JP3210243B2 - 潤滑用ノズル - Google Patents
潤滑用ノズルInfo
- Publication number
- JP3210243B2 JP3210243B2 JP05494596A JP5494596A JP3210243B2 JP 3210243 B2 JP3210243 B2 JP 3210243B2 JP 05494596 A JP05494596 A JP 05494596A JP 5494596 A JP5494596 A JP 5494596A JP 3210243 B2 JP3210243 B2 JP 3210243B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting plate
- plug body
- metal mounting
- nozzle
- embedded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N7/00—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated
- F16N7/30—Arrangements for supplying oil or unspecified lubricant from a stationary reservoir or the equivalent in or on the machine or member to be lubricated the oil being fed or carried along by another fluid
- F16N7/32—Mist lubrication
- F16N7/34—Atomising devices for oil
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B1/00—Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nozzles (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用エンジンの
カム等を駆動するチェーンの潤滑を行う潤滑用ノズルに
関するものである。
カム等を駆動するチェーンの潤滑を行う潤滑用ノズルに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車エンジンのチェーン等の潤
滑を行う潤滑用ノズルは、図３、４に示されるように、
位相をずらした上下のノズル孔１０、１０を透設した金
属製のプラグ体１１の下部に、一端にボルト挿通孔１２
ａを透設した金属製取付板１２をロウ付けして一体化し
ている。しかし、ノズル孔１０、１０をプラグ体１１に
形成するためには、プラグ体１１に所定の肉厚が必要に
なり、軽量化することが難しく、重量が大となり、グラ
ム単位の軽量化が要求される自動車部品としては少なか
らず問題があった。また、プラグ体１１に金属製取付板
１２をロウ付けするため製作に時間がかかり、量産性が
低くコストアップの原因ともなっていた。しかも、プラ
グ体１１の下部は図４に示されるように、金属製取付板
１２の円形孔１２ｂに嵌合されてロウ付けされるため、
エンジンの振動の影響を受けてロウ付けが剥離される
と、プラグ体１１が回転してオイルの噴射位置が変わっ
て潤滑不良が生じたり、金属製取付板１２からプラグ体
１１が抜け落ちる原因となるなどの問題があった。
滑を行う潤滑用ノズルは、図３、４に示されるように、
位相をずらした上下のノズル孔１０、１０を透設した金
属製のプラグ体１１の下部に、一端にボルト挿通孔１２
ａを透設した金属製取付板１２をロウ付けして一体化し
ている。しかし、ノズル孔１０、１０をプラグ体１１に
形成するためには、プラグ体１１に所定の肉厚が必要に
なり、軽量化することが難しく、重量が大となり、グラ
ム単位の軽量化が要求される自動車部品としては少なか
らず問題があった。また、プラグ体１１に金属製取付板
１２をロウ付けするため製作に時間がかかり、量産性が
低くコストアップの原因ともなっていた。しかも、プラ
グ体１１の下部は図４に示されるように、金属製取付板
１２の円形孔１２ｂに嵌合されてロウ付けされるため、
エンジンの振動の影響を受けてロウ付けが剥離される
と、プラグ体１１が回転してオイルの噴射位置が変わっ
て潤滑不良が生じたり、金属製取付板１２からプラグ体
１１が抜け落ちる原因となるなどの問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、軽量且つ、
量産が容易で安価な潤滑用ノズルを提供することを目的
としたものである。
量産が容易で安価な潤滑用ノズルを提供することを目的
としたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めになされた本発明は、金属製取付板の一端にボルト挿
通孔を透設するとともに、金属製取付板の他端に複数の
突片を形成した埋込部を設け、該埋込部の突片が埋め込
まれるようインサート成形した繊維強化ポリアミド樹脂
製のプラグ体の上方部にノズル孔を設けたことを特徴と
するものである。また、請求項２の発明は、金属製取付
板の一端にボルト挿通孔を透設するとともに、金属製取
付板の他端に複数の突片を形成した埋込部を設け、該埋
込部の突片が基方部の段付きフランジ部内に埋め込まれ
るようインサート成形した繊維強化ポリアミド樹脂製の
プラグ体の上方部にノズル孔を設けたことを特徴とする
ものである。
めになされた本発明は、金属製取付板の一端にボルト挿
通孔を透設するとともに、金属製取付板の他端に複数の
突片を形成した埋込部を設け、該埋込部の突片が埋め込
まれるようインサート成形した繊維強化ポリアミド樹脂
製のプラグ体の上方部にノズル孔を設けたことを特徴と
するものである。また、請求項２の発明は、金属製取付
