JP3210500U - 茶葉用の飲用容器 - Google Patents

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【課題】茶葉から淹れた茶の味を味わえ、茶の有用成分を多く含む茶汁を飲用でき、好みの濃さの茶を飲用でき、付属の湯呑に注いで飲用できる茶葉用の飲用容器を提供する。【解決手段】茶葉用飲用容器1は飲料水5を充填した本体部2と、該本体部2の上部に取り外し自在に外設した湯呑部13とからなり、該湯呑部13にはティーバッグ収納部3を備える。該ティーバッグ収納部3内部は真空又は窒素充填してティーバッグ7を収納し、フィルム状体11で剥離可能に封着する。該フィルム状体11を剥離して取り出したティーバッグ7を該本体部2の飲料水5中に没入せしめ、所望の濃さの茶にした後、該引上げ手段15を上方に引くことにより、該ティーバッグ7が該本体部2における口部19により圧搾され、ティーバッグ7から茶汁が絞り出される。ティーバッグ7を除いた後の茶は湯呑部13に注いで飲用することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、茶葉の酸化を防止して茶葉から淹れた茶の味、香りを味わうことができ、茶本来の色を保つことができ、茶の有用成分を多く含む茶汁を残さず飲用でき、好みの濃さの茶を飲用でき、付属の湯呑に注いで飲用できる茶葉用の飲用容器に関するものである。
従来のペットボトルや缶で販売されている緑茶、紅茶、ウーロン茶等は、茶葉から抽出した茶を充填してあるため、茶が酸化し、味、香り、色等が損なわれる。また、茶の濃さは製造メーカによって決められてしまい、自分の好みの濃さの茶を飲用することができない。
特許文献(特許第5757433号)において、ペットボトル用ティーバッグ及びその製造方法が開示されたが、ティーバッグに充填された茶の酸化を防止する方法については何ら開示されておらず、ティーバッグをペットボトルに入れるまでにティーバッグに充填された茶葉が空気に触れて酸化するため、新鮮な茶葉から淹れた茶の味、香りを味わうことができず、茶本来の色を保つことができないという問題点がある。また、茶には、カテキン類、ビタミン類などの有用成分が豊富に含有されており、健康を増進できることが知られているが、該有効成分を多く含む茶汁を飲用することができないという問題点がある。
また、市販されているペットボトルや缶は、付属の湯呑がなく容器に口をつけて直接飲まなくてはならないため、女性は人前で飲みにくいという問題点がある。
特許第5757433号公報
本考案は、茶又は茶葉の酸化により茶の味、香り、色、有用成分を損なう、好みの濃さの茶を飲用することができないという問題点を解決し、茶葉から淹れた茶の味、香りを味わうことができ、茶本来の色を保つことができ、新鮮な茶の有用成分を多く含む茶汁を残さず飲用することができ、好みの濃さの茶を飲用でき、付属の湯呑に注いで飲用できる茶葉用の飲用容器を提供することを目的とする。
本考案者は上記目的を達成するため本考案は、下記飲用容器を提供するものである。
(1)飲料水を充填し、上部を蓋部で密閉した本体部と、該本体部上部に取り外し自在に外設した湯呑部とからなる飲用容器であって、
該湯呑部はティーバッグ収納部を備え、
該ティーバッグ収納部はフィルム状体で剥離可能に封着され、
該ティーバッグ収納部内部は真空又は窒素充填して茶葉を内包したティーバッグを収納し、
該ティーバッグにおいて水平部の最大幅は該本体部の口部内径より大きく、
該ティーバックには引き上げ手段を備えさせ、
該ティーバック収納部のフィルム状体を剥離して取り出したティーバッグを該本体部内の飲料水中に没入せしめ、
所望の濃さの茶にした後、該引き上げ手段を上方に引くことにより、該ティーバッグが該本体部口部を通過する時に該口部により圧搾され、ティーバッグから茶汁が絞り出され、
ティーバッグを除いた後の茶を該湯呑部に注いで飲用することができる飲用容器である。(請求項1)
(2)前記引き上げ手段は複数の茶の色を備えることを特徴とする(請求項2)。
(3)前記ティーバッグは、可撓性を有する圧搾手段に内設させることを特徴とする(請求項3)。
(4)前記口部には可撓部を備えさせ、該可撓部を外側から指で押圧することにより、前記ティーバックを揉むことができるようにしたことを特徴とする(請求項4)。
