JP3211506U - 団扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】把持部を二重に形成することで扇ぎ面と柄との接続部分の強度を確保し、さらに把持部を握りやすく工夫することで製造コストを最小限に抑えた団扇を提供する。【解決手段】扇ぎ面である団扇本体10と把持部20を備えた団扇100であって、把持部は、団扇本体から連続して延設された軸片21と軸片に折曲線を介して連設された補強片22とを重ね合わせることで形成され、把持部の周縁には持ちやすさを考慮した溝が形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、1枚の平板を折り曲げることで形成される団扇であって、補強するために把持部を二重に形成した団扇に関する。
団扇は、下部に備えられた柄を握り、楕円状の扇ぎ面を揺動させることによって風を発生させるものであって、野球場や遊園地等、最近は特に野外で使用されている。
従来、団扇は竹や合成樹脂の骨に紙や布等を貼着することで形成されていた。しかし近年は、街頭やスポーツ、お祭り等において配布される広告宣伝用の販売促進品として使用されることが多くなったため、予め宣伝広告等の印刷を施した平板を切り抜いて折り曲げることで製造できる団扇が開発された。
しかしながら、全体を厚紙等の平板で形成した団扇は、柄を握って扇ぎ面を強く扇ぐと、扇ぎ面と柄との接続部分に集中してかかる負荷に耐えられず、扇ぎ面と柄との接続部分で団扇が折れてしまい、破損してしまう。
そこで、全体を厚紙等で形成しても強度を確保することが可能な団扇が開発されている。
例えば特許文献1は、紙製うちわに関するもので、円形状に形成された扇ぎ面20と実質的に等しい形状の二枚重ねの板紙から形成された柄30から構成され、柄30の二枚の接続部32、32の間に扇ぎ面20の基部が挟み込まれて接着剤等で相互に接着されて、柄30を手で持って扇ぐと、柄30の揺らし力は扇ぎ面20に伝わるが、その際、柄30の接続部32の両側縁が円弧凹状をなし、先端縁が円弧凸状をなしているので、柄30の接続部32で均等に分散され、接続部32の先端縁に垂直な方向に伝搬して扇ぎ面20に均等に伝わる(その段落0027−0031)ことが記載されている。
また特許文献2は、補強段付き紙うちわに関するもので、平板3へ波状補強段4を有するシートを打ち抜き、折り曲げ、接着する事によって製造するうちわであり、扇ぎ葉1を設け、扇ぎ葉1の下部中央を下へ突出させて柄2を設け、柄2の横幅は片手で握れる程度とし、柄2の両側へ谷折り線を介して補強板を設けた(その段落0006)ことが記載されている。
特開2003−070515号公報 特開平09−000328号公報
団扇を製造する製造工程においては、予め厚紙等の平板に印刷機により宣伝広告等の印刷を施し(ステップ1:印刷工程)、その後印刷した団扇用の平板を切り抜き(ステップ2:切抜工程)、柄の箇所を折り曲げ線に沿って折り曲げて柄の内側を接着剤等の接着部材で接着する(ステップ3:接着工程)ことで、柄を二重に形成する。
印刷工程であるが、印刷機によって印刷可能な平板の最大規定サイズが決まっているため、規定のサイズに収まるように平板に団扇の展開図を印刷する。具体的には、印刷可能な平板の規定サイズに団扇の展開図を複数配置し、使用されない余白を最小限にするようにレイアウトを行い印刷する。
しかしながら、特許文献1,2のように扇ぎ面と柄との接続部分の強度を確保するために団扇の柄を二重にする場合、団扇の展開図が大きくなって平板の最大規定サイズに収まりきらない等の問題や、団扇の展開図を規定サイズに収まるように配置したとしても1枚の平板に配置できる団扇の数が少なくなって余白が過剰に発生し、製造コストがかかる等の問題が発生した。
また接着工程においては、団扇の柄を二重にする場合、柄の軸となる軸片と柄を補強するための補強片を重ね合わせることが行われるが、切抜工程における位置ずれ等の問題により軸片のサイズと補強片のサイズが合わず、軸片と補強片が正確に重なり合わないために団扇の美観性が損なわれるといった問題が発生した。
そこで本考案の目的は、把持部(柄)を二重に形成することで扇ぎ面と柄との接続部分の強度を確保し、さらに把持部を握りやすく工夫することで製造コストを最小限に抑えた団扇を提供することを目的とする。
