JP3209251U - ポテト素材を成形する成形機の口金 - Google Patents

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敏範 古橋
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Abstract

【課題】ポテト成形品の形状の確保、歩留まりの向上、及び生地の貫通孔への押込み力を緩和するポテト素材を成形する成形機の口金を提供する。【解決手段】外設した持ち手、内設した押蓋と、押蓋を操作する操作具と、で構成されたポテト成形機用の口金であって、突片部202に架承された状態において、口金本体200の上面から座ぐり孔3を形成し、座ぐり孔3底部に、ポテト素材の星形形状、又はハート形状等の孔5を形成し、かつ孔5は、口金の下面に貫通する構成であり、ポテト素材を成形するに最適な口金である。【選択図】図1

Description

本考案は、ポテト素材を成形する成形機の口金の構造であって、口金本体の上面から座ぐり孔を開設し、この座ぐり孔をガイドとして星形形状の孔を開設する口金に関する。
従来、ポテト(ポテトペースト)、チュロス風の揚げ菓子等の流動素材(以下、ポテト、又はポテト素材とする)を成形するには、口金を必要とする。この種の口金は、一般的に、口金本体に各種形状の孔を開設する構造であった。例えば、市販の商品名で、ポテトマッシャーがある。また、特許第5501934号公報において、ノズルに設けた吐出口の構造が開示されている。この吐出口は、口金の上下面(両面)に開口した形状であって、揚げ菓子の生地は、吐出口の入り口、又はその近傍(入り口部とする)に、絞り込まれた状態で入り込むとともに、この入り口に衝止して、吐出口の内部に押込まれる。従って、生地の押込みに力を要する問題、又は生地が、入り口から内部に均等に、押込まれない問題等の改良点が考えられる。
この改良点を解決する方法として、吐出口の入り口に抵抗なく生地を取入れ(押込み)、かつ内部に均等に取込む(押込み)ことができる手段が必要である。そのために、例えば、座ぐり孔を備えた孔(星形形状、又はハート形状とか、星形形状、又はハート形状と、他の形状との組合せ形状でなる孔)とする構造であれば、前記問題を解消できる。そこで、この座ぐりを備えた孔に関しては、特許第5301774号公報において、皿ねじを備えたタップ穴の構造が開示されている。この発明は、皿ねじとタップ穴とが面一で繋がれる構造であるので、生地の押込みに要する力は緩和されるものの、入り口から内部に均等に、押込まれる保証がなく改良点と考えられる。
特許第5501934号公報 特許第5301774号公報
前述した如く、従来の技術とか、文献1、2では、ポテト素材(生地)の押込みに要する力(押込み力)を緩和する構造とか、また、生地を、成形孔の入り口から、その内部に向って、均等に、押込まれる構造とかにはなっていない等が改良点と考えられる。
上記に鑑み、本考案は、前記生地の押込み力を緩和しつつ、かつ前記改良点の解消を図ることを意図する。
本考案は、口金本体に設けた吐出口の入り口に抵抗なく生地を取込み、かつ内部に均等に取込むとともに、吐出口に到ることができる手段、即ち、座ぐり孔を備えた各形態の孔(貫通孔とする)を採用する。これにより、ポテト成形品の形状の確保と、歩留まりの向上、等を達成すること、又は生地の貫通孔への押込み力を緩和すること、等の為に、請求項1〜請求項4を提案する。
請求項1の考案は、外側に持ち手を備えた容器の内部に摺動自在に設けられた押蓋と、押蓋を操作する操作具と、操作具と押蓋とを連繋する連結具と、で構成されたポテト素材を成形する成形機の口金であって、
口金の口金本体に、上面より開設した座ぐり孔と、座ぐり孔に繋がるポテト素材の星形形状、又はハート形状とか、星形形状、又はハート形状と、他の形状との組合せ形状の孔を形成し、かつ孔は、口金本体の下面に貫通することを特徴とするポテト素材を成形する成形機の口金である。
従って、座ぐり孔を備えた各形態の孔(貫通孔とする)を採用し、口金本体に設けた吐出口の入り口に抵抗なく生地を取込み、かつ内部に均等に取込むとともに、吐出口に到ることができる。これにより、ポテト成形品の形状の確保と、歩留まりの向上、等を達成できること、又は生地の貫通孔への押込み力を緩和できること、等の効果がある。
請求項2の考案は、座ぐり孔は、座ぐり孔の上部より座ぐり孔の底部に向って、狭くなる傾斜部を備えているポテト素材を成形する成形機の口金である。
従って、請求項1の特徴を凌駕し、口金本体に設けた吐出口の入り口に、ほぼ0に等しい抵抗で生地を取込み、かつ内部に均等に取込むことができる。ポテト成形品の形状の確保と、歩留まりの向上、等に寄与できるとともに、押込み力の緩和に、さらに寄与できる。
請求項3の考案は、座ぐり孔は、口金本体に多数個開口するとともに、多数個の座ぐり孔には、多数個の星形形状の孔を有するポテト素材を成形する成形機の口金である。
従って、請求項1の特徴を達成するに最適な口金を提供できる。
請求項4の考案は、座ぐり孔は、多数個の星形形状の孔を囲繞するとともに、孔の輪郭端部は、座ぐり孔底部より、口金本体の上面に近い位置に形成するポテト素材を成形する成形機の口金である。
従って、請求項1と、請求項2の特徴を達成するに最適な口金を提供できる。
