JP3210385U - フラットルーフ住宅の小屋裏換気構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】暖気(小屋裏空気)と冷気(冬期間の外気)との急速な混合による換気開口の結露を抑えて、軒天近傍の外壁の汚損を防止するフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造を提供する。【解決手段】外壁S表面から軒先縁端13までの水平方向寸法を20cm以下に設定し、外壁Sの上端部を換気開口20の屋内側画成面とする一方、換気開口20の屋外側画成面となる破風40に、外観形状略直方体の、通気性をもった繊維フィルター材30を固定するものであり、当該繊維フィルター材30は、その長手方向を、軒と平行に配設する。開口部に、通気性のある略直方体の繊維フィルター材30を設けることにより、屋外に排出される暖気と屋内に流入する冷気は、繊維フィルター部分を通過するときに流速が落ちるとともに、繊維フィルター内において暖気/冷気は、ゆるやかに温度変化を起こし、結露を抑える。【選択図】図1
Description
本考案は、寒冷地におけるフラットルーフ住宅の小屋裏換気に係り、とくに軒天に設ける換気開口の構造に関する。
近時、寒冷地住宅は、冬期における氷柱の発生を防止するため、例えば図7に示すように、屋根勾配が緩やかなフラットルーフ1を用い、軒天に換気用開口2を設ける設計が増えている。3は住宅本体、4は小屋裏、矢印6は、小屋裏4の空間を流動する空気の流れである。
フラットルーフ1は緩やかな傾斜、例えば、2/100勾配(2%勾配;約1.15度)であり、軒天(軒先縁端部)7は、住宅本体の外壁8から十分な距離をもたせて設計される。フラットルーフ1に緩やかな傾斜を設けるのは、雨水を住宅本体3の外側へ排出させるためである。
フラットルーフ1は、勾配が緩やかなため、屋根(1)に積もる雪の落下を抑えることが出来、複雑な構造をもつ無落雪屋根のような高額の建築コストを要しない。フラットルーフ1は、切妻屋根と同様に、自然換気の構造をとりやすい。換気用開口2からの外気導入により屋根の温度が十分に低くなれば、屋根に積もった雪の滑落も抑えることが出来る。
従来の寒冷地用住宅は、小屋裏換気による外気導入が保証されれば落雪もないという設計原理に基づき、換気用開口2を設ける軒天の突出量を十分に大きくとった。換気用開口2を設ける軒天7を外壁8から遠ざける方が、雨水の滴下による外壁8の汚損を防止できるためである。
しかしながら、軒天7の突出量が大きいと、換気用開口2まわりに氷柱(つらら)が発生しやすいなどの問題が生じた。空気が滞留して結露が生じやすく、結露が凍結して氷柱となって成長するからである。
そこで、本出願人は、軒先7の突出量を抑えつつ、氷柱(つらら)の発生を抑える換気構造を提案した(特許文献1)。
これは、軒天7の突出寸法を10cm程度と小さくし、軒天7に空気の滞留が生じないようにすることによって、氷柱の発生を防止するものである。
問題は、軒天の突出寸法を小さくしても、寒冷地においては、換気口まわりにおいて、小屋裏から排出される暖気と冬期の外気(冷気)とが混ざり合う結果、湿気(結露)が外壁に付着して、長い年月をかけて外壁を汚損することにある。
そこで、本考案の目的は、暖気(小屋裏空気)と冷気(冬期間の外気)との急速な混合による結露の発生を抑えて、軒天近傍の外壁の汚損を防止することにある。
前記目的を達成するため、本考案に係るフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造は、外壁表面から軒先縁端までの水平方向寸法を20cm以下に設定し、外壁の上端部近傍を換気開口の屋内側画成面とする一方、換気開口の屋外側画成面となる破風に、外観形状略直方体の、通気性をもった繊維フィルター材を固定するものであり、当該繊維フィルター材は、その長手方向を、軒と平行に配設する(請求項1)。
開口部に、通気性のある略直方体の繊維フィルターを設けることにより、屋外に排出される暖気(小屋裏空気)と屋内に流入する冷気(冬期間の外気)は、繊維フィルター部分を通過するときに流速が落ちるとともに、繊維フィルター内において暖気/冷気は、若干の温度変化を起こす。
開口部まわりの空気の流れ(排出/流入)は、風向きによる外気の負圧/正圧による自然換気とすることが望ましいが、自然換気の場合、排出と流入が同時に起こることはないから、繊維フィルターを通過する空気は、暖気(小屋裏空気)または冷気(冬期の外気)のいずれか一方である。
このため、暖気(小屋裏空気)が屋外に出るときは、繊維フィルター内にある冷気と混じってから屋外に排出されるので、結露は生じにくい。従って、開口の屋外側における結露を防止でき、外壁の汚損を防止できる。
