JP3212045B2 - 開閉式天窓の障子 - Google Patents
開閉式天窓の障子Info
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- JP3212045B2 JP3212045B2 JP31403792A JP31403792A JP3212045B2 JP 3212045 B2 JP3212045 B2 JP 3212045B2 JP 31403792 A JP31403792 A JP 31403792A JP 31403792 A JP31403792 A JP 31403792A JP 3212045 B2 JP3212045 B2 JP 3212045B2
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- JP
- Japan
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- outer frame
- glass plate
- frame
- upper glass
- shoji
- Prior art date
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降または揺動によつ
て開閉する天窓の障子に関する。
て開閉する天窓の障子に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の開閉式天窓の障子は、四隅を溶接
により一体に結合した外枠に上ガラス板を張設し、下ガ
ラス板を張設した内枠を外枠の内側に固定していた。
により一体に結合した外枠に上ガラス板を張設し、下ガ
ラス板を張設した内枠を外枠の内側に固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、上ガラス板の周縁から染み込んだ雨水が
内枠を伝つて下ガラス板上に溜まり、その周縁から室内
に滴下するおそれがあり、また、外枠が溶接構造である
ため、上ガラス板が割れたりしたときに容易に交換する
ことができないという欠点があつた。
うな構造では、上ガラス板の周縁から染み込んだ雨水が
内枠を伝つて下ガラス板上に溜まり、その周縁から室内
に滴下するおそれがあり、また、外枠が溶接構造である
ため、上ガラス板が割れたりしたときに容易に交換する
ことができないという欠点があつた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するための手段として、４本の枠構成部材を連結
片を介してねじ止めして形成した第１の外枠に上ガラス
板を張設し、その上ガラス板の下面にパツキンを介して
接触する内周縁を有する第２の外枠を第１の外枠の内側
にねじ止めにより固定するとともに、下ガラス板を張設
した内枠を第２の外枠の内側に固定した構成とした。
を解決するための手段として、４本の枠構成部材を連結
片を介してねじ止めして形成した第１の外枠に上ガラス
板を張設し、その上ガラス板の下面にパツキンを介して
接触する内周縁を有する第２の外枠を第１の外枠の内側
にねじ止めにより固定するとともに、下ガラス板を張設
した内枠を第２の外枠の内側に固定した構成とした。
【０００５】
【発明の作用及び効果】本発明は上記構成になり、上ガ
ラス板を張設した第１の外枠の内側に、上ガラス板の下
面にパツキンを介して接触する内周縁を有する第２の外
枠を設けたから、上ガラス板の周縁から第１の外枠内に
染み込んだ雨水は第２の外枠の外側を流れて屋外に排出
されるため、コーキングを行わなくなくても屋内に浸入
するおそれがなく、また、第１の外枠を４本の枠構成部
材を連結片を介してねじ止めして形成したから、上ガラ
ス板が割れた場合にねじを緩めることにより容易に分解
して交換することができる効果がある。
ラス板を張設した第１の外枠の内側に、上ガラス板の下
面にパツキンを介して接触する内周縁を有する第２の外
枠を設けたから、上ガラス板の周縁から第１の外枠内に
染み込んだ雨水は第２の外枠の外側を流れて屋外に排出
されるため、コーキングを行わなくなくても屋内に浸入
するおそれがなく、また、第１の外枠を４本の枠構成部
材を連結片を介してねじ止めして形成したから、上ガラ
ス板が割れた場合にねじを緩めることにより容易に分解
して交換することができる効果がある。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１及び図２に基
づいて説明する。本実施例の障子Ａは、第１の外枠１、
第２の外枠２並びに内枠３によつて構成されている。
づいて説明する。本実施例の障子Ａは、第１の外枠１、
第２の外枠２並びに内枠３によつて構成されている。
【０００７】第１の外枠１は、一定長さの押出成形材の
両端の突合部を４５゜に切断した４本の枠構成部材１を
有し、図２に示すように、各枠構成部材１１が方形の枠
状に配置されて、隣り合う枠構成部材１１の突合部の外
側に夫々コーナカバー１２が被せられ、また、その突合
部の内側に夫々コーナブラケツト１３が当てられて、ね
じ１４を締め付けて一体に組み付けられている。この第
１の外枠１には、上ガラス板１５が、その外周縁を各枠
構成部材１１の上縁内周にわたつて形成された取付溝１
６内に嵌め込むことによつて張られている。
両端の突合部を４５゜に切断した４本の枠構成部材１を
有し、図２に示すように、各枠構成部材１１が方形の枠
状に配置されて、隣り合う枠構成部材１１の突合部の外
側に夫々コーナカバー１２が被せられ、また、その突合
部の内側に夫々コーナブラケツト１３が当てられて、ね
じ１４を締め付けて一体に組み付けられている。この第
１の外枠１には、上ガラス板１５が、その外周縁を各枠
構成部材１１の上縁内周にわたつて形成された取付溝１
６内に嵌め込むことによつて張られている。
【０００８】第２の外枠２は、４本の枠構成部材２１の
突合部を溶接して方形に組み付けられ、その内周縁の上
面に周設された取付溝２２内に方形のゴムパツキン２３
が嵌着されており、この第２の外枠２が、上記した第１
の外枠１の内側に嵌められて、裾の部分で外側に出つ張
つた段付部２４を、第１の外枠１の下端部の内周に突設
された取付板１７の下面にパツキン２５を介してねじ２
６で止めることによつて一体に結合され、上記した上面
のゴムパツキン２３が、上ガラス板１５の下面に押し付
けられて上ガラス板１５との間がシールされている。
突合部を溶接して方形に組み付けられ、その内周縁の上
面に周設された取付溝２２内に方形のゴムパツキン２３
