JP3211688U - 吸着装置 - Google Patents

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宗智 張
宗智 張
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Abstract

【課題】吸着力と吸着の持続時間を向上でき、且つ簡単に吸着力を復元できる吸着装置を提供する。【解決手段】吸盤10と、所定の軸線Lに沿って伸縮でき、且つ、軸線Lの延伸方向L1の一端が吸盤10の設置側となっており、他端が加圧を受ける加圧側となっている伸縮筒30と、伸縮筒30に配置されている排気手段40と、を備える吸着装置であって、伸縮筒30は、吸盤10が設置されている固定筒部と、軸線Lに沿って摺動できるように固定筒部に設置されている摺動筒部32と、固定筒部と摺動筒部32との間に設置されて摺動筒部32を前記加圧側へ摺動させる付勢力を有する付勢手段33と、により構成されており、排気手段40は、伸縮筒30が収縮される際、伸縮筒30内の空気を排気することができる状態になるように構成されており、内筒部12には、空気が一方的に移動する逆止弁20が設置されている。【選択図】図8

Description

本考案は吸着装置に関する。
従来の吸着装置は、図1に示されるように、可撓性を有して、被吸着物の表面にあたる吸着面101を有すると共に、加圧されると、変形しながら前記被吸着物の表面との間で空気が排出されて負圧状態になり、外部の気圧により前記被吸着物の表面に吸着することができるように形成されている吸盤部1と、一端が吸盤部1に連接し、他端が前記加圧を受けて、吸盤部1へ移動し、吸盤部1を変形させて被吸着物の表面に吸着させる押圧部2と、吸盤部1と押圧部2を囲繞して形成されている固定カバー3と、両端それぞれが押圧部2の前記他端と固定カバー3とに当接するように設置されて、押圧部2が前記加圧を受けると、該加圧に対抗しながら、該加圧が解除された後押圧部2を加圧側へ移動させる付勢力を蓄えるばね4と、により構成されている。
吸盤部1は、加圧されていない時に、図1に示されるように、吸着面101が略台形の空間102を形成し、加圧されて被吸着物の表面にあてられるときには、図2に示されるように、空間102内の空気が排出されて、吸着面101が平面になって前記被吸着物の表面に密着するようになることにより、吸着面101と前記被吸着物の表面の間が負圧になって、吸盤部1は外部の気圧により前記被吸着物の表面に吸着する。
そして、該従来の吸着装置の使用方法は以下の通りである。先ず、吸盤部1の吸着面101の周縁を被吸着物の表面に接触させる。そして、押圧部2を加圧すると、固定カバー3は動かずに、吸盤部1及び押圧部2だけが該被吸着物へ移動する。これにより吸盤部1の空間102内の空気が排出されて、負圧になり、吸盤部1が外部の気圧により被吸着物に吸着する。また、押圧部2が該被吸着物へ移動する時に、固定カバー3が動かないので、押圧部2と固定カバー3との間にあるばね4が押圧部2に圧縮される。この時に、圧縮されたばね4が吸盤部1を押す付勢力を与えるので、空気が吸盤部1と被吸着物との間に進入しにくくなる。
しかし、一定の時間が経って、空気が少しずつ吸盤部1と前記被吸着物の表面との間に進入すると、圧縮されたばね4が押圧部2を加圧側に押す付勢力も与えるので、押圧部2が加圧側へ移動して、吸盤部1の吸着面101と前記被吸着物の表面との間の隙間が徐々に大きくなり、吸着力が弱まる。仮に、使用者がその状態に気づかず、再び加圧しないと、吸盤部1の吸着力が無くなって、被吸着物が吸盤部1から脱落することになる。
また、他の従来の吸着装置として特許文献1に記載の吸着装置が挙げられる。この従来の吸着装置は、図3に示されるように、加圧を受ける押圧部5と、吸着部6と、吸着部6の内側に形成されている吸着強化部7と、により構成されている。吸着部6には、吸着強化部7が嵌め込める嵌込凹部8が形成されている。
特許文献1に記載の吸着装置は加圧を受けると、図4に示されるように、吸着強化部7が吸着部6の嵌込凹部8に嵌まり込むと共に、吸着部6及び吸着強化部7と被吸着物の表面との間の空気が排出されて、負圧になり、該被吸着物の表面に吸着するようになる。特許文献1に記載の吸着装置は、吸着部6及び吸着強化部7の二重構造により、被吸着物の表面に対する吸着力を向上でき、空気が吸着部6及び吸着強化部7と被吸着物の表面との間に進入することを更に抑えることができる。
しかし、特許文献1に記載の吸着装置の吸着部6及び吸着強化部7と被吸着物の表面との間に空気が進入すると、吸着力を回復させるためには、該吸着装置を被吸着物から一旦外して、被吸着物に吸着させ直さなければならないという欠点がある。
