JP3211797U - 光学レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】ブルーレイ及び赤外光を効果的に遮断し、目の保護効果、特に、年齢に関連する黄斑部病変及び白内障の予防効果を達成することが可能な光学レンズを提供する【解決手段】本発明の光学レンズは、レンズ基板1の片側に一部のブルーレイ及び赤外線を遮断する多層膜2を設置する。多層膜2は複数層の低屈折率薄膜21、23、25と高屈折率薄膜22、24とが交互に積層される構造である。また多層膜2の各層の薄膜21、22、23、24、25に特定材料と厚さとを使用する。光学レンズは過度染色されない条件下で一部のブルーレイ及び赤外線の遮断効果があり、一部の赤外線が遮断されるために、使用者の目にさわやかな清涼感を与える。かつ一部のブルーレイも遮断されるために、黄斑部病変及び白内障等の問題を改善し、目の疲れを抑え、見つめる時間を長くする効果を達成する。【選択図】図2

Description

本考案は、ブルーレイ及び赤外光を効果的に遮断する光学レンズに関する。
科学技術の進歩と人類の生活パターンの変化に連れ、テレビ、コンピュータ、タブレットPC及びスマートフォン等電子商品と照明設備とは、日常生活上必要不可欠なものとなっている。上述の全ての電子商品は、スクリーン及び照明の光の中にブルーレイを含有し、また強烈な日光も高エネルギーをもつ可視光及び非可視光を含有する。可視光の中のブルーレイは、目を通過して黄斑部や網膜に到達するので、長期間ブルーレイにさらされると黄斑変性又は白内障を来たすおそれがある。
従来の光学レンズ、特に視力矯正に使われる光学レンズは全て、反射防止、外部光の赤外線及び紫外線の吸收、静電気除去、又は輻射や眩光の低減等の技術改良がおこなわれている。例えば特許文献1の「強化レンズ」の場合は、レンズ基材に少なくとも1層のコーティングを施す。そのコーティングは、化学コーティング法(浸漬、溶射)又は物理コーティング法(真空蒸着、イオンプレーティング)で基材表面を被覆し、コーティングを基材表面の曲率半径に符合させることによって、反射防止、高透過率及び導電性のレンズを形成する。
台湾実用新案公告第M311893号
しかし、従来の光学レンズは、ブルーレイの目に対する影響を考慮していないため、従来の光学レンズに使用されるコーティング技術及び方法では、光学レンズがブルーレイを効果的に遮断することができず、過量のブルーレイによるダメージから目を守ることができない。
本考案の目的は、ブルーレイ及び赤外光を効果的に遮断し、目の保護効果、特に、年齢に関連する黄斑部病変及び白内障の予防効果を達成することが可能な光学レンズを提供することにある。
本考案の光学レンズは、レンズ基板の片側に一部のブルーレイ及び赤外線を遮断する多層膜が設置される。多層膜は複数層の低屈折率薄膜(二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜)と、高屈折率薄膜(ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンの混成材料薄膜)とが交互に積層される構造である。
また多層膜の各層の薄膜に特定の材料と厚さとを使用する。光学レンズは過度染色されない条件下で一部のブルーレイ及び赤外線の遮断効果があり、一部の赤外線が遮断される。そのため、使用者の目にさわやかな清涼感を与える。かつ一部のブルーレイも遮断されるために、黄斑部病変及び白内障等の問題を改善し、目の疲れを抑え、見つめる時間を長くする効果を達成する。
本考案の光学レンズの断面図である。 本考案の実施例(一)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の実施例(一)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の実施例(一)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の実施例(二)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の実施例(二)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の実施例(二)に係る光学レンズの断面の拡大図である。 本考案の光学レンズの波長毎の反射率である。 本考案の光学レンズの波長毎の透過率である。
(実施例一)
図1〜4に本考案のブルーレイと赤外線を効果的に遮断する光学レンズの実施例(一)を示す。本実施例による光学レンズは少なくとも下記を含む。
ステップ1は、1枚のレンズ基板1を設置する。レンズ基板1はガラス、樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、CR39樹脂、NK55樹脂、MR−シリーズ樹脂(例えばMR7樹脂、MR7.4樹脂、MR8樹脂、MR10樹脂等)又はルチルクォーツ(トライベックス)等の材質によって製造される光学レンズであって、かつレンズ基板1を予め必要な形状、例えば凸レンズ、凹レンズ、近視矯正用レンズ、遠視矯正用レンズ、散光レンズ、老眼鏡、モニターレンズ又は他の幾何形状のレンズ等のニーズによってカットする。
多層膜2をレンズ基板1の片側に設置する。多層膜2は真空蒸着法によって、直接又は間接に1層ずつ各層の薄膜がレンズ基板1上に蒸着される。
多層膜2の第一層薄膜21は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al23)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は130〜208nmである。
多層膜2の第二層薄膜22はジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンからなる混成材料の薄膜であり、膜厚は101〜152nmである。
多層膜2の第三層薄膜23は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al23)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は120〜184nmである。
