JP3212965U - 毛束機構組立体及びブラシ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】毛束機構組立体の占用する空間が小さく、1つのブラシ装置上において複数の毛束機構組立体を取り付けることに便利で、毛束機構組立体上の毛束が堅牢で、脱落し難く、且つ複数の毛束機構組立体を取り付けたブラシ装置の異なる毛束も異なる方向において独立して自在に動ける毛束機構組立体及びブラシ装置を提供する。【解決手段】毛束機構組立体は、毛束2と毛束押え部材1と基台3と毛束基台パッド4とを含み、基台に頂部が広く、底部が狭い逆「八」文字の収容溝を設ける。毛束基台パッドは、水平方向に配置されると共に収容溝内の底部位置に嵌め合い、毛束押え部材が垂直方向に配置されると共に収容溝内に嵌め合い、毛束の中間部位が垂直に配置される毛束押え部材と水平に配置される毛束基台パッドの間にしっかりと押さえ付けて固定され、折り曲げられた毛束の両端が収容溝の隙間を経由して基台の外に露出する。【選択図】図2
Description
本考案は、ブラシ製品の技術分野に関し、特に、毛束機構組立体及びブラシ装置に関する。
現在常用されている歯ブラシ、ブラシ等の植毛製品は、毛束を順次植毛面上に設けられた植毛孔内に植え込んで製造されたもので、該種類の従来植毛製品の毛は、堅牢ではなく且つ容易に脱落するため、植毛製品を短命にしてしまい、よく交換する必要があり、使用者の使用感に影響を及ぼしてきた。また、市場上の植毛製品の毛束は一斉に動き、植毛製品の空間が狭いため、植毛製品上の各毛束が独立して動き得ることは非常に困難であった。
本考案が解决しようとする技術的課題は、毛束が堅牢で、脱落し難い毛束機構組立体を提供し、且つ該毛束機構組立体を取り付けたブラシ装置の異なる毛束も独立して自在に動けることである。
本考案がその技術的課題を解決するために用いる技術的解決策としては、毛束機構組立体の構造であって、毛束と毛束押え部材と基台と毛束基台パッドとを含み、前記基台に頂部が広く、底部が狭い逆「八」文字の収容溝を設け;
前記毛束基台パッドは、水平方向に配置されると共に収容溝内の底部位置に嵌め合い、前記毛束押え部材が垂直方向に配置されると共に収容溝内に嵌め合い、前記毛束の中間部位が垂直に配置される毛束押え部材と水平に配置される毛束基台パッドの間にしっかりと押さえ付けて固定され、前記毛束の両端が収容溝の隙間を経由して基台の外に露出する。
前記毛束基台パッドは、水平方向に配置されると共に収容溝内の底部位置に嵌め合い、前記毛束押え部材が垂直方向に配置されると共に収容溝内に嵌め合い、前記毛束の中間部位が垂直に配置される毛束押え部材と水平に配置される毛束基台パッドの間にしっかりと押さえ付けて固定され、前記毛束の両端が収容溝の隙間を経由して基台の外に露出する。
好ましくは、前記毛束押え部材と基台の収容溝の内側壁の間は、締まりばめを通じて嵌着し、毛束基台パッドと基台の収容溝の内側壁の間も締まりばめを通じて嵌着する。
好ましくは、前記基台は、前記基台をブラシ装置に固定するための固定凸縁を更に含む。
好ましくは、前記基台の開口部は、「八」の字の形のテーパーで前記毛束押え部材を収容溝内にしっかりと押し付ける。
好ましくは、前記基台の底部には、バネ収容用底部キャビティーを更に設け、前記バネ収容用底部キャビティーがバネコイルの頂部を収容する。
好ましくは、前記毛束は、動物或いは人の毛、合成樹脂毛又はワイヤーである。
好ましくは、前記基台は、鉄、アルミニウム或いはステンレス鋼で製造される。
好ましくは、前記毛束押え部材は、鉄、銅、アルミニウム、木或いはプラスチックで製造される。
本考案は、以上に述べた毛束機構組立体を含むブラシ装置を更に提供する。
該毛束機構組立体の占用する空間が小さく、1つのブラシ装置上において複数の該毛束機構組立体を取り付けることに便利で、なお該毛束機構組立体上の毛束が堅牢で、脱落し難く、且つ複数の該毛束機構組立体を取り付けたブラシ装置の異なる毛束も異なる方向において独立して自在に動ける。
