JP3208721B2 - 自動原稿搬送装置の原稿分離機構 - Google Patents

自動原稿搬送装置の原稿分離機構

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JP3208721B2
JP3208721B2 JP03885594A JP3885594A JP3208721B2 JP 3208721 B2 JP3208721 B2 JP 3208721B2 JP 03885594 A JP03885594 A JP 03885594A JP 3885594 A JP3885594 A JP 3885594A JP 3208721 B2 JP3208721 B2 JP 3208721B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電複写機或いは画像
読取機等の原稿処理機に装備される自動原稿搬送装置の
原稿分離機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機は複写処理の高速化および
自動化に伴い、複数枚の原稿を順次自動的に透明板上面
の原稿セット位置に供給する自動原稿給送装置を用いる
ようになってきている。この種自動原稿搬送装置は、原
稿を載置する原稿テーブルと、該原稿テーブル上に載置
された原稿を送り出す前送り手段と、該前送り手段によ
って送り出された原稿を1枚毎に分離して送給する原稿
分離機構を具備している。この原稿分離機構は、駆動ロ
ーラと該駆動ローラと間隔をおいて平行に配設された従
動ローラおよび前記駆動ローラと従動ローラとに捲回さ
れた分離ベルトを備えた分離ベルト機構と、該分離ベル
ト機構と対向して配設された給紙ローラとを具備してい
る。前記分離ベルト機構を構成する従動ローラは支持軸
と該支持軸に回転可能に装着されたローラ部とからなっ
ており、支持軸が支持ブラケットに取り付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】而して、前記従動ロー
ラを構成する支持軸は、その両端を前記支持ブラケット
に取付けボルトによって固定する構成になっている。従
って、その組み付け時や分離ベルトの交換時における支
持軸の取付け、取り外し作業が面倒であるという問題が
ある。
【0004】本発明は前記事実に基づいてなされたもの
であり、その主たる技術的課題は、分離ベルト機構を構
成する従動ローラの支持軸の取付け、取り外し作業が容
易で、かつ、部品点数が少なく、安価に制作することが
できる自動原稿搬送装置の原稿分離機構を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記技
術的課題を達成するために、駆動ローラと該駆動ローラ
と間隔をおいて平行に配設された従動ローラおよび前記
駆動ローラと従動ローラとに捲回された分離ベルトを備
えた分離ベルト機構と、該分離ベルト機構と対向して配
設された給紙ローラとを具備し、原稿テーブルに載置さ
れ前送り手段によって送り出された原稿を1枚毎に分離
して送給する自動原稿搬送装置の原稿分離機構におい
て、該分離ベルト機構を構成する従動ローラは、両端部
が一対の支持ブラケットに着脱可能に装着される支持軸
と該支持軸に回転可能に装着されたローラ部とを具備
し、該支持軸の両端部外周には少なくとも一つの平面部
を備えており、該一対の支持ブラケットは、該駆動ロー
ラと従動ローラの軸心を結ぶ線に垂直な線に対して前記
駆動ローラと反対側上方に開口する嵌合溝を備えてお
り、該一対の支持ブラケットに形成された該嵌合溝に、
該支持軸の両端部が該平面部を該嵌合溝の何れか一方の
壁面に整合して嵌合されている、ことを特徴とする自動
原稿搬送装置の原稿分離機構が提供される。
【0006】
【作用】本発明に従って構成された自動原稿搬送装置の
原稿分離機構における分離ベルト機構の組み付けに際し
ては、駆動ローラのローラ部と従動ローラのローラ部と
に分離ベルトを各々捲回した状態で、駆動ローラを構成
する駆動軸を支持ブラケットに装着する。駆動ローラの
駆動軸を支持ブラケットに装着したら、従動ローラを持