多層膜2の第四層薄膜24はジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンからなる混成材料の薄膜であり、膜厚は80〜130nmである。
多層膜2の第五層薄膜25は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al2O3)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は40〜65nmである。
ニーズによって、多層膜2の各層の薄膜間に他の機能性薄膜を設置することができる。
(実施例二)
図1及び5〜7に本考案のブルーレイと赤外線を効果的に遮断する光学レンズの実施例(二)を示す。本実施例による光学レンズは少なくとも下記を含む。
ステップ1は、1枚のレンズ基板1を設置する。レンズ基板1はガラス、樹脂、ポリカーボネート、アクリル樹脂、CR39樹脂、NK55樹脂、MR−シリーズ樹脂(例えばMR7樹脂、MR7.4樹脂、MR8樹脂、MR10樹脂等)又はルチルクォーツ(トライベックス)等の材質によって製造される光学レンズであって、かつレンズ基板1を予め必要な形状、例えば凸レンズ、凹レンズ、近視矯正用レンズ、遠視矯正用レンズ、散光レンズ、老眼鏡、モニターレンズ又は他の幾何形状のレンズ等のニーズによってカットする。
多層膜2をレンズ基板1の片側に設置する。多層膜2は真空蒸着法によって直接又は間接に1層ずつ各層の薄膜がレンズ基板1上に蒸着される。
多層膜2の第一層薄膜21は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al2O3)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は139〜208nmである。
多層膜2の第二層薄膜22はジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンからなる混成材料の薄膜であり、膜厚は101〜152nmである。
多層膜2の第三層薄膜23は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al23)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は120〜184nmである。
多層膜2の第四層薄膜24はジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンからなる混成材料の薄膜であり、膜厚は75〜114nmである。
多層膜2の第五層薄膜25は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al2O3)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は11〜18nmである。
多層膜2の第六層薄膜26はジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、酸化チタン薄膜、五酸化タンタル薄膜、又はジルコニアと酸化チタンからなる混成材料の薄膜であり、膜厚は9〜13nmである。
多層膜2の第七層薄膜27は二酸化ケイ素(SiO2)薄膜、又は二酸化ケイ素と酸化アルミニウム(アルミナ)からなる混成材料(SiO2+Al2O3)の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料(SiO+SiO2)の薄膜であり、膜厚は2.8〜4.2nmである。
ニーズによって、多層膜2の各層の薄膜間に他の機能性薄膜を設置することができる。
図3、4、6、7に前述した各実施例の光学レンズはレンズ基板1と多層膜2の間に第一結合膜3が設置されている。膜厚は4.8〜7.2nmである。第一結合膜3は多層膜2をレンズ基板1に付着させやすくする点を利用して、レンズ基板1と多層膜2の間の結合強度を高める。また多層膜2が外力に影響されにくくなり、レンズ基板1から剥離しにくくなる。
第一結合膜3を設置しても光学レンズがブルーレイと赤外線の遮断効果に影響を与えない。そのため、ニーズによって、レンズ基板1と多層膜2の間に第一結合膜3を設置し、又は設置しないことができる。前述した第一結合膜3はクロム薄膜、ケイ素薄膜、酸化ケイ素薄膜、又は酸化ケイ素とクロムからなる混成材料の薄膜である。
図4及び7に示すように、多層膜2は少なくとも一つと隣接する薄膜の間(例えば第一層薄膜21と第二層薄膜22との間、第二層薄膜22と第三層薄膜23との間、第三層薄膜23と第四層薄膜24との間…又は第6層薄膜26と第七層薄膜27との間)に第二結合膜4を設置することができ、第二結合膜4を利用して多層膜2の各層の薄膜間の付着力と結合強度を増加させることができる。多層膜2は外力に影響されにくくなり剥離しにくくなる。
第二結合膜4を設置しても光学レンズがブルーレイと赤外線の遮断効果に影響を与えない。そのためニーズによって、多層膜2と隣接する薄膜間に第二結合膜4を設置し、又は設置しないことができる。前述した第二結合膜4は酸化アルミニウム(アルミナ)薄膜である。
図4及び7に示すように、多層膜2のいずれかの隣接する薄膜の間に抗静電膜5を設置する。膜厚は2〜9nmである。これにより、光学レンズに抗静電効果を持たせることができる。
抗静電膜5を設置しても光学レンズがブルーレイと赤外線の遮断効果に影響を与えない。そのため、ニーズによって、多層膜2の隣接する薄膜間に抗静電膜5を設置し、又は設置しないことができる。前述した抗静電膜5は酸化インジウムスズ薄膜である。
多層膜2の最外層の薄膜の外側少なくとも一つの撥油膜、曇り防止フィルム、保護膜又は他の機能性薄膜(図示せず)を設置して、ニーズによって、光学レンズの効果を増やすこともできる。
図8に示すように、本考案の光学レンズにおいて、ブルーレイ(波長476〜495nm)の反射率は約5〜20%、赤外線(波長760〜1000nm)の反射率は約30〜70%である。
図9に示すように、本考案の光学レンズにおいて、ブルーレイ(波長476〜495nm)の透過率は約80〜95%、赤外線(波長760〜1000nm)の透過率は約30〜70%である。