以下、添付図面及び実施例を組み合わせて本考案を更に説明する。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の全体的な構造を示す模式図である。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の構造を示す立体分解図である。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の横断面構造を示す模式図である。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の組立フローを示す模式図である。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の断面構造を示す模式図及び構造の部分拡大図である。
本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の押圧開口部が「八」の字の形を成し、毛束押え部材を収容溝内に押圧すると共に固定させる構造を示す模式図である。
本考案の技術的特徴、目的及び効果をより一層明確にするため、添付図面を基に、本考案の具体的実施形態を詳細に説明する。
図1は、本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の全体的な構造を示す模式図であり、図2が本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の構造を示す立体分解図である。該毛束機構組立体は、毛束2と毛束押え部材1と基台3と毛束基台パッド4とを含み、前記基台3に頂部が広く、底部が狭い逆「八」字の形の収容溝32を設ける。
図5を組み合わせて参照すると、前記毛束基台パッド4は、水平方向に配置されると共に収容溝32内の底部位置に嵌め合い、前記毛束押え部材1が垂直方向に配置されると共に収容溝32内に嵌め合い、前記毛束2の中間部位が垂直に配置される毛束押え部材1と水平に配置される毛束基台パッド4の間にしっかりと押さえ付けて固定され、前記毛束2の両端が収容溝32の隙間を経由して基台3の外に露出する。
更に、前記毛束押え部材1と基台3の収容溝32の内側壁の間は、締まりばめを通じて嵌着し、毛束基台パッド4と基台3の収容溝32の内側壁の間も締まりばめを通じて嵌着する。
前記バネ収容用底部キャビティー33は、バネのコイル頂部を収容し、各前記毛束組立体が外力作用を受けた時下方に向かってバネを圧縮し、外力が消えた時前記毛束組立体がバネ作用を受けて上方へ復帰することを実現する。
図6を見ても分かるとおり、前記基台3の開口部31は、「八」の字の形のテーパーで前記毛束押え部材1を収容溝32内にしっかりと押し付ける。また、前記基台3の底部には、バネ収容用底部キャビティー33を更に設け、前記バネ収容用底部キャビティー33がバネコイルの頂部を収容するために用いられる。
図1を見ても分かるとおり、前記基台は、前記基台3をブラシ装置に固定するための固定凸縁を更に含む。該固定凸縁34は、環状凸起とすることができる。前記固定凸縁34の寸法は、前記バネ収容用底部キャビティー33の開口部寸法より大きい。固定凸縁34以上の基台3本体部分35は歯ブラシ本体の接続穴の下部に収容されることができ、固定凸縁34の寸法が歯ブラシ本体の接続穴の下部の横断面寸法より大きいため、基台3が接続穴内に完全に収容又は係止することによって、毛束2が自由自在に上下移動できないよう防止できる。
図5は、本考案の好ましい実施例に係る毛束機構組立体の断面構造を示す模式図及び構造の部分拡大図である。前記バネ収容用底部キャビティー33は、バネコイルの頂部を収容する。前記毛束押え部材1と基台3の収容溝32の内側壁の間は、締まりばめを通じて嵌着し、前記毛束基台パッド4と基台3の収容溝32の内側壁の間も締まりばめを通じて嵌着する。
図4、図5及び図6を一緒に参照すると、該毛束組立体を組み立ている過程中、まず毛束基台パッド4を基台3の収容溝32に入れると共に収容溝32内に固定する。毛束押え部材1を基台3の収容溝32に入れる前、組み立てる時、毛束2の開始部位は頭尾両端が真っ直ぐに伸ばしている状態にあり、毛束押え部材1が機械つかみチャックの外力作用下で毛束2の中心に移動すると共に毛束2の真っ直ぐに伸ばす方向に垂直となり、更に機械つかみチャックの外力作用下で毛束2の真っ直ぐに伸ばす方向に向かって移動し、従って毛束2を押し曲げると共に二つに折り、最後に毛束2の二つに折った後の中央部位が毛束2を連動して毛束押え部材1と共に収容溝32内に入れられる。また毛束2の中央部位は毛束押え部材1と毛束基台パッド4の間にしっかりと押し付けられる。