JP3211897U - シャツ折り畳み襟形状保形シート - Google Patents

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Abstract

【課題】 繰り返し使用可能であり、シャツを折り畳んで積み重ねた時も、襟が押しつぶされたり、型崩れ等がなく、保形性、保護性に優れ、簡単、綺麗に折り畳むことができ、且つピンまたはクリップを必要としない折り畳み形状を保持し得るようにした保形シートを提供する。【解決手段】 シャツの折り畳み形状の型となるシート1を連設部2を介して連結された第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4で構成し、シャツの襟の首回りを第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4で調整、形状維持し、シート1をシャツの折り畳み型としてシャツを折り畳み、形状を保形する。【選択図】図1

Description

本考案は、シャツを簡単に、綺麗に折り畳み、その状態でシャツの形状及び襟形状を保形するためのシートに関するものである。
従来、シャツを折り畳み収納する場合、素人ではその方法、大きさなどが安定せず、形状も不揃いで、襟の形状も維持できなかった。
実用新案登録3200267
上記考案のシートによれば、蝶型片のような小型の部材を要することなく、シャツの襟を確実に形状維持でき、簡単且つ単時間に綺麗にシャツを折り畳んで折り畳み形状を維持することができる等の利点がある。
シャツの折り畳み形状を維持する保形シートであって、シャツの内側の上部に当てられる四角形状のシートと、該シートの上縁で、シャツの襟を保形する第一襟成形帯部が連結されるとともに、該シートの下縁に一部を残して切り抜かれる第二襟成形帯部が設けられており、該第一襟成形帯部と、該第二襟成形帯部を挿入係合することで、湾曲形状の襟成形帯部が構成されることを特徴とするシャツ折り畳み形状保形シート。
本考案によれば、第一襟成形帯部及び第二襟成形帯部を設けたシートで構成し、シャツの襟の内側に直角に折り立てた第一襟成形帯部及び第二襟成形帯部とを挿入係合することで襟の形状を保形し、シートをシャツの折り畳み型としてシャツを折り畳むので、シャツの襟を確実に形状保形でき、簡単且つ単時間に綺麗にシャツを折り畳んで、折り畳み形状を保持することができ、シートの構成も簡単である。
本考案の実施例であるシャツ折り畳み形状保形シートを示す平面図である。 図1の保形シートの襟成形帯部を示す斜視図である。 保形シートをシャツの内側に入れた状態を示す説明図である。 シャツの折り畳みの途中を示す説明図である。 シャツを折り畳んだ状態を示す説明図で、正面側を示す平面図である。 シャツを折り畳んだ状態で保形シートをシャツの内側に入れる方法を示す説明図である。
以下、本考案を図示の実施の形態に基づいて説明する。
本考案の保形シートは、四角形状のシート1と、このシート1の上縁に連設部2を介して連結されたシャツの襟を保形するための第一襟成形帯部3から構成されている。
前記シート1には、その下縁に一部を残して(下縁連設部)切り抜かれ起立可能な帯状の第二襟成形帯部4が形成されている。
シート1は、幅がシャツ5の幅の約2分の1強、長さがシャツ5の丈の約5分の1強の寸法を有し、シート1の下縁に一部を残して切り抜かれ起立可能な第二襟成形帯部4が設けられており、第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4は、シート1の短手方向内側に折り立てることによって、第二襟成形帯部4に設けられた突片4a、4bが、第一襟成形帯部3に設けられた複数の係合部3a〜3hのいずれかに差し込まれることで連結され、図2に示すように首回りのサイズの大きさの調整が可能になる。
本シート1を用いてシャツ5を折り畳んだ状態維持する方法について説明する。先ず図2に示すように第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4をシートに対して直角に折り立て前記突片4a、4bと前記係合部3a〜3hのいずれかに差し込んで保形シートHを完成させる。
次にシャツ5のボタンを留めた状態(図3参照)とし、この状態で前記保形シートをシャツ5の裾からシャツ5の内側を通して第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4をシャツ5の襟から出す。この時シート1はシャツ5の背当て部となる。
ついでシャツ5をひっくり返し左右の一方の側、例えば図4に示すように右側をシート1の右の辺部に沿って幅方向にシート1の背面側に折り返し、シート1の背面側に位置した右の袖5aを折り畳み、同様に、シャツ5の他方の側の左側をシート1の左の辺部に沿って幅方向にシート1の背面側に折り返し、シート1の背面側に位置した左の袖5bを折り畳む。
つぎに裾部を丈方向に約半分折り返し、そしてその折り返したシャツ5を、更に丈方向に折り返す。
かくして、図5に示すように、折り畳んだシャツ5の襟形状と全体の折り畳み形状が保形シートHに保形される。
本シート1を用いてシャツ5を折り畳んだ状態を維持する別の方法について説明する。図6に示すように第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4をシート1に対し直角に折り立て挿入係合された保形シートHを手Iで摘み、ボタンを留め折り畳んだシャツ5の襟に対し垂直に入れ込み、摘んでいた手Iを離し第一襟成形帯部3、第二襟成形帯部4を襟に装着する。
以上では、シート1は、全体をプラスチックで作製しているが、本考案はこれに限定されるわけではなく、薄い平面体で形成されていればよい。例えば、生分解性フィルム等で形成しても良い。厚紙でも良い。
以上、本考案の実施形態を説明したが、本考案は実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更を施すことができる。
1 シート
2 連設部
3 第一襟成形帯部
3a 係合部
3b 係合部
3c 係合部
3d 係合部
3e 係合部
3f 係合部
3g 係合部
3h 係合部
4 第二襟成形帯部
4a 突片
4b 突片
5 シャツ
5a 袖
5b 袖
H 保形シート
I 手

Claims (3)

  1. シャツの折り畳み形状を維持する保形シートであって、シャツの内側の上部に当てられる四角形状のシートで、該シートの上縁で、シャツの襟を保形する第一襟成形帯部が連結されるとともに、該シートに一部を残した切り込みによって成形された第二襟成形帯部が設けられており、該第一襟成形帯部と、該第二襟成形帯部とを挿入係合することで、湾曲形状の襟成形帯部が構成されることを特徴とするシャツ折り畳み形状保形シート。
  2. 前記第一襟成型帯部及び前記第二襟成形帯部を前記シートに対して直角に折り立て、該第二襟成形帯部の両端に設けられた突片を該第一襟成形帯部に設けられた複数の係合部への挿入位置を変更し湾曲形状に整えることによりシャツの首回りの大きさの調整ができることが特徴とする請求項1記載のシャツ折り畳み形状保形シート。
  3. 前記シート、前記第一襟成型帯部及び前記第二襟成形帯部、一枚の薄い平面体で一体形成されていることを特徴とする請求項1記載のシャツ折り畳み形状保形シート。
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