台湾実用新案公告第M380400号明細書
上記問題点に鑑みて、本考案は、吸着力と吸着の持続時間を向上でき、且つ簡単に吸着力を復元できる吸着装置の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案は、中孔を囲んでなる環状体であって、反対両側に環状の吸着面と環状の加圧面とがそれぞれあると共に、前記吸着面が被吸着物の表面にあたると同時に前記加圧面に前記吸着面への加圧が施されると、変形しながら前記吸着面と前記被吸着物の表面との間で空気が排気されて負圧状態になり、外部の気圧により前記被吸着物の表面に吸着することができるように形成されている吸盤と、所定の軸線に沿って伸縮できるように構成され、且つ、前記軸線の延伸方向の一端が前記吸盤の設置側となっており、他端が前記加圧を受ける加圧側となっている伸縮筒と、前記伸縮筒に配置されている排気手段と、を備える吸着装置であって、前記伸縮筒は、前記吸盤が設置されている固定筒部と、前記固定筒部の前記加圧側に近い端部より突出する摺動筒部と、前記固定筒部と前記摺動筒部との間に設置されている付勢手段と、により構成されており、前記固定筒部は、前記延伸方向に沿って前記設置側へ延伸している上、前記一端になる端部に前記中孔に連通する開口がある第1の内部空間が囲まれて形成されると共に、該開口の周縁が前記吸盤の前記加圧面にあたっている内筒部と、両端とも開口となっている上、該内筒部を外側から所定の間隔をおいて囲んで該内筒部と二重筒構造となっており、且つその前記一端となる端部が前記吸盤の前記加圧面にあたっている外筒部と、を備えるものであり、前記摺動筒部は、前記延伸方向に沿って前記加圧側へ延伸しており、前記設置側に近い端部が開口となり、該開口端部が前記固定筒部における前記内筒部と前記外筒部との間の隙間に挿入して前記外筒部の前記加圧側に近い開口端部に、前記軸線に沿って摺動できるように内嵌する上、前記固定筒部と共に第2の内部空間を囲んで形成し、前記摺動により前記伸縮筒が伸縮しながら前記第2の内部空間が拡大・縮小することができるように構成されており、前記付勢手段は、前記摺動筒部が前記加圧により前記設置側へ摺動して前記第2の内部空間を縮小させると、該加圧に対抗しながら、該加圧が解除された後前記摺動筒部を前記加圧側へ摺動させて前記第2の内部空間を拡大する付勢力を蓄えるものであり、前記外筒部は、前記軸線を囲繞しながら前記延伸方向に沿って延伸して形成されている上、前記加圧側に近い端部が前記摺動筒部の前記開口端部に外嵌している環状の外筒部周壁と、前記外筒部周壁における前記加圧側に近い端部に設置され、前記摺動筒部と第1の隙間を開けて前記摺動筒部へ突出する摺動阻止部と、により構成されており、前記排気手段は、前記摺動筒部の前記設置側に近い端部から、前記外筒部の前記外筒部周壁と遊嵌関係になる第2の隙間を開けるように前記外筒部周壁へ先細に張り出している環状突起と、前記摺動筒部の前記設置側に近い端部における前記環状突起より前記加圧側に寄った箇所から、複数の間隙が空くように複数個別に突出して、前記環状突起と共に、前記設置側に近い側の幅が縮小した環状の設置空間を囲んで形成すると共に、前記摺動筒部が前記加圧側へ摺動する際、前記摺動阻止部に当接して、摺動が阻止されることができるように構成されている環状配列の複数突起と、前記軸線を含む且つ軸線と平行な面に切断する断面が円形となる環状のものであって、該円形の断面の直径が、前記設置空間の前記加圧側に近い側の幅より短く且つ前記設置側に近い側の幅より長くなっており、前記設置空間の前記設置側に近い側に位置すると、前記設置空間の前記設置側に近い側が密封されて前記第2の隙間を空気が流通できない状態になり、前記設置空間の前記加圧側に近い側に位置すると、前記第2の隙間を開放して空気が流通できる状態になるように前記設置空間内に配置されている環状のOリングと、により構成されているものであって、且つ、前記伸縮筒が前記加圧側からの前記加圧を受けて収縮される際、前記環状のOリングが前記設置空間の前記加圧側に近い側に位置して、前記伸縮筒内の空気を排気することができる状態になっており、前記内筒部には、前記第1の内部空間内の空気が前記第2の内部空間へ一方的に移動する逆止弁が設置されていることを特徴とする吸着装置。
上記構成により、本考案の吸着装置は、被吸着物の表面に吸着する際に、環状のOリングが設置空間の設置側に近い側に位置して、伸縮筒内と外部とで空気が流通できない状態になっており、且つ、付勢手段が摺動筒部を加圧側へ摺動させる付勢力を与えるので、第1の内部空間及び第2の内部空間が負圧状態になって、外部の空気が第1の内部空間の負圧により第1の内部空間内に進入すると、第2の内部空間の負圧により空気が逆止弁を通じて第2の内部空間に進入する。そして、空気が第2の内部空間に進入することにより、第2の内部空間が拡大すると共に摺動筒部が加圧側へ摺動しながら、伸縮筒が伸長して、前記負圧状態に戻るので、本考案の吸着装置の吸着力が維持される。また、使用者が伸長された伸縮筒の摺動筒部を加圧して、伸縮筒内の空気を排気すれば、本考案の吸着装置の吸着力を復元できる。
