JP3209908U - 携帯用のビニール袋内臓用品 - Google Patents

携帯用のビニール袋内臓用品 Download PDF

Info

Publication number
JP3209908U
JP3209908U JP2017000400U JP2017000400U JP3209908U JP 3209908 U JP3209908 U JP 3209908U JP 2017000400 U JP2017000400 U JP 2017000400U JP 2017000400 U JP2017000400 U JP 2017000400U JP 3209908 U JP3209908 U JP 3209908U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic bag
folded
column
row
line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017000400U
Other languages
English (en)
Inventor
渡邉 宏
宏 渡邉
志業 梁
志業 梁
Original Assignee
宏明技研有限会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 宏明技研有限会社 filed Critical 宏明技研有限会社
Priority to JP2017000400U priority Critical patent/JP3209908U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3209908U publication Critical patent/JP3209908U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】収納スペースの大きいビニール袋を手の平に収まるほど小型化して携帯が容易にでき、必要に応じてすぐこのビニール袋を取り出して用いることができる携帯用のビニール袋内蔵用品を提供する。【解決手段】携帯用のビニール袋内蔵用品は、ビニール袋1が複数個接続され、接続端にはミシン目15が設けられているビニール袋ユニットを収納する。ビニール袋1は折り畳まれ形態20を呈し、中央列折れ線VMを中央にして、また右側及び左側列折れ線VR、VLを折れ線として折り畳まれ、第1、第4領域Y1、Y4が外面となり、第2及び第3領域Y2、Y3が密着し、かつ第1から第7の行の折れ線H1〜H7にかけてジグザクに折り畳まれ、第1から第4の列領域Y1〜Y4と第1から第8の行領域とから形成された各折り畳み片55が、折り畳まれる前の形態20に対し1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態50を呈する。【選択図】図3

Description

本考案は、携帯用のビニール袋内臓用品に関する。
従来、折り畳まれた複数個のビニール袋からなるビニール袋を内蔵するビニール袋内臓用品としては種々のものが知られている。
例えば、特許文献1には、ビニール袋収納箱は、横長の直方体形をなした紙製の箱体の内部には交互に折り畳まれて積層された四角形のビニール袋が収納され、箱体内部のビニール袋を1枚ずつ取り出す取出し口が開口形成されており、このビニール袋は、一辺を上部の開口部として形成するように重なり合う一方及び他方のシート体により構成され、箱体の取出し口から引っ張り出されるビニール袋を収納するビニール袋収納箱が開示されている。
特開2016−190678号公報
近年では、手の平に収まるほど小型化されて携帯が容易にでき、またハンドバック等の小さな持ち運び用の鞄にもスペースを取らずに収納することができ、必要に応じてすぐ鞄より取り出し、ビニール袋を取り出して用いることができる携帯用のビニール袋内臓用品が求められている。
特許文献1の構造では、横長の直方体形をなした箱体、つまり手のひらに収まらない大きな箱体内にビニール袋を収納する構造であるために、小さい鞄等に収納して携帯することが困難であり、持ち運びをするには困難となる。
ここで、ビニール袋及びこのビニール袋の収容袋の小型化は、ビニール袋の収納スペースを小さくなってしまうが、ビニール袋の収納スペースを小さくしすぎてしまうと、このビニール袋を使用する際に収納スペースが小さいビニール袋のため、利用範囲が制限されてしまう問題があるので、小型化する場合であってもビニール袋の収納スペースはある程度確保される必要がある。
本考案は、かかる点に鑑み、収納スペースの大きいビニール袋を手の平に収まるほど小型化して携帯が容易にでき、必要に応じてすぐこのビニール袋を取り出して用いることができる携帯用のビニール袋内臓用品を提供することを目的とする。
本考案の携帯用のビニール袋内臓用品は、
ビニール袋が長手方向端部で複数個直列して接続端で接続されたビニール袋ユニットと該ビニール袋ユニットを収納する収納袋から形成される携帯用のビニール袋内臓用品において、