また、冷気が屋内に入るときは、繊維フィルター内にある暖気と混じってから屋内に流入するので、屋内側にも結露は生じにくい。
繊維フィルターを破風に固定するのは、釘やネジ等の固定金具を外壁に打たないようにするためである。
寒冷地において、外壁の化粧板に対して、外側から釘やネジを打ち込むと、
当該部分の金属等が夏/冬の寒暖差によって膨張と収縮を繰り返し、外壁に腐食等のダメージを与える可能性があるからである。
当該部分の金属等が夏/冬の寒暖差によって膨張と収縮を繰り返し、外壁に腐食等のダメージを与える可能性があるからである。
屋外側から見えない破風の裏面に繊維フィルターを固定する構造とすれば、外壁の損傷を長期にわたって防止し、住宅の外観品質を維持することが可能となる。
繊維フィルター材は、平板状の基板に固定された略直方体のフィルター本体を備えてなり、前記基板が破風に固定される一方、フィルター本体の屋内側の縦面が、外壁表面の上端部に圧接する場合がある(請求項2)。
破風に固定する繊維フィルター材は、適宜の支持材を介して固定する。この場合、平板状の基板にフィルター本体を固定し、当該基板を破風に固定する構造とすれば、取付作業が容易となる。
フィルター本体の寸法を開口部寸法よりも若干大きくしておき、フィルター本体の屋内側の縦面が、外壁表面の上端部に圧接することによって、開口部まわりの寸法誤差を解消することが出来る。
また、直方体を呈するフィルター本体は、経年使用によって収縮する可能性があるが、予め寸法を大きくとって圧接させておけば、痩せ劣化による隙間の発生を抑えることが出来る。
繊維フィルター材の基板と破風は、当該基板の裏面または破風表面に設けた係止フック/係合受材を介して両者を係合させる場合がある(請求項3)。
繊維フィルター材の基板を破風の裏面(屋外側)に固定するとき、釘やネジを用いると、メンテナンス時に交換作業が難しくなる場合がある。
そこで、係止フックと係合受材を利用して、繊維フィルター材の基板を破風の裏面(屋外側)に係着すれば、交換作業が容易となる。
係止フックと係合受材のいずれか一方を破風に配する一方、他方の係合手段を繊維フィルター材の基板に配し、両者の係合によってフィルター本体を換気開口に着脱自在に取り付ければ良い。
断面略コ字状を呈する雨樋の、家屋側の垂直立上部を破風に固定するとともに、当該雨樋の屋外側の立上部に耐候性のある樹脂材を配する一方、当該雨樋を傾斜角度ゼロとして、軒天と平行になるよう配設する場合がある(請求項4)。
フラットルーフ住宅は、外的美観を重視する。このため、軒天に無用な雨樋を配することは好ましくない。
しかしながら、屋根の水下(雨水排出側)の下に玄関を設ける場合や、外壁の汚損を避ける等の理由から、雨樋を設けることが望ましい場合もある。
そこで請求項4は、雨樋と軒天を平行にすること、および雨樋の屋外側の立上部に耐候性のある樹脂材を配することによって、雨樋の存在による外観上の違和感を軽減する。
第一に、雨樋と軒天を平行にすることによって、美観上の違和感を軽減し、第二に、雨樋の屋外側の立上部に耐候性のある樹脂材を配することによって、軒天まわりの色彩の統一感を確保し、長期にわたって雨樋の変色を防止する。
かかる構成によれば、繊維フィルター材を介して、暖気(小屋裏空気)と冷気(冬期間の外気)との急速な混合による結露の発生を抑え、軒天近傍の外壁の汚損を防止することが出来る。
図1は、本考案に係るフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造の実施形態を示すものである。10は、フラットルーフ、11は、小屋裏空間、12は、断熱パネル、13は、軒天(軒先縁端部)、14は、構造用合板、15は、屋根用金属板、15Fは、屋根用金属板15の屋外側先端部、40は破風、17は淀である。
家屋Pの外壁Sの構造は、適宜設計できる。この実施形態では、外壁S(外壁化粧材)の裏面に換気用空間27、断熱材28、防水シート29等を設ける場合を例示しているが、外壁構造はこの実施形態のものに限定されない。
例えば、断熱材28の外側(屋外側)に構造用合板(図示せず)を配し、換気用空間27を設けることなく構造用合板の屋外側に外壁化粧材を配する等である。木造住宅の外壁構造は、軸組工法、枠組み工法(2×4工法を含む)等各種あるので、適宜の外壁構造をとることが出来る。
軒天(軒先縁端部)13と外壁S(外壁化粧材)との水平寸法は、20cm以下、好ましくは,例えば15〜10cm程度とする。
図2に、斜線をもって示すように、換気開口20は、例えば、フラットルーフ10の水上(傾斜上部)の端部10−1と、水下(傾斜下部)10−2の端部に設ける。換気開口20は、軒に沿った長尺の開口として良い。
換気開口20を軒に沿って配するので、換気開口20に配する繊維フィルター材30は、その長手方向が軒と平行に配設される。