従来の吸着装置が被吸着物を吸着する前の状態を示す断面図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。 特許文献1に記載されている従来の吸着装置が被吸着物を吸着する前の状態を示す断面図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。 本考案に係る吸着装置の一実施形態を示す斜視図である。 上記実施形態における吸着装置を示す部品分解図である。 他の角度で上記吸着装置を示す部品分解図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着する前の状態を示す断面図である。 上記吸着装置の排気手段の密封状態を示す部分断面図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着する時の状態を示す断面図である。 上記吸着装置の排気手段の開放状態を示す部品分解図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。 上記吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案に係る吸着装置の実施形態について詳しく説明する。
図5は本考案の一実施形態における吸着装置を示す斜視図である。図6は吸着装置を示す部品分解図である。図7は他の角度で吸着装置を示す部品分解図である。図8は上記吸着装置が被吸着物を吸着する前の状態を示す断面図である。図9は吸着装置の排気手段の密封状態を示す部分断面図である。
本考案の実施形態において吸着装置は、図5〜図7に示されるように、吸盤10と、吸盤10と連結されていて且つ伸縮可能の伸縮筒30と、それぞれ伸縮筒30に配置されている逆止弁20と、排気手段40と、環状の指標環50と、を備える。以下、各部材を詳説する。
吸盤10は、図6〜図8に示されるように、中孔110(図8参照)を囲んでなる環状体であって、反対両側に環状の吸着面111と環状の加圧面113とがそれぞれあるように可撓性を有する材料を用いて構成されていると共に、吸着面111が被吸着物の表面100にあたると同時に加圧面113に吸着面111への加圧が施されると、変形しながら吸着面111と被吸着物の表面100との間で空気が排気されて負圧状態になり、外部の気圧により被吸着物の表面100に吸着することができるように形成されている。
この実施形態において、吸盤10は、図8に示されるように、加圧面113がある箇所に、伸縮筒30を気密に設置できるように構成されている設置部112と、吸着面111を有し、未使用の状態で、所定の軸線Lを含み且つ軸線Lと平行な面に切断する断面が半円環状になり、被吸着物の表面100に吸着すると、平板状になる吸盤本体11と、により構成されている。
伸縮筒30は、図6〜図8に示されるように、軸線Lの延伸方向L1の一端が吸盤10の設置側となり、他端が前記加圧を受ける加圧側となっており、且つ、吸盤10が設置されている固定筒部31と、固定筒部31の前記加圧側に近い端部より突出する摺動筒部32と、固定筒部31と摺動筒部32との間に設置されている付勢手段33と、により構成されている。また、伸縮筒30は、下記で詳述するように、摺動筒部32の固定筒部31に対する軸線Lに沿った摺動により全体が軸線Lに沿って伸縮できるように構成されている。
固定筒部31は、図8に示されるように、延伸方向L1に沿って前記設置側へ延伸している上、吸盤10の設置側である前記一端になる端部に中孔110に連通する開口がある第1の内部空間13が囲まれて形成されると共に、該開口の周縁が吸盤10の加圧面113にあたっている内筒部12と、両端とも開口となっている上、内筒部12を外側から所定の間隔をおいて囲んで内筒部12と二重筒構造となっており、且つ、その前記一端となる端部が吸盤10の加圧面113にあたっている外筒部310と、を備えている。
摺動筒部32は、図8に示されるように、延伸方向L1に沿って前記加圧側へ延伸しており、前記設置側に近い端部が開口となり、該開口端部が固定筒部31における内筒部12と外筒部310との間の隙間に挿入して外筒部310の前記加圧側に近い開口端部に、軸線Lに沿って摺動できるように内嵌する上、固定筒部31と共に第2の内部空間34を囲んで形成し、前記摺動により伸縮筒30が伸縮しながら第2の内部空間34が拡大・縮小することができるように構成されている。