また本考案の目的は、把持部を二重に形成する際に軸片と補強片が正確に重なり合わない場合であっても把持部の周縁の美観性を保つことが可能な団扇を提供することを目的とする。
本考案は、扇ぎ面である団扇本体と把持部を備えた団扇であって、前記把持部は、前記団扇本体から連続して延設された軸片と前記軸片に折曲線を介して連設された補強片とを重ね合わせることで形成され、前記把持部の周縁には持ちやすさを考慮した溝が形成されていることを特徴とする。
本考案は、印刷工程において、把持部を二重にする場合には把持部の長さを短くすることで団扇の展開図のサイズを小さくし、平板の最大規定サイズに団扇の展開図が収まるように配置する。その場合、把持部が短くなることによって懸念される持ちにくさの問題を解消するために、把持部の周縁に指を配置するための溝を形成したものである。
このように把持部の周縁に溝を形成することで、把持部の長さが短くても把持部を確実に握ることが可能となり、扇ぎやすくかつ製造コストが最小限の団扇を提供することが可能となる。
本考案の団扇は、把持部の周縁は手の複数の指が係止する波形状に形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、把持部の周縁には持ちやすさを考慮した円弧状の溝が形成され、溝により左右の縁は波形状に形成されている。把持部を握った際に溝に指が入るように設計されているため、把持部の長さがたとえ短くても溝によって把持部が握りやすくかつ把持部を確実に握ることが可能である。
本考案の団扇は、前記把持部は手で把持しやすくする樽形状の部分と手の平のずれを防止する下端側係止部とが形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、把持部の左右縁の上端および下端に溝が設けられており、樽形状(円弧状)に形成されている。把持部を握った際に、人差し指を把持部の上端の溝にかけ、小指を把持部の下端の溝にかけ、把持部の形状に沿って握ることができるため、把持部の長さがたとえ短くても溝によって把持部が握りやすくかつ把持部を確実に握ることが可能となる。また、手の平のずれを防止する下端側係止部(縁取り)が設けられて、手から外れにくくすることができる。
本考案の団扇は、前記軸片の内側面周縁には、前記補強片の外側面周縁と同じ模様および色彩である縁取りが施され、前記補強片の内側面周縁には、前記軸片の外側面周縁と同じ模様および色彩である縁取りが施され、前記軸片と前記補強片の内側面を重ね合わせた場合に前記軸片と前記補強片の周縁のずれが目立たないように形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、把持部の軸片と補強片の内側面(接着面)の周縁に、重ね合わせた時の位置に対応する軸片や補強片の外側面周縁と同じ模様および色彩である縁取りを施すことで、軸片と補強片の周縁のずれを目立たないようにすることが可能となり、団扇の美観性を保つことが可能となる。
本考案の団扇は、一枚の所定の大きさの用紙に前記団扇本体と前記軸片と前記補強片とが連続的に設けられ、前記補強片が前記軸片の下端から前記折曲線を介して連設されていることを特徴とする。
折曲線が設けられる位置は折曲線によって把持部を折り曲げる必要があるため、直線状となり、形状を変更することが困難である。しかしながら、本考案によれば、前記補強片が前記軸片の下端から前記折曲線を介して連設されているため、把持部を軸片と補強片にて二重に形成したとしても、把持部の重要な形状である左右縁は溝を設ける等の様々な形状に形成することが可能となる。
本考案の団扇は、一枚の所定の大きさの用紙に前記団扇本体と前記軸片と前記補強片とが連続的に設けられ、前記補強片が前記軸片の左縁もしくは右縁から前記折曲線を介して連設されていることを特徴とする。
把持部の縁の形状を直線形状とする場合は、折曲線を軸片の左縁もしくは右縁に設けることも可能である。本考案によれば、前記補強片が前記軸片の左縁もしくは右縁から前記折曲線を介して連設されているため、把持部を軸片と補強片にて二重に形成したとしても、団扇の最大長さを短くすることが可能となり、団扇用の平板内で使用されない余白を最小限にすることができ、1枚の平板により多くの団扇の展開図を配置可能となる。