口金の一部欠截の拡大平面斜視図 口金の拡大裏面斜視図 口金の座ぐりと孔との関係を示した拡大を、さらに大きくした要部断面図 口金を付けた成形容器の使用状態を示した平面俯瞰図 口金を付けた成形容器の使用状態を示した一部欠裁の裏面の仰視図 口金を付けた成形容器の内部開放した要部の平面俯瞰図 口金と成形容器との関係を示した要部の拡大端面図と、孔を拡大した端面図
図4〜図7に示したポテト素材W成形容器1は、任意形状の筒状(この例では、円筒形状)の容器本体100と、この容器本体100の上部一方外周面100a(外側)の放射方向に、少なくとも、一本設けた持ち手101と、この持ち手101の上側に、一方杆部102aを重畳するように設け、かつ上部他方外周面100b(外側)に設けたブラケット103に、先端部102bを枢支した操作具102と、この操作具102に、上端が枢着された連結具107と、この連結具107の下端が固止された押蓋104と、を主要構成とする。そして、この押蓋104を水平状態に保持するために、連結具107の下端に固定されている。従って、押蓋104は、操作具102が搖動(上下動)しても、常に、水平状態を保って、容器本体100内を上下動する。前記の如く、操作具102に枢着した連結具107には、押蓋104の中心に固定されている。これによって、操作具102は、ブラケット103と操作具102との枢支側を支点として、その他の部位が、上下動するとともに、この上下動により、連結具107を介して押蓋104は、上下方向に上下動する。
従って、容器本体100にポテト等の素材を充填した後に、持ち手101と操作具102とを把持し、操作具102を、順次、下方に向って、持ち手101に近づけていくことで、操作具102は、先端部102bを支点として下向きに移動するとともに、押蓋104も、順次、下がり(下向きに移動し)、容器本体100内の素材を押圧する。この所作により、後述するように、口金本体の星形形状の孔(成形孔)より、容器外に押出される。その後は、従来と同様な所作、例えば、沸騰した油内に浸漬して揚げられる。
図1〜図3に示した口金2は、この一例では、板状の樹脂製であって、任意な形状(この例では、円盤状)でなる。口金2は、口金本体200と、その周辺部201に突出形成した嵌合用の突片部202とで構成される。また、口金2は、前記容器本体100(容器1)の内部100cに支持されるが、突片部202が、内部100cの下端に設けた内鍔片105に支持される。従って、口金2は、容器本体100(容器1)の吐出端面106の端部に、略面一に嵌合支持(架承)される。
図3と図7に示した口金2の詳細な説明をすると、口金2は、突片部202が、容器1の内鍔片105に架承された状態において、口金本体200の上面200aから座ぐり孔3を形成し、座ぐり孔3の上部3a(上面部で、口金本体200の上面200aと面一)から底部3b(後述する。口金本体200の下面200b)に向って、ポテト素材(生地)の星形形状、又はハート形状とか、星形形状、又はハート形状と、他の形状との組合せ形状の孔5を形成し、かつ孔5は、口金本体200の下面200bに貫通し、孔5(成形孔)の吐出口5cを形成する。そして、座ぐり孔3の上部3aと、その近傍部3a−1には、孔5の輪郭端部500と、その近傍部500−1が、それぞれ位置し、座ぐり孔3の底部3bには、孔5の入り口5aが位置する。この構造を形成することで、前述した、生地は、口金本体200の座ぐり孔3に設けた上部3a、及び近傍部3a−1より底部3bにスムーズに到り、孔5の入り口5aと、前記輪郭端部500、及びその近傍部500−1とに抵抗なく取込めるとともに、孔5の内部5bに均等に取込まれる。その後、孔5の吐出口5cに到ることが特徴である。
使用の一例を説明すると、容器本体100の操作具102を持ち上げるとともに、押蓋104を、容器本体100から離間する。これにより、容器本体100の内部100c(部屋)が解放されるので、内部に素材を充填する。続いて、内部100cに所量の生地を入れる。そして、押蓋104を内部100cに入れ、生地を押し込み可能とする。その後、持ち手101を把持しながら、操作具102を押し下げ、かつ押蓋104を押し下げると、生地に圧力が掛り、前述の如く、座ぐり孔3から孔5を経由して、吐出口5cより押し出される(図4参照)。その後の処理は、従来の方法と、同じである。但し、本考案では、成形されたポテトの形状が、美麗で、かつ安定していることから、見た目と、味が良く、お客様の要望に十分応え得る。終了後の所作は、前述の操作の逆であり、割愛する。
前述した各実施例は、本考案の好ましい一例の説明である。従って、本考案は上述した各実施例に限定されるものではなく、考案の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本考案の範疇である。
1 成形容器(容器)
100 容器本体
100a 一方外周面
100b 他方外周面
100c 内部
101 持ち手
102 操作具
102a 杆部
102b 先端部
103 ブラケット
104 押蓋
105 内鍔片
106 端面
107 連結具
2 口金
200 口金本体
200a 上面
200b 下面
201 周辺部
202 突片部
3 座ぐり孔
3a 上部
3a−1 近傍部
3b 底部
3a−1 近傍部
5 孔
5a 入り口
5b 内部
5c 吐出口
500 輪郭端部
500−1 近傍部