この実施形態において、摺動筒部32は、図8に示されるように、軸線Lを囲繞しながら延伸方向L1に沿って延伸するように形成されている環状の摺動筒周壁321と、摺動筒周壁321の前記加圧側の端部を閉口するように形成されている摺動筒端壁322と、により構成されている。
固定筒部31の外筒部310は、図8に示されるように、軸線Lを囲繞しながら延伸方向L1に沿って延伸して形成されている上、前記加圧側に近い端部が摺動筒部32の前記開口端部に外嵌している環状の外筒部周壁311と、外筒部周壁311における前記加圧側に近い端部に設置され、摺動筒部32と第1の隙間35(図9参照)を開けて摺動筒部32へ突出する摺動阻止部312と、により構成されている。
この実施形態において、摺動阻止部312は、図6及び図7に示されるように、摺動筒部32が貫通できる貫通孔315を形成するように軸線Lを囲繞して環状に形成され、外筒部周壁311に設置する端部の内周面にねじ山(めねじ)が形成されている。外筒部周壁311の前記加圧側に近い端部の外周面には、上記めねじに対応するねじ山(おねじ)が形成されている。摺動阻止部312と外筒部周壁311とが、それぞれのねじ山で互いに螺合することにより、摺動阻止部312は、取外し可能に外筒部周壁311の前記加圧側に近い端部に設置される。なお、摺動阻止部312は、螺合以外の設置方法で外筒部周壁311の前記加圧側に近い端部に設置することもできる。
固定筒部31の内筒部12は、図8に示されるように、軸線Lを囲繞しながら延伸方向L1に沿って延伸するように形成されている環状の内筒部周壁121と、内筒部周壁121と共に第1の内部空間13を囲んでおり、内筒部周壁121の前記加圧側に近い端部を閉口するように形成されており、第1の内部空間13側から第2の内部空間34側へ拡径する錐状の設置孔123が開けられている内筒部端壁122と、により構成されている。逆止弁20は、図8に示されるように、第1の内部空間13内の空気が第2の内部空間34へ一方的に移動するように、錐状の設置孔123に設置されている。
図10は吸着装置が被吸着物を吸着する時の状態を示す断面図である。
この実施形態において、錐状の設置孔123を囲む周面は、図10に示されるように、軸線Lに対して所定の傾きで形成されている第1の斜面124と、第1の斜面124の第2の内部空間34側に近い箇所から第2の内部空間34側へ、第1の斜面124より更に軸線Lから離れるように傾いて形成されている第2の斜面125と、を有する。
更に、固定筒部31には、図8に示されるように、外筒部周壁311の前記設置側における端部の内周面と、内筒部周壁121の前記設置側における端部の外周面との間に、外筒部周壁311と内筒部周壁121とを気密に接続する環状の連接部313が形成されている。また、この環状の連接部313と、外筒部周壁311及び内筒部周壁121それぞれの前記設置側の端部とにより囲まれるようにして、吸盤10を固定設置するための吸盤固定溝314が形成されている。
連接部313には、図8に示されるように、環状のアンカー部316が前記設置側に向かう面から吸盤固定溝314より突出しないように、即ち吸盤固定溝314の開口から突出しないように延伸している。
環状のアンカー部316には、図8に示されるように、先端から張り出している頭部317が形成されている。
アンカー部316に対応して、吸盤10の設置部112は、図8に示されるように、アンカー部316が挿入できる設置溝114を有し、吸盤固定溝314内に取外し可能に内嵌する上、設置溝114に環状のアンカー部316が挿入されて固定筒部31の前記設置側に気密に固定できるように構成されている。
なお、外筒部周壁311と連接部313と内筒部12とは、この実施形態において、図8に示されるように一体的に形成されている。
付勢手段33は、図8、図12及び図13に示されるように、摺動筒部32が前記加圧により前記設置側へ摺動して第2の内部空間34が縮小すると、該加圧に対抗しながら、該加圧が解除された後、摺動筒部32を前記加圧側へ押し戻すように摺動させて第2の内部空間34を拡大する付勢力を蓄えるものである。
この実施形態において、付勢手段33は、図8に示されるように、圧縮コイルばねであって、内筒部周壁121を外嵌すると共に、一端が摺動筒部32の摺動筒端壁322に当接し、他端が外筒部310と内筒部12との間に形成されている連接部313に当接するように設置されている。また、付勢手段33としては、上記の効果を達成できれば、他の付勢力を有するものを使用することもできる。
逆止弁20は、図8に示されるように、連接桿21と、弁本体22と、当止部23と、により構成されている。