収納袋は、一面にビニール袋ユニットを取り出す取出口を有し、
ビニール袋は、
接続端にミシン目が設けられていて、ミシン目から切り離し可能であり、ミシン目から切り離されたときに、開放端の上端及び閉塞端の下端を有し、
直角方向の両端を右端と左端、対抗面の上下両端方向の折れ目線を列の折れ線、直角方向の折れ目線を行の折れ線、対抗面のそれぞれを第1の面と第2の面、それぞれの面の外側を第1の面の外面、第1の面の内面、及び第2の面の外面、第2の面の内面と定義したときに、
右端と左端とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて第1の面の内側及び第2の面の内側内で対抗配置され、密着した、折り畳まれ形態を呈し、
列方向と行方向との両方向に連続して折り畳まれた各折り畳み片が、前記折り畳まれ形態に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態を呈し、
当該折り畳み片の最下位の折り畳み片が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片に密着し、最上位の折り畳み片が前記取出口に密着し、
もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋からなるビニール袋ユニットが、収納袋に収納されていること
を特徴としている。
本考案の携帯用のビニール袋内臓用品は、ビニール袋が長手方向端部で複数個直列して接続端で接続されたビニール袋ユニットと該ビニール袋ユニットを収納する収納袋から形成される携帯用のビニール袋内臓用品において、
収納袋は、一面にビニール袋ユニットを取り出す取出口を有し、
ビニール袋は、
接続端にミシン目が設けられていて、ミシン目から切り離し可能であり、ミシン目から切り離されたときに、開放端の上端及び閉塞端の下端を有し、
直角方向の両端を右端と左端、対抗面の上下両端方向の折れ目線を列の折れ線、直角方向の折れ目線を行の折れ線、対抗面のそれぞれを第1の面と第2の面、それぞれの面の外側を第1の面の外面、第1の面の内面、及び第2の面の外面、第2の面の内面と定義したときに、
右端と左端とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて第1の面の内側及び第2の面の内側内で対抗配置され、密着した、折り畳まれ形態を呈し、
当該折り畳み形態の状態のビニール袋の面上で、中央に形成される列の折れ線を中央列折れ線、右側に形成される列の折れ線を右側列折れ線、左側に形成される列の折れ線を左側列折れ線、行の折れ線を下方から上方に向けて等間隔に第1の行の折れ線から第7の行の折れ線を定義し、列の折れ線で区画される領域を左側から右側に向けて第1の列領域〜第4の列領域として、また行の折れ線で区画される領域を下端側から上側に向けての第1の行領域〜第8の行領域を定義したときに、
中央列折れ線を中央にして、また右側列折れ線及び左側列折れ線を折れ線として折り畳まれた第1及び第4列領域が外面となり、第2及び第3の列領域が密着し、かつ第1の行折れ線から第7の行の折れ線にかけてジグザクに折り畳まれた、第1の列領域〜第4の列領域と第1の行領域〜第8の行領域とから形成された各折り畳み片が、前記折り畳まれ形態に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態を呈し、
当該折り畳み片の最下位の折り畳み片が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片に密着し、最上位の折り畳み片が前記取出口に密着し、
もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋からなるビニール袋ユニットが、収納袋に収納されていること
を特徴としている。
本考案によって、収納スペースの大きいビニール袋を手の平に収まるほど小型化して携帯が容易にでき、必要に応じてすぐこのビニール袋を取り出して用いることができる携帯用のビニール袋内臓用品を提供することができる。
本考案の実施例における携帯用のビニール袋内臓用品に収納されるビニール袋ユニットのビニール袋の構造を示す図。 本考案の実施例におけるビニール袋ユニットが折り畳まれる際に定義される領域を説明する図。 本考案の実施例におけるビニール袋ユニットが折り畳まれる状況を説明する図。 (a)は図3のビニール袋ユニットの最上位のビニール袋を展開した図であり、(b)は図3のビニール袋ユニットを側面から見た図である。 本考案の実施例におけるビニール袋ユニットが収納された携帯用のビニール袋内臓用品の構造を説明する図。 本考案の実施例における携帯用のビニール袋内臓用品からビニール袋ユニットが取り出される状況を説明する図。
