JP3209976U - まつ毛エクステンション施術用手袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】まつ毛のエクステンションを施術する際に、施術に用いる手指を露出し、被施術者に接触し得る手の部位を覆うまつ毛エクステンション施術用手袋を提供する。【解決手段】まつ毛エクステンション施術用手袋10は、手掌16を被覆し、拇指11、示指12、及び中指13を通す孔部1a,2a,3aが設けられた本体部6、本体部6から延伸する小指15を被覆する小指被覆部5を備える。本体部6に孔部6aを介して手を入れて手掌及び手甲を被覆し、本体部6から延伸する小指被覆部5に小指15を入れてこれを被覆し、本体部6に設けられた孔部1a,2a,3aから拇指11、示指12、及び中指13を出すことで、手掌16及び小指15が被施術者の顔面に直接触れるのを防止しつつ、拇指11、示指12、及び中指13により被施術者の顔面に直接触れてまつ毛のエクテンションを施術することができる。【選択図】図1
Description
本考案は、まつ毛のエクステンションを施術する際に施術者が装着するためのまつ毛エクステンション施術用手袋に関する。
美容等の目的で頭部又は顔部に施す施術において、施術目的に対応して掌及び指の一部を手袋が知られている。例えば、特許文献1には、ヘアアイロンにより高温に熱せられた毛髪を手指で挟むこと或いは毛髪が手掌に触れることで火傷を受けるのを防止するために、毛髪を挟む示指及び中指並びに手掌のみを覆う手袋が開示されている。
まつ毛のエクステンションを施術する際には、衛生の観点等から被施術者の顔面に接触する可能性の高い小指及び掌の小指側の側部を覆うことが好ましい。一方、エクステンションに用いる機器を取り扱うために用いる指(拇指、示指及び中指)を露出して機器を正確に操作できることが好ましい。
本考案は、まつ毛のエクステンションを施術する際に、機器を取り扱うために用いる手指を露出し、被施術者に接触し得る手の部位を覆うまつ毛エクステンション施術用手袋を提供することを課題とする。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
まつ毛のエクステンションを施術する際に施術者が装着するためのまつ毛エクステンション施術用手袋であって、
手掌を被覆し、拇指、示指、及び中指を通す孔部が設けられた本体部と、
前記本体部から延伸する小指を被覆する小指被覆部と、
を備えることを特徴とする。
まつ毛のエクステンションを施術する際に施術者が装着するためのまつ毛エクステンション施術用手袋であって、
手掌を被覆し、拇指、示指、及び中指を通す孔部が設けられた本体部と、
前記本体部から延伸する小指を被覆する小指被覆部と、
を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、本体部に手を入れて手掌を被覆し、本体部から延伸する小指被覆部に小指を入れてこれを被覆し、本体部に設けられた孔部から拇指、示指、及び中指を出すことで、手掌及び小指が被施術者の顔面に直接触れるのを防止しつつ、拇指、示指、及び中指により機器を正確に操作してまつ毛のエクテンションを施術することができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
前記小指被覆部と、前記本体部のうちの前記小指被覆部側の側部と、を含む接触部は、抗菌性素材を用いて形成されることを特徴とする。
前記小指被覆部と、前記本体部のうちの前記小指被覆部側の側部と、を含む接触部は、抗菌性素材を用いて形成されることを特徴とする。
この特徴によれば、被施術者の顔面に接触し得る接触部が抗菌性素材より形成されることで、被施術者に衛生感を与えることができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
前記本体部から延伸する環指を被覆する環指被覆部をさらに備え、
前記接触部は、前記環指被覆部をさらに含むことを特徴とする。
前記本体部から延伸する環指を被覆する環指被覆部をさらに備え、
前記接触部は、前記環指被覆部をさらに含むことを特徴とする。
この特徴によれば、環指被覆部に環指を入れることにより、偶発的に小指を超えて被施術者の顔面に直接触れる可能性のある環指についても、被施術者に衛生感を与えることができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
不織布を用いて形成されることを特徴とする。
不織布を用いて形成されることを特徴とする。
この特徴によれば、不織布を用いて形成されることで、被施術者に衛生感を与えることができるとともに、手袋が被施術者の顔面に直接触れた場合に被施術者に不快感を与えることがない。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