図1に戻り、換気用開口20は、外壁S(外壁化粧材)の上部(上端部近傍)を、換気開口20の屋内側画成面としてある。従来の換気用開口のように、外壁から離れた位置に独立して開設した換気用開口が存在するのではなく、外壁S上部そのものが換気用開口20を画成する手段となることで、軒天(軒先縁端部)13と外壁Sとの距離を可能な限り小さく設計可能とした。
図3に示すように、換気開口20に配する繊維フィルター材30は、破風40の屋内側の垂直面40−1に固定する。
固定を容易にするため、繊維フィルター材30は、例えば、平板状の基板31に固定した略直方体のフィルター本体32によって構成し、釘等の固定金具を介して基板31を破風40に固定する。
フィルター本体32を、例えば略直方体とするのは、換気開口20に配したときに、フィルター本体32が隙間なく通気性を保ったままで、換気開口20を閉鎖できるようにするためである。
換気開口20は、破風40の屋内側の垂直面40−1と垂直な外壁Sによって画成されるので、フィルター本体32を略直方体とすることにより、屋外側/屋内側の両垂直面に密着させて換気開口20を閉鎖できる。
より好ましくは、フィルター本体32の屋内側の面を、外壁S表面の上端部に圧接させる。
具体的には、換気開口20の短手寸法よりも、フィルター本体32の短手寸法を大きく設定し、繊維フィルター材30の装着時に、フィルター本体32が若干の圧縮を受けながら換気開口20を閉鎖するようにすれば良い。
経年劣化によるフィルター本体32の痩せ収縮が生じた場合にも、繊維フィルター材30が換気開口20に隙間を作らないようにするためである。
フィルター本体32は、換気開口20の短手方向(横方向)よりも縦方向の寸法を大きくとり、換気時における温度差のある空気が急速に混じり合うことを可能な限り避けることが望ましい。この場合、フィルター本体32は、断面が縦長の長方形を呈する。
フィルター本体32は、天然繊維/樹脂繊維をランダムに絡み合わせつつ、内部に適度の空隙をもった繊維構造とする。空気の流動性を確保し、流入する空気と排出する空気とを、フィルター内で温度変調整(温度変化)させつつ換気を行うためである。
形状保持のため、フィルター本体32の表面には、適宜の形状保持材、例えば、スプレー噴霧した固形化ワックス等をコーティングしても良い。
従って、かかる構成によれば、破風40に固定した繊維フィルター材30によって、暖気(小屋裏空気)と冷気(冬期間の外気)との急速な混合による結露の発生を抑え、軒天13近傍の外壁の汚損を防止することが出来る。フィルター本体32は、樹脂繊維および/または天然繊維を不織布状に絡み合わせたものを使用するので、内部に空気を保留し、流入空気/流出空気の急激な温度変化を抑えて、結露の発生を抑えるからである。
繊維フィルター材30は、破風40に固定する。従って、外壁Sに釘やネジ等の固定部材を打ち込む必要がなく、外壁Sへのダメージを避けることが出来、長期にわたって外壁Sの品質を維持できる。
また、フィルター本体32は、断面水平方向よりも断面垂直方向の寸法を大きく設定してある。流入空気/流出空気の交換距離を長くすることによって、空気の急激な温度変化を出来るだけ抑えるためである。
図4は、繊維フィルター材30の基板31と破風40を、係止フック35/係合受材37を介して係合させる場合を例示するものである。
この実施形態では、係合受材37を断面略U字状、係止フック35を断面略J字状に成形する場合を図示したが、両者が確実に係合して繊維フィルター材30の配設状態を維持できれば、係止フック35/係合受材37の形状は自由に設計して構わない。
係止フック35と係合受材37のいずれか一方を破風40に配する一方、他方の係合手段(35/37)を繊維フィルター材30の基板31に配し、両者の係合によってフィルター本体を換気開口に着脱自在に取り付ければ、釘やネジ等の固定金具を使用した場合に較べ、繊維フィルター材30の交換作業をより容易に行うことが出来る。
フィルター本体32は、樹脂繊維および/または天然繊維を不織布状に絡み合わせたものを使用するので、直射日光を浴びなくても経年劣化による劣化収縮を起こす可能性があるため、取り替え交換を容易にしておくことにより、交換メンテナンスの作業コストを軽減し、家屋Pの外壁Sの汚損の可能性を低減させることが出来る。
図5は、破風40の屋外側であって、軒天13の直下に、雨樋60を設ける場合を例示するものである。
本考案に係る換気開口20の構造によれば、流入空気/流出空気の急激な温度変化を抑えて結露の発生を抑えることが出来るので、外壁Sの汚損を防止できるが、軒天13の先端部から落ちる雨水/融雪水が、淀17から破風40へと伝わり、フィルター本体32の下端面に水が付着して、通気性能を低下させる虞がある。
