JP3211427U - 挟持工具 - Google Patents

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山 晃 内
山 晃 内
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Abstract

【課題】別部材として樹脂材を採用する挟持工具において、当該樹脂材をキャップ状にして挟持作用部に装着する新規な挟持工具を提供する。【解決手段】基方を把手とし先方を挟持作用部2aとした2個の挟持体を交差させ、交差箇所を枢結(枢結軸4、軸長孔5)した金属製の工具本体と、前記挟持作用部に装着する樹脂製の挟持部材Bとで構成し、挟持部材Bが適宜な挟持面6を備えると共に挟持作用部の外形に対応する内部形状を備えて被冠装着可能な下方開口のキャップ形状に形成され、工具本体と挟持部材Bとに挟持部材の弾性で係止される係止構造(顎部21及び係止段差と係止段差との係止)を付設してなる。【選択図】図2

Description

本考案は、ペンチやプライヤーなどの挟持工具に関するものである。
ペンチやプライヤーなどの挟持工具は、基方を把手とし先方を挟持作用部とした一対の挟持体を交差させ、交差箇所を枢結して構成されるもので、挟持作用部の形状を使用目的対応した幅広形状や細幅形状を採用し、枢結部分も挟持作用部の開口角度を変更するために、一方の挟持部材に枢結軸位置を変更可能とした長孔を採用している工具(プライヤー)も周知である。
また種々の目的で挟持作用部における挟持面に別部材で構成した挟持部を設けた工具も知られている。例えば特許文献1には、軽量合金製工具において挟持部を鋼製挟着板を採用しており、特許文献2には、挟持対象物を傷つけないように挟持部に装着する樹脂製の部材が開示されている。
特開平8−276368号公報。 意匠登録第828308号公報。
前記の特許文献1,2に開示されている挟持部に装着する別部材の固着手段は、挟持部の挟持面から外側に向かって螺子止めしているものである。即ち挟持面に鋲頭が存在し、且つ当該鋲頭が挟持面から沈んだ状態での装着が必要となり、別部材の製造が煩瑣であり、また別部材が樹脂材を採用したソフトタッチの挟持工具の場合には、当該別部材の摩耗による取り換えが面倒である。
そこで本考案は、別部材として樹脂材を採用する挟持工具において、当該樹脂材をキャップ状にして挟持作用部に装着する新規な挟持工具を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る挟持工具は、基方を把手とし先方を挟持作用部とした2個の挟持体を交差させ、交差箇所を枢結した金属製の工具本体と、前記挟持作用部に装着する樹脂製の挟持部材とで構成し、挟持部材が適宜な挟持面を備えると共に挟持作用部の外形に対応する内部形状を備えて被冠装着可能な下方開口のキャップ形状に形成され、工具本体と挟持部材とに挟持部材の弾性で係止される係止構造を付設してなることを特徴としたものである。
而して工具本体の挟持作用部に挟持部材を被冠装着すると、挟持面を樹脂としたソフトタッチの挟持工具となり、係止構造によって挟持部材の不測の分離が防止されると共に、弾性力に抗して取り外すことも可能となり、損耗時の交換も容易に行うことができる。
また本考案の請求項2記載に係る挟持工具は、特に工具本体の挟持作用部が、他方挟持部材との枢結箇所の摺動面側に顎部を備えると共に、当該顎部形成面と反対面の適宜箇所に枢結箇所が低くなる係止段差を設け、挟持部材における前記顎部及び係止段差に対応する箇所に係止突条を設けてなるもので、挟持部材を被冠装着すると、係止突条が顎部及び係止段差に係止されて装着される。
本考案の請求項3記載に係る挟持工具は、更に挟持部材における挟持面と反対面に、開口端から適宜長さの切欠溝を形成してなるもので、係止突条形成箇所の弾性機能が発揮し易くなるものである。
また本考案の請求項1記載に係る挟持工具は、工具本体の挟持作用部における対向面を挟持面に形成してなるもので、挟持部材を装着しない工具本体のみでも挟持工具として使用できるようにしたものである。
本考案の構成は上記のとおり樹脂製のキャップ状の挟持部材を工具本体の挟持作用部に樹脂の弾性力を利用して係止して被冠装着してなるもので、樹脂挟持面を備えた挟持工具を簡易な手段で提供することができたものである。
本考案の第一実施形態の金具本体の全体斜視図。 同挟持部材の装着説明図。 同挟持部材を装着した工具の全体図。 同挟持部材の説明図。 本考案の第二実施形態の金具本体の全体斜視図。 同挟持部材の装着説明図。 同挟持部材を装着した工具の全体図。 同挟持部材の説明図。
次に本考案の第一の実施形態について説明する。図1乃至4はウォーターポンププライヤに本考案を適用した例で、金具本体Aと挟持部材Bで構成する。
金具本体Aは基本的に通常のウォーターポンププライヤと同様に、基方を把手1a,1bとし、先方を挟持作用部2a,2bとした2個の挟持体a,bで構成され、把手1a,1bと挟持作用部2a,2bの中間部分3a,3bでは、一方の挟持体aは枢結軸4を備え、他方の挟持体bは、軸支内面を多段に設けた軸長孔5を設け、当該中間部分3a,3bを重ね合わせて枢結してなるものである。
特に挟持作用部2a,2bは、他方挟持体との枢結箇所(中間部分3a,3b)の摺動面側に、通常の工具と同様に所定幅の挟持面23を備えるために顎部21を設けて、挟持作用部2a,2bと中間部分3a,3bの境界とし、更に通常工具では平滑面となる当該顎部21の形成面と反対面に、顎部21と対応する箇所に中間部分3a,3b側が低くなる係止段差22を設け、また挟持作用部2a,2bの対向面は滑り止めを施した挟持面23としてなるものである。
挟持部材Bは、樹脂製で金具本体Aの挟持作用部2a,2bに被冠装着されるように、挟持作用部2a,2bの外形に対応する内部形状を備えて被冠装着可能な下方開口のキャップ形状に形成したものである。
前記挟持部材Bを挟持作用部2a,2bに装着した際における挟持対向面を、適宜な滑り止め突条を形成した挟持面6とし、挟持面6に隣接する表背面7は、挟持作用部2a,2bの外形に対応して、その開口端縁に顎部21及び係止段差22と対応する係止突条7aを設けてなり、更に挟持面6と反対側となる外側面8には、開口端から適宜幅及び長さの切欠溝81を形成したものである。
而して金具本体Aは、そのままの状態で通常のウォーターポンププライヤとして使用できるが、挟持部材Bを挟持作用部2a,2bに被冠装着すると、挟持部材Bの係止突条7aが、顎部21と係止段差22に引っ掛かり抜け止めとなり、挟持部材Bが挟持作用部2a,2bと一体化される。
そうすると工具挟持箇所が、樹脂製被覆を施した工具と同様となり、柔らかなタッチでの挟持を実現する工具となる。
図5乃至8は第二の実施形態を示したもので、コンビネーションプライヤに本考案を適用した例で、金具本体Cと挟持部材Dで構成される。
金具本体Cは基本的に通常のコンビネーションプライヤと同様に、基方を把手1c,1dとし、先方を挟持作用部2c,2dとした2個の挟持体c,dで構成され、把手1c,1dと挟持作用部2c,2dの中間部分3c,3dを交差させ、一方の挟持体cには枢結軸4を備え、他方の挟持体dには、瓢箪形状の軸孔50を設けて枢結してなるものである。
特に挟持作用部2c,2dは、所定の幅を有する挟持面23を備えるために他方挟持体との枢結箇所の摺動面側に、顎部21を設けてなり、更に通常工具では平滑面となる当該顎部21の形成面と反対面における枢結軸4及び軸孔50を形成した箇所を、浅い凹状部30に形成し、挟持作用部2c,2dとの境界を係止段差22としたものである。また挟持作用部2c,2dの対向面である挟持面23は滑り止め突条を設けてなる。
挟持部材Dは、前記の第一実施形態の挟持部材Dと同様に樹脂製で金具本体Cの挟持作用部2c,2dに被冠装着されるように、先方を挟持作用部2c,2dの外形に対応する内部形状を備えて被冠装着可能なキャップ形状に形成してなる。
特に挟持作用部2c,2dに装着した際の挟持対向面を適宜な滑り止め突条を形成した挟持面6とするが、挟持面6に隣接する表背面部71,72の内、一方の顎部21を備えた摺動面側に装着される表面部71が顎部21までの長さとし、開口端縁に顎部21に係止される係止突条71aを設けてなる。
また凹状面30を形成した側に装着される背面部72は、係止段差22の位置に対応する長さまで延設し、その端縁に係止段差22に係止される係止突条72aを設けてなる。
更に挟持面6と反対側となる外側面8には、開口端から適宜幅及び長さの切欠溝81を形成するものである。
而して金具本体Cは、そのままの状態で通常のコンビネーションプライヤとして使用できる他、挟持部材Dを挟持作用部2c,2dに被冠装着すると、挟持部材Dの係止突条71a,72aが、顎部21と係止段差22に引っ掛かり抜け止めとなり、挟持部材Dが挟持作用部2c,2dに確りと装着されることになる。
そうすると工具挟持箇所が、樹脂製被覆を施した工具と同様となり、柔らかなタッチでの挟持を実現する工具となる。
A,C 金具本体
a,b,c,d 挟持体
B,D 挟持部材
1a,1b,1c,1d 把手
2a,2b,2c,2d 挟持作用部
21 顎部
22 係止段差
23 挟持面
3a,3b,3c,3d 中間部分
30 凹状部
4 枢結軸
5 軸長孔
50 軸孔
6 挟持面
7 表背面
71 表面部
72 背面部
7a,71a,72a 係止突条
8 外側面
81 切欠溝

