JP3212105U - メガネフレーム - Google Patents
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Abstract
Description
また、メタリックフレームには適用できるが、熱に弱いセルフレームに適用することは困難であった。
レンズを固定するための一対のリム(2)に着脱可能に固定される一対の鼻パッド(3)を備えたメガネフレーム(1)であって、
上記一対のリム(2)それぞれにはリム側係止部(4)が設けられ、
上記一対の鼻パッド(3)それぞれには上記リム側係止部(4)に嵌め込み可能なパッド側係止部(3b)が設けられた
ことを特徴とする
上記鼻パッド(3)は、
鼻に当接する鼻当接パッド部(3a)と、
上記パッド側係止部(3b)と、
を備え、
上記鼻当接パッド部(3a)は内孔を有するエラストマー材料で形成され、
上記パッド側係止部(3b)は、上記鼻当接パッド部(3a)に挿入されている
ことを特徴とする
上記鼻当接パッド部(3a)はシリコーンである
ことを特徴とする
上記パッド側係止部(3b)は、上記リム側係止部(4)において、スライドすることにより着脱可能に固定される
ことを特徴とする。
上記のスライドの方向は、固定する際において、上記パッド側係止部(3b)をメガネフレームの下方から上方に上げる方向である
ことを特徴とする。
まず、鼻パッドをスライドするだけでリムから着脱できるため、交換が極めて容易に行える。特別な器具は不要であり、一般のメガネの使用者が自分自身で行ことができる。初めてであっても、容易に交換することができる。
特に、鼻パッドの汚れが目立ちやすいセルフレームに適した構造である。
さらに、エストラマ―材料は、成型等により自由な形に形成することができるため、形状や大きさを変えた数種の鼻パッドを用意することができる。鼻の形や大きさは人それぞれであり、着用する人に合った鼻パッドを選択することができる。近年、耳パッドを交換できるイヤホンが広く普及しているが、この種のイヤホンと同様に、最適な鼻パッドを使用者が選択して交換できるメガネフレームを提供することも可能となる。
また、フロント枠の滑りを軽減する効果もある。
さらに、パッド部内にパッド側係止部が挿入された構造は、二段成型法を用いて、廉価に量産できる。特に、パッド部としてエストラマ―材料を選択した場合、二段成型法により、パッド部が強くパッド側係止部を圧迫する構造が容易に達成できる。
特に、固定する際において、上記パッド側係止部をメガネフレームの下方から上方に押し上げる方向にすれば、最も外れにくい。着用時には、鼻パッドは鼻に押し上げれる方向に力が掛かるため、嵌合が緩んだり外れたりすることは無い。また、メガネを持つ際にも、鼻パッドを押し下げる方向に持つことは滅多に無く、よほど特殊な持ち方をしなければ、鼻パッドが外れることは無い。
以下に、本考案に係るメガネフレームの実施の形態について、図を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は、本考案の最適な一例であって、特に本考案をこの一例に限定するものではない。
本考案のメガネフレーム構造は、いわゆるセルフレームに適した構造である。セルフレームとは、セルロイドやアセテート製等のプラスチック系フレームの総称であり、メタルフレームに相対するフレームを意味する。ただし、本考案の構造はセルフレームに限定されるものではなく、同様の構造のメタルフレームや、メタルとプラスチック材料を共に用いたフレームにも適用できる。
まず、図1から図3を用いて、メガネフレームの構成について説明する。
図1はメガネフレームの全体図である。この図においては、一方の鼻パッド3をリムから外し、リム2に設けられたリム側係止部4の様子を見えるようにしている。
白点線で囲まれたリム側係止部4の拡大図が図2である。すなわち、部分模式図であり、(a)はリム側係止部4の斜視図、(b)はA−A線を含む垂直方向の断面図である。
図3はメガネフレームを構成する鼻パッドの模式図であり、(a)は上面図、(b)は側面図である。
それぞれの溝部4aの中には、その溝の底から少し浮いた高さ位置に、係止用凸部4bが設けられている。
次に、鼻パッドの着脱方法について説明する。
図4は、鼻パッドの取付方法を示す図である。鼻パッド3をリム2に設けられたリム側係止部4に取り付ける際には、まず、係止用バー3cを溝部4aに挿入する(図4の(a)から(b))。次に、鼻パッド3を図4(b)の白矢印の方向にスライドさせる。そうすると、図4(c)に示すように、係止用バー3cが係止用凸部4bの下方に嵌り、しっかりと固定される。
以上のように、極めて簡単な手順で、鼻パッドの着脱を行うことができる。
なお、本実施例においては、リム側係止部4として溝部4を設け、それに出っ張り部である係止用バー3cを備えたパッド側係止部3bをはめ込む構造としているが、逆の構造であっても良い。すなわち、リム側係止部4に出っ張り部を設け、それに嵌合する形状の溝部をパッド側係止部3bに設けても良い。リム側係止部4とパッド側係止部3bとは、しっかりと嵌合可能で且つ着脱できる構造であれば、原則としてどのような構造であっても良い。
メガネは、視力の低下や乱視等を矯正する器具であり、あるいは日光から目を守る保護具である。それと同時に、ファッション性を有する着用物でもある。
したがって、汚れの無い綺麗な状態を保ちたいと考える使用者は多い。しかし、メガネは常に身に着けるものであり、特に鼻に接する鼻パッドは皮脂等により汚れたり、劣化したりしやすい。
以下に、本考案のメガネフレームが示す数多くの優れた特長を示す。