弁本体22は、前記加圧側に近い端部から前記設置側に近い端部へ先細に延伸してなる錐状のもので、第1の内部空間13の気圧が第2の内部空間34の気圧以下にある際、設置孔123に内嵌して設置孔123を密封し、第1の内部空間13の気圧が第2の内部空間34より大きい際、第2の内部空間34へ移動して設置孔123を開放するように設置孔123に配置されている。
連接桿21は、径長が設置孔123の最小径長より小さくなっている上、弁本体22の前記設置側に近い端部から、設置孔123を通じて第1の内部空間13に突出するように形成されていて弁本体22と共に設置孔123内外に進出するように移動できる。
当止部23は、連接桿21の第1の内部空間13に突出する端部から、弁本体22と連接桿21とが第2の内部空間34へ移動する際、該移動と共に第2の内部空間34へ移動して内筒部端壁122に当接して弁本体22の移動を阻止することができるように張り出している。
また、弁本体22において錐状に構成する外周面は、図8に示されるように、弁本体22が設置孔123に内嵌している際、設置孔123の一部を囲む第1の斜面124に密着できるように形成されている。弁本体22の外周面が設置孔123の第2の内部空間34側を囲む第2の斜面125に接触しないことにより、第1の内部空間13の気圧が第2の内部空間34の気圧より大きくなると、より簡単に弁本体22の外周面と第1の斜面124との間の負圧状態を破壊して第2の内部空間34へ移動することができる。
なお、当止部23の内筒部端壁122に向かう面には、図6に示されるように、内筒部端壁122と当接する際、第1の内部空間13と設置孔123とを連通させる複数の通気路を形成する複数の通気溝231が凹んで形成されているので、当止部23が内筒部端壁122に当接しても、当止部23と内筒部端壁122との間が完全に塞がれることなく、空気が連通できる。
図9は吸着装置の排気手段40の密封状態を示す部分断面図である。図11は吸着装置の排気手段40の開放状態を示す部品分解図である。図12は吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。図13は吸着装置が被吸着物を吸着している状態を示す断面図である。
排気手段40は、図9に示されるように、環状配列の複数突起41と、環状突起42と、環状のOリング45と、により構成されている。
環状突起42は、摺動筒部32の摺動筒周壁321の前記設置側に近い端部から、外筒部310の外筒部周壁311と遊嵌関係になる第2の隙間36を開けるように外筒部周壁311へ先細に張り出している。
環状配列の複数突起41は、図6及び図9に示されるように、摺動筒部32の摺動筒周壁321の前記設置側に近い端部における環状突起42より前記加圧側に寄った箇所から、複数の間隙44が空くように複数個別に突出して、環状突起42と共に、前記設置側に近い側の幅が縮小した環状の設置空間43を囲んで形成すると共に、摺動筒部32が前記加圧側へ摺動する際、摺動阻止部312に当接して、該摺動が阻止されることができるように構成されている。
Oリング45は、軸線Lを含み且つ軸線Lと平行な面に切断する断面が円形となる環状のものであって、該円形の断面の直径が、設置空間43の前記加圧側に近い側の幅より短く且つ前記設置側に近い側の幅より長くなっており、図9に示されるように、設置空間43の前記設置側に近い側に位置すると、設置空間43の前記設置側に近い側が密封されて第2の隙間36から空気が流通できない状態になり、図11に示されるように、設置空間43の前記加圧側に近い側に位置すると、第2の隙間36を開放して空気が流通できる状態になるように設置空間43内に配置されている。
よって、伸縮筒30が前記加圧側からの前記加圧を受けて収縮される際には、環状のOリング45が設置空間43の前記加圧側に近い側に位置するようになるので、伸縮筒30内の空気を排気することができる状態になる。
この実施形態において、図9に示されるように、環状突起42は、図9に示されるように、設置空間43に面しながら前記設置側へ傾く傾斜面421を有し、この傾斜面421により設置空間43は前記設置側に近い側の幅が縮小している。従って、Oリング45は、設置空間43の前記設置側に近い側に位置すると、図9に示されるように、傾斜面421と外筒部周壁311とに当接して、設置空間43の前記設置側に近い側が密封されて第2の隙間36から空気が流通できない状態になり、図11に示されるように、設置空間43の前記加圧側に近い側に位置すると、空気が第2の隙間36とOリング45と摺動筒周壁321間の隙間と間隙44と第1の隙間35とを通過して外部へ流動できる状態になる。