Claims (4)

  1. 基方を把手とし先方を挟持作用部とした2個の挟持部材を交差させ、交差箇所を枢結した金属製の工具本体と、前記挟持作用部に装着する樹脂製の挟持部材とで構成し、挟持部材が適宜な挟持面を備えると共に挟持作用部の外形に対応する内部形状を備えて被冠装着可能な下方開口のキャップ形状に形成され、工具本体と挟持部材とに挟持部材の弾性で係止される係止構造を付設してなることを特徴とした挟持工具。
  2. 工具本体の挟持作用部が、他方挟持部材との枢結箇所の摺動面側に顎部を備えると共に、当該顎部形成面と反対面の適宜箇所に枢結する箇所が低くなる係止段差を設け、挟持部材における前記顎部及び係止段差に対応する箇所に係止突条を設けてなる請求項1記載の挟持工具。
  3. 挟持部材における挟持面と反対面に、開口端から適宜長さの切欠溝を形成してなる請求項2記載の挟持工具。
  4. 工具本体の挟持作用部における対向面を挟持面に形成してなる請求項1乃至3記載の何れかの挟持工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230018116A (ko) * 2021-07-29 2023-02-07 현대제철 주식회사 자동 밸브 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163454U (ja) * 1983-04-20 1984-11-01 日本電気株式会社 絶縁ペンチ
JP2011131375A (ja) * 2009-11-26 2011-07-07 Hokusan Kk シール材の装着工具

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