本考案の団扇は、前記軸片と前記補強片を接着するに際して、前記縁取りの内側に接着剤を施して接着することを特徴とする。
本考案によれば、前記縁取りの内側に接着剤を施して接着することにより、接着剤が余分にはみだして接着されることを防止するとともに、仮に接着剤がはみだしても、目立たないようになる。
なお、前記団扇本体にキャラクターや人等の顔の模様が印刷されてなることが好ましい。本考案によれば、平板に印刷し、切り抜き、接着することで団扇を簡単に形成することが可能であるため、団扇に様々な広告宣伝を印刷することや多種多様のデザインを施したとしても簡単かつ低コストで団扇を製造することが可能で、また把持部が二重に形成されているため、団扇本体と把持部との接続部分の強度を確保することができる。
本考案によれば、把持部を二重に形成することで扇ぎ面と柄との接続部分の強度を確保し、さらに把持部の周縁に溝を形成することで、把持部の長さが短くても把持部が握りやすくかつ確実に握ることが可能な団扇を提供することが可能となる。
また本考案によれば、持部の軸片と補強片の内側面の周縁に、重ね合わせた時の位置に対応する軸片や補強片の外側面周縁と同じデザインである縁取りを施すことで、軸片と補強片が正確に重なり合わない場合であっても軸片と補強片の周縁のずれを目立たないようにすることが可能となり、団扇の美観性を保つことが可能となる。
本考案の第1の実施形態の団扇100(組立後)を示す斜視図である。 上記実施形態の団扇100(組立前)を示す斜視図である。 上記実施形態の団扇100(組立後)を示す平面図である。 上記実施形態の団扇100(組立前)を示す展開図である。 上記実施形態の団扇100の把持部20の軸片21と補強片22の重なり状態を示す模式図である。 本考案のその他の例1の団扇200(組立後)を示す平面図である。 本考案の第2の実施形態の団扇300(組立後)を示す平面図である。 本考案のその他の例3の団扇400(組立後)を示す平面図である。 本考案のその他の例3の団扇400(組立前)を示す展開図である。 本考案の各団扇のデザインが施された用紙を示す斜視図である。
以下、本考案を実施するための一形態について図面を引用しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本考案の第1の実施形態の団扇100(組立後)を示す斜視図であり、図2は、上記実施形態の団扇100(組立前)を示す斜視図である。図3は、上記実施形態の団扇100(組立後)を示す平面図であり、図4は、上記実施形態の団扇100(組立前)を示す展開図である。
本実施の形態の団扇100は、段ボール、厚紙、薄紙、合成紙、合成樹脂シート等の平板を折り曲げることによって形成される団扇であって、扇ぎ面である団扇本体10と、団扇本体10に連接された把持部20から構成される(図10)。
団扇本体10は、略円形の広面形状に形成された扇ぎ面であって、団扇本体10を揺動させることによって風を発生させる。団扇本体10の紙面上下部(図3、図4)には把持部20が一体的に設けられている。
把持部20は、団扇100を手で握るための長方形状の柄であって、団扇本体10の下部から連続して延設された軸片21と、軸片21の紙面上下端に折曲線23を介して連設された補強片22から構成される。把持部20は、折曲線23によって内側に折り曲げ、軸片21と補強片22が接合する面である軸片21の内側面21aと補強片22の内側面22aに接着剤等の接着部材を塗布し、軸片21と補強片22とを重ね合わせて固定することで形成される。
把持部20の紙面上左右の縁には、持ちやすさを考慮した円弧状の溝24,24・・・が形成され、溝24,24・・・により左右の縁は波形状に形成されている。実施例においては、溝24,24・・・は、左縁に3つ、右縁に3つ設けられ、把持部20を握った際に溝24,24・・・に指が入るように設計されている。よって、把持部20の長さがたとえ短くても溝24,24・・・によって把持部20が握りやすくかつ把持部20を確実に握ることが可能で、把持部20を握って団扇100を強く扇いでも把持部20が滑って手から外れる等の問題を防止できる。
図5は、上記実施形態の団扇100の把持部20の軸片21と補強片22の重なり状態を示す模式図である。