また、この実施形態において、Oリング45は、図9に示されるように、外筒部周壁311と当接するように配置構成されている。環状配列の複数突起41の摺動阻止部312に当接する当接面411は、平面に形成されている。環状突起42と環状配列の複数突起41とは、互いに平行に形成されている。
環状の指標環50は、色が摺動筒部32と異なるよう構成され、伸縮筒30の伸長具合を示すために、摺動筒部32の摺動筒周壁321に設置されている。この実施形態においては、図5に示されるように、2つの指標環50があって、図8に示されるように、伸縮筒30が一番長く伸長されると、2つとも外部へ露出し、図12に示されるように、伸縮筒30が一番短く収縮されると、2つとも固定筒部31にカバーされて外部から見えなくなる位置にそれぞれ設置されている。
上記の構成により、本考案の吸着装置は、未使用の状態(即ち被吸着物に吸着していない状態)では、図5、図8及び図9に示されるように、摺動筒部32が付勢手段33の付勢力により、環状配列の複数突起41の当接面411が摺動阻止部312に当接する位置に位置している。その時に、伸縮筒30が一番長く伸長されて、第2の内部空間34が最も大きくなると共に、2つの環状の指標環50が使用者から見える状態になる。
使用者が本考案の吸着装置を使用する際には、先ず、吸盤10の吸着面111を被吸着物の表面100に当てる。そして、図10に示されるように、摺動筒部32を加圧すると、吸着面111と被吸着物の表面100との間の排出された空気及び吸盤10が囲んでなる中孔110が縮小されることにより余った空気が第1の内部空間13に進入し、第1の内部空間13の気圧が進入した空気により第2の内部空間34の気圧より大きくなるので、逆止弁20が第2の内部空間34へ移動して設置孔123が開放し、第1の内部空間13の気圧と第2の内部空間34の気圧が平衡するように第1の内部空間13内の空気が第2の内部空間34に進入する。
同時に、摺動筒部32が前記設置側へ摺動し、摺動筒周壁321に設置されている排気手段40の環状配列の複数突起41及び環状突起42の間の設置空間43も前記設置側へ移動するが、排気手段40のOリング45は、複数突起41の当接面411に当接されるまでは外筒部周壁311との摩擦力により不動なので、設置空間43の前記加圧側に近い側に位置するようになり、伸縮筒30内の空気を排気することができる状態になって、第2の内部空間34が縮小することにより生じる余剰空気が排出できる。
摺動筒部32を図12に示されるように、吸着面111と被吸着物の表面100との間の空気がほぼ排出されるように吸盤本体11が平板状になる上に、摺動筒部32の下端(即ち摺動筒周壁321の下端)が固定筒部31の連接部313に当接するまで加圧すると、吸着面111と被吸着物の表面100との間で空気が排出されて負圧状態になり、外部の気圧により吸着面111が被吸着物の表面100に吸着するようになると共に、Oリング45は、自重により、または、前記加圧が解除されて摺動筒部32が付勢手段33の付勢力により少し前記加圧側へ摺動することにより、設置空間43の前記設置側に近い側に位置して、伸縮筒30内と外部とで空気が流通できない状態になる。
この状態では、第2の内部空間34が密閉されているが、付勢手段33の付勢力で第2の内部空間34を拡げる力がかかるので、第2の内部空間34の気圧が外部の気圧より小さくなり、即ち第2の内部空間34が負圧状態になり、摺動筒部32は摺動できなくなる。
またこれと同時に、第1の内部空間13内の空気が逆止弁20により第2の内部空間34に流動するので、第1の内部空間13の気圧が第2の内部空間34と同じになって、第1の内部空間13が第2の内部空間34と同じく負圧状態になる。
そして、例えば使用に連れて外部の空気が第1の内部空間13の負圧により第1の内部空間13内に漏れ入ると、第1の内部空間13の気圧が第2の内部空間34の気圧より大きくなるので、図13に示されるように、逆止弁20が第2の内部空間34へ移動して設置孔123が開放し、第1の内部空間13内の空気が第2の内部空間34に進入する。そして、空気が第2の内部空間34に進入すると、第1の内部空間13と第2の内部空間34の気圧が平衡するようになり逆止弁20が元に戻り設置孔123が閉じられる。第2の内部空間34に空気が流入して負圧状態が一旦解除されることで、付勢手段33の付勢力により摺動筒部32が加圧側へ摺動して伸縮筒30が伸長する。これにより第2の内部空間34が再び拡大されて前記負圧状態に戻る。このように、本考案の吸着装置によれば、吸着後に、第1の内部空間13に空気が漏れ入っても、第1の内部空間13内の余剰空気が第2の内部空間34に吸い上げられるので、吸着力が維持され、吸着の持続時間が伸びる。
