JP3210567U - 顕微鏡用照明装置及び顕微鏡 - Google Patents

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芳英 後藤
大樹 後藤
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Abstract

【課題】観察物をより均一に照らす顕微鏡用照明装置を提供する。【解決手段】顕微鏡用照明装置100は、面で発光する面光源112を有する光源部110と、開口122を有し、開口122の周囲に複数の光源部110をそれぞれヒンジ124により接続する顕微鏡取付具120と、面光源112に電流を供給する電源部130と、を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、顕微鏡用照明装置及び顕微鏡に関する。
従来から材料や生物その他の様々分野における微細部分の観察において顕微鏡が用いられている。特に光学顕微鏡の場合には、観察物に対してハロゲンランプを光源とした照明光を照射することが多い。特許文献1は、LEDを光源とする被写体のLED照明ユニットと、LEDの通電パルス幅を変更することにより調光を行う顕微鏡コントロール部と、LEDの調光指示を入力する調光ボリュームと、当該顕微鏡装置の状態として観察光路を検出する光路検出部と、を有し、顕微鏡コントロール部が、調光ボリュームにより入力された調光指示と光路検出部により検出された観察光路とに基づいて調光を行うこと顕微鏡装置について開示している。
特開2005−250151号公報
しかしながら、ハロゲンランプ、LEDその他の点光源又は線光源を、顕微鏡の照明光として用いた場合には、観察物の凹凸に応じて照らされる部分と陰になる部分とが現れ、所望の箇所を観察するためには光源や観察物の位置や向きを変化させたりする必要があった。特に観察物が奥に入り組んだ隙間構造である場合には、光が入り込みにくいため、観察するのが難しかった。
本考案は上述の事情に鑑みてされたものであり、観察物をより均一に照らす顕微鏡用照明装置及び顕微鏡を提供することを目的とする。
本考案に係る顕微鏡用照明装置は、面で発光する面光源を有する光源部と、開口を有し、前記開口の周囲に複数の前記光源部をそれぞれヒンジにより接続する顕微鏡取付具と、前記面光源に電流を供給する電源部と、を備える顕微鏡用照明装置である。
また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記ヒンジのそれぞれの回動軸は、前記開口の周囲に沿って配置されていてもよい。また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記電流の大きさを連続的に調節する調光操作部を更に備えていてもよい。
また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記面光源は、発光材料からなる薄膜が発光してもよい。この場合において、前記発光材料は有機EL材料とすることができる。また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記面光源はそれぞれ矩形とすることができる。また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記顕微鏡取付具は、4つの前記光源部を接続することとしてもよい。
また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記光源部それぞれの光の照射方向は、前記開口の開口軸を照射する方向とすることができる。また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記ヒンジにより前記平面の角度を変化させることにより、前記開口軸における照射位置が変化することとしてもよい。また、上述の顕微鏡用照明装置において、前記面光源の合計面積は、16cm〜150cmとすることができる。
本考案の顕微鏡は、上述のいずれかに記載の顕微鏡用照明装置と、複数のレンズからなる光学系を有する光学系装置と、を備え、前記顕微鏡用照明装置は、前記光学系が前記開口に配置され、前記光学系装置に対して取り付けられる顕微鏡である。
また、上述の顕微鏡において、前記光源部それぞれの光の照射方向は、前記光路を照射する方向であってもよい。また、上述の顕微鏡において、前記ヒンジにより前記平面の角度を変化させることにより、前記光路上の照射位置が変化してもよい。
本考案の顕微鏡用照明装置及び顕微鏡によれば、観察物をより均一に照らすことができる。
