JP3212295U - 携帯用靴べら - Google Patents
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Abstract
【課題】実用的に携帯でき、必要に応じて装飾性を備えた携帯用靴べらを提供する。【解決手段】靴べら本体とこれに着脱可能なストラップを含む携帯用靴べらである。この携帯用靴べらは、環状の紐部分(a−1)と、この紐部分(a−1)を収束して収納する固定用部材(a−2)とを有するストラップ(a)と、前記固定用部材を着脱可能に係止するストラップ係止部を有する薄板形状で携帯可能な大きさの靴べら本体(b)を含む。【選択図】図1
Description
本考案は、携帯用靴べらに関する。
靴べらは、細長い薄板状部材に取手を付けたものであり、本来は、立ったまままたは中腰になった状態で取手を把持したときに、その他端(遠位端)が靴内に挿入できる程度の長さを有するものである。しかし、そのような大きさ(長さ)の靴べらを普段から持ち運ぶのは不便である。
もっとも、靴べらを用いることなく靴を履く習慣がついてしまうと、靴のかかと側を押しつぶしてしまったり、靴を無理して履こうとしてつま先を路面に打ち付けてしまうなど靴のダメージが大きくなる。このため、屈み込んで使えば足を靴内に円滑に誘導できる程度まで小型化(短小化)した携帯用靴べらも販売されている。
しかし、そのような携帯用靴べらでも、これを服のポケットに入れた場合、嵩張って不便であるし、そもそも普段からポケットに入れておく程の頻度で使用するものではない。一方で、カバンなどにしまった場合はカバンの中に紛れてしまうことも多く、使いたいときにすぐに取り出せず使い勝手が悪い。
そこで、従来、靴べらの携帯性を高めるための様々な提案がなされてきた。
例えば、特許文献1及び2は携帯電話本体に収納部を設け、そこに靴べらを収納することを提案している。また、特許文献3及び4は靴本体に収納部を設け、そこに靴べらを収納することを提案している。
例えば、特許文献1及び2は携帯電話本体に収納部を設け、そこに靴べらを収納することを提案している。また、特許文献3及び4は靴本体に収納部を設け、そこに靴べらを収納することを提案している。
しかし、特許文献1及び2の提案は、携帯電話が二つ折り式の時代のものであり、単板式のスマートフォンが多用されている現在では非現実的である。また、このような構成では携帯電話の薄型化に限界をつくってしまい、現状にそぐわない。また、特許文献3及び4は靴の加工に手間を要する。
このように、従来の携帯用靴べらはいずれも合理的な使用に耐えないもので実際に普及していない。
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであって、持ち運びが容易であるとともに必要な時には直ちに使用できる、実用性に優れた携帯用靴べらを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本考案は、以下の靴べらを提供する。
[1]着脱可能なストラップを有する携帯用靴べら。
[2]環状の紐部分(a−1)と、この紐上にあるか紐を収束して収納する固定部材(a−2)とを有するストラップ(a)と、前記固定部材を着脱可能に係止するストラップ係止部を有する薄板形状で携帯可能な大きさの靴べら本体(b)を含む前記[1に記載の携帯用靴べら。
[3]前記係止が、フック留め、スナップ留め、ラッチ留め、ネジ留め、マジックテープ留めのいずれかである前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[4]前記ストラップの環状の紐部分を携帯電話またはスマートフォンに係止した際に、靴べら本体が携帯電話またはスマートフォンの保持部材として機能する前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[5]靴べら本体が印刷を施した樹脂板、セラミック板、木板、ガラス板、硬質ゴムまたは金属板である前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[6]靴べら本体に施された印刷が各面において特定の物品の表裏の画像である前記[5]に記載の携帯用靴べら。
[7]靴べら本体に施された印刷または樹脂もしくはセラミックもしくは木もしくはガラスもしくは硬質ゴムが蓄光材料を含む前記[5]に記載の携帯用靴べら。
[1]着脱可能なストラップを有する携帯用靴べら。
[2]環状の紐部分(a−1)と、この紐上にあるか紐を収束して収納する固定部材(a−2)とを有するストラップ(a)と、前記固定部材を着脱可能に係止するストラップ係止部を有する薄板形状で携帯可能な大きさの靴べら本体(b)を含む前記[1に記載の携帯用靴べら。
