JP3212608U - エスカレーター消毒洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【目的】人がエスカレーターに間も無く進入する前にエスカレーターの手すりベルトの消毒洗浄の作業を自動で行うエスカレーター消毒洗浄装置を提供する。【解決手段】エスカレーター消毒洗浄装置は、本体110、ベース120、第一のセンサ、第一の連通管140、噴霧器を備える。本体に消毒洗浄液が貯蔵されている。ベースは本体に接続され、ベースは底部121と、底部に接続されている延伸部122を備え、延伸部はエスカレーターの手すりベルトの下方に位置する。第一のセンサは底部上に設けられ、本体に電気的に接続される。第一の連通管は、消毒洗浄液を延伸部に送るために配置される。噴霧器は延伸部内に設けられ、本体に電気的に接続される。第一のセンサがエスカレーターの通路の入り口前方に進入した人を検知した時、本体は噴霧器を制御して第一の連通管を介して延伸部に送られた消毒洗浄液を霧化し、手すりベルトにスプレーする。【選択図】図3

Description

本考案は消毒洗浄装置に関するものであり、特にエスカレーター消毒洗浄装置に関するものである。
現在の小売店、大型ショッピングセンター、デパート又はその他の公共の場所には、人が上、下の階を行き来する時に乗るために、エスカレーター又はエレベーターが通常設置されている。一般的に、エスカレーターに乗る時には、人は、通常手の平でエスカレーターの手すりベルトにつかまる、又は腕をエスカレーターの手すりベルトに寄りかからせて、エスカレーターの乗る過程で誤って滑ったり転んだりしないようにする。長時間使用すると、エスカレーターの手すりベルトは、汚れや細菌でいっぱいになり、人は手の平でエスカレーターの手すりベルトにつかまる、又は腕をエスカレーターの手すりベルトに寄りかかる時に、汚れや細菌が付く可能性がある。従来のエスカレーターの手すりベルトの洗浄方式は、人力で行われ、通常は前述の公共の場所の人ごみが少ない時、又は閉鎖後、消毒洗浄の作業を行うことができ、消毒洗浄は効果的ではない。
エスカレーターの手すりベルトを一定の時間ごとに消毒洗浄を行う装置はすでに提出されているが、エスカレーターの手すりベルトを周期的に又は間歇的に消毒洗浄を行うことには欠点があり、例えば、人がエスカレーターに乗る時には、消毒洗浄されておらず、エスカレーターの手すりベルトは、汚れや細菌でいっぱいになっている可能性がある。これに鑑みて、人がエスカレーターに進入する直前にエスカレーターの手すりベルトの消毒洗浄を自動で行う装置を開発することは、現在解決されるべき問題の一つである。
本考案は、人がエスカレーターに進入する直前にエスカレーターの手すりベルトの消毒洗浄の作業を自動で行うエスカレーター消毒洗浄装置を提供する。
本考案は、エスカレーターに取り付けられるのに適する、エスカレーター消毒洗浄装置を提供する。エスカレーター消毒洗浄装置は、本体、ベース、第一のセンサ、第一の連通管、噴霧器を備える。本体に消毒洗浄液が貯蔵されている。ベースは本体に接続され、ベースは底部と延伸部を備え、延伸部と底部は互いに接続している。延伸部はエスカレーターの手すりベルトの下方に位置する。第一のセンサは底部上に設けられ、本体に電気的に接続される。第一のセンサは、エスカレーターの通路の入り口前方に進入した人を検知するために配置される。第一の連通管は底部に設けられる。第一の連通管は、消毒洗浄液を延伸部に送るために配置される。噴霧器は延伸部内に設けられ、本体に電気的に接続される。第一のセンサが通路の入り口前方に進入した人を検知した時、霧化した消毒洗浄液を延伸部を介して手すりベルトにスプレーするように、本体は噴霧器を制御して第一の連通管を介して延伸部に送られた消毒洗浄液を霧化する。
本考案の実施形態において、前記本体は、ケース、コントローラ、貯蔵タンクを備える。ケースは通路外に設けられる。コントローラはケース内に設けられる。第一のセンサと噴霧器はそれぞれコントローラに電気的に接続される。貯蔵タンクはケース内に設けられる。貯蔵タンクは消毒洗浄液を貯蔵するために配置され、第一の連通管は貯蔵タンクと延伸部を連通させるために配置される。
本考案の実施形態において、前記延伸部は第一の流路と複数の噴出口を有し、第一の流路とこれらの噴出口は互いに連通している。第一の連通管は貯蔵タンクと第一の流路を連通させるために配置される。第一のセンサが通路の入り口前方に進入した人を検知した時、霧化した消毒洗浄液をこれらの噴出口を介して手すりベルトにスプレーするように、コントローラは噴霧器を制御して貯蔵タンクから第一の連通管を介して第一の流路に送られた消毒洗浄液を霧化する。