以下、考案を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の実施例(以下、本実施例と称する。)における携帯用のビニール袋内臓用品100に収納されるビニール袋ユニット10のビニール袋1の構造を示す図である。図2は、本実施例におけるビニール袋ユニット10が折り畳まれる際に定義される領域を説明する図である。図3は、本考案の実施例におけるビニール袋ユニット10が折り畳まれる状況を説明する図である。図4(a)は、図3のビニール袋ユニット10の最上位のビニール袋1を展開した図であり、図4(b)は図3のビニール袋ユニット10を側面から見た図である。図5は、本実施例におけるビニール袋ユニット10が収納された携帯用のビニール袋内臓用品100の構造を説明する図である。図6は、本実施例における携帯用のビニール袋内臓用品100からビニール袋ユニット10が取り出される状況を説明する図である。
本実施例の携帯用のビニール袋内臓用品100は、ビニール袋1が長手方向端部で複数個直列して接続端13で接続されたビニール袋ユニット10とこのビニール袋ユニット10を収納する収納袋90とから形成される。また、収納袋90は、一面にビニール袋ユニット10を取り出す取出口94を有する。
以下、本考案の実施例における携帯用のビニール袋内臓用品100、ビニール袋1およびビニール袋ユニット10について説明する。
ビニール袋1は、接続端13にミシン目15が設けられていて、ミシン目15から切り離し可能であり、ミシン目15から切り離されたときに、開放端の上端11及び閉塞端の下端12を有する。また、直角方向の両端を右端8と左端9、対抗面の上下両端方向の折れ目線を列の折れ線V、直角方向の折れ目線を行の折れ線H、対抗面のそれぞれを第1の面2と第2の面3、それぞれの面の外側を第1の外面4と第1の内面5、第2の外面6と第2の内面7と定義したときに、右端8と左端9とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて第1の面2の内側及び第2の面3の内側内で対抗配置され、密着した、折り畳まれ形態20を呈する。
また、列方向と行方向との両方向に連続して折り畳まれた各折り畳み片55が、折り畳まれ形態20に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態50を呈する。そして、当該折り畳み片55の最下位の折り畳み片55が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片55Aに密着し、最上位の折り畳み片55が取出口94に密着し、もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋10からなるビニール袋ユニット10が、収納袋90に収納されている。
ここで、本実施例については、ビニール袋1は、当該折り畳み形態20の状態のビニール袋1の面上で、中央に形成される列の折れ線を中央列折れ線VM、右側に形成される列の折れ線を右側列折れ線VR、左側に形成される列の折れ線を左側列折れ線VL、行の折れ線を下方から上方に向けて等間隔に第1の行の折れ線H1から第7の行の折れ線H7を定義し、列の折れ線で区画される領域を左側から右側に向けて第1の列領域Y1〜第4の列領域Y4として、また行の折れ線で区画される領域を下端側から上側に向けての第1の行領域X1〜第8の行領域X8を定義したときに、次の手順でビニール袋1を折り畳む。
中央列折れ線VMを中央にして、また右側列折れ線VR及び左側列折れ線VLを折れ線として折り畳まれた第1及び第4列領域Y1、Y4が外面となり、第2及び第3の列領域Y2、Y3とが密着し、かつ第1の行折れ線H1から第7の行の折れ線H7にかけてジグザクに折り畳まれた、第1の列領域Y1〜第4の列領域Y4と第1の行領域X1〜第8の行領域X8とから形成された各折り畳み片55が、前記折り畳まれ形態20に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態50を呈する。以下、ビニール袋1、ビニール袋ユニット10、携帯用のビニール袋内臓用品100について詳述する。
ビニール袋1は、一般的なポリエチレン製の薄膜のものが用いられるが、酸化防止剤や滑材など、袋としての機能を維持・向上させる添加物を含めたものを用いてもよい。また、ビニール袋1の彩色は白色でもよいし、無色透明でもよいし、他の色であってもよい。また、表面には文字等の印字やデザイン等の意匠を施してもよい。
ビニール袋ユニット10は、本実施例では10個のビニール袋1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1Iが接続されてなるが、接続するビニール袋1の数はこれ以外であってもよい。