請求項1の考案によれば、ティーバッグに充填された茶葉の酸化を防止することにより、新鮮な茶葉から淹れた茶本来の味、香りを味わうこと及び茶本来の色を保つことができ、ティーバッグを圧搾して茶汁を絞り出すことにより茶の有用成分を多く含む茶汁を飲用することができる茶葉用の飲用容器を提供することできる。
請求項2の考案によれば、引き上げ手段の供えられた複数の茶の色を指標として茶の濃さを判断することが可能となり、好みの濃さの茶を飲用できる。
請求項3の考案によれば、該圧搾手段によりティーバッグを更に圧搾することができ、茶の有用成分を多く含む茶汁を残さず飲用することができる。
請求項4の考案によれば、該飲用容器口部の可撓部の外側から押圧してティーバックを揉むことにより、ティーバッグ中に残留する茶の有用成分を多く含む茶汁を絞り落とすことができる。
図1は、本考案にかかる茶葉用の飲用容器の正面断面図である。 図2は、該飲用容器においてティーバッグを飲料水中に没入せしめた状態を示す正面断面図である。 図3は、該飲用容器においてティーバッグを圧搾する状態を示す正面断面図である。 図4は、該飲用容器からティーバッグを除いた状態を示す正面断面図である。 図5は、圧搾手段を備えたティーバッグを示す拡大正面図である。 図6は、該飲用容器口部の可撓部の一例を示す部分正面図である。 図7は、図6のVII−VII端面図である。
図1は、本考案にかかる茶葉用の飲用容器1の一例を示す正面断面図である。該飲用容器1は飲料水5を充填し上部を蓋部21で密閉した本体部2と、該本体部2の上部に取り外し自在に外設した湯呑部13とからなる。該湯呑部13はティーバッグ収納部3を備える。該ティーバッグ収納部3はフィルム状体11で剥離可能に封着され、該ティーバッグ収納部3の内部は真空又は窒素充填して茶葉9を内包したティーバッグ7を収納する。該ティーバック7は空気に触れないので、該ティーバッグ7内の茶葉9は酸化することなく、新鮮な状態を保持できる。該ティーバッグ7において水平部の最大幅は該本体部2における口部19の内径19aより大きい。該ティーバッグ7には引き上げ手段15を備えさせる。
該ティーバッグ収納部3のフィルム状体11を剥離して取り出したティーバッグ7を該本体部2の飲料水5中に没入せしめ、所望の濃さの茶にした後、該引上げ手段15を上方に引くことにより、該ティーバッグ7が該本体部2における口部19により圧搾され、ティーバッグ7から茶汁23が絞り出される。ティーバッグ7を除いた後の茶は湯呑部13に注いで飲用することができる。
該本体部2及び該湯呑部13はどのような材料からなるものでもよく、例えばポリエチレンテレフタレートが好ましい。該本体部2の上部に該湯呑部13を取り外し自在に外設するには、例えば該本体部2に凸部27を設け、該湯呑部13に凹部29を設け、該凸部27と該凹部29とを嵌合させる。ティーバッグ7に充填する茶葉9は緑茶、紅茶、ウーロン茶などの茶葉を用いることができる。ティーバッグ7の形状は四角形の袋状、三角錐状などどのような形状でもよい。該フィルム状体11は空気を透過しない性質を備えていればよく、一例としてポリエチレンフイルム等の合成樹脂フィルムを用いる。
該引き上げ手段15は棒状体、紐、糸等が好ましい。引き上げ手段15には、複数の茶の色を備える部分25を備える。該複数の茶の色を備える部分25は、ティーバッグ7に充填する茶葉9から茶を淹れたときの茶の色とし、濃い茶の色から薄い茶の色までを備えさせる。茶の色は、少なくとも、濃い茶の色、一般的な濃さの茶の色、薄い茶の色の3種類に分けるのが好ましく、更に好ましくは薄い茶の色25a、やや薄い茶の色25b、一般的な濃さの茶の色25c、やや濃い茶の色25d、濃い茶の色25eの5種類とする。また、濃い茶の色から薄い茶の色までをグラデーションにしてもよい。
図2は、飲用容器1の本体部2の飲料水5にティーバッグ7が没入した状態の一例を示す正面断面図である。湯呑部13を外し、フィルム状体11を剥離してティーバッグ7を取り出す。該本体部2の蓋部21を開け、口部19より該ティーバッグ7を飲料水に没入させる。ティーバッグ7に内包された茶葉9は、該フィルム状体11を剥離するまで酸素に一切触れることないため、酸化しない新鮮な状態の茶葉9から浸出される茶を作ることができる。