本考案の実施形態において、前記エスカレーター消毒洗浄装置は、ファン及び第二の連通管をさらに備える。ファンはケース内に設けられ、コントローラに電気的に接続される。第二の連通管は底部に設けられ、延伸部は第二の流路と排気口を有し、第二の流路と排気口は互いに連通している。第二の連通管はファンと第二の流路に連通している。ファンの運転で生じる気流は、排気口から手すりベルトに吹くように、第二の連通管を介して第二の流路に流れることができる。
本考案の実施形態において、前記本体は、コントローラと電気的に接続される電力供給器をさらに備える。
本考案の実施形態において、前記電力供給器はバッテリー、給電/遮断器、電圧変換器を備え、バッテリーは電圧変換器によって給電/遮断器に電気的に接続され、給電/遮断器はコントローラと電気的に接続される。
本考案の実施形態において、前記エスカレーター消毒洗浄装置は、底部上に設けられ、コントローラに電気的に接続される第二のセンサをさらに備える。第二のセンサは通路内に進入した人を検知するために配置される。
本考案の実施形態において、前記延伸部は逆流ストッパーと回収タンクを有する。逆流ストッパーは回収タンクの開口に対応して設けられる。
本考案の実施形態において、前記本体は、無線送信モジュールをさらに備える。無線送信モジュールはケース内に設けられる。コントローラは無線送信モジュールと電気的に接続され、コントローラとクラウドサーバは、無線送信モジュールによって通信することができる。
本考案の実施形態において、前記エスカレーター消毒洗浄装置は、延伸部上に設けられる湿度センサをさらに備える。湿度センサはコントローラと電気的に接続され、湿度センサは、延伸部の周囲の湿度を検知するために配置される。
本考案の実施形態において、前記エスカレーター消毒洗浄装置は、貯蔵タンク内に設けられる水位センサをさらに備える。水位センサはコントローラと電気的に接続され、水位センサは、貯蔵タンク内の消毒洗浄液の水位を検知するために配置される。
本考案の実施形態において、前記エスカレーター消毒洗浄装置は、ケース上に設けられる懸濁粒子センサをさらに備える。懸濁粒子センサはコントローラと電気的に接続され、懸濁粒子センサは、エスカレーター消毒洗浄装置の周囲の懸濁粒子濃度を検知するために配置される。
上記に基づき、本考案のエスカレーター消毒洗浄装置は、人がエスカレーターに間も無く進入することを一旦検知すると、人の進入に先立ってエスカレーターの手すりベルトに対して消毒洗浄の作業を自動で行い、人が汚れや細菌でいっぱいのエスカレーターの手すりベルトにつかまったり、寄りかかったりしないようにする。
本考案の実施形態におけるエスカレーター消毒洗浄装置がエスカレーターに設けられた模式図である。 本考案の実施形態におけるエスカレーター消毒洗浄装置がエスカレーターに設けられた模式図である。 図1のエスカレーター消毒洗浄装置の局部透視模式図である。 図1の延伸部の断面模式図である。 図2のエスカレーター消毒洗浄装置の領域Aの局部透視模式図である。
本考案の上述した特徴と利点を更に明確化するために、以下、幾つかの実施形態を挙げて図面と共に詳細な内容を説明する。図1から図4を参照すると、本実施形態において、エスカレーター消毒洗浄装置100は、エスカレーター10の通路11の入り口12に設けられ、人20が通路11を通行するのに影響しないことを原則とする。即ち、エスカレーター消毒洗浄装置100の部材は、エスカレーター10の手すり13を超えて通路11内に伸びることはない。
エスカレーター消毒洗浄装置100は、本体110、ベース120、第一のセンサ130、第一の連通管140、噴霧器150を備え、第一のセンサ130と噴霧器150はそれぞれ本体110に電気的に接続され、本体110に消毒洗浄液101が貯蔵されている。具体的には、本体110は、ケース111、コントローラ112、貯蔵タンク113を備え、コントローラ112と貯蔵タンク113はそれぞれケース111内に設けられ、第一のセンサ130と噴霧器150はそれぞれコントローラ112に電気的に接続される。貯蔵タンク113は消毒洗浄液101を貯蔵するために配置され、消毒洗浄液101は対応する経路によってベース120に送られる。本実施形態において、ベース120は本体110に接続され、ベース120は底部121と延伸部122を備え、延伸部122と底部121は互いに接続している。底部121は本体110の下方に位置し、延伸部122は底部121から通路11に向かって伸びている。延伸部122は手すり13の手すりベルト14の下方に位置し、エスカレーター10の手すり13を超えて通路11内に伸びることはないことを原則とする。一方、第一の連通管140は底部121に設けられ、貯蔵タンク113と延伸部122を連通させるために配置される。即ち、消毒洗浄液101は、貯蔵タンク113から第一の連通管140によって延伸部122に送られることができる。
