JP3209019U - ヘルド構造によって織製されたガラス繊維フィラメントの布 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘルド構造によって織製されたガラス繊維フィラメントの布を提供する。【解決手段】布は、撚経と緯糸3との2つのシステムから構成され、撚経は隣接する2本の経糸1、2が互いに撚り合わされたものであり、2本の経糸1、2の撚合点において糸孔が形成され、各糸孔に1本の緯糸3を平行に貫通させる。布は、原材料の使用量を減少し、コスト低減の目的を達成できるばかりでなく、従来の技術と比べ組織におけるフィラメント間の抱合力が悪く、経方向と緯方向に変位及びすべりが発生しやすい欠点を克服するので、製品の品質、機能を向上させ、使用寿命を延長する。【選択図】図1

Description

本考案は、紡績の技術分野に属し、具体的には、ガラス繊維フィラメントヘルド構造工程基布(つまり、ヘルド構造によって織製されたガラス繊維フィラメントの布)に関する。
近年、環境保護、工業、医療衛生、農業、軍事工業、及び国防などの分野に適用される産業用紡績品は著しく発展しつつあり、年増加率は10%以上にも達し、産業用紡績品の殆どの製造には、何れも強力な支持として布が必要であり、布は、製品の強度の70〜80%を支持するように機能している。
ガラス繊維材料は、強度が高く、不燃であり、強酸、強塩基に腐蝕されず、耐熱温度が260℃以上にも達し、酸化防止性、撥水性、撥油性を有するなどの特徴を有し、安価で優れた天然なミネラル材料であり、消防、船舶製造、石油、旅行及び風力発電などの分野に広く適用される。
ガラス繊維布の各種類の工程分野への適用として、ガラス繊維フィラメントを、織機を機械編みにより布に製造し、布を骨格として、ポリウレタンなどの化工原料で被覆することで、例えば各種のタンク、ヨット、ガラス鋼、風電ブレードなどの各種類の産業用紡績品を形成する。
現在、一般的に用いられるガラス繊維布として、殆どは一上一下で交差した(1/1)平織物が採用され、ガラス繊維フィラメントの平滑な表面により、平織布の経、緯の交差点の変位とすべりが極めて発生しやすいので、製品の品質が不安定になり、使用効果に影響してしまう。
本考案は、上記不足を克服し、ヘルド構造によって織製されたガラス繊維フィラメントの布を提供することを目的する。本考案において、ヘルド構造によってガラス繊維布を織製し、製品の使用機能を確保する前提において、原材料の使用量を減少し、コスト低減の目的を達成できるばかりでなく、上記組織におけるフィラメント間の抱合力が悪く、製織し難いことを克服し、布の経糸、緯糸のすべりと変位を回避することもできるので、製品の品質、機能を向上させ、使用寿命を延長する。
本考案の目的は、以下の技術手段で実現することができる。
ヘルド構造により織製されたガラス繊維フィラメントの布は、撚経と緯糸の2つのシステムから構成され、前記撚経は隣接する2本の経糸が互いに撚り合わされ、2本の経糸の撚合点において糸孔が形成されており、各糸孔に1本の緯糸を平行に貫通させる。当該布は経糸の撚り合わせと緯糸を織り合わせたヘルド構造織製方法を用い、各緯糸が織口に通されてから隣接する2本の経糸と互いに撚り合わされており、このようなヘルド構造の布によって、経糸と緯糸にすべりと変位が発生することを防止できる。
上記布の経密度は、100-15本/10cmであり、緯密度は、80-15本/10cmであり、織物幅は、140-230cmである。
前記経糸は、繊度が150-1500dtexのガラス繊維フィラメントである。
前記緯糸は、繊度が150-1500dtexのガラス繊維フィラメントである。
前記ヘルドは、線製ヘルド又は金属ヘルドである。
前記ヘルド構造によって形成される杼口は、通常杼口、開放杼口又は撚合杼口である。
従来の技術と比べ、本考案の有益な効果は次のとおりである。本考案の布は、150-1500dtexガラス繊維フィラメント材料を用い、耐高温性、酸塩基腐蝕耐性、不燃性を有し、独特な経密度と緯密度を有し、製品の使用機能を確保する前提において、原材料の使用量を減少し、コスト低減の目的を達成できるばかりでなく、上記組織におけるフィラメント間の抱合力が悪く、製織し難く、経方向と緯方向に変位及びすべりが発生しやすい欠点を克服するので、製品の品質、機能を向上させ、使用寿命を延長する。
ガラス繊維フィラメントヘルド構造工程基布の構造の模式図である。
以下、具体的な実施例によって本考案をさらに詳細に説明する。
図1に示すように、ガラス繊維フィラメントヘルド構造工程基布において、当該ガラス繊維フィラメントヘルド構造工程基布は撚経と緯糸3との2つのシステムから構成される。前記撚経は隣接する2本の経糸(1、2)が互いに撚り合わされたものであり、2本の経糸(1、2)の撚合点において糸孔が形成されており、各糸孔に1本の緯糸3を貫通させる。ヘルド構造基布に用いられる織製方法は、撚経が左右位置を変更するごとに、1本の緯糸を織り込む方法である。経糸として、瀋陽高特ガラス繊維製品有限公司の250dtex/2fガラス繊維フィラメントを用いる。緯糸として、瀋陽高特ガラス繊維製品有限公司の500dtexガラス繊維フィラメントを用いる。経密度は40本/10cmであり、緯密度は20本/10cmであり、織物幅は230cmである。前記ヘルドは線製ヘルド又は金属ヘルドである。前記ヘルド構造に形成される杼口は通常杼口、開放杼口又は撚合杼口である。
本考案は、製品の使用機能を確保する前提において、原材料の使用量を減少でき、コスト低減の目的を達成できるばかりでなく、上記組織におけるフィラメント間の抱合力が悪く、製織し難いことを克服し、経方向と緯方向に変位及びすべりが発生しやすい欠点を回避し、又は減少するので、製品の品質、機能を向上させ、使用寿命を延長する。
1、2 経糸
3 緯糸

Claims (6)

  1. ヘルド構造により織製されたガラス繊維フィラメントの布であって、
    当該布は、撚経と緯糸の2つのシステムから構成され、前記撚経は隣接する2本の経糸が互いに撚り合わされたものであり、2本の経糸の撚合点において糸孔が形成されており、各糸孔に1本の緯糸を平行に貫通させることを特徴とする布。
  2. 前記布の経密度は100-15本/10cmであり、緯密度は80-15本/10cmであることを特徴とする請求項1に記載の布。
  3. 前記経糸は繊度が150-1500dtexのガラス繊維フィラメントであり、前記緯糸は繊度が150-1500dtexのガラス繊維フィラメントであることを特徴とする請求項1に記載の布。
  4. 前記布の織物幅は140-230cmであることを特徴とする請求項1に記載の布。
  5. 前記ヘルドは線製ヘルド又は金属ヘルドであることを特徴とする請求項1に記載の布。
  6. 前記ヘルド構造によって形成された杼口は通常杼口、開放杼口又は撚合杼口であることを特徴とする請求項1に記載の布。
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