また、複数個のビニール袋1が接続されたビニール袋ユニット10は、最上端のビニール袋1の上端部は開口されており、下端部は溶着されて閉口されており、更にこの下端部の最下端つまり接続端13は、他のビニール袋1Aの上端部と接続されている。また、この接続端13には幅方向に沿って断続的な切れ目であるミシン目15が設けられており、これにより、最上端のビニール袋1と他のビニール袋1Aの上端部の接続も断続的となる。このような構造であるビニール袋1、1Aは、人の手によりそれぞれが引っ張られることにより断続的な接続箇所も切り離されてもってそれぞれのビニール袋1、1Aも切り離されることとなる。
また、ビニール袋ユニット10の最下端のビニール袋1Iは、上端部は他のビニール袋1Hの最下端つまり接続端13と接続されている。この接続箇所には、上述同様ミシン目が設けられている。また、ビニール袋1Iの下端部は溶着されて閉口されている。
また、ビニール袋ユニット10のビニール袋1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1Hは、上端部は他のビニール袋の最下端と接続されており、下端部は固着されて閉口されており、更にこの下端部の接続端13は、他のビニール袋の上端部と接続されている。これら接続端13には、上述同様ミシン目15が設けられている。ここで、下端部の固着は、加熱圧着等により固着されるが、閉口されていればよい。
また、ビニール袋1が第1の折り畳み形態20を呈する際に、上述の通り、右端8と左端9とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて対抗配置されて、折り畳まれた第1の外面4と第2の外面6が、第1の内面5と第1の面の内面2Bそして第2の内面7と第2の面の内面3Bとが密着し、この状態で、閉塞端12が固着される。これにより、これら第1の外面4と第1の内面5と第2の外面6と第2の内面7とにより、ビニール袋1には折込マチが形成される。これにより、ビニール袋1は、ミシン目15から切り取って開口することにより、収納スペースを大きく確保することができる。
次に、図2、図3を用いて、このビニール袋ユニット10が折り畳まれて収納袋90に収納される手順を説明する。また、以下、図示にて表れている面側を表面側とし、図示にて隠れている面側を裏面側とも称することがある。
図2に示すように、Y1、Y2、Y3列によって区画される領域は、中央列折れ線VM、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLによって区切られ、またこれら中央列折れ線VM、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLが縦方向の折れ線となる。本実施例では、この中央列折れ線VM、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLの間隔は、1/4幅ごとに設けられる。つまり中央列折れ線VM、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLの間隔は、それぞれ第1の面2もしくは第2の面3の1/4幅、2/4幅、3/4幅となる。このようにすることで、折り畳み形状が幾何学的に整った折り畳みを行うことができる。この幅は折り畳み形状が幾何学的に整った折り畳みを行うことができれば別の幅であってもよい。
また、X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、X8行によって区画される領域は、行の折れ線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7によって区切られ、またこの行の折れ線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7が横方向の折れ線となる。本実施例では、この行の折れ線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7の間隔は、1/8長さごとに設けられる。つまり横方向区画線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7の間隔は、それぞれ第1の面2もしくは第2の面3の1/8長さ、2/8長さ、3/8長さ、4/8長さ、5/8長さ、6/8長さ、7/8長さとなる。このようにすることで、折り畳み形状が幾何学的に整った折り畳みを行うことができる。この長さは折り畳み形状が幾何学的に整った折り畳みを行うことができれば別の長さであってもよい。
このようにビニール袋1は、中央列折れ線VM、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLと行の折れ線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7により区画された領域を有しており、これにより図2に示すように、ビニール袋1は、外面2に、Y1〜Y4の列の領域とX1〜X8の行の領域を有し、8行4列の行列となる32個の領域を有する。また、裏面となる第2の外面3についても、上述同様に32個の領域を有する。