また、長期の使用につれて、指標環50が露出するまで摺動筒部32が前記加圧側へ摺動して伸縮筒30が伸長した際には、一定の量の空気が本考案の吸着装置内に進入したことを表す。この場合、使用者が摺動筒部32を加圧して、伸縮筒30内の空気を外部に排出すれば、本考案の吸着装置の吸着力が復元され、吸着の持続時間が更に伸びる。
本考案の吸着装置は、吸着力と吸着の持続時間を向上でき、且つ簡単に吸着力を復元できるので、一般家庭またはオフィスなど日常生活に使用することに好適である。
10 吸盤
20 逆止弁
30 伸縮筒
40 排気手段
50 指標環
100 被吸着物の表面
11 吸盤本体
110 中孔
111 吸着面
112 設置部
113 加圧面
114 設置溝
12 内筒部
121 内筒部周壁
122 内筒部端壁
123 設置孔
124 第1の斜面
125 第2の斜面
13 第1の内部空間
21 連接桿
22 弁本体
23 当止部
231 通気溝
31 固定筒部
310 外筒部
311 外筒部周壁
312 摺動阻止部
313 連接部
314 吸盤固定溝
315 貫通孔
316 アンカー部
317 頭部
32 摺動筒部
321 摺動筒周壁
322 摺動筒端壁
33 付勢手段
34 第2の内部空間
35 第1の隙間
36 第2の隙間
41 環状配列の複数突起
411 当接面
42 環状突起
421 傾斜面
43 設置空間
44 間隙
45 Oリング
L 軸線
L1 延伸方向

Claims (6)

  1. 中孔を囲んでなる環状体であって、反対両側に環状の吸着面と環状の加圧面とがそれぞれあると共に、前記吸着面が被吸着物の表面にあたると同時に前記加圧面に前記吸着面への加圧が施されると、変形しながら前記吸着面と前記被吸着物の表面との間で空気が排気されて負圧状態になり、外部の気圧により前記被吸着物の表面に吸着することができるように形成されている吸盤と、
    所定の軸線に沿って伸縮できるように構成され、且つ、前記軸線の延伸方向の一端が前記吸盤の設置側となっており、他端が前記加圧を受ける加圧側となっている伸縮筒と、
    前記伸縮筒に配置されている排気手段と、を備える吸着装置であって、
    前記伸縮筒は、前記吸盤が設置されている固定筒部と、前記固定筒部の前記加圧側に近い端部より突出する摺動筒部と、前記固定筒部と前記摺動筒部との間に設置されている付勢手段と、により構成されており、
    前記固定筒部は、前記延伸方向に沿って前記設置側へ延伸している上、前記一端になる端部に前記中孔に連通する開口がある第1の内部空間が囲まれて形成されると共に、該開口の周縁が前記吸盤の前記加圧面にあたっている内筒部と、両端とも開口となっている上、前記内筒部を外側から所定の間隔をおいて囲んで前記内筒部と二重筒構造となっており、且つその前記一端となる端部が前記吸盤の前記加圧面にあたっている外筒部と、を備えるものであり、
    前記摺動筒部は、前記延伸方向に沿って前記加圧側へ延伸しており、前記設置側に近い端部が開口となり、該開口端部が前記固定筒部における前記内筒部と前記外筒部との間の隙間に挿入して前記外筒部の前記加圧側に近い開口端部に、前記軸線に沿って摺動できるように内嵌する上、前記固定筒部と共に第2の内部空間を囲んで形成し、前記摺動により前記伸縮筒が伸縮しながら前記第2の内部空間が拡大・縮小することができるように構成されており、
    前記付勢手段は、前記摺動筒部が前記加圧により前記設置側へ摺動して前記第2の内部空間を縮小させると、該加圧に対抗しながら、該加圧が解除された後前記摺動筒部を前記加圧側へ摺動させて前記第2の内部空間を拡大する付勢力を蓄えるものであり、
    前記外筒部は、
    前記軸線を囲繞しながら前記延伸方向に沿って延伸して形成されている上、前記加圧側に近い端部が前記摺動筒部の前記開口端部に外嵌している環状の外筒部周壁と、
    前記外筒部周壁における前記加圧側に近い端部に設置され、前記摺動筒部と第1の隙間を開けて前記摺動筒部へ突出する摺動阻止部と、により構成されており、
    前記排気手段は、
    前記摺動筒部の前記設置側に近い端部から、前記外筒部の前記外筒部周壁と遊嵌関係になる第2の隙間を開けるように前記外筒部周壁へ先細に張り出している環状突起と、
    前記摺動筒部の前記設置側に近い端部における前記環状突起より前記加圧側に寄った箇所から、複数の間隙が空くように複数個別に突出して、前記環状突起と共に、前記設置側に近い側の幅が縮小した環状の設置空間を囲んで形成すると共に、前記摺動筒部が前記加圧側へ摺動する際、前記摺動阻止部に当接して、該摺動が阻止されることができるように構成されている環状配列の複数突起と、