第一のセンサ130は、底部121上に設けられる赤外線センサであってもよい。第一のセンサ130は、通路11の入り口12前方、つまり進入する人から見て入り口12の手前の範囲で、約3mから7mに進入した人20を検知するように、通路11の入り口12前方に向けて赤外線を放射することができる。一方、第一のセンサ130が放射する赤外線の投射範囲は少なくとも通路11の入り口12前方を覆う。例を挙げると、投射範囲は水平投射範囲と垂直投射範囲に大略的に分けられ、水平投射範囲と垂直投射範囲はそれぞれ扇形を呈し、水平投射範囲の扇形の角度は約50°から70°であり、垂直投射範囲の扇形の角度は約30°から50°である。
本実施形態において、延伸部122は第一の流路123と複数の噴出口124を有し、第一の流路123とこれらの噴出口124は互いに連通しており、第一の流路123は第一の連通管140によって貯蔵タンク113と互いに連通している。したがって、消毒洗浄液101は、貯蔵タンク113から第一の連通管140によって第一の流路123に送られ、第一の流路123内に設けられた噴霧器150が起動する時、第一の流路123に送られた消毒洗浄液101は霧化させる。さらに、第一のセンサ130が通路11の入り口12前方に進入した人20を検知した時、第一の信号をコントローラ112に送信し、第一の信号を受信したコントローラ112は第二の信号を噴霧器150に送信し、噴霧器150を制御して貯蔵タンク113から第一の連通管140を介して第一の流路123に送られた消毒洗浄液101を霧化する。これらの噴出口124は手すりベルト14の方を向いていることから、霧化した消毒洗浄液101は第一の流路123からこれらの噴出口124を介して手すりベルト14にスプレーされる。
簡潔に述べると、本実施形態におけるエスカレーター消毒洗浄装置100は、人20がエスカレーター10に進入する直前に、先立って手すりベルト14に対して消毒洗浄の作業を自動で行い、人20が汚れや細菌でいっぱいの手すりベルト14につかまったり、寄りかかったりしないようにする。
図5は図2のエスカレーター消毒洗浄装置の領域Aの局部透視模式図である。図1から図5を参照すると、本実施形態において、エスカレーター消毒洗浄装置100は、例えば赤外線センサである第二のセンサ160をさらに備える。第二のセンサ160は底部121上に設けられ、コントローラ112に電気的に接続される。第一のセンサ130と第二のセンサ160はそれぞれ底部121の二つの異なる側壁面上に設けられ、第二のセンサ160は通路11に進入した人20を検知するように、通路11に向けて赤外線を放射することができる。具体的には、第二のセンサ160は、検知された人20の数をコントローラ112に送るために配置され、人の流れの制御に用いられる。
エスカレーター消毒洗浄装置100は、ファン170及び第二の連通管180をさらに備え、ファン170はケース111内に設けられ、コントローラ112に電気的に接続される。第二の連通管180は底部121に設けられ、延伸部122は第二の流路125と第二の流路125に連通する排気口126をさらに有し、第二の連通管180はファン170と第二の流路125に連通している。ファン170はコントローラ112に制御されて運転され、運転時に生じる気流は、第二の連通管180を介して第二の流路125に流れて排気口126から吹き出ることができる。排気口126は手すりベルト14の方を向いていることから、排気口126から吹き出た気流は手すりベルト14に吹かれて、手すりベルト14上の消毒洗浄液101を吹き飛ばす、又は、手すりベルト14上の消毒洗浄液101を乾燥させる。ちなみに、第一の流路123と第二の流路125は互いに分離した経路であり、連通していない。
本実施形態において、延伸部122は逆流ストッパー127と回収タンク128をさらに有し、回収タンク128の開口128aと排気口126はそれぞれこれらの噴出口124の対向する両側に位置し、逆流ストッパー128は回収タンク128の開口128aに対応して設けられる。手すりベルト14上の消毒洗浄液101が重量の作用によって滴る時、開口128aに入って、逆流ストッパー127に沿って回収タンク128内に回収できる。一方、排気口126から吹き出た気流は手すりベルト14上の消毒洗浄液101を回収タンク128の開口128aがある方向に流して、手すりベルト14上の消毒洗浄液101の回収の補助に用いられる。
