JP3210659U - 緩衝構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔槽が分布され、側壁の変形空間が十分な大きさを有するため、均一で、寿命が長い外力緩衝効果が得られる緩衝構造を提供する。【解決手段】緩衝構造は、本体1を備える。本体は第1の面部2及び第2の面部3を有し、第1の面部から第2の面部までの距離は所定厚さである。第1の面部には、複数個の第1の孔槽21が凹設される。第2の面部には、複数個の第2の孔槽31が凹設される。第1の孔槽及び第2の孔槽は、所定厚さ内に位置する。第1の孔槽の側壁は、第2の孔槽の側壁と一体に連続接続される。第1の孔槽の孔縁と、第2の孔槽の底壁とは一体に連続接続される。第2の孔槽の孔縁と、第1の孔槽の底壁とは一体に連続接続される。第1の孔槽と第2の孔槽とは交互に配列される。第1の孔槽の側壁は、4個の第2の孔槽の側壁にそれぞれ接続される。【選択図】図3

Description

本考案は、緩衝構造に関する。
何かに当たった衝撃により物品が損壊したり人が不快に感じることを防ぐために、物体には、一般に物体(又は人体)と接触する箇所に緩衝構造が設けられている。一般によく見かける緩衝構造は、自転車のサドル、シートクッション、インソール、スマートフォンなどのケースなどに応用することができる。例えば、特許文献1で開示されているシートクッションは、緩衝構造の応用に属する。
上述した特許の技術的特徴は、繊維材料を巻き付けて構成した弾性通気支持層を緩衝構造として用いるが、繊維が巻き付けられて形成された製品の空隙寸法が異なるため、緩衝効果が不均一である上、一定期間使用すると、空隙が圧し潰されて強固に密着され、緩衝効果が失われて熱が溜まり易いという欠点があるため、改善が求められていた。
そのため、上述の問題点を改善することができる、新規性及び進歩性を有する緩衝構造が求められていた。
台湾実用新案登録第M525672号公報
本考案の目的は、孔槽が分布されて側壁の変形空間が十分な大きさを有するため、外力作用を受けたときに生じる衝撃を吸収することができる緩衝構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、本体を備えた緩衝構造であって、前記本体は、第1の面部及び第2の面部を有し、前記第1の面部から前記第2の面部までの距離は所定厚さであり、前記第1の面部には、複数個の第1の孔槽が凹設され、前記第2の面部には、複数個の第2の孔槽が凹設され、前記第1の孔槽及び前記第2の孔槽は、所定厚さ内に位置し、前記第1の孔槽の側壁は、前記第2の孔槽の側壁と一体に連続接続されることを特徴とする緩衝構造が提供される。
図1は、本考案の一実施形態に係る緩衝構造を示す斜視図である。 図2は、図1の部分拡大図である。 図3は、図1の線A−Aに沿った断面図である。 図4は、図3の部分拡大図である。 図5は、図1の線B−Bに沿った断面図である。 図6は、図5の部分拡大図である。 図7は、図2の一部が外力作用を受けた状態を示す説明図である。 図8は、図7の線C−Cに沿った断面図である。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
図1〜図8を参照する。図1〜図8に示すように、本考案の一実施形態に係る緩衝構造は、少なくとも本体1から構成されてなる。
好ましくは、本体1は、第1の面部2及び第2の面部3を有し、第1の面部2から第2の面部3までの距離は所定厚さである。第1の面部2には、複数個の第1の孔槽21が凹設されている。第2の面部3には、複数個の第2の孔槽31が凹設されている。複数個の第1の孔槽21及び複数個の第2の孔槽31は、所定厚さ内に位置する。複数個の第1の孔槽21の側壁212は、複数個の第2の孔槽31の側壁312と一体に連続接続される。言い換えれば、第1の孔槽21の側壁212は、複数個の第2の孔槽31の側壁312により構成され、逆もまた然りである。そのため外力作用(例えば、当たったときの衝撃、座ったときの体重負荷)を受けると、直接的に力を受けた側壁212,312が同期かつ迅速に作用力を伝達して分散させることができるため、応力が集中することを防ぐことができる。