特に、鼻パッドの汚れが目立ちやすいセルフレームに適した構造である。
さらに、エストラマ―材料は、成型等により自由な形に形成することができるため、形状や大きさを変えた数種の鼻パッドを用意することができる。鼻の形や大きさは人それぞれであり、着用する人に合った鼻パッドを選択することができる。近年、耳パッドを交換できるイヤホンが広く普及しているが、この種のイヤホンと同様に、最適な鼻パッドを使用者が選択して交換できるメガネフレームを提供することも可能となる。
また、フロント枠の滑りを軽減する効果もある。
さらに、パッド部内にパッド側係止部が挿入された構造は、二段成型法を用いて、廉価に量産できる。特に、パッド部としてエストラマ―材料を選択した場合、二段成型法により、パッド部が強くパッド側係止部を圧迫する構造が容易に達成できる。
特に、固定する際において、上記パッド側係止部をメガネフレームの下方から上方に押し上げる方向にすれば、最も外れにくい。着用時には、鼻パッドは鼻に押し上げれる方向に力が掛かるため、嵌合が緩んだり外れたりすることは無い。また、メガネを持つ際にも、鼻パッドを押し下げる方向に持つことは滅多に無く、よほど特殊な持ち方をしなければ、鼻パッドが外れることは無い。
2 リム
3 鼻パッド
3a 鼻当接パッド部
3b パッド側係止部
3c 係止用バー
4 リム側係止部
4a 溝部
4b 係止用凸部
Claims (5)
- レンズを固定するための一対のリムに着脱可能に固定される一対の鼻パッドを備えたメガネフレームであって、
上記一対のリムそれぞれにはリム側係止部が設けられ、
上記一対の鼻パッドそれぞれには上記リム側係止部に嵌め込み可能なパッド側係止部が設けられた
ことを特徴とするメガネフレーム。 - 上記鼻パッドは、
鼻に当接する鼻当接パッド部と、
上記パッド側係止部と、
を備え、
上記鼻当接パッド部は内孔を有するエラストマー材料で形成され、
上記パッド側係止部は、上記鼻当接パッド部に挿入されている
ことを特徴とする請求項1に記載のメガネフレーム。 - 上記鼻当接パッド部はシリコーンである
ことを特徴とする請求項2に記載のメガネフレーム。 - 上記パッド側係止部は、上記リム側係止部において、スライドすることにより着脱可能に固定される
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のメガネフレーム。 - 上記のスライドの方向は、固定する際において、上記パッド側係止部をメガネフレームの下方から上方に押し上げる方向である
ことを特徴とする請求項4に記載のメガネフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002611U JP3212105U (ja) | 2017-06-10 | 2017-06-10 | メガネフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002611U JP3212105U (ja) | 2017-06-10 | 2017-06-10 | メガネフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3212105U true JP3212105U (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59678121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002611U Ceased JP3212105U (ja) | 2017-06-10 | 2017-06-10 | メガネフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212105U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255470A1 (ja) * | 2019-06-21 | 2020-12-24 | 株式会社インターメスティック | 眼鏡 |
KR20220156350A (ko) * | 2021-05-18 | 2022-11-25 | (주)제이씨에스인터내셔날 | 마그네슘 안경테 |
EP4191323A4 (en) * | 2020-07-28 | 2024-01-24 | Vivo Mobile Communication Co Ltd | GLASSES FRAME STRUCTURE AND PORTABLE DEVICE |
-
2017
- 2017-06-10 JP JP2017002611U patent/JP3212105U/ja not_active Ceased
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020255470A1 (ja) * | 2019-06-21 | 2020-12-24 | 株式会社インターメスティック | 眼鏡 |
EP4191323A4 (en) * | 2020-07-28 | 2024-01-24 | Vivo Mobile Communication Co Ltd | GLASSES FRAME STRUCTURE AND PORTABLE DEVICE |
KR20220156350A (ko) * | 2021-05-18 | 2022-11-25 | (주)제이씨에스인터내셔날 | 마그네슘 안경테 |
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