本実施形態において、エスカレーター消毒洗浄装置100は、湿度センサ190と水位センサ191をさらに備え、湿度センサ190と水位センサ191はそれぞれコントローラ112に電気的に接続され、湿度センサ190は延伸部122上に設けられ、水位センサ191は貯蔵タンク113内に設けられる。詳細には、湿度センサ190は、延伸部122の周囲の湿度を検知するために配置され、検知された延伸部122周囲の湿度のデータをコントローラ112に送信する。水位センサ191は、貯蔵タンク113内の消毒洗浄液101の水位を検知するために配置され、検知された貯蔵タンク113内の消毒洗浄液101の貯蔵量をコントローラ112に送信する。一方、エスカレーター消毒洗浄装置100は、懸濁粒子センサ192をさらに備え、懸濁粒子センサ192はケース111上に設けられ、懸濁粒子センサ192はコントローラ112と電気的に接続される。懸濁粒子センサ192は、エスカレーター消毒洗浄装置100の周囲の懸濁粒子濃度、特に微小懸濁粒子濃度(PM2.5)を検知するために配置され、検知された懸濁粒子濃度をコントローラ112に送信する。説明が必要なこととして、懸濁粒子センサ192はケース111上に設けられることに制限せず、その他の適切な位置上に設けられてもよい。
本体110は、無線送信モジュール114をさらに備え、無線送信モジュール114はケース111内に設けられ、コントローラ112は無線送信モジュール114と電気的に接続される。通常、無線送信モジュール114の送信方式は、赤外線、無線、ブルートゥース(例えば、低消費電力ブルートゥース)またはワイヤレスフィデリティ(Wi−Fi)を含む、または、ワイヤレスモバイル通信手段(例えば、GSM、GPRS、3G又は4Gシステム)によって通信と送信を行ってもよく、本考案では限定されない。本実施形態において、コントローラ112とクラウドサーバ30は無線送信モジュール114によって通信でき、第二のセンサ160を介して検知された人20の数、湿度センサ190を介して検知された延伸部122周囲の湿度、水位センサ191を介して検知された貯蔵タンク113内の消毒洗浄液101の貯蔵量、懸濁粒子センサ192を介して検知された懸濁粒子濃度等の情報はいずれも、さらなる異常を無線送信モジュール114を介してクラウドサーバ30に送信して、監視センターにエスカレーター消毒洗浄装置100の運転状態を遠隔監視させることができる。その他の実施形態において、エスカレーター消毒洗浄装置のコントローラは有線送信モジュールによってクラウドサーバと通信してもよく、有線送信モジュールはバーチャルプライベートネットワーク(VPN)を採用してもよい。
本実施形態において、本体110は、電力供給器115をさらに備え、第一のセンサ130、噴霧器150、コントローラ112、第二のセンサ160、ファン170、湿度センサ190、水位センサ191、懸濁粒子センサ192、無線送信モジュール114はそれぞれ電力供給器115に電気的に接続され、運転時に必要な電力を電力供給器115から得る。電力供給器115はバッテリー116、給電/遮断器117、電圧変換器118を備え、バッテリー116は電圧変換器118によって給電/遮断器117と電気的に接続され、給電/遮断器117はコントローラ112、第一のセンサ130、噴霧器150、第二のセンサ160、ファン170、湿度センサ190、水位センサ191、懸濁粒子センサ192、無線送信モジュール114に電気的に接続される。
バッテリー116に給電する過程において、まず、電圧変換器118を介して電圧を第一のセンサ130、噴霧器150、コントローラ112、第二のセンサ160、ファン170、湿度センサ190、水位センサ191、懸濁粒子センサ192、無線送信モジュール114が運転時に必要な電圧に変換し、それから、給電/遮断器117を介して、第一のセンサ130、噴霧器150、コントローラ112、第二のセンサ160、ファン170、湿度センサ190、水位センサ191、懸濁粒子センサ192、無線送信モジュール114に電力を送る。エスカレーター消毒洗浄装置に一旦異常が発生すると、コントローラ112は給電/遮断器117を制御して、全てを遮断または一部を遮断することができる。