本開示の実施形態に係る顕微鏡用照明装置を示す斜視図である。 各光源部の角度を、ヒンジを支点として変化させた場合の斜視図である。 顕微鏡用照明装置を用いた顕微鏡について概略的に示す図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。以下の説明において、同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面における各部の幅、厚さ、形状等については、説明を分かりやすくするための例示であり、本考案の技術的思想の解釈を限定するものではない。
図1は、本開示の実施形態に係る顕微鏡用照明装置100を示す斜視図である。図1に示されるように、顕微鏡用照明装置100は、光源部110と、顕微鏡取付具120と、電源部130とを備えている。ここで光源部110は、面で発光する面光源112を有している。「面で発光する」とは、平面又は曲面上に成膜された発光材料が発光することを意味し、特に有機EL(Electro Luminescence)発光材料を用いることが好ましい。顕微鏡取付具120は、開口122を有し、開口122の周囲に光源部110を複数接続している。電源部130は、各面光源112に電流を供給する。また、光源部110と顕微鏡取付具120とは、面光源112の平面の角度を変化させるヒンジ124を介して接続されている。
顕微鏡用照明装置100は、更に、各光源部110の面光源112に供給する電流の大きさを連続的に調節する調光操作部132を有していてもよい。本実施形態においては調光操作部132は、電源部130に設けられているが、調光操作部132は電源部130と別に設けられていてもよい。
面光源112は、発光材料からなる薄膜が発光するものとすることができ、特に有機EL発光材料を用いた照明とすることができる。このように全体が均一に発光する面光源112を用いることにより、陰影の発生を低減し、顕微鏡に取り付けられた際に、観察物の隙間等の奥まで光が入り細かな部分まで観察する事ができる。併せて、観察物からの乱反射によるチラツキ現象も少なく、自然光での観察を行うことができる。また、有機ELの光は、演色性に優れており、Ra90等の自然光(太陽光)に近い値にあることも多い。このため、色の変化や比較等の判断を要する観察物の検査には極めて有効性が高い。
光源部110それぞれの光の照射方向は、開口から延びる開口軸151を照射する方向である。ここで開口軸151は、開口122を通過する仮想的な直線であり、例えば開口122の中心軸としてもよい。開口軸151は、開口122が平板に開けられた穴である場合には、平板の平面に垂直な方向とすることができる。
図2は、各光源部110の角度を、ヒンジ124を支点として変化させた場合の斜視図である。この図に示されるように、各光源部110の面光源112の平面と、顕微鏡取付具120の開口122が開けられた平面との角度が、図1の場合よりも大きくなっている。このように、各光源部110の顕微鏡取付具120に対する角度を大きくすることにより、開口軸151上の、より顕微鏡取付具120に近い領域に光を照射することができる。したがって、ヒンジ124を用いて面光源112の平面の角度を変化させることにより、開口軸151上の照射位置を変化させることができる。
ここで、ヒンジ124の回動軸は、開口122の周囲に沿う方向となるように配置することができる。このように配置することにより、ヒンジ124により光源部110を回動させたとしても、面光源112からの光は開口軸151から外れることなく照射される。このように複数の光源部110がそれぞれヒンジ124により顕微鏡取付具120に対する角度を変化させることができるため、観察物の形状等に合わせて光を照射することができる。
本実施形態においては、顕微鏡取付具120は、4つの光源部110を接続することとすることとしている。このような場合には、例えば平面視で照射角度を90度ずつ異ならせるように配置することができるため、顕微鏡に取り付けた際に観察物に対して4方向から光を照射することができ、照射物の凹凸による陰影をより低減することができる。しかしながら、光源部110の数は4つに限られず、2つ、3つ、5つ以上とすることができる。このように、本実施形態における顕微鏡用照明装置100を顕微鏡に用いた場合には、観察物の凹凸による陰影を軽減し、より均一に照らすことができる。
顕微鏡用照明装置100を顕微鏡の一部として用いる場合には、開口122内に、例えば光学系の一部を配置し、光学系に取り付けることができる。この際、顕微鏡取付具120の外側側面から開口122内面に向けて伸びるネジ穴を利用した取付ネジ126により、顕微鏡用照明装置100を光学系に固定することとしてもよい。また各面光源112の平面形状は矩形とすることができる。これにより観察物に、より均質な光を照射することができる。
また、面光源112の合計面積は、例えば16cm〜150cmとすることができる。16cm未満の場合には照射の距離によっては暗すぎてしまう恐れがあり、150cmを超える場合には、顕微鏡の取付領域が十分でない場合が生じる恐れがあるためである。