ち分離ベルトの弾性力に抗して一対の支持ブラケットに
形成された嵌合溝の上方まで引っ張り、該嵌合溝の開口
から支持軸の両端部を嵌合溝に嵌合せしめる。支持軸の
両端部を嵌合溝に嵌合すると、従動ローラは分離ベルト
の弾性力によって駆動ローラ側に付勢されているので、
支持軸の両端部は嵌合溝に沿って下端まで移動して所定
の位置に保持される。この所定位置に保持された状態で
前記分離ベルトには所定の張力が作用するように設定さ
れている。なお、分離ベルトの交換等に際して、前記組
み付け状態から従動ローラを一対の支持ブラケットから
取り外す場合は、支持軸の両端をもって分離ベルトに弾
性力に抗して嵌合溝に沿って引き上げることにより、嵌
合溝の開口部から容易に取り外すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に従って構成された原稿分離機
構を装備した自動原稿搬送装置の好適実施例について、
添付図面を参照して詳細に説明する。
【0008】図1及び図2には、静電複写機2の上端部
とこれに装備された自動原稿搬送装置4とが図示されて
いる。静電複写機2はハウジング6を有し、このハウジ
ング6の上面にはガラス板でよい透明板8(図2)が配
設されている。この透明板8の片側(図2において左
側)には原稿セット基準位置Gを定める原稿規制部材1
0が配設され、他側(図2において右側)には静止取付
け部材12が配設されている。本発明に従って構成され
た自動原稿搬送装置4は、静電複写機2のハウジング6
の上面に、透明板8の後側縁に沿って延びる旋回軸線を
中心として図1に実線で示す閉位置と2点鎖線で示す開
位置との間を旋回自在に装着されている。静電複写機2
の透明板8上に手動で原稿を載置する場合には、自動原
稿搬送装置4を開位置にして透明板8を露呈させ、透明
板8上の所要位置に原稿を載置し、そして自動原稿搬送
装置4を閉位置にして透明板8及びその上に載置された
原稿を覆う。透明板8上に原稿を載置する際には、原稿
の片縁を原稿規制部材10の先端縁に当接させて原稿の
片縁を前記原稿セット基準位置Gに位置付けることによ
り、原稿を所要位置に位置付けることができる。自動原
稿搬送装置4を使用して透明板8上に原稿を自動的に搬
入し、そして透明板8上から自動的に搬出する場合に
は、自動原稿搬送装置4は閉位置に位置付けられる。
【0009】図1を参照して説明を続けると、図示の自
動原稿搬送装置4は前後方向(図2において紙面に垂直
な方向)に間隔をおいて配設された前側カバー14及び
後側カバー16を含んでいる。前側カバー14及び後側
カバー16は適宜の合成樹脂から形成することができ
る。後側カバー16内には後側支持基板(図示していな
い)が配設されており、このような後側支持基板がそれ
自体は周知の形態でよい装着機構(図示していない)を
介して、静電複写機2のハウジング6の上面に旋回自在
に装着されている。自動原稿搬送装置4の種々の構成要
素は直接的にあるいは間接的に前記後側支持基板に支持
されている。前側カバー14と後側カバー16との間に
は原稿載置手段18と原稿排出トレイ20が配設されて
いる。この原稿載置手段18は、図2において左側の先
端から右側の後端に向かって上方に傾斜して延びる原稿
テーブル22と、該原稿テーブル22の後端に回動可能
に装着された補助テーブル24とからなっている。原稿
テーブル22には、幅方向に移動自在に一対の幅規制部
材26が装着されている。このような一対の幅規制部材
26は原稿テーブル22の下方においてそれ自体は周知
のラックおよびピニオン機構(図示していない)を介し
て相互に連結されており、相互に連動して相互に接近す
る方向および相互に離隔する方向に移動せしめられる。
原稿排出トレイ20は、原稿載置手段18の下方に配設
され、前後方向(図2において紙面に垂直な方向)から
みて山形に形成された原稿載置面28が形成されてい
る。前側カバー14と後側カバー16との左端部間には
左端部カバー30が配設されており、右端部間には右端
部カバー32が配設されている。なお、前側カバー14
内には、前記自動原稿搬送装置4の開閉状態を検出する
安全スイッチSW1と、左端部カバー30の開閉状態を