軸片21と補強片22は略同一の形状に形成され、折曲線23を基準に線対称の形状に形成されている。軸片21と補強片22の紙面上左右の縁には、円弧状の溝24,24・・・が形成され、溝24,24・・・により左右の縁は波形状に形成されている。軸片21の外側面21bと補強片22の外側面22bは把持部20を形成した際に団扇100のおもて面となる面であり、広告宣伝や団扇のデザインが印刷される。
軸片21と補強片22が接合する面である軸片21の内側面21aの周縁には、補強片22の外側面22bの周縁と同じ模様および色彩である縁取り211aが施され、同様に補強片22の内側面22aの周縁には、軸片21の外側面21bの周縁と同じ模様および色彩である縁取り221aが施されている。例えば、軸片21と補強片22を重ね合わせた際に重なり合う各々の位置における軸片21の内側面21aと補強片22の外側面22bの周縁の色が同じとなるように、軸片21の内側面21aに補強片22の外側面22bの周縁と同様の色の縁取り211aが施されていることや、補強片22の外側面22bの周縁に花柄の模様が印刷されている場合は、軸片21の内側面21aにも同様の花柄の縁取り211aが施されている等である。このように軸片21の内側面21aに外側面22bの周縁と同様のデザインの縁取り211aを設けることで、製造上の精度のばらつき等により軸片21と補強片22のサイズが異なって重ね合わせた際に正確に軸片21と補強片22の周縁が合わず、軸片21の内側面21aが外部から視認可能な状態となったとしても、軸片21と補強片22の周縁のずれを目立たないようにすることができる。補強片22の内側面22aの周縁に施された縁取り221aも同様に、軸片21の外側面21bの周縁と同じデザインが施されており、外部から視認可能な団扇100の表面および裏面ともに軸片21と補強片22の周縁の美観性を保つことが可能となる。前記縁取り221aのうち下端側の縁取り部は縁取り221aは手の平のずれを防止する下端側係止部となっている。前記軸片21と前記補強片22を接着するに際しては、前記縁取り221aの内側に接着剤を施して接着することが、接着剤が余分にはみだして接着されることを防止するとともに、仮に接着剤がはみだしても、目立たないように工夫されている。
次に団扇100の製造方法を説明する。
最初に、厚紙等の平板に印刷機により宣伝広告等の印刷を施す(ステップ1:印刷工程)。
平板の規定サイズに収まるように平板に団扇100の展開図を複数レイアウトし印刷する。
次に、印刷した団扇用の平板を切り抜く(ステップ2:切抜工程)。
そして、把持部20を折曲線23に沿って折り曲げて軸片21と補強片22の内側面を接着剤等の接着部材で接着し、把持部20を二重に形成する(ステップ3:接着工程)。
このように、平板に印刷し、切り抜き、接着することで団扇100を形成することが可能であるため、簡単に団扇100が製造することが可能で、また把持部20が二重に形成されているため、団扇本体10と把持部20との接続部分の強度を確保することができる。
さらに把持部20の左右縁に溝24,24・・・を形成することで、把持部20の長さがたとえ短くても溝24,24・・・によって把持部20が握りやすくかつ把持部20を確実に握ることが可能となる。
そして、軸片21の内側面21aおよび補強片22の内側面22aに縁取り211a,221aを施すことで、軸片21と補強片22の位置ずれを目立たないようにすることが可能で、周縁の美観性を保つことが可能となる。
(第2の実施の形態)
図7は、本考案の第2の実施形態の団扇300(組立後)を示す平面図である。
第1の実施形態の団扇100は、左右の縁に溝24,24・・・が形成され波形状に形成されていたが、第2の実施形態の団扇300は把持部320が樽形状に形成されおり、その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるため、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施の形態の団扇300は、扇ぎ面である団扇本体10と、団扇本体10に連接された把持部320から構成される。
把持部320の紙面上左右の縁には、円弧状の溝34,34が把持部320の上端および下端に設けられている。また溝34,34の間は溝から円弧状にゆるやかに突出した突部35が形成されており、把持部320は上下方向の中心軸Aを基準として線対称の形状をなし、樽形状に形成されている。