ティーバッグ7が飲料水5に没入した後、引上げ手段15における上部把持部17を上下方向に動かすことにより、茶葉から茶の成分が浸出し、その浸出時間により茶を好みの濃さにすることができる。その際、茶成分が浸出した飲料水の色を、複数の茶の色を備える部分25の色を指標として比較することにより、茶の濃さを判断することができる。
図3は、飲用容器1においてティーバッグ7を圧搾する状態の一例を示す正面断面図である。該引き上げ手段15を上方に引くことにより、該ティーバッグ7は本体部2の口部19を通過する時に該口部19により圧搾され、ティーバッグ7から茶汁23が絞り出されることにより、茶の有用成分を多く含む茶汁23を飲用することができる。
図4は、本体部2からティーバッグ7を除いた状態の一例を示す正面断面図である。ティーバッグ7は茶汁23が絞り出された状態であるので、茶汁23が垂れ落ちる心配なく捨てることができる。本体部2内の茶は、湯呑部13に注いで飲用することができる。
図5は、圧搾手段31を備えたティーバッグ7の一例を示す拡大正面図である。該圧搾手段31は可撓性を有することにより、該ティーバッグ7が本体部2の口部19を通過する際に、該圧搾手段31が該ティーバッグ7を強く圧搾して茶汁23を絞り切ることができ、茶汁23を残さず飲用することができる。該圧搾手段31は、該ティーバッグ7が本体部2の口部19を通過する際に飲料水中に茶汁23が落ちる形状であれば、形状は問わないものであり、図5に示す形状以外に網状が考えられる。
図6は、該飲用容器口部の可撓部の一例を示す部分正面図である。図7は、図6のVII−VII端面図である。該口部19の上方に可撓部20を備えさせ、該可撓部20は可撓性の低い部分20aと可撓性の高い部分20bとからなる。該引き上げ手段15を上方に引き、口部19をティーバッグ7が通過する際に、可撓性の高い部分20bを外側から指で押圧してティーバック7を揉んでティーバック7に残留する茶汁を本体部2内に絞り出すことにより、有用成分を多く含む茶汁を余すとことなく飲用できる。
1 飲用容器
2 本体部
3 ティーバッグ収納部
5 飲料水
7 ティーバッグ
9 茶葉
11 フィルム状体
13 湯呑部
15 引き上げ手段
17 把持部
19 口部
19a 内径
20 可撓部
20a 可撓性が低い部分
20b 可撓性が高い部分
21 蓋部
23 茶汁
25 複数の茶の色を備える部分
25a 薄い茶の色
25b やや薄い茶の色
25c 一般的な濃さの茶の色
25d やや濃い茶の色
25e 濃い茶の色
27 凸部
29 凹部
31 圧搾手段

Claims (4)

  1. 飲料水を充填し、上部を蓋部で密閉した本体部と、該本体部上部に取り外し自在に外設した湯呑部とからなる飲用容器であって、
    該湯呑部はティーバッグ収納部を備え、
    該ティーバッグ収納部はフィルム状体で剥離可能に封着され、
    該ティーバッグ収納部内部は真空又は窒素充填して茶葉を内包したティーバッグを収納し、
    該ティーバッグにおいて水平部の最大幅は該本体部の口部内径より大きく、
    該ティーバックには引き上げ手段を備えさせ、
    該ティーバック収納部のフィルム状体を剥離して取り出したティーバッグを該本体部内の飲料水中に没入せしめ、
    所望の濃さの茶にした後、該引き上げ手段を上方に引くことにより、該ティーバッグが該本体部口部を通過する時に該口部により圧搾され、ティーバッグから茶汁が絞り出され、
    ティーバッグを除いた後の茶を該湯呑部に注いで飲用することができる飲用容器。
  2. 前記引き上げ手段は複数の茶の色を備えることを特徴とする請求項1記載の飲用容器。
  3. 前記ティーバッグは、可撓性を有する圧搾手段に内設させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の飲用容器。
  4. 前記口部には可撓部を備えさせ、該可撓部を外側から指で押圧することにより、前記ティーバックを揉むことができるようにしたことを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の飲用容器。
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