板の一端にボルト挿通孔を透設するとともに、金属製取
付板の他端に複数の突片を形成した埋込部を設け、該埋
込部の突片が基方部の段付きフランジ部内に埋め込まれ
るようインサート成形した繊維強化ポリアミド樹脂製の
プラグ体の上方部にノズル孔を設けたことを特徴とする
ものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
１、図２に基づいて説明する。１は耐熱性および強度に
優れた繊維強化ポリアミド樹脂よりなる筒状のプラグ体
であり、該プラグ体１の基方部には段付きフランジ部２
が形成されるとともに、上方部周面には中空部と連通す
るノズル孔４、４が約１０ｍｍの間隔で約８０度位相を
ずらして透設されている。前記段付きフランジ部２はエ
ンジンブロックに設けられた油路の内径と略同じ径とさ
れる小径部２ａと、該小径部２ａより大きい太径部２ｂ
とよりなる。６は段付きフランジ部２間に埋込部８がイ
ンサート成形される金属製取付板であり、該金属製取付
板６の一端にはボルト挿通孔７が透設されるとともに、
他端には段付きフランジ部２間に埋め込まれる埋込部８
が透設されている。該埋込部８の断面形状は図２に示さ
れるように、３本の突片９を内側に張出させた略ロータ
状とされ、内側に張出された突片９はプラグ体１の段付
きフランジ部２の肉厚内に埋め込まれ、小径部２ａと太
径部２ｂで挟持されるとともに、突片９間には繊維強化
ポリアミド樹脂が充填されるもので、埋込部８の凹部内
径はプラグ体１の肉厚外径と略同じとしている。
１、図２に基づいて説明する。１は耐熱性および強度に
優れた繊維強化ポリアミド樹脂よりなる筒状のプラグ体
であり、該プラグ体１の基方部には段付きフランジ部２
が形成されるとともに、上方部周面には中空部と連通す
るノズル孔４、４が約１０ｍｍの間隔で約８０度位相を
ずらして透設されている。前記段付きフランジ部２はエ
ンジンブロックに設けられた油路の内径と略同じ径とさ
れる小径部２ａと、該小径部２ａより大きい太径部２ｂ
とよりなる。６は段付きフランジ部２間に埋込部８がイ
ンサート成形される金属製取付板であり、該金属製取付
板６の一端にはボルト挿通孔７が透設されるとともに、
他端には段付きフランジ部２間に埋め込まれる埋込部８
が透設されている。該埋込部８の断面形状は図２に示さ
れるように、３本の突片９を内側に張出させた略ロータ
状とされ、内側に張出された突片９はプラグ体１の段付
きフランジ部２の肉厚内に埋め込まれ、小径部２ａと太
径部２ｂで挟持されるとともに、突片９間には繊維強化
ポリアミド樹脂が充填されるもので、埋込部８の凹部内
径はプラグ体１の肉厚外径と略同じとしている。
【０００６】このように構成されたものは、エンジンブ
ロックの油路にプラグ体１の下部を嵌挿し、プラグ体１
にインサート成形されている金属製取付板６をエンジン
ブロックの上面に当接させれば、段付きフランジ部２の
小径部２ａは油路の面取り部に水密に嵌合される。そし
て、金属製取付板６のボルト挿通孔７をエンジンブロッ
クＢのねじ孔と位置合わせした後、ボルト挿通孔７にボ
ルトＳを螺挿してプラグ体１をエンジンブロックＢに固
定する。このようにしてプラグ体１をエンジンブロック
Ｂに装着後、エンジンを作動させれば、エンジンのオイ
ルポンプにより油路にはオイルが流れ、プラグ体１の下
端開口から流入するオイルはプラグ体１の位相をずらし
たノズル孔４、５からオイルは噴出して、カム駆動用の
チェンを潤滑することは従来と同じであるが、プラグ体
１は繊維強化ポリアミド樹脂によりなるものであるか
ら、高温のオイルによって強度が低下することがないう
えに、極めて軽量なため、エンジンの振動に影響を受け
にくく、しかも、プラグ体１と取付板６は略ロータ状の
埋込部８を介してインサート成形により一体化されてい
るから、プラグ体１が回転してオイルの噴射位置がずれ
て潤滑不良を起こすことがない。
ロックの油路にプラグ体１の下部を嵌挿し、プラグ体１
にインサート成形されている金属製取付板６をエンジン
ブロックの上面に当接させれば、段付きフランジ部２の
小径部２ａは油路の面取り部に水密に嵌合される。そし
て、金属製取付板６のボルト挿通孔７をエンジンブロッ
クＢのねじ孔と位置合わせした後、ボルト挿通孔７にボ
ルトＳを螺挿してプラグ体１をエンジンブロックＢに固
定する。このようにしてプラグ体１をエンジンブロック
Ｂに装着後、エンジンを作動させれば、エンジンのオイ
ルポンプにより油路にはオイルが流れ、プラグ体１の下
端開口から流入するオイルはプラグ体１の位相をずらし
たノズル孔４、５からオイルは噴出して、カム駆動用の
チェンを潤滑することは従来と同じであるが、プラグ体
１は繊維強化ポリアミド樹脂によりなるものであるか
ら、高温のオイルによって強度が低下することがないう
えに、極めて軽量なため、エンジンの振動に影響を受け
にくく、しかも、プラグ体１と取付板６は略ロータ状の
埋込部８を介してインサート成形により一体化されてい
るから、プラグ体１が回転してオイルの噴射位置がずれ
て潤滑不良を起こすことがない。
【０００７】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、プラグ体に金属製取付板をインサート成形により一
体化したから、ろう付けを行う場合より製作工数を低減
でき、安価に量産することができるうえに、プラグ体を
切削加工する必要がないので量産性をより一層向上させ
ることができる。また、プラグ体を繊維強化ポリアミド
樹脂としたので、高温のオイルにも十分強度を保つこと
ができ、しかも、軽量化できるので、自動車部品として
極めて有効なものとなる等多くの利点を有するものであ
る。従って、本発明は従来の問題点を解決した潤滑用ノ
ズルとして業界の発展に寄与するところ大なものであ
る。
に、プラグ体に金属製取付板をインサート成形により一
体化したから、ろう付けを行う場合より製作工数を低減