さらに詳細には、本体1は、柔軟性及び弾性を有する材料(例えばゴム)からなり、複数個の第1の孔槽21と複数個の第2の孔槽31とを交互に配列し、本体1をメッシュ状構造に成形し、外力が加わると、複数個の第1の孔槽21の側壁212と複数個の第2の孔槽31の側壁312とにより形成された空間が十分な大きさを有するため変形可能であり、振動を吸収して緩衝効果を得ることができる。図7及び図8を参照する。図7及び図8に示すように、部分構造を用いて説明する場合、外力が第1の面部2に加わると、側壁212,312が横向き外力の方向で湾曲して変形し、くの字形(足が曲がったような形状)となり、外力を吸収して分散し、緩衝効果を得ることができる。外力が除去されると、本体1が初期状態へ復位するため、次回使用するときに再び緩衝効果を得ることができる。多数のメッシュ構造により構成されているため、側壁212,312の一部が破断しても、完全な側壁212,312により十分な支持力を得て、複数個の第1の孔槽21と複数個の第2の孔槽31とに一定の空間寸法が確保されているため、衝撃を吸収し続けることができる。
ここで、本体1の外側をケース(例えば、スマートフォンケース)で覆って使用する場合、側壁212,312が変形すると、各第1の孔槽21及び各第2の孔槽31内の空気が押圧され、空気が一定空間内で押圧されると流体特性により抵抗力が発生するため、緩衝効果が向上する。
好適には、複数個の第1の孔槽21の孔縁211と、複数個の第2の孔槽31の底壁313とが一体に連続接続され、全体構造の強度が向上する上、第1の面部2が連続したスムースな表面を有するため、外部の物(例えば、人体の臀部)の接触面積が多い上、作用力を均一に分散して均一な緩衝効果が得られる。同じ道理により、複数個の第2の孔槽31の孔縁311と複数個の第1の孔槽21の底壁213とが一体に連続接続されてもよい。
さらに好適には、本体1は、複数個の導通溝4を有する。各導通溝4の開口方向は、各第1の孔槽21の開口方向に対して横向きである。第1の孔槽21と第2の孔槽31とは、各導通溝4を介して連通するため、複数個の第1の孔槽21と複数個の第2の孔槽31との間で空気が自由に流通し得る。そのため、通気性が向上して放熱を速やかに行い、熱が溜まることを防ぎ、快適度が高い。本実施形態において、各導通溝4は、所定厚さ方向で延びて細長い形状を有し、異なる深さに位置する気体を同時に流通させることができる。
さらに好適には、各第1の孔槽21の底壁213には、第1の貫通孔214が形成され、第1の貫通孔214を介して第1の孔槽21と外部とが連通する。各第2の孔槽31の底壁313には、第2の貫通孔314が形成され、第2の貫通孔314を介して第2の孔槽31と外部とが連通する。ここで複数個の導通溝4は、気体を横向きで流通させる。第1の貫通孔214及び第2の貫通孔314は、気体を縦向きで流通させ、気体を多方向で流通させることができるため通気性が良好である。
本実施形態において、複数個の第1の孔槽21及び複数個の第2の孔槽31は、同じ形状及び寸法を有するため、第1の面部2及び第2の面部3は同様の緩衝効果が得られる。
さらに詳細には、第1の孔槽21の側壁212には、4個の第2の孔槽31の側壁312がそれぞれ接続される。各第1の孔槽21は、第1の面部2から第2の面部3にかけて小さくなっており、各第2の孔槽31は、第2の面部3から第1の面部2にかけて小さくなっており、各第1の孔槽21及び各第2の孔槽31は円錐形状である。各第1の貫通孔214及び各第2の貫通孔314が円形状であるため、本体1を射出成型により製造する際、離型をスムーズに行うことができる。
さらに詳細には、各第1の孔槽21の開口の最大径方向寸法及び所定厚さの最大値の比値は0.8〜0.9である。第1の貫通孔214の直径と第1の孔槽21の開口の直径の比値は0.2〜0.4である。第1の面部2と第2の面部3とは、必ずしも互いに平行に形成されなくてもよい上、平面でなくてもよい(如何なる曲面でもよい)ため、所定厚さを変えることができ、一定値であるとは限らない。
上述したことから分かるように、本考案の緩衝構造は、複数個の第1の孔槽の側壁が複数個の第2の孔槽の側壁と一体に連続接続されているため、外力を効果的に分散して構造強度を高めることができる。また導通溝、第1の貫通孔及び第2の貫通孔を有するため、気体が各第1の孔槽、第2の孔槽及び外部に円滑に流通する。そのため通気性が好ましく、快適度を高めることができる。
1 本体
2 第1の面部
3 第2の面部
4 導通溝
