JP3212270U - ボイド抜き工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボイド(紙製の円柱用コンクリート型枠材)を簡易に、かつ、迅速に取り外すことができるボイド抜き工具を提供する。【解決手段】ボイド抜き工具を、先端を斜めに切った尖鋭部4を持ち、尖鋭部を向かい合わせに、かつ接することなく固定された2本の棒状体1と、2本の棒状体の間に固定されたスペーサーと、棒状体の尖鋭部と反対側に接続された回動用持ち手2とから構成した。また、スペーサーを回動用持ち手と2本の棒状体をつなぐ部位に設置し、2本の棒状体の間の間隙が、先端部からスペーサー部にかけて順次広くなるように構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、ボイド(紙製の円柱用コンクリート型枠材)を簡易かつ迅速に巻き取り、硬化したコンクリートから取り除くための工具に関するものである。
従来、この種の工具は、例えば、実用新案文献1に開示されている如く、2つ折りにした丸鋼鉄筋をハンマー等でボイドとコンクリートとの間に打ち込んで隙間を広げ、鉄筋の折り畳み部分にさらに丸鉄筋の棒を差し込んで回す方式が主流であった。
なし
しかしながら、引き抜くべきボイドは、紙製であることが多く、強度が弱い上、コンクリートに強く密着しており、かつ、雨や湿気、コンクリートの水分等を吸って扱いにくくなっている。このようなボイドをコンクリート硬化後に外すために、種々の道具が使用されているが、ハンマー等を使用してくさびを打ち込む必要があったり、カッターの刃を変えつつ切り出すなど、手間と時間がかかっていた。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡易かつ迅速に、また安全にボイドを抜くことができる工具を提供することを目的とする。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、簡易かつ迅速に、また安全にボイドを抜くことができる工具を提供することを目的とする。
本考案の請求項1にかかるボイド抜き工具は、先端を斜めに切った尖鋭部を持ち、前期尖鋭部を向かい合わせに、かつ接することなく固定された2本の棒状体と、前期2本の棒状体の間に固定されたスペーサーと、前期棒状体の尖鋭部と反対側に接続された回動用持ち手とからなることを特徴とする。
本考案の請求項2にかかるボイド抜き工具は、請求項1において、前記スペーサーが回動用持ち手と2本の棒状体をつなぐ部位に設置され、前記2本の棒状体の間の間隙が、先端部からスペーサー部にかけて順次広くなるように構成したことを特徴とする。
本考案の請求項2にかかるボイド抜き工具は、請求項1において、前記スペーサーが回動用持ち手と2本の棒状体をつなぐ部位に設置され、前記2本の棒状体の間の間隙が、先端部からスペーサー部にかけて順次広くなるように構成したことを特徴とする。
本考案のボイド抜き工具を試作し、使用したところ、簡易に、かつ、きわめて迅速に取り外せるようになった。また、カッター等を使用しないため安全性も向上した。また、屋内外を問わず、コンクリート中に、管や手すりなどを通すための円形の空隙を作成するために広く応用できると考えられる。
本考案のボイド抜き工具は、上記構成とすることにより、ボイドを簡易に、かつ、迅速に取り外すことができ、作業の時間の短縮と安全性の向上を図ることができるものである。
棒状体は、丸鋼鉄筋(16ミリ)で構成し、回動用持ち手と棒状体およびスペーサーとの接着は、ガス溶接にて行った。ボイドの厚みなどにより最適な間隔はことなるが、実施例では2本の棒状部の間隙は、3〜12mm程度で、作成しした。
図中の400、38、≒3、≒12、≒300、はそれぞれ、実施例として製造した寸法をmm単位で示している。権利範囲はこれに限定されるわけではないが、実施例では、2本の棒状体の間隙は、先端部付近の一番狭いところが3mm±2mm、スペーサー付近の一番広いところが12mm±5mmの範囲内で作成した。300〜350mm程度、200〜400mm程度が操作上好ましいと考えられた。なお、棒状体には、SUS304材φ16丸棒を、 回動用持ち手には、SUS304材φ38パイプを、 スペーサーには、SUS304材φ12丸棒を使用した。
図中の400、38、≒3、≒12、≒300、はそれぞれ、実施例として製造した寸法をmm単位で示している。権利範囲はこれに限定されるわけではないが、実施例では、2本の棒状体の間隙は、先端部付近の一番狭いところが3mm±2mm、スペーサー付近の一番広いところが12mm±5mmの範囲内で作成した。300〜350mm程度、200〜400mm程度が操作上好ましいと考えられた。なお、棒状体には、SUS304材φ16丸棒を、 回動用持ち手には、SUS304材φ38パイプを、 スペーサーには、SUS304材φ12丸棒を使用した。
本考案のボイド抜き工具を試作し、使用したところ、簡易に、かつ、きわめて迅速に取り外せるようになった。また、カッターを等使用しないため安全性も向上した。また、屋内外を問わず、コンクリート中に、管や手すりなどを通すための円形の空隙を作成するために広く応用できると考えられる。
1 棒状体
2 回動用持ち手
3 スペーサー
4 尖鋭部
2 回動用持ち手
3 スペーサー
4 尖鋭部
Claims (2)
- 先端を斜めに切った尖鋭部を持ち、前期尖鋭部を向かい合わせに、かつ接することなく固定された2本の棒状体と、前期2本の棒状体の間に固定されたスペーサーと、前期棒状体の尖鋭部と反対側に接続された回動用持ち手とからなるボイド抜き工具。
- スペーサーが回動用持ち手と2本の棒状体をつなぐ部位に設置され、前記2本の棒状体の間の間隙が、先端部からスペーサー部にかけて順次広くなるように構成された請求項1のボイド抜き工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002792U JP3212270U (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | ボイド抜き工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002792U JP3212270U (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | ボイド抜き工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3212270U true JP3212270U (ja) | 2017-08-31 |
Family
ID=59722037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002792U Expired - Fee Related JP3212270U (ja) | 2017-06-21 | 2017-06-21 | ボイド抜き工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3212270U (ja) |
-
2017
- 2017-06-21 JP JP2017002792U patent/JP3212270U/ja not_active Expired - Fee Related
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