でき、安価に量産することができるうえに、プラグ体を
切削加工する必要がないので量産性をより一層向上させ
ることができる。また、プラグ体を繊維強化ポリアミド
樹脂としたので、高温のオイルにも十分強度を保つこと
ができ、しかも、軽量化できるので、自動車部品として
極めて有効なものとなる等多くの利点を有するものであ
る。従って、本発明は従来の問題点を解決した潤滑用ノ
ズルとして業界の発展に寄与するところ大なものであ
る。
【図１】本発明の好ましい実施形態を示す断面図であ
る。
る。
【図２】本発明の好ましい実施形態の金属製取付板を示
す平面図である。
す平面図である。
【図３】従来の潤滑用ノズルの断面図である。
【図４】従来の金属製取付板の平面図である。
１ プラグ体 ２ 段付きフランジ部 ４ ノズル孔 ６ 金属製取付板 ７ ボルト挿通孔 ８ 埋込部 ９ 突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−137810（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−193116（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−22461（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B05B 1/00 - 3/18 B29C 45/14 B29D 22/00,23/00 F01M 1/00 - 1/12
Claims (2)
- 【請求項１】 金属製取付板の一端にボルト挿通孔を透
設するとともに、金属製取付板の他端に複数の突片を形
成した埋込部を設け、該埋込部の突片が埋め込まれるよ
うインサート成形した繊維強化ポリアミド樹脂製のプラ
グ体の上方部にノズル孔を設けたことを特徴とする潤滑
用ノズル。 - 【請求項２】 金属製取付板の一端にボルト挿通孔を透
設するとともに、金属製取付板の他端に複数の突片を形
成した埋込部を設け、該埋込部の突片が基方部の段付き
フランジ部内に埋め込まれるようインサート成形した繊
維強化ポリアミド樹脂製のプラグ体の上方部にノズル孔
を設けたことを特徴とする潤滑用ノズル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05494596A JP3210243B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 潤滑用ノズル |
| US08/814,113 US5884849A (en) | 1996-03-12 | 1997-03-10 | Nozzle for lubrication |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05494596A JP3210243B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 潤滑用ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248491A JPH09248491A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3210243B2 true JP3210243B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=12984801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05494596A Expired - Fee Related JP3210243B2 (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 潤滑用ノズル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5884849A (ja) |
| JP (1) | JP3210243B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU1379500A (en) * | 1999-02-12 | 2000-08-29 | Alfred Karcher Gmbh & Co. Kg | Jet tube for high-pressure cleaning devices |
| JP6102589B2 (ja) * | 2013-07-10 | 2017-03-29 | ダイキン工業株式会社 | ターボ圧縮機及びターボ冷凍機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5165881A (en) * | 1991-09-16 | 1992-11-24 | Opcon Autorotor Ab | Rotor for a screw rotor machine |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP05494596A patent/JP3210243B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-03-10 US US08/814,113 patent/US5884849A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09248491A (ja) | 1997-09-22 |
| US5884849A (en) | 1999-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010629 |
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