[3]前記係止が、フック留め、スナップ留め、ラッチ留め、ネジ留め、マジックテープ留めのいずれかである前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[4]前記ストラップの環状の紐部分を携帯電話またはスマートフォンに係止した際に、靴べら本体が携帯電話またはスマートフォンの保持部材として機能する前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[5]靴べら本体が印刷を施した樹脂板、セラミック板、木板、ガラス板、硬質ゴムまたは金属板である前記[2]に記載の携帯用靴べら。
[6]靴べら本体に施された印刷が各面において特定の物品の表裏の画像である前記[5]に記載の携帯用靴べら。
[7]靴べら本体に施された印刷または樹脂もしくはセラミックもしくは木もしくはガラスもしくは硬質ゴムが蓄光材料を含む前記[5]に記載の携帯用靴べら。
本考案の携帯用靴べらは、携帯電話、スマートフォン、カバン、ベルトなどに取り付け可能なので持ち運びが容易であるとともに必要な時には直ちに使用できる。このため、実用性に優れた携帯用靴べらとなっている。また、印刷を施すことでデザイン性が増し、携帯時、ストラップとしての違和感が解消される。さらに、携帯電話(スマートフォンを含む。以下同じ)に装着したときに、携帯電話と靴べらの間の空間に手が位置することによって安定的に携帯電話を保持できる。
以下、本考案の実施の形態を、図面を用いて説明する。
まず、図1〜3において、本考案の靴べらの構造を模式的に示す。
図1は携帯用靴べらに着脱可能なストラップを装着した状態(正面図、側面図、端面図及び断面図)であり、図2はその斜視図、図3はストラップを離脱させた状態の正面図である。
まず、図1〜3において、本考案の靴べらの構造を模式的に示す。
図1は携帯用靴べらに着脱可能なストラップを装着した状態(正面図、側面図、端面図及び断面図)であり、図2はその斜視図、図3はストラップを離脱させた状態の正面図である。
図1及び図2に示すように、本考案の携帯用靴べら10は、着脱可能なストラップ1と靴べら本体3及びその接合部2からなる。
ストラップ1は繊維をより合わせてつくったより糸でも、可撓性のあるプラスチック、ゴムもしくは金属などの人工材料または天然材料の単一糸でもよい(以下、より糸と単一糸を併せて紐という)。繊維をよって紐としている場合、その繊維は十分な強度と可撓性のある材質であれば特に限定されない。靴べら本体3については後述するが、基本的には薄板部材である。
ストラップ1は、上記紐部分と、この紐上にあるかそれを収束して収納する固定部材とを有する。固定部材は図3について言えば係止部4である。ここで、「この紐上にある」とは紐の一部を挟んでいたり、リング状に紐の一部を包囲していたり、紐に固定されているなど、紐に密接して備えられていることを意味する。「収束して収納する」とは、ストラップ1の主要部分である紐を環状となるように収納することを意味する。固定部材は紐を環状のまま固定的に収納するものであってもよいし、環状を一時的に解いて線状にもできる構造を有してもよい。
ストラップを用いて靴べらを様々な携帯物品に装着することができる。携帯物品の典型例としては携帯電話、カバン、ベルトなどが挙げられるが、これらに限定されない。環状紐の大きさ(紐の長さ)は対象物に装着するのに必要な長さとする。
図3に示すように、着脱可能なストラップ1と靴べら本体3及びその接合部2は、この図に示す態様では、嵌め込み式のフック部材のオスとメスの組み合わせになっている。図では、本体3が押し込み可能な板バネ状の爪部5を有し、ストラップ1が前記爪部に対応する係止部4を有し、前者を後者に挿入したときに、爪部5が内側に押し込まれた後、後者の係止部4内において、板バネの復元力により爪部5が係止部4内に係止される仕組みになっている。また、係止部4には押し込み可能な解除部6が含まれており、解除部6を押し込むことにより、爪部5が内側に押し込まれて係止部4との係止が解除される。
図1〜3では、本体3に板バネ状の爪部5を有し、ストラップ1が前記爪部に対応する係止部4を有するが、逆に、ストラップ1が板バネ状の爪部を有し、本体3が前記爪部に対応する係止部を有してもよい。この場合は、ストラップ1の端部が本体3の端部に挿入されることになる。
