JP3211154U - 梅の種の脱臭剤兼芳香剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種の周辺に残留した果肉を有効活用する容器入り脱臭剤兼芳香剤を提供する。【解決手段】梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種の周辺に残留した果肉を、乾燥させ破砕して更に乾燥させて得られる顆粒状ないし小粒状に加工し、脱臭剤兼芳香剤3として容器4に入れる。【選択図】図2

Description

本考案は、屋内各所すなわち居室・車内・便所・台所・冷蔵庫内・ごみ箱・下駄箱内・履物内外等または愛玩動物の住空間とトイレで用いられる脱臭剤または芳香剤に関するものである。
木炭は多孔質であることから空気中の臭い成分を吸着して脱臭する効能があることが知られている。花や種子や木材のチップ等など植物性素材は主にその油脂分に含有するテルペン類、芳香族化合物、脂肪族化合物によって、好ましい匂いを放つ芳香の効能があると知られている。
梅の果実を利用するにあたって、果肉は食用として需要が多いが、種は種皮が硬い為に容易に食用にならない。そこで果肉だけを利用する場合に、果肉を種の周辺から取り外す加工あるいは果肉の中から種を抜きとる加工がおこなわれている。
特許文献1では、梅の種を炭化させて吸着剤とする技術が提案されている。特許文献2では、梅の種から植物油脂を得る技術が提案されている。特許文献3では、梅の種を粉砕して芳香剤を得る技術、およびそれを枕の材料とする技術が提案されている。特許文献4では、梅の種の炭素化物を得る技術、およびそれを除湿剤脱臭剤とする技術が提案されている。
特開平5−212279 特開平9−71797 特開2000−345186 特開2001−106517
梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種から取り外しきれずに残留した果肉は、食用として求められないため廃棄されがちである。また、廃棄しようにも種皮が硬くて耐久性が高いことや梅干しの種ならば塩分を含んでいることが理由で堆肥化や焼却が困難であり、梅製品の産地や加工場にとっては処分が課題であった。そこで、当該梅の種と残留果肉の有効活用方法を提供して、廃棄量を削減し、処分の課題を解消したい。
梅の種皮が多くの細孔を有しかつ硬くて耐久性が高いことと、梅の仁と果肉が芳香成分を含有することに着目し、当該梅の種と残留果肉を脱臭剤兼芳香剤に加工して提供する。
本考案は、廃棄されがちである梅の種の再製品化に寄与するものである。
本考案にかかる脱臭剤兼芳香剤の製造工程の模式図である。 本考案にかかる脱臭剤兼芳香剤を、籠状の容器に収めて安置している実施例の斜視図である。容器を一部透視して内部を示してある。 本考案にかかる脱臭剤兼芳香剤を、著名な脱臭剤を比較対象としつつ、2015年11月11日に和歌山県工業技術センターにおいてアンモニアの脱臭効果試験を行った試験分析等成績表の複写である。 本考案にかかる脱臭剤兼芳香剤を、製造してから1箇年経過させた上で、2017年1月30日に和歌山県工業技術センターにおいてアンモニアの脱臭効果試験を行った試験分析等成績表の複写である。
図1は本考案にかかる脱臭剤兼芳香剤の製造工程の模式図であり、1は梅の実である。
原材料とする梅の種と残留果肉は、梅酒の梅や生の青梅の当該部位でも構わないが、梅干しの当該部位が最良である。
当該梅の種と残留果肉を脱臭剤兼芳香剤と成すためには、表面積を広くとる加工と種皮内部の仁を露出させる加工を施す必要がある。すなわち、当該梅の種と残留果肉がそのままの形状であっては望ましくなく、長軸方向で1センチメートル未満の顆粒状ないし小粒状に破砕することが最良である。
破砕する前後に乾燥工程を設けるのが望ましい。乾燥が不十分であると、破砕加工で得られる砕片が水分でべた付いてしまい、容器への充填および包装等の後の作業に支障を来たすのである。
前記製造工程を経て得られた当該梅の種と残留果肉からなる顆粒状ないし小粒状の砕片を、脱臭または芳香を求める任意の場所に安置して実施するのが望ましい。
当該梅の種と残留果肉の加工物からなる顆粒状ないし小粒状の脱臭剤兼芳香剤を、不織布や籠状または網状の通気性がある容器に収めて安置して用いる。容器に収めて安置した実施例を図2に示す。
当該梅の種と残留果肉の加工物からなる顆粒状ないし小粒状の脱臭剤兼芳香剤を、愛玩動物の住空間またはトイレに敷き詰めて用いる。
当該梅の種と残留果肉の加工物からなる顆粒状ないし小粒状の脱臭剤兼芳香剤を、水またはエタノール等に懸濁して懸濁液を成して噴霧して用いる。または、前記懸濁液に凝固剤を添加してゼリー状にして、不織布や籠状または網状の通気性がある容器に収めて安置して用いる。
梅製品の産地や加工場において、梅の果肉を用いる製品の生産が不断に行われている為、その副産物として、梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種から取り外しきれずに残留した果肉の部位も同じくして生産されているが、当該部位は食用として求められないため廃棄されがちである。本考案によって、当該梅の種と残留果肉が有用なる脱臭剤兼芳香剤となれば、廃棄量が削減でき、処分の課題が解消される為、産業上の利用可能性は高いと言える。
1 梅の実
2 梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種から取り外しきれずに残留した果肉 3 当該種と残留果肉を乾燥させ破砕して再度乾燥させてなる脱臭剤兼芳香剤
4 通気性がある容器

Claims (1)

  1. 梅の果実から果肉を取り外した後に残る種と種の周辺に残留した果肉を、乾燥させ破砕して更に乾燥させて得られる顆粒状ないし小粒状の脱臭剤兼芳香剤。
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