検出する安全スイッチSW2、および右端部カバー32
の開閉状態を検出する安全スイッチSW3が配設されて
おり、これら各スイッチは直列に配設されていて、前記
カバー類が閉位置に位置付けられ各スイッチ全て閉路し
たときON信号を後述する制御手段に出力する。
【0010】図1乃至図4を参照して説明を続けると、
前記原稿テーブル22の下流側には、前送り手段38と
原稿分離機構60とを具備する原稿搬入手段33が配設
されている。該原稿搬入手段33は前記原稿テーブル2
2の下流側に延びる一対の静止板34、36を備えてい
る。該静止板34の下側には前送り手段38を構成する
前送りローラ40が配設されており、該前送りローラ4
0は前記静止板34の上流側に形成された開口42から
若干上方に突出して配置されている。前送りローラ40
の上方には、前送り手段38を構成する前送り加圧手段
44が配設されている。該前送り加圧手段44は、回動
可能に配設された回動軸46と、該回動軸46に一端が
固定され他端が前記原稿載置手段18上に載置され静止
板34上に挿入された原稿50に作用する加圧板48と
を具備している。前送り加圧手段44を構成する回動軸
46は、リンク機構52を介してソレノイドSL1に連
結されており、該ソレノイドSL1が付勢されると戻し
ばね54のばね力に抗して矢印56に示す方向に回動せ
しめられ、ソレノイドSL1が除勢されると戻しばね5
4のばね力によって矢印58に示す方向に回動せしめら
れる。従って、回動軸46に取付けられた加圧板48
は、ソレノイドSL1が付勢され回動軸46が矢印56
に示す方向に回動せしめられと静止板34上に挿入され
た原稿50を押圧し、ソレノイドSL1が除勢され回動
軸46が戻しばね54のばね力によって矢印58に示す
方向に回動せしめられと原稿50から離隔せしめられ
る。なお、静止板34の上方には、原稿検知手段として
の原稿セットスイッチSW4が配設されており、該原稿
セットスイッチSW4は、前記原稿載置手段18上に載
置され静止板34上に原稿50が挿入されたときに第1
の信号としてのON信号を、前記原稿載置手段18上に
原稿50が載置されていないとき第2の信号としてのO
FF信号を後述する制御手段に出力する。
【0011】前記前送り手段38の下流側に配設された
原稿分離機構60は、前記静止板34の下側に配設され
静止板34に形成されている開口62を通して上方に突
出させられている複数個のローラを有する給紙ローラ6
4と、この給紙ローラ64に対向してその上方に配設さ
れた分離ベルト機構66とから構成されている。該分離
ベルト機構66は、図5および図6に示すように前記静
止板36の上側に配設された駆動ローラ67と、該駆動
ローラ67と間隔をおいて平行に配設された従動ローラ
68と、駆動ローラ67と従動ローラ68とに捲回され
た分離ベルト69とからなっている。前記駆動ローラ6
7は、一端が後述する伝動機構に伝動連結された駆動軸
671と、該駆動軸671に装着されたローラ部672
とを備えている。駆動軸671の中間部には貫通孔67
3が設けられており、その他端部外周には溝674が形
成されている。ローラ部672は、図示の実施例におい
ては6個を有しており、これらは合成樹脂によって一体
的に構成され、各々外周に溝675が形成されている。
該ローラ部672の図5において左端面には軸心を通る
係合溝676が形成されており、該係合溝676に前記
駆動軸671に設けられた貫通孔673に挿通するピン
70を係合することにより、駆動軸671とローラ部6
72とを一体的に回転するように構成されている。前記
駆動軸671の他端部には軸受スリーブ71が回転可能
に装着されている。該軸受スリーブ71は、合成樹脂に
よって形成されており、軸受筒部711とフランジ71
2とからなっており、軸受筒部711の外周には平行な
2つの平面部713および714が形成されている。こ
のように駆動軸671の他端部に装着された軸受スリー
ブ71は、静止板36に取り付けられた支持ブラケット
72に形成された嵌合溝721に嵌合支持される。な
お、支持ブラケット72に形成された嵌合溝721は、
その幅が前記軸受スリーブ71の軸受筒部711に形成