このように把持部320の上下端に溝34,34が設けられているため、把持部320を握った際に、人差し指を把持部320の上端の溝34にかけ、小指を把持部320の下端の溝34にかけ、人差し指と小指の間の指は突部35の形状に沿って握ることができる。よって、把持部320の長さがたとえ短くても溝34,34および突部35によって把持部320が握りやすくかつ把持部320を確実に握ることが可能となる。
(その他の例)
図6は、本考案のその他の例1の団扇200(組立後)を示す平面図であり、図8は、本考案のその他の例3の団扇400(組立後)を示す平面図である。図9は、本考案のその他の例3の団扇400(組立前)を示す展開図である。
第1の実施形態においては、把持部20の紙面上左右の縁に円弧状の溝24,24・・・が形成されていたが、把持部20の左右どちらかの縁のみ溝24,24・・・が設けられていてもよい(図6)。
また、団扇本体410をキャラクターや人等の顔を模倣した形状およびデザインとし、把持部420は首を模倣した形状およびデザインとしてもよい(図8)。その場合は、補強片422が軸片421の左縁もしくは右縁から折曲線423を介して連設される。把持部420は、折曲線423によって内側に折り曲げ、軸片421と補強片422が接合する面である軸片421の内側面421aと補強片422の内側面422aに接着剤等の接着部材を塗布し、軸片421と補強片422とを重ね合わせて固定することで形成される。軸片421の内側面421aの周縁には、補強片422の外側面422bの周縁と同じ模様および色彩である縁取り4211aが施され、同様に補強片422の内側面422aの周縁には、軸片421の外側面421bの周縁と同じ模様および色彩である縁取り4221aが施される。
100,200,300,400 団扇、
10,410 団扇本体、
20,320,420 把持部、
21,421 軸片、
21a,22a,421a,422a 内側面、
21b,22b 外側面、
211a,221a,4211a,4221a 縁取り、
221a, 下端側係止部(縁取り)、
22,422 補強片、
23,423 折曲線、
24,34 溝、
35 突部

Claims (7)

  1. 扇ぎ面である団扇本体と把持部を備えた団扇であって、前記把持部は、前記団扇本体から連続して延設された軸片と前記軸片に折曲線を介して連設された補強片とを重ね合わせることで形成され、前記把持部の周縁には持ちやすさを考慮した溝が形成されていることを特徴とする団扇。
  2. 前記把持部の周縁は手の複数の指が係止する波形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の団扇。
  3. 前記把持部は手で把持しやすくする樽形状の部分と手の平のずれを防止する下端側係止部とが形成されていることを特徴とする請求項1記載の団扇。
  4. 前記軸片の内側面周縁には、前記補強片の外側面周縁と同じ模様および色彩である縁取りが施され、前記補強片の内側面周縁には、前記軸片の外側面周縁と同じ模様および色彩である縁取りが施され、前記軸片と前記補強片の内側面を重ね合わせた場合に前記軸片と前記補強片の周縁のずれが目立たないように形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の団扇。
  5. 一枚の所定の大きさの用紙に前記団扇本体と前記軸片と前記補強片とが連続的に設けられ、前記補強片は、前記軸片の下端から前記折曲線を介して連設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の団扇。
  6. 一枚の所定の大きさの用紙に前記団扇本体と前記軸片と前記補強片とが連続的に設けられ、前記補強片は、前記軸片の左縁もしくは右縁から前記折曲線を介して連設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の団扇。
  7. 前記軸片と前記補強片を接着するに際して、前記縁取りの内側に接着剤を施して接着することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の団扇。
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