勿論、本考案の多層膜2は9層、11層、13層等の多層構造を設置することも可能であるが、多層膜2の層数が増えると、各層の薄膜をもっと薄くする必要があるいので、製造することは極めて困難であり、かつ瑕疵が発生しやすく、コストアップになるので、経済効果がない。
本考案者が長時間にわたり試験した結果、前述した実施例(一)と実施例(二)の五層多層膜2と七層多層膜2の生産効率と良品率が最も高い。光学レンズの第一結合膜3、第二結合膜4、抗静電膜5、撥油膜、曇り防止フィルム、保護膜又は他の機能性薄膜を増やしても、光学レンズの抗ブルーレイと抗赤外線効果に影響を与えない。
本考案の光学レンズは、多層膜2の各層の薄膜に特定材料と厚さを使用すると、光学レンズが過度に染色されない条件下で(遮断するブルーレイが多いほどレンズ色が濃くなる)一部のブルーレイ及び赤外線の遮断効果があるので、使用者の目にさわやかな清涼感を与える。また黄斑部病変及び白内障等の問題を改善し、目の疲れを抑え、見つめる時間を長くする効果を達成する。
1 レンズ基板
2 多層膜
21 第一層薄膜、 22 第二層薄膜、 23 第三層薄膜、 24 第四層薄膜
25 第五層薄膜、 26 第六層薄膜、 27 第七層薄膜
3 第一結合膜
4 第二結合膜
5 抗静電膜

Claims (9)

  1. 真空蒸着法により一層毎に積層された多層膜をレンズ基板の片側に含む光学レンズであって、
    前記多層膜の第一層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は130〜208nmであり、
    前記多層膜の第二層薄膜は、ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、五酸化二タンタルム、又はジルコニアと酸化チタンとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は101〜152nmであり、
    前記多層膜の第三層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は120〜184nmであり、
    前記多層膜の第四層薄膜は、ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、五酸化二タンタル、又はジルコニアと酸化チタンとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は80〜130nmであり、
    前記多層膜の第五層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は40〜65nmである、光学レンズ。
  2. 真空蒸着法により一層毎に積層された多層膜をレンズ基板の片側に含む光学レンズであって、
    前記多層膜の第一層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は130〜208nmであり、
    前記多層膜の第二層薄膜は、ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、五酸化二タンタルム、又はジルコニアと酸化チタンとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は101〜152nmであり、
    前記多層膜の第三層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は120〜184nmであり、
    前記多層膜の第四層薄膜は、ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、五酸化二タンタル、又はジルコニアと酸化チタンとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は75〜114nmであり、
    前記多層膜の第五層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜、或いは一酸化ケイ素と二酸化ケイ素とからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は11〜18nmであり、
    前記多層膜の第6層薄膜は、ジルコニア薄膜、五酸化三チタン薄膜、五酸化二タンタル、又はジルコニアと酸化チタンとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は9〜13nmであり、
    前記多層膜の第七層薄膜は、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とアルミナとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は2.8〜4.2nmである、光学レンズ。
  3. 前記レンズ基板と前記多層膜とのに間に第一結合膜を設置され、前記第一結合膜により前記多層膜と前記レンズ基板との結合強度が増加している、請求項1又は2に記載の光学レンズ。
  4. 前記第一結合膜は、クロム薄膜、ケイ素薄膜、二酸化ケイ素薄膜、又は二酸化ケイ素とクロムとからなる混成材料の薄膜であって、膜厚は4.8〜7.2nmである、請求項3に記載の光学レンズ。
  5. 前記多層膜のいずれかの隣接する一層の間に第二結合膜を設置され、前記第二結合膜により前記多層膜の各層の付着力と結合強度とが増加している、請求項1又は2に記載の光学レンズ。
  6. 前記第二結合膜は酸化アルミニウム薄膜である、請求項5に記載の光学レンズ。
  7. 前記多層膜のいずれかの隣接する一層の間に帯電防止膜が設置されている、請求項1又は2に記載の光学レンズ
  8. 前記帯電防止膜は、インジウムスズ酸化物の薄膜であって、膜厚は2〜9nmである、請求項7に記載の光学レンズ。
  9. 前記多層膜の最外層の薄膜の外側に撥油膜、曇り防止フィルム、又は保護膜が設置される、請求項1又は2記載の光学レンズ
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