基台3の開口部31は、人工或いは機械の外力作用下で変形され、底部が広く、頭部が狭い内「八」文字のテーパーに変えることで、毛束押え部材1を収容溝32内に固定させ、緩い及び脱落をしない。また、該テーパーを有する開口部31は、両側から各々延伸する毛束をしっかり且つ堅牢に囲むことができる。前記バネ収容用底部キャビティー33は、歯ブラシ本体上に設けられたバネ又はその他の弾性部材の頂部を収容するために用いられることができ、前記毛束機構組立体が外力作用を受けた時下方に向かってバネ/弾性部材を圧縮し、外力が消えた時前記毛束機構組立体がバネ/弾性部材の作用を受けて上方へ復帰することを実現する。また、前記基台3の底部にバネ収容用底部キャビティー33を設けなくてもよく、具体的には歯ブラシ本体その他の部材の設置によって決まる。
また、図5内の右側にある2つの拡大図を見ても分かるとおり、毛束押え部材1と本体部分35の内側壁(すなわち、収容溝32の溝壁)の間は、締まりばめを通じて互いに固定及び係合し、毛束基台パッド4と本体部分35の内側壁(すなわち、収容溝32の溝壁)の間も締まりばめを通じて互いに固定及び係合する。
毛束2は、動物或いは人の毛、合成樹脂毛又はワイヤーである。基台3は、鉄、アルミニウム或いはステンレス鋼で製造されることができる。毛束押え部材1は、鉄、銅、アルミニウム、木或いはプラスチックで製造されることができる。
基台3は、基台3をブラシ本体装置に固定するための固定凸縁34を更に含む。固定凸縁34は、環状凸起とすることができる。ブラシ装置に固定凸縁34の形状とマッチする連結嵌合部材を設ける。
本考案は、以上に述べた毛束機構組立体を取り付けたブラシ装置を更に提供する。該ブラシ装置上に取り付け用スロットを設け、固定凸縁34をその中に嵌合して取り付けさせることができる。該ブラシ本体装置は、複数のブラシ組立体を取り付けることができ、各ブラシ組立体の毛束が異なる方向で独立して動け、ブラシ装置使用上への要求も満たすことができる。
以上、添付図面を組み合わせて本考案の実施例を記述したが、本考案は上記具体的実施形態に限定されることなく、上記具体的実施形態がわずか例示的なものであって、限定的なものではなく、この分野における通常知識を有する者は、本考案の教示下で本考案の要旨及び実用新案登録請求の範囲を逸脱しない範囲において、種々変形実施可能であり、これらは均しく本考案が主張する保護範囲に属する。
Claims (9)
- 毛束(2)と毛束押え部材(1)と基台(3)と毛束基台パッド(4)とを含み、前記基台(3)に頂部が広く、底部が狭い逆「八」文字の収容溝(32)を設け;
前記毛束基台パッド(4)は、水平方向に配置されると共に前記収容溝(32)内の底部位置に嵌め合い、前記毛束押え部材(1)が垂直方向に配置されると共に前記収容溝(32)内に嵌め合い、前記毛束(2)の中間部位が垂直に配置される毛束押え部材(1)と水平に配置される毛束基台パッド(4)の間に押さえ付けて固定され、前記毛束(2)の両端が前記収容溝(32)の隙間を経由して基台(3)の外に露出する
ことを特徴とする毛束機構組立体。 - 前記毛束押え部材(1)と前記基台(3)の前記収容溝(32)の内側壁の間は、締まりばめを通じて嵌着し、前記毛束基台パッド(4)と前記基台(3)の前記収容溝(32)の内側壁の間も締まりばめを通じて嵌着する
請求項1に記載の毛束機構組立体。 - 前記基台(3)は、前記基台(3)をブラシ装置に固定するための固定凸縁(34)を更に含む
請求項2に記載の毛束機構組立体。 - 前記基台(3)の開口部(31)は、「八」の字の形のテーパーで前記毛束押え部材(1)を前記収容溝(32)内に押し付ける
請求項3に記載の毛束機構組立体。 - 前記基台(3)の底部には、バネ収容用底部キャビティー(33)を更に設け、前記バネ収容用底部キャビティー(33)がバネコイルの頂部を収容する
請求項4に記載の毛束機構組立体。 - 前記毛束(2)は、動物或いは人の毛、合成樹脂毛又はワイヤーである
請求項5に記載の毛束機構組立体。 - 前記基台(3)は、鉄、アルミニウム或いはステンレス鋼製である
請求項6に記載の毛束機構組立体。 - 前記毛束押え部材(1)は、鉄、銅、アルミニウム、木或いはプラスチック製である
請求項7に記載の毛束機構組立体。 - ブラシ装置であって、
請求項1ないし8のいずれかに記載の毛束機構組立体を含む
ことを特徴とするブラシ装置。
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