図3は、顕微鏡用照明装置100を用いた顕微鏡600について概略的に示す図である。この図に示されるように、顕微鏡600は、複数のレンズからなる光学系510を有する光学系装置500と、顕微鏡用照明装置100とを有している。顕微鏡用照明装置100は、光学系510の光路550が開口122に配置されるように、光学系装置500に対して取り付けられる。光学系装置500は、例えば光学系510と、本体502と、ステージ504とを有している。光学系510は、例えば接眼レンズ512と、対物レンズ514と、その他のレンズを収める鏡体516とを有している。図3では、顕微鏡用照明装置100の開口122に、光学系装置500の鏡体516を配置し、取付ネジ126により固定している。しかしながら、顕微鏡用照明装置100の取り付け位置は、鏡体516に限らず、光学系装置500の構成により適宜定めることができる。
このように顕微鏡用照明装置100が光学系装置500に取り付けられた顕微鏡600においては、光源部110それぞれの光の照射方向は、光学系装置500の光路550を照射する方向となる。また、ヒンジ124により面光源112の平面の角度を変化させることにより、光路550上の照射位置を変化させることができる。この顕微鏡600を用いた観察においては、複数の方向から、光路550上にあるステージ504上の観察物551を照らすことができるため、観察物551の凹凸による陰影を低減することができる。また、光路550上にあるステージ504上の観察物551が照明されるようにヒンジ124の角度を調節し、また必要な場合には、調光操作部132により明るさを調節することで、最適な照明で観察物を観察することができる。
以上説明したように、本開示による顕微鏡用照明装置100及び顕微鏡600では、観察物551の凹凸による陰影を低減し、より均一に照らすことができる。
100 顕微鏡用照明装置,110 光源部,112 面光源,120 顕微鏡取付具,122 開口,124 ヒンジ,126 取付ネジ,130 電源部,132 調光操作部,151 開口軸,500 光学系装置,502 本体,504 ステージ,510 光学系,512 接眼レンズ,514 対物レンズ,516 鏡体,550 光路,551 観察物,600 顕微鏡

Claims (13)

  1. 面で発光する面光源を有する光源部と、
    開口を有し、前記開口の周囲に複数の前記光源部をそれぞれヒンジにより接続する顕微鏡取付具と、
    前記面光源に電流を供給する電源部と、を備える顕微鏡用照明装置。
  2. 前記ヒンジのそれぞれの回動軸は、前記開口の周囲に沿って配置される、請求項1に記載の顕微鏡用照明装置。
  3. 前記電流の大きさを連続的に調節する調光操作部を更に備える、請求項1又は2に記載の顕微鏡用照明装置。
  4. 前記面光源は、発光材料からなる薄膜が発光する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  5. 前記発光材料は有機EL材料である、請求項4に記載の顕微鏡用照明装置。
  6. 前記面光源はそれぞれ矩形である、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  7. 前記顕微鏡取付具は、4つの前記光源部を接続する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  8. 前記光源部それぞれの光の照射方向は、前記開口の開口軸を照射する方向である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  9. 前記ヒンジにより前記平面の角度を変化させることにより、前記開口軸における照射位置が変化する、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  10. 前記面光源の合計面積は、16cm〜150cmである、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の顕微鏡用照明装置と、
    複数のレンズからなる光学系を有する光学系装置と、を備え、
    前記顕微鏡用照明装置は、前記光学系が前記開口に配置され、前記光学系装置に対して取り付けられる顕微鏡。
  12. 前記光源部それぞれの光の照射方向は、前記光路を照射する方向である、請求項11に記載の顕微鏡。
  13. 前記ヒンジにより前記平面の角度を変化させることにより、前記光路上の照射位置が変化する、請求項11又は12に記載の顕微鏡。
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