続いて折り畳みの手順について説明する。図3(a)に示すように第1の折り畳み形態20となっているビニール袋1は、D1、D2の方向に折られた後にD3、D4の方向に折られる。つまり、ビニール袋1の第1の面2は、図3(b)に示すように中央列折れ線VMに沿って谷形状に谷折りされた後に、右側列折れ線VR、左側列折れ線VLに沿って折られて図3(c)の状態となり、そして図3(d)に示すように、第17の領域から第24の領域の外面2と第25の領域から第32の領域の外面2とが密着する。つまり、第1の列領域Y2の第1の外面2が第3の列領域Y3の第1の外面2に密着する。
ここで、この折り畳み形態のビニール袋1は、表側には第1から第8の領域つまり第1の列領域Y1の行列の領域が表れて、裏側には第9から第16の領域つまり第2の列領域Y2が表れることとなる。つまり、第1及び第4列領域Y1、Y4が外面となる。以下、これらの面について、表側の面をS1〜S8とし、裏側の面をS’1〜S’8とする。
次に、図3(e)に示すように、D5とD6もしくはD7とD8の方向に交互に折り畳まれる。そして、図3(f)に示すように、第1の行折れ線H1から第7の行の折れ線H7にかけてジグザクに折りたたまれた第1列領域Y1及び第4列領域Y4の各隣接する領域の第1の外面2がそれぞれ密着する。つまり、表側の面S1〜S8もしくは裏側の面S’1〜S’8は、各業の折れ線H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7から交互に山折り谷折りされ折り畳まれて接して表側の面S1〜S8もしくは裏側の面S’1〜S’8の隣接する面同士が接して密着する。
これを言い換えると、第1行第4列の外面2と第2行第4列の外面2とが接し、第2行第1列の外面2と第3行第1列の外面2とが接し、第3行第4列の外面2と第4行第4列の外面2とが接し、第4行第1列の外面2と第5行第1列の外面2とが接し、第5行第4列の外面2と第6行第4列の外面2とが接し、第6行第1列の外面2と第7行第1列の外面2とが接し、第7行第4列の外面2と第8行第4列の外面2とが接し、第8行第1列の外面2とこのビニール袋1の上端部に接続されるビニール袋の第1行第1列の外面とが接して若しくは第1行第1列の外面2とこのビニール袋1の下端部に接続されるビニール袋の第8行第1列の外面とが接する。
ここで、折り畳まれたビニール袋1は、最終的に図3(f)に示すように折り畳み片55を32個有することとなる。この折り畳み片55は、上述のS1の領域を例に説明すると、面S1、面S’1、X1Y1とX1Y4の領域のビニール袋、およびその内部に折り畳まれたX1Y2とX1Y3の領域のビニール袋を含む。
このようにして、図3(f)に示すように、列方向と行方向との両方向に連続して折り畳まれた各折り畳み片55は図3(g)で示す状態となり、折り畳まれ形態20に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態50を呈する。
そして、当該折り畳み片55の最下位の折り畳み片55が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片55Aに密着し、最上位の折り畳み片55が取出口94に密着し、もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋10からなるビニール袋ユニット10が、収納袋90に収納されていることとなる。本実施例のビニール袋内臓用品100は、以上のように構成される。
本実施例では、上述のように、列折れ線に沿った折り畳みを2回、行折れ線に沿った折込を交互に7回行っている。このようにして折り畳まれ形態50の状態となったビニール袋1の折り畳み片55の外面の大きさは、折り畳み形態20の状態の第1の外面2および第2の外面3の大きさの1/32と縮小される。ここで、上述した両端8、9の折込マチの部分の面の大きさまで含めると、各折り畳み片55の外面の大きさは1/32以内とされる。
ここで、D1、D2の折り畳む方向は、谷折りとしたが、山形状に谷折りしてもよい。また、上述の本実施例では、列折れ線に沿った折込を2回、行折れ線に沿った折込を交互に7回行っているが、これらの回数は上述の各折り畳み片55の大きさが折り畳み形態20の外面よりも1/32以内となるものであれば別の回数であってもよい。
また、上述の通り各折り畳み片55が折り畳まれて各領域の外面に密着される際、ビニール袋1の内部の空気が抜かれる。これにより袋内部に空気が入り込むことがなく、結果ビニール袋1をコンパクトに折り畳むことができる。
このようにして、本実施例のビニール袋1を複数個接続するビニール袋ユニット10は、上述のごとく折り畳むことでコンパクトに折り畳むことができる。ここで、図4(a)に示した10連のビニール袋1は、図4(b)に示すように、コンパクトに折り畳まれる。ここで、図4(b)に示すように、ビニール袋ユニット10は、各ビニール袋1間に図示するように接続端13を有している。