21 第1の孔槽
31 第2の孔槽
211 孔縁
212 側壁
213 底壁
214 第1の貫通孔
311 孔縁
312 側壁
313 底壁
314 第2の貫通孔

Claims (10)

  1. 本体を備えた緩衝構造であって、
    前記本体は、第1の面部及び第2の面部を有し、前記第1の面部から前記第2の面部までの距離は所定厚さであり、
    前記第1の面部には、複数個の第1の孔槽が凹設され、
    前記第2の面部には、複数個の第2の孔槽が凹設され、
    前記第1の孔槽及び前記第2の孔槽は、所定厚さ内に位置し、
    前記第1の孔槽の側壁は、前記第2の孔槽の側壁と一体に連続接続されることを特徴とする緩衝構造。
  2. 前記第1の孔槽の孔縁と、前記第2の孔槽の底壁とは一体に連続接続されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。
  3. 前記第2の孔槽の孔縁と、前記第1の孔槽の底壁とは一体に連続接続されることを特徴とする請求項2に記載の緩衝構造。
  4. 前記第1の孔槽と前記第2の孔槽とは交互に配列されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。
  5. 前記第1の孔槽の側壁は、4個の前記第2の孔槽の側壁にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項4に記載の緩衝構造。
  6. 前記第1の孔槽の底壁には、前記第1の孔槽と外部とを連通する第1の貫通孔が形成され、
    前記第2の孔槽の底壁には、前記第2の孔槽と外部とを連通する第2の貫通孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。
  7. 前記第1の孔槽及び前記第2の孔槽は、同じ形状及び寸法を有し、
    前記第1の孔槽の開口の最大径方向寸法及び所定厚さの最大値の比値は0.8〜0.9であることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。
  8. 前記第1の孔槽は、前記第1の面部から前記第2の面部にかけて小さくなっており、
    前記第2の孔槽は、前記第2の面部から前記第1の面部にかけて小さくなっていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝構造。
  9. 前記本体は、複数個の導通溝を有し、
    前記導通溝の開口方向は、前記第1の孔槽の開口方向に対して横向きであり、前記導通溝を介して前記第1の孔槽と前記第2の孔槽とが連通することを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の緩衝構造。
  10. 前記第1の孔槽と前記第2の孔槽とは交互に配列され、
    前記第1の孔槽の側壁は、4個の前記第2の孔槽の側壁にそれぞれ接続され、
    前記第1の孔槽の底壁には、前記第1の孔槽と外部とが連通する第1の貫通孔が形成され、
    前記第2の孔槽の底壁には、前記第2の孔槽と外部とが連通する第2の貫通孔が形成され、
    前記第1の孔槽及び前記第2の孔槽は、同じ形状及び寸法を有し、
    前記第1の孔槽の開口の最大径方向寸法及び所定厚さの最大値の比値は0.8〜0.9であり、
    前記第1の孔槽は、前記第1の面部から前記第2の面部にかけて小さくなっており、前記第2の孔槽は、前記第2の面部から前記第1の面部にかけて小さくなっており、
    前記本体は、複数個の導通溝を有し、
    前記導通溝の開口方向は、前記第1の孔槽の開口方向に対して横向きであり、前記導通溝を介して前記第1の孔槽と前記第2の孔槽とが連通し、
    前記第1の孔槽及び前記第2の孔槽は円錐形状であり、
    前記導通溝は、所定厚さ方向で延びて細長い形状を有し、
    前記第1の貫通孔及び前記第2の貫通孔が円形状であり、
    前記第1の貫通孔の直径と前記第1の孔槽の開口の直径の比値は0.2〜0.4であり、
    前記本体は、柔軟性及び弾性を有する材料からなるとともに、射出成型により製造されることを特徴とする請求項3に記載の緩衝構造。
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