が嵌着されており、この第２の外枠２が、上記した第１
の外枠１の内側に嵌められて、裾の部分で外側に出つ張
つた段付部２４を、第１の外枠１の下端部の内周に突設
された取付板１７の下面にパツキン２５を介してねじ２
６で止めることによつて一体に結合され、上記した上面
のゴムパツキン２３が、上ガラス板１５の下面に押し付
けられて上ガラス板１５との間がシールされている。
【０００９】この第２の外枠２の内側には、下ガラス板
３１を張設した内枠３が嵌められて、結合部材３２によ
り一体に結合されており、これにより障子Ａが構成され
ている。
３１を張設した内枠３が嵌められて、結合部材３２によ
り一体に結合されており、これにより障子Ａが構成され
ている。
【００１０】一方、建物の屋上に透設した窓孔４には固
定枠５が嵌着されていて、上記した障子Ａが、その一部
を構成する第２の外枠２の一辺の下部内面に沿つて形成
された周面溝２７を、固定枠５の対応する一辺に沿つて
突設された支持軸５１に嵌めて揺動自由に支持され、揺
動開閉式の天窓が構成されるようになつている。
定枠５が嵌着されていて、上記した障子Ａが、その一部
を構成する第２の外枠２の一辺の下部内面に沿つて形成
された周面溝２７を、固定枠５の対応する一辺に沿つて
突設された支持軸５１に嵌めて揺動自由に支持され、揺
動開閉式の天窓が構成されるようになつている。
【００１１】本実施例の障子Ａは、上記したように、上
ガラス板１５を張設した第１の外枠１の内側に、上ガラ
ス板１５の下面にゴムパツキン２３を介して接触する内
周縁を有する第２の外枠２を嵌めた２層構造としたか
ら、上ガラス板１５の周縁から第１の外枠１内に雨水が
染み込んだとしても、矢線の流れに示すように、そのま
ま第２の外枠２の外側を流れて屋外に排出され、コーキ
ングを行わなくても屋内に浸入するおそれがない。
ガラス板１５を張設した第１の外枠１の内側に、上ガラ
ス板１５の下面にゴムパツキン２３を介して接触する内
周縁を有する第２の外枠２を嵌めた２層構造としたか
ら、上ガラス板１５の周縁から第１の外枠１内に雨水が
染み込んだとしても、矢線の流れに示すように、そのま
ま第２の外枠２の外側を流れて屋外に排出され、コーキ
ングを行わなくても屋内に浸入するおそれがない。
【００１２】また、上ガラス板１５を張設した第１の外
枠１は、４本の枠構成部材１１をコーナカバー１２並び
にコーナブラケツト１３を介してねじ１４で止めて一体
に組み付けられているから、上ガラス板１５が割れた場
合にもそれらのねじ１４を緩めることにより容易に分解
して交換することができる。
枠１は、４本の枠構成部材１１をコーナカバー１２並び
にコーナブラケツト１３を介してねじ１４で止めて一体
に組み付けられているから、上ガラス板１５が割れた場
合にもそれらのねじ１４を緩めることにより容易に分解
して交換することができる。
【００１３】なお、本発明の構造は、障子を窓枠に接離
するように昇降させて開閉する昇降開閉式の天窓の障子
にも、同様に適用することができる。
するように昇降させて開閉する昇降開閉式の天窓の障子
にも、同様に適用することができる。
【図１】（Ａ）は本発明の一実施例の部分断面図であ
り、（Ｂ）はその部分平面図である。
り、（Ｂ）はその部分平面図である。
【図２】第１の外枠と第２の外枠の組付部分の分解斜視
図である。
図である。
Ａ：障子 １：第１の外枠 １１：枠構成部材 １２：
コーナカバー（連結片） １３：コーナブラケツト（連
結片） １４：ねじ １５：上ガラス板 ２：第２の外
枠 ２３：ゴムパツキン ２６：ねじ ３：内枠 ３
１：下ガラス板 ３２：結合部材
コーナカバー（連結片） １３：コーナブラケツト（連
結片） １４：ねじ １５：上ガラス板 ２：第２の外
枠 ２３：ゴムパツキン ２６：ねじ ３：内枠 ３
１：下ガラス板 ３２：結合部材
Claims (1)
- 【請求項１】 ４本の枠構成部材を連結片を介してねじ
止めして形成した第１の外枠に上ガラス板を張設し、該
上ガラス板の下面にパツキンを介して接触する内周縁を
有する第２の外枠を前記第１の外枠の内側にねじ止めに
より固定するとともに、下ガラス板を張設した内枠を前
記第２の外枠の内側に固定したことを特徴とする開閉式
天窓の障子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31403792A JP3212045B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 開閉式天窓の障子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31403792A JP3212045B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 開閉式天窓の障子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137038A JPH06137038A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3212045B2 true JP3212045B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18048456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31403792A Expired - Fee Related JP3212045B2 (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 開閉式天窓の障子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3212045B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111042452B (zh) * | 2019-12-20 | 2021-02-05 | 大连理工大学 | 一种可调节光强度室内天窗 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP31403792A patent/JP3212045B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06137038A (ja) | 1994-05-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |