4は結合板52及び54の、ひいてはシリンダ状部材50の移
動方向を正確に判定することができる。マイクロプロセ
ッサ104はこのようにしてディスプレイ装置のカーソル
入力に、シリンダ状部材50の運動を直接模倣する適正な
入力信号を供給する。前記の例では結合板52と54が完全
に1行分だけ移動するものと想定したが、移行する電圧
レベルは連続的に累積され、且つ比較されて、連続的な
移動方向の表示が可能であることが理解されよう。従っ
て、電圧レベルの総計は、一般に小さな値となり、また
反復される分析の速度に応じて変動する。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、位置検出出力を導出
するための機械的装置を減じ、位置及び運動を判定する
ため電気検出方式を利用したカーソル制御機構が提供さ
れる。
さらに、本発明によれば、より安価であり、従来の方
式よりも信頼性が高い改良型のカーソル制御機構が提供
される。
前述の発明の説明は例示するために過ぎず、当業者に
は多くの修正が可能であることが理解されよう。従っ
て、この発明はここに開示した実施態様に限定されるも
のではなく、添付の特許請求項によって限定されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく機構の部分透視図であり、 第2図は、キーボードに組み込まれた本発明に基づく機
構の部分透視図であり、 第3図は、第1図の線3−3に沿って断裁した第1図の
機構の断面図であり、 第4図は、本発明に使用される可撓性導体シートの平面
図であり、 第5図は、第1図の線5−5に沿って断裁した断面図で
あり、 第6図は、本発明に関連するエレクトロニクスの回路図
であり、 第7〜9図は、本発明の機構によるシリンダ状部材の移
動方向の決定を可能にする、可撓性導体シートを被う結
合板部材の各種位置の概略を示している。 10……シャフト、 12,14……導体素子(導体シート)、 50……シリンダ状部材、 52,54……導電性板部材、 100,102……駆動装置、 104……デコーダ装置、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−222327(JP,A) 特開 昭61−25237(JP,A) 特表 平1−503418(JP,A) 米国特許4799049(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/033

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータディスプレイにおけるカーソ
    ルの位置を移動させるための信号を生成する手動制御機
    構であって、 長手方向軸を有するシャフト手段と、 前記シャフト手段の周りを被う複数の導電手段と、 一連の前記導電手段に付勢信号を印加するための駆動手
    段と、 前記シャフト手段の回りを回転運動可能に且つ前記シャ
    フト手段に沿ってその長手方向に運動可能に前記シャフ
    ト手段に取り付けられたシリンダ手段であって、複数の
    前記導電手段を被う導電性板手段を備えており、この導
    電性板手段が、その導電性板手段によって被われた前記
    導電手段のうちの1つに印加された付勢信号をその導電
    性板手段によって被われた他の導電手段に結合するよう
    に作用する、シリンダ手段と、 前記の結合された付勢信号を検出し、且つ前記シリンダ
    手段の位置を示す出力を供給し、その出力に従って前記
    のカーソル位置を制御できるようにする、デコーダ手段
    と を備えていることを特徴とする、カーソル制御機構。
  2. 【請求項2】前記導電手段が前記シャフト手段をらせん
    状に被っている、請求項1に記載のカーソル制御機構。
  3. 【請求項3】前記導電性板手段が、前記付勢信号が印加
    される前記導電手段の両側に隣接する前記導電手段を被
    っており、前記デコーダ手段が前記の隣接する導電手段
    の両方と結合されており、これにより前記の隣接する導
    電手段に結合された前記付勢信号を分析可能とする、請
    求項2に記載のカーソル制御機構。
  4. 【請求項4】前記の各導電手段に前記付勢信号を順次印
    加するように前記駆動手段を制御すると同時に、前記の
    隣接する導電手段へと結合された前記付勢信号を検出す
    るように前記デコーダ手段を制御する、制御手段を更に
    備えている、請求項3に記載のカーソル制御機構
  5. 【請求項5】コンピュータディスプレイにおける指示子
    の位置を移動させるための信号を生成する手動制御機構
    であって、 長手方向軸を有するシャフト手段と、 前記シャフト手段の周りを被う第1の複数の導電手段
    と、 前記シャフト手段の周りを被う第2の複数の導電手段
    と、 前記第1及び第2の複数の導電手段の各々における一連
    の前記導電手段に付勢信号を印加するための駆動手段
    と、 前記シャフト手段の回りを回転運動可能に且つ前記シャ
    フト手段に沿ってその長手方向に運動可能に前記シャフ
    ト手段に取り付けられたシリンダ手段であって、前記第
    1の複数の導電手段を被う第1の導電性板手段と、前記
    第2の複数の導電手段を被う第2の導電性板手段とを備
    えており、これらの第1及び第2の導電性板手段が、そ
    れぞれ、その導電性板手段によって被われた前記導電手
    段のうちの1つに印加された付勢信号をその導電性板手
    段によって被われた他の導電手段に結合するように作用
    する、シリンダ手段と、 前記の結合された付勢信号を検出し、それに従って前記
    指示子の位置を制御できるように、前記付勢信号が結合
    される前記導電手段に接続可能な、デコーダ手段と を備えていることを特徴とする、カーソル制御機構。
  6. 【請求項6】前記第1の複数の導電手段が一定の向きで
    らせん状に前記シャフトを被っており、前記第2の複数
    の導電手段が前記第1の複数の導電手段と逆向きでらせ
    ん状に前記シャフトを被っている、請求項5に記載のカ
    ーソル制御機構。
  7. 【請求項7】前記第1の複数の導電手段が時計方向にら
    せん状に前記シャフトを被っており、前記第2の複数の
    導電手段が反時計方向にらせん状に前記シャフトを被っ
    ており、それらのらせん方向が互いに直交している、請
    求項6に記載のカーソル制御機構。
  8. 【請求項8】前記デコーダ手段が、前記導電手段から検
    出された前記付勢信号の電圧の変化量を記録するための
    手段と、前記シリンダ手段の移動方向を導出するために
    前記付勢信号の電圧の変化量を加算または減算するため
    の手段とを備えている、請求項5に記載のカーソル制御
    機構。
  9. 【請求項9】前記付勢信号の電圧の変化量を加算または
    減算するための前記手段が、前記シャフト手段に沿って
    一方の方向に配置された連続する前記導電手段から記録
    対象となる電圧が検出された場合にその電圧の変化量に
    第1の符号を割り当て、前記シャフト手段に沿って他方
    の方向に配置された連続する前記導電手段から記録対象
    となる電圧が検出された場合に、その電圧の変化量に前
    記第1の符号とは反対の第2の符号を割り当て、前記符
    号が割り当てられた電圧の変化量を加算または減算す
    る、請求項8に記載のカーソル制御機構。
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