以下に、エスカレーター消毒洗浄装置100の動作メカニズムをさらに説明する。まず、水位センサ191によって貯蔵タンク113内の消毒洗浄液101の貯蔵量を検知し、消毒洗浄液101の貯蔵量が不足している場合、コントローラ112から無線送信モジュール114を介して対応する情報がクラウドサーバ30に送信されて、監視センターに人を派遣させて消毒洗浄液101を補充させる、又はエスカレーター消毒洗浄装置100を遠隔制御して消毒洗浄液101を自動補充させる。これに対して、消毒洗浄液101の貯蔵量が足りている場合、第一のセンサ130によって人20がエスカレーター10に間も無く進入するか否かを検知させる。人20がエスカレーター10に間も無く進入する場合、コントローラ112によって噴霧器150を制御して消毒洗浄液101を霧化し、エスカレーター10の手すりベルト14にスプレーして、消毒洗浄を行う。一方、第二のセンサ160によってエスカレーター10を通過する人20の数を検知し、コントローラ112から無線送信モジュール114を介してクラウドサーバ30に送信され、人の流れの制御に用いられる。
エスカレーター10の手すりベルト14に消毒洗浄液101をスプレーする過程において、湿度センサ190によって延伸部122の周囲の湿度を検知し、検知した湿度が80%から90%である場合、コントローラ112は消毒洗浄液101のスプレーに異常は無いと判断する。これに対して、検知した湿度が60%から70%である場合、コントローラ112は消毒洗浄液101のスプレーに異常が発生したと判断し、給電/遮断器117を制御して、全てを遮断または一部を遮断し、特に、噴霧器150への給電を停止する。同時に、運転状態異常発生情報をコントローラ112から無線送信モジュール114を介してクラウドサーバ30に送信し、監視センターに異常状態をすぐに除去させる。一方、エスカレーター消毒洗浄装置100は緊急ボタンを配置してもよく、突発した状況が発生した場合、緊急ボタンを押して、無線送信モジュール114を介してクラウドサーバ30に送信されて、監視センターにすぐに現場に人を派遣させて処理させる。
一方、懸濁粒子センサ192が検知したエスカレーター消毒洗浄装置100の周囲の懸濁粒子濃度はコントローラ112に送信され、コントローラ112から無線送信モジュール114を介してクラウドサーバ30に送信され、さらに放送システム、又は表示看板によって人20に現場の懸濁粒子濃度を知らせてもよい。
以上をまとめると、本考案のエスカレーター消毒洗浄装置は、人がエスカレーターに間も無く進入するか否かを検知するように、センサが配置され、センサは人がエスカレーターに間も無く進入することを一旦検知すると、本考案のエスカレーター消毒洗浄装置は、人の進入に先立ってエスカレーターの手すりベルトに対して消毒洗浄の作業を自動で行い、人が汚れや細菌でいっぱいのエスカレーターの手すりベルトにつかまったり、寄りかかったりしないようにする。
本考案は以上の実施形態のように示したが、本考案は、これに限られるものではなく、当業者が本考案の要旨の範囲から逸脱しない範囲において、変更又は修正することが可能であるが故に本考案の保護範囲は均等の範囲にまで及ぶものとする。
本考案は、人がエスカレーターに間も無く進入する前にエスカレーターの手すりの消毒洗浄の作業を自動で行うエスカレーター消毒洗浄装置を提供する。
10:エスカレーター
11:通路
12:入り口
13:手すり
14:手すりベルト
20:人
30:クラウドサーバ
100:エスカレーター消毒洗浄装置
101:消毒洗浄液
110:本体
111:ケース
112:コントローラ
113:貯蔵タンク
114:無線送信モジュール
115:電力供給器
116:バッテリー
117:給電/遮断器
118:電圧変換器
120:ベース
121:底部
122:延伸部
123:第一の流路
124:噴出口
125:第二の流路
126:排気口
127:逆流ストッパー
128:回収タンク
128a:開口
130:第一のセンサ
140:第一の連通管
150:噴霧器
160:第二のセンサ
170:ファン
180:第二の連通管
190:湿度センサ
191:水位センサ
192:懸濁粒子センサ
A:領域

Claims (12)

  1. エスカレーターに取り付けられるのに適する、エスカレーター消毒洗浄装置であって、
    消毒洗浄液が貯蔵されている本体と、
    前記本体に接続され、底部と、前記底部と互いに接続され、前記エスカレーターの手すりベルトの下方に位置する延伸部と、を備えるベースと、
    前記底部上に設けられ、前記本体に電気的に接続され、前記エスカレーターの通路の入り口前方に進入した人を検知するために配置される第一のセンサと、
    前記底部に設けられ、前記消毒洗浄液を前記延伸部に送るために配置される第一の連通管と、