そして、以上のようにして折り畳まれ形態50となったビニール袋ユニット10は、図5に示すように、最上位のビニール袋1の折り畳み片55がこの取出口94の一面93に密着する形態で、収納袋90に収納される。本実施例の場合は、一面93は収納袋90の上面を採用しているが、別の面を採用してもよい。
ここで、図5に示す96は、取り出し口94の形状であり、これは一面93との接続部がほぼ点に近い状態とされて他はほぼ切込みが入れられているいわゆる半抜き部とされる。これにより、取出口94は、人力によってすぐ取り外し易い状態とされる。この取出口94は、別の形状であってもよい。また、図示するように、最上位の折り畳み片55は取出口94の一面93に密着されている。
本実施例のビニール袋内臓用品100のビニール袋10は、図6に示すように、収納体90の取出口94から、最上位のビニール袋1の最上面51が取り出されることで外方に取り出される。
このように、本実施例によれば、収納スペースの大きいビニール袋を手の平に収まるほど小型化して携帯が容易にでき、必要に応じてすぐこのビニール袋を取り出して用いることができるビニール袋内臓用品を提供することができる。
本実施例のビニール袋内臓用品100は以上の構成であるが、上述の本実施例の効果を奏するものであれば別の構造でもよく、上述した構造に限定されるものではない。
VM…中央列折れ線、VR…右側列折れ線、VL…左側列折れ線、H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7…行折れ線、X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、X8…行の領域、Y1、Y2、Y3、Y4…列の領域、1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1H、1I…ビニール袋、2…第1の面、3…第2の面、4…第1の外面、5…第1の内面、6…第2の外面、7…第2の内面、8…右端、9…左端、10…ビニール袋ユニット、11…ビニール袋の上端、12…ビニール袋の下端、13…接続端、15…ミシン目、16…両端の下端部、20、50…折り畳まれ形態、51…最上面、52…最下面、55…折り畳み片、55A…隣接する折り畳み片、90…収納袋、91…収納袋の内部、93…収納袋の上面部、94…取出口、96…半抜き部、100…携帯用のビニール袋内臓用品。

Claims (2)

  1. ビニール袋が長手方向端部で複数個直列して接続端で接続されたビニール袋ユニットと該ビニール袋ユニットを収納する収納袋から形成される携帯用のビニール袋内臓用品において、
    収納袋は、一面にビニール袋ユニットを取り出す取出口を有し、
    ビニール袋は、
    接続端にミシン目が設けられていて、ミシン目から切り離し可能であり、ミシン目から切り離されたときに、開放端の上端及び閉塞端下端を有し、
    直角方向の両端を右端と左端、対抗面の上下両端方向の折れ目線を列の折れ線、直角方向の折れ目線を行の折れ線、対抗面のそれぞれを第1の面と第2の面、それぞれの面の外側を第1の面の外面、第1の面の内面、及び第2の面の外面、第2の面の内面と定義したときに、
    右端と左端とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて第1の面の内側及び第2の面の内側内で対抗配置され、密着した、折り畳まれ形態を呈し、
    列方向と行方向との両方向に連続して折り畳まれた各折り畳み片が、前記折り畳まれ形態に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態を呈し、
    当該折り畳み片の最下位の折り畳み片が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片に密着し、最上位の折り畳み片が前記取出口に密着し、
    もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋からなるビニール袋ユニットが、収納袋に収納されていること
    を特徴とする携帯用のビニール袋内臓用品。
  2. ビニール袋が長手方向端部で複数個直列して接続端で接続されたビニール袋ユニットと該ビニール袋ユニットを収納する収納袋から形成される携帯用のビニール袋内臓用品において、
    収納袋は、一面にビニール袋ユニットを取り出す取出口を有し、
    ビニール袋は、
    接続端にミシン目が設けられていて、ミシン目から切り離し可能であり、ミシン目から切り離されたときに、開放端の上端及び閉塞端の下端を有し、
    直角方向の両端を右端と左端、対抗面の上下両端方向の折れ目線を列の折れ線、直角方向の折れ目線を行の折れ線、対抗面のそれぞれを第1の面と第2の面、それぞれの面の外側を第1の面の外面、第1の面の内面、及び第2の面の外面、第2の面の内面と定義したときに、