通気性素材を用いて形成されることを特徴とする。
通気性素材を用いて形成されることを特徴とする。
この特徴によれば、施術者が発する汗の水分が放出され、施術者の着用感を向上させることができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
防水性素材を用いて形成されることを特徴とする。
防水性素材を用いて形成されることを特徴とする。
この特徴によれば、手袋が被施術者の顔面に直接触れた場合に、被施術者に対して衛生感を与えることができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、
前記小指被覆部の前記環指被覆部とは逆側の先端から前記本体部に向かう中心線に沿って、長さ20mm以上及び幅5〜10mmを有する暗色領域が設けられ、
前記暗色領域は、明度3以下の色調を有し、
前記小指被覆部のうち前記暗色領域以外の部分は明度7以上の色調を有することを特徴とする。
前記小指被覆部の前記環指被覆部とは逆側の先端から前記本体部に向かう中心線に沿って、長さ20mm以上及び幅5〜10mmを有する暗色領域が設けられ、
前記暗色領域は、明度3以下の色調を有し、
前記小指被覆部のうち前記暗色領域以外の部分は明度7以上の色調を有することを特徴とする。
この特徴によれば、通常は明色の小指被覆部を背景として暗色のまつ毛を見やすく施術者することができるとともに、多くの場合は明色のまつ毛に付着するホコリを視認する場合には暗色領域を背景位置に配して視認することができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋によれば、まつ毛のエクステンションを施術する際に、施術に用いる手指を露出し、被施術者に接触し得る手の部位を覆うことが可能となる。
図1に、まつ毛エクステンション施術用手袋(単に手袋とも呼ぶ)10の構成を示す。図は左手に装着した状態のものであるが、右手に装着する場合は図を左右反転して見ればよい。
手袋10は、不織布等の通気性素材(例えば、サーマルボンドのものを含む)を用いて形成される。それにより、手袋10を装着する施術者が発する汗の水分を放出することができる。また、被施術者の顔面に接触したる接触部(又は手袋10全体でもよい)については抗菌性素材(例えば、繊維中に抗菌剤を付して制菌素材、繊維に抗菌剤を付した抗菌防臭素材を含む)を用いることとする。乾燥した清潔感のある布であり、被施術者が不快に感じることがない。また、衛生面で好ましい。
なお、これに代えて、手袋10は、ゴム材等の防水性素材を用いて形成してもよい。それによっても、被施術者に対して衛生感を与えることができる。
図1(A)は左手に装着した手袋10を手掌側の正面視において示し、図1(B)は小指側の側面視において示す。手袋10は、まつ毛のエクステンションを施術する際に施術者が一方の手又は両手に装着するものであり、本体部6、環指被覆部4、及び小指被覆部5を備える。
本体部6は、手掌16及び手甲を入れてこれらを被覆する袋体である。本体部6は、その下端に手を通す孔部6a、左端に拇指11を通してこれを露出する孔部1a、上端左側に示指12及び中指13をそれぞれ通してこれらを露出する孔部2a,3aが設けられている。なお、孔部2a,3aに代えて、示指12及び中指13の両方を通す1つの孔部を設けてもよい。或いは、孔部1a,2a,3aに代えて、拇指11、示指12、及び中指13を通す1つの孔部を設けてもよい。
環指被覆部4は、本体部6の上端中央の右側から延伸する袋体であり、環指14を入れることでこれを被覆する。環指14が被施術者の顔面に直接触れるのを防止することができる。なお、環指14は小指15に比して被施術者の顔面に直接触れる可能性が小さいので、環指被覆部4を設けるに代えて、環指14を通して本体部6外に露出する孔部(不図示)を設けてもよい。
小指被覆部5は、本体部6の上端右端から延伸する袋体であり、小指15を入れることでこれを被覆する。小指15が被施術者の顔面に直接触れるのを防止することができる。
なお、小指被覆部5と、本体部6のうちの小指被覆部5に接続する部分から手掌16の手腕17側を覆う部分に至る部分とは、被施術者の顔面に直接触れる可能性の高い部分である。被施術者の顔面に直接触れる可能性の高い部分を「接触部」と呼ぶ。図1(A)において一点鎖線よりも右上の部分が接触部7である。接触部7は、例えば抗菌性素材を用いて形成することができる。それにより、被施術者の顔面を保護することができる。また、接触部7は、不織布を用いて形成することもできる。それにより、被施術者に対して衛生感を与えることができる。