    前記延伸部内に設けられ、前記本体に電気的に接続され、前記第一のセンサが前記通路の入り口前方に進入した人を検知した時、霧化した前記消毒洗浄液を前記延伸部を介して前記手すりベルトにスプレーするように、前記本体に制御されて前記第一の連通管を介して前記延伸部に送られた前記消毒洗浄液を霧化する噴霧器と、
    を備えることを特徴とするエスカレーター消毒洗浄装置。
  2. 前記本体は、
    前記通路外に設けられるケースと、
    前記ケース内に設けられ、前記第一のセンサと前記噴霧器がそれぞれ電気的に接続されるコントローラと、
    前記ケース内に設けられ、前記消毒洗浄液を貯蔵するために配置される貯蔵タンクと、を備え、
    前記第一の連通管は前記貯蔵タンクと前記延伸部を連通させるために配置される請求項1に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  3. 前記延伸部は第一の流路と複数の噴出口を有し、前記第一の流路と前記複数の噴出口は互いに連通し、前記第一の連通管は前記貯蔵タンクと前記第一の流路を連通させるために配置され、前記第一のセンサが前記通路の入り口前方に進入した人を検知した時、霧化した前記消毒洗浄液を前記複数の噴出口を介して前記手すりベルトにスプレーするように、前記コントローラは前記噴霧器を制御して前記貯蔵タンクから前記第一の連通管を介して前記第一の流路に送られた前記消毒洗浄液を霧化する請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  4. 前記ケース内に設けられ、前記コントローラに電気的に接続されるファンと、
    前記底部に設けられる第二の連通管と、をさらに備え、
    前記延伸部は第二の流路と、前記第二の流路と互いに連通している排気口と、を有し、前記第二の連通管は前記ファンと前記第二の流路に連通し、前記ファンの運転で生じる気流は、前記排気口から前記手すりベルトに吹くように、前記第二の連通管を介して前記第二の流路に流れることができる請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  5. 前記本体は、前記コントローラと電気的に接続される電力供給器をさらに備える請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  6. 前記電力供給器はバッテリーと、給電/遮断器と、電圧変換器と、を備え、前記バッテリーは前記電圧変換器によって前記給電/遮断器に電気的に接続され、前記給電/遮断器は前記コントローラと電気的に接続される請求項5に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  7. 前記底部上に設けられ、前記コントローラに電気的に接続され、前記通路内に進入した人を検知するために配置される第二のセンサをさらに備える請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  8. 前記延伸部は、逆流ストッパーと、回収タンクと、を有し、前記逆流ストッパーは前記回収タンクの開口に対応して設けられる請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  9. 前記本体は、無線送信モジュールをさらに備え、前記無線送信モジュールは、前記ケース内に設けられ、前記コントローラと電気的に接続され、前記コントローラとクラウドサーバは、前記無線送信モジュールによって通信することができる請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  10. 前記延伸部上に設けられ、前記コントローラと電気的に接続され、前記延伸部の周囲の湿度を検知するために配置される湿度センサをさらに備える請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  11. 前記貯蔵タンク内に設けられ、前記コントローラと電気的に接続され、前記貯蔵タンク内の前記消毒洗浄液の水位を検知するために配置される水位センサをさらに備える請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
  12. 前記ケース上に設けられ、前記コントローラと電気的に接続され、前記エスカレーター消毒洗浄装置の周囲の懸濁粒子濃度を検知するために配置される懸濁粒子センサをさらに備える請求項2に記載のエスカレーター消毒洗浄装置。
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