Claims (4)


  1. 外側に持ち手を備えた容器の内部に摺動自在に設けられた押蓋と、この押蓋を操作する操作具と、この操作具と前記押蓋とを連繋する連結具と、で構成されたポテト素材を成形する成形機の口金であって、
    前記口金の口金本体に、上面より開設した座ぐり孔と、この座ぐり孔に繋がる前記ポテト素材の星形形状、又はハート形状とか、星形形状、又はハート形状と、他の形状との組合せ形状の孔を形成し、かつこの孔は、前記口金本体の下面に貫通することを特徴とするポテト素材を成形する成形機の口金。

  2. 前記座ぐり孔は、この座ぐり孔の上部より前記座ぐり孔の底部に向って、狭くなる傾斜部を備えていることを特徴とした請求項1に記載のポテト素材を成形する成形機の口金。

  3. 前記座ぐり孔は、前記口金本体に多数個開口するとともに、この多数個の座ぐり孔には、多数個の前記星形形状の孔を有することを特徴とした請求項1に記載のポテト素材を成形する成形機の口金。

  4. 前記座ぐり孔は、前記多数個の前記星形形状の孔を囲繞するとともに、この孔の輪郭端部は、前記座ぐり孔底部より、前記口金本体の上面に近い位置に形成することを特徴とした請求項1に記載のポテト素材を成形する成形機の口金。
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