    前記軸線を含む且つ前記軸線と平行な面に切断する断面が円形となる環状のものであって、該円形の断面の直径が、前記設置空間の前記加圧側に近い側の幅より短く且つ前記設置側に近い側の幅より長くなっており、前記設置空間の前記設置側に近い側に位置すると、前記設置空間の前記設置側に近い側が密封されて前記第2の隙間から空気が流通できない状態になり、前記設置空間の前記加圧側に近い側に位置すると、前記第2の隙間を開放して空気が流通できる状態になるように前記設置空間内に配置されている環状のOリングと、により構成されているものであって、
    且つ、前記伸縮筒が前記加圧側からの前記加圧を受けて収縮される際、前記環状のOリングが前記設置空間の前記加圧側に近い側に位置して、前記伸縮筒内の空気を排気することができる状態になっており、
    前記内筒部には、前記第1の内部空間内の空気が前記第2の内部空間へ一方的に移動する逆止弁が設置されていることを特徴とする吸着装置。
  2. 前記摺動筒部は、外周面に前記環状突起と前記環状配列の複数突起を有し、前記軸線を囲繞しながら前記延伸方向に沿って延伸するように形成されている環状の摺動筒周壁と、前記摺動筒周壁の前記加圧側の端部を閉口するように形成されている摺動筒端壁と、により構成されており、
    前記内筒部は、前記軸線を囲繞しながら前記延伸方向に沿って延伸するように形成されている環状の内筒部周壁と、前記内筒部周壁と共に前記第1の内部空間を囲んでおり、前記内筒部周壁の前記加圧側に近い端部を閉口するように形成されている内筒部端壁と、により構成されており、
    前記固定筒部には、前記外筒部周壁の前記設置側における端部の内周面と、前記内筒部周壁の前記設置側における端部の外周面との間に、前記外筒部周壁と前記内筒部周壁とを気密に接続する環状の連接部が形成されており、前記連接部と、前記外筒部周壁及び前記内筒部周壁それぞれの前記設置側の端部とにより、前記吸盤を設置するための吸盤固定溝が形成されていて、
    前記外筒部周壁と前記連接部と前記内筒部とは、一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸着装置。
  3. 前記連接部には、環状のアンカー部が前記連接部の前記設置側に向かう面から前記吸盤固定溝より突出しないように延伸しており、
    前記吸盤は、前記吸盤における前記加圧面がある箇所に、前記吸盤固定溝内に内嵌する上、前記環状のアンカー部に挿入されて前記固定筒部の前記設置側に気密に固定できるように構成されている設置部を有することを特徴とする請求項2に記載の吸着装置。
  4. 前記内筒部端壁には、前記第1の内部空間側から前記第2の内部空間側へ拡径する錐状の設置孔が開けられており、
    前記逆止弁は、
    前記加圧側に近い端部から前記設置側に近い端部へ先細に延伸してなる錐状のもので、前記第1の内部空間の気圧が前記第2の内部空間の気圧以下にある際、前記設置孔に内嵌して前記設置孔を密封し、前記第1の内部空間の気圧が前記第2の内部空間より大きい際、前記第2の内部空間へ移動して前記設置孔を開放するように前記設置孔に配置されている弁本体と、
    径長が前記設置孔の最小径長より小さくなっている上、前記弁本体の前記設置側に近い端部から、前記設置孔を通じて前記第1の内部空間に突出するように形成されていて前記弁本体と共に前記設置孔内外に進出するように移動できる連接桿と、
    前記連接桿の前記第1の内部空間に突出する端部から、前記弁本体と前記連接桿とが前記第2の内部空間へ移動する際、該移動と共に前記第2の内部空間へ移動して前記内筒部端壁に当接して前記弁本体の移動を阻止することができるように張り出している当止部と、により構成されており、
    また、前記当止部の前記内筒部端壁に向かう面には、前記当止部が前記内筒部端壁と当接する際、前記第1の内部空間と前記設置孔とを連通させる複数の通気路を形成する複数の通気溝が凹んで形成されている
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の吸着装置。
  5. 前記摺動筒部の前記摺動筒周壁には、前記伸縮筒の伸長具合を示すために、色が前記摺動筒部と異なる環状の指標環が設置されていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか一項に記載の吸着装置。
  6. 前記付勢手段は、圧縮コイルばねであって、前記内筒部周壁を外嵌すると共に、一端が前記摺動筒部の前記摺動筒端壁に当接し、他端が前記外筒部と前記内筒部との間に形成されている前記連接部に当接するように設置されていることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれか一項に記載の吸着装置。
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