また、係止構造は、ここでは嵌め込み式のフック留め構造を示したが、2部材を容易に着脱できる係止構造はすべて本考案に含まれる。例えば、フック留めはカラビナ様の機構でもよい。また、スナップボタンのオスとメスを組み合わせたスナップ留め構造でもよいし、ストラップの固定部と靴べら本体の係止部をそれぞれ横穴を有する凹型凸型形状とし、係止位置においてこれら凹型凸型部材を嵌め合わせ(この状態で前記横穴が一貫するようにする)、これらを貫く横穴に棒状部材を嵌めて両者を固定するラッチ留めでもよい。あるいは、スクリューロックを用いたネジ留めでもよいし、マジックテープを用いたマジックテープ留めでもよい。
靴べら本体3は、靴を履く際、踵(かかと)と靴の踵部分の間に挿入して足が靴内に収納されるのをガイドする部材であり、基本的には薄板である。薄板の材質は、前記ガイドの目的を達するものであれば限定されないが、例えば、樹脂板、セラミック板、木板、ガラス板、硬質ゴムまたは金属板である。樹脂としては特に限定されず、例えば、塩化ビニル樹脂・ポリプロピレン・ポリエチレン・変性PPE・ポリスチレン・ABS樹脂・アクリル樹脂・ポリカーボネート・ポリアミド・ポリアセタール・ポリエチレンテレフタレート・ポリブチレンテレフタレート等が挙げられるが、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明性及び強度に優れた材料が好ましい。
薄板の厚みは一般的には1mm〜5mm程度、好ましくは1.5mm〜3,5m程度である。幅Wは靴内に挿入可能な程度であり、一般的には30mm以下である。薄板は好ましくは湾曲面を有する。
靴べら本体3には印刷を施すことが好ましい。これにより、靴べらを携帯電話に装着した場合でも違和感なく使用できる。
印刷による加飾は特に限定されず、例えば、タイル状、木目調、石材(例えば、大理石や砂岩)調としたり、花柄、格子柄、水玉その他の一定のデザインや風景や人物・動物等の写真を印刷したり、光沢・ホログラム等を設けることができる。
印刷による加飾は特に限定されず、例えば、タイル状、木目調、石材(例えば、大理石や砂岩)調としたり、花柄、格子柄、水玉その他の一定のデザインや風景や人物・動物等の写真を印刷したり、光沢・ホログラム等を設けることができる。
この際、靴べら本体に施された印刷が各面(表と裏)において特定の物品の表裏の画像であることも好ましい。ここで特定の物品の表裏の画像とは、例えば、人物やキャラクター、動物などの前からの姿と後ろ姿、絵画や彫刻、建築物などの前面と背面などである。通常は後ろ姿や背面が存在しない絵画(例えば、屏風絵や浮世絵)や目に触れる機会の少ないもの(例えば、仏像)の前後面を提示することにより、デザイン的に興味を惹く靴べらにできる。
また、蛍光・蓄光材料等の機能性インクにより印刷したり、材料自体に含有させることによる加飾も可能である。
靴べら本体3の形状は靴べらとしての機能を果たし得るものであれば限定されない。例えば、図4〜図6に示すようなナス状でもよい。
図7に示すように、本考案の靴べらを携帯電話(図示していない)に装着したときに、携帯電話と靴べらの間の空間に手9が位置することによって安定的に携帯電話を保持できる。
この場合、靴べら機能に障害を来さない限りにおいて、表面にポッティングで凹凸を設けるなどして立体的な凹凸を設けても把持性を高めてもよい。
この場合、靴べら機能に障害を来さない限りにおいて、表面にポッティングで凹凸を設けるなどして立体的な凹凸を設けても把持性を高めてもよい。
本考案の靴べらは、老若男女を問わず携帯が容易であり、様々な状況において幅広く利用できる。
Claims (7)
- 着脱可能なストラップを有する携帯用靴べら。
- 環状の紐部分(a−1)と、この紐上にあるか紐を収束して収納する固定部材(a−2)とを有するストラップ(a)と、前記固定部材を着脱可能に係止するストラップ係止部を有する薄板形状で携帯可能な大きさの靴べら本体(b)を含む請求項1に記載の携帯用靴べら。
- 前記係止が、フック留め、スナップ留め、ラッチ留め、ネジ留め、マジックテープ留めのいずれかである請求項2に記載の携帯用靴べら。
- 前記ストラップの環状の紐部分を携帯電話またはスマートフォンに係止した際に、靴べら本体が携帯電話またはスマートフォンの保持部材として機能する請求項2に記載の携帯用靴べら。
- 靴べら本体が印刷を施した樹脂板、セラミック板、木板、ガラス板、硬質ゴムまたは金属板である請求項2に記載の携帯用靴べら。
- 靴べら本体に施された印刷が各面において特定の物品の表裏の画像である請求項5に記載の携帯用靴べら。
- 靴べら本体に施された印刷または樹脂もしくはセラミックもしくは木もしくはガラスもしくは硬質ゴムが蓄光材料を含む請求項5に記載の携帯用靴べら。
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