小指被覆部5は、その環指被覆部4とは逆側の先端又は先端近傍から本体部6に向かう中心線に沿って、長さ20mm以上及び幅5〜10mmを有する暗色領域5aが設けられる。暗色領域5aは、明度3以下の色調を有し、小指被覆部5のうち暗色領域5a以外の部分は明度7以上の色調を有する。まつ毛エクステンションの施術をする際には、小指被覆部5の掌寄りないし環指寄りの明度7以上の色調部分を背景に暗色のまつ毛を明確に視認しつつ施術をすることができる。まつ毛に付着するホコリを視認したい場合には、手首を回転させて暗色領域5aが背景となるようにすることで、明色系のホコリを容易に視認できる。
以上詳細に説明したように、本実施形態に係るまつ毛エクステンション施術用手袋10は、手掌16を被覆し、拇指11、示指12、及び中指13を通す孔部1a,2a,3aが設けられた本体部6、本体部6から延伸する小指15を被覆する小指被覆部5を備える。本体部6に孔部6aを介して手を入れて手掌及び手甲を被覆し、本体部6から延伸する小指被覆部5に小指15を入れてこれを被覆し、本体部6に設けられた孔部1a,2a,3aから拇指11、示指12、及び中指13を出すことで、手掌16及び小指15が被施術者の顔面に直接触れるのを防止しつつ、拇指11、示指12、及び中指13により機器を正確に操作してまつ毛エクテンションの施術をすることができる。
本考案のまつ毛エクステンション施術用手袋は、まつ毛のエクステンションを施術する際に、施術に用いる手指を露出し、被施術者に接触し得る手の部位を覆うのに好適である。多くのまつ毛エクステンション施術者による利用が考えられる。
1a 孔部
2a 孔部
3a 孔部
4 環指被覆部
5 小指被覆部
5a 暗色領域
6 本体部
6a 孔部
7 接触部
10 まつ毛エクステンション施術用手袋(手袋)
11 拇指
12 示指
13 中指
14 環指
15 小指
16 手掌
17 手腕
2a 孔部
3a 孔部
4 環指被覆部
5 小指被覆部
5a 暗色領域
6 本体部
6a 孔部
7 接触部
10 まつ毛エクステンション施術用手袋(手袋)
11 拇指
12 示指
13 中指
14 環指
15 小指
16 手掌
17 手腕
Claims (7)
- まつ毛のエクステンションを施術する際に施術者が装着するためのまつ毛エクステンション施術用手袋であって、
手掌を被覆し、拇指、示指、及び中指を通す孔部が設けられた本体部と、
前記本体部から延伸する小指を被覆する小指被覆部と、
を備えることを特徴とする、まつ毛エクステンション施術用手袋。 - 前記小指被覆部と、前記本体部のうちの前記小指被覆部側の側部と、を含む接触部は、抗菌性素材を用いて形成されることを特徴とする、請求項1に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。
- 前記本体部から延伸する環指を被覆する環指被覆部をさらに備え、
前記接触部は、前記環指被覆部をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。 - 不織布を用いて形成されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。
- 通気性素材を用いて形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。
- 防水性素材を用いて形成されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。
- 前記小指被覆部の前記環指被覆部とは逆側の先端から前記本体部に向かう中心線に沿って、長さ20mm以上及び幅5〜10mmを有する暗色領域が設けられ、
前記暗色領域は、明度3以下の色調を有し、
前記小指被覆部のうち前記暗色領域以外の部分は明度7以上の色調を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のまつ毛エクステンション施術用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006277U JP3209976U (ja) | 2016-12-31 | 2016-12-31 | まつ毛エクステンション施術用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016006277U JP3209976U (ja) | 2016-12-31 | 2016-12-31 | まつ毛エクステンション施術用手袋 |
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Family Applications (1)
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2016
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