    右端と左端とが対抗面の内側に位置するように折り畳まれて第1の面の内側及び第2の面の内側内で対抗配置され、密着した、折り畳まれ形態を呈し、
    当該折り畳み形態の状態のビニール袋の面上で、中央に形成される列の折れ線を中央列折れ線、右側に形成される列の折れ線を右側列折れ線、左側に形成される列の折れ線を左側列折れ線、行の折れ線を下方から上方に向けて等間隔に第1の行の折れ線から第7の行の折れ線を定義し、列の折れ線で区画される領域を左側から右側に向けて第1の列領域〜第4の列領域として、また行の折れ線で区画される領域を下端側から上側に向けての第1の行領域〜第8の行領域を定義したときに、
    中央列折れ線を中央にして、また右側列折れ線及び左側列折れ線を折れ線として折り畳まれた第1及び第4列領域が外面となり、第2及び第3の列領域が密着し、かつ第1の行折れ線から第7の行の折れ線にかけてジグザクに折り畳まれた、第1の列領域〜第4の列領域と第1の行領域〜第8の行領域とから形成された各折り畳み片が、前記折り畳まれ形態に対して、1/32の大きさに縮小された、折り畳まれ形態を呈し、
    当該折り畳み片の最下位の折り畳み片が隣接するビニール袋の最上位の折り畳み片に密着し、最上位の折り畳み片が前記取出口に密着し、
    もって、上述した折り畳まれた、接続されたビニール袋からなるビニール袋ユニットが、収納袋に収納されていること
    を特徴とする携帯用のビニール袋内臓用品。
JP2017000400U 2017-02-01 2017-02-01 携帯用のビニール袋内臓用品 Active JP3209908U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000400U JP3209908U (ja) 2017-02-01 2017-02-01 携帯用のビニール袋内臓用品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017000400U JP3209908U (ja) 2017-02-01 2017-02-01 携帯用のビニール袋内臓用品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3209908U true JP3209908U (ja) 2017-04-13

Family

ID=58505151

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017000400U Active JP3209908U (ja) 2017-02-01 2017-02-01 携帯用のビニール袋内臓用品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3209908U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140248005A1 (en) Stand-Up Pouch
CN103492275A (zh) 用于相异物体的包装和展示壳体
JP3209908U (ja) 携帯用のビニール袋内臓用品
JP6218488B2 (ja) 表示機能付き包装用箱
KR200323165Y1 (ko) 절첩식 박스
US10696442B2 (en) One piece telescoping graphic block packaging
JP5271187B2 (ja) 包装箱
WO2007059142A1 (en) Folded boxes and methods of making the same
JP3201777U (ja) ティッシュボックス
KR101735939B1 (ko) 포장용 상자
JP3199075U (ja) サンドイッチ用バッグ
KR20220002737U (ko) 달력 및 다이어리 포장 어셈블리
EP3611115A1 (en) Packaging bag for shockproof and combination thereof
CN207876193U (zh) 一种可折叠的马克杯包装板
JP3120444U (ja) 祖供養専用箱
JP3116550U (ja) 折畳み式の整理ケース
JP3235265U (ja) 包装用箱
CN215852355U (zh) 一种折叠式礼品盒及礼品盒组件
JP5585214B2 (ja) 陳列兼用カートン
JP2004182345A (ja) 包装箱
JP2008273608A (ja) 商品梱包容器
KR20100126906A (ko) 다단 말이 방식의 포장용 상자
JP2015048106A (ja) 紙箱
JP2006001611A (ja) 緩衝機能付きカートン
JP3081896U (ja) 折りたたみ鞄

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3209908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250