そこで、好ましくは雨樋60を設け、雨水によるフィルター本体32の性能低下を避ける。
雨樋60は、家屋Pの外観本質を考慮して、金属板の外側面(屋外からの露出箇所)に耐候性のある樹脂被覆材を設けることが望ましい。また、より好ましくは、雨樋60の屋外側の縦材60−1には、耐候性のある樹脂(例えば塩化ビニール系樹脂)によって成形した部材を用いる。
また、家屋Pの美観保持のため、雨樋60は、設定の傾斜角度をゼロとして、軒天13と平行に配設することが望ましい。雨水を排出する縦樋Qは適宜箇所に設ける。雨樋60の傾斜角度はゼロでも排水機能は損なわれない。
図6に示すように、雨樋60は、フラットルーフ10の水下(傾斜下部)10−2の軒に沿って設ければ良い。
雨樋60を設けることにより、フラットルーフ住宅における通気開口20に配するフィルター本体32の通気性の劣化を防止し、外壁Sの汚損をより確実に防止することが出来る。
10 フラットルーフ
10−1 水上(傾斜上部)の端部
10−2 水下(傾斜下部)
11 小屋裏空間
12 断熱パネル
13 軒天(軒先縁端部)
14 構造用合板
15 屋根用金属板
15F (屋根用金属板の)屋外側先端部
17 淀
20 換気開口
27 換気用空間
28 断熱材
29 防水シート
30 繊維フィルター材
31 基板
32 フィルター本体
35 係止フック
37 係合受材
40 破風
40−1 (破風の屋内側の)垂直面
60 雨樋
60−1 縦材
P 家屋
Q 縦樋
S 外壁(外壁化粧材)
10−1 水上(傾斜上部)の端部
10−2 水下(傾斜下部)
11 小屋裏空間
12 断熱パネル
13 軒天(軒先縁端部)
14 構造用合板
15 屋根用金属板
15F (屋根用金属板の)屋外側先端部
17 淀
20 換気開口
27 換気用空間
28 断熱材
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30 繊維フィルター材
31 基板
32 フィルター本体
35 係止フック
37 係合受材
40 破風
40−1 (破風の屋内側の)垂直面
60 雨樋
60−1 縦材
P 家屋
Q 縦樋
S 外壁(外壁化粧材)
Claims (4)
- 換気開口を軒天に設けるフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造において、
外壁表面から軒先縁端までの水平方向寸法を20cm以下に設定し、
外壁の上端部近傍を換気開口の屋内側画成面とする一方、
換気開口の屋外側画成面となる破風に、
外観形状略直方体の、通気性をもった繊維フィルター材を固定するものであり、
当該繊維フィルター材は、
その長手方向を、軒と平行に配設することを特徴とするフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造。 - 繊維フィルター材は、
平板状の基板に固定された略直方体のフィルター本体を備え、
前記基板が破風に固定される一方、
前記フィルター本体の屋内側の面が、
外壁表面の上端部に圧接することを特徴とする請求項1記載のフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造。 - 繊維フィルター材の基板と破風は、
当該基板の裏面または破風表面に設けた係止フック/係合受材を介して両者を係合させることを特徴とする請求項2記載のフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造。 - 断面略コ字状を呈する雨樋の、
家屋側の垂直立上部を破風に固定するとともに、
当該雨樋の屋外側の立上部に耐候性のある樹脂材を配する一方、
当該雨樋を傾斜角度をゼロとして、
軒天と平行になるよう配設することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のフラットルーフ住宅の小屋裏換気構造。
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JP2017000897U JP3210385U (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | フラットルーフ住宅の小屋裏換気構造 |
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JP2017000897U JP3210385U (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | フラットルーフ住宅の小屋裏換気構造 |
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