された2つの平面部713、714間に相当する長さに
構成されているとともに、上端部は前記駆動軸671の
外径より大きく、前記2つの平面部713、714間の
長さより小さく構成されている。従って、前記駆動軸6
71および軸受スリーブ71の支持ブラケット72への
装着は、駆動軸671の他端部を支持ブラケット72の
上方より嵌合溝721に嵌合し、その後駆動軸671の
他端から軸受スリーブ71を駆動軸671に嵌入しつつ
軸受筒部711に形成された2つの平面部713、71
4を嵌合溝721の壁722、723に整合されて支持
ブラケット72の外側面724に当接するまで嵌入す
る。そして駆動軸671の他端外周に形成された溝67
4に合成樹脂等によって構成されたスナップリング73
を装着することにより、取付け作業が完了する。前記従
動ローラ68は、支持軸681と、該支持軸681に回
転可能に装着されたローラ部682を備えている。支持
軸681は、その両端部外周に各々平面部683a、6
83bが形成されている。ローラ部682は、図示の実
施例においては前記駆動ローラ67のローラ部672と
対応する6個を有しており、これらは合成樹脂によって
一体的に構成され、各々外周に溝685が形成されてい
る。このように構成された従動ローラ68は、その支持
軸681が静止板36の一部を折り曲げて立設せしめら
れた一対の支持ブラケット74a、74bに支持され
る。この一対の支持ブラケット74a、74bは、図6
に示すように(図6には一方の支持ブラケット74aの
みが示されているが、他方の支持ブラケット74bも同
様に構成されている)前記駆動ローラ67と従動ローラ
68の軸心を結ぶ線に垂直な線に対して駆動ローラ67
と反対側上方に開口する嵌合溝741a(741b)を
備えている。嵌合溝741a(741b)を形成する壁
面742a(742b)と743a(743b)との間
隔は、前記支持軸681に形成された平面部683a
(683b)の中心から支持軸681の軸心を通り外周
面までの長さに対応して形成されている。従って、支持
軸681の平面部683a(683b)を支持ブラケッ
ト74a(74b)に設けられた嵌合溝741a(74
1b)を形成する壁面742a(742b)と743a
(743b)の一方に整合して支持軸681の両端部を
嵌合溝741a(741b)に嵌合することにより、支
持軸681を回転規制した状態で支持することができ
る。前記平面部683aおよび683bは、支持軸68
1の両端部外周が軸線に平行に切除して形成され、その
内端に各々段部684aおよび684bが形成されてい
る。この段部684aと684bの間隔は、前記支持ブ
ラケット74aと74bの内面間の距離と同一または若
干短く構成されている。従って、前記のように支持軸6
81を支持ブラケット74a、74bに装着した状態で
は、前記段部684aおよび684bが支持ブラケット
74a、74bの内面間に配設される。このため、支持
軸681が軸方向に移動しようとすると、段部684a
または684bが支持ブラケット74aまたは74bの
内面間に当接して抜け止めされている。なお、図示の実
施例においては、支持軸681の両端部には各々一つの
平面部683a(683b)を設けたものを示したが、
平行な一対の平面部とした所謂二面幅としてもよく、ま
た、平行な一対の平面部を複数組備えた断面多角形に構
成してもよい。以上のように構成された駆動ローラ67
の複数のローラ部672と従動ローラ68の複数のロー
ラ部682とには、各々対応するローラ部間に分離ベル
ト69が各々捲回される。分離ベルト69は、ゴム等の
弾性材からなり、幅方向の中央部内面に突出部691を
備えた断面T字型に形成されており、突出部691が前
記駆動ローラ67および従動ローラ68のローラ部67
2および682の外周に形成された溝675および溝6
85に嵌合することにより、ベルトのずれや脱落が防止
されるようになっている。このように装着された複数の
分離ベルト69と前記複数個の給紙ローラ64とは、交
互に位置するように配設され、分離ベルト69は前記静
止板36に形成された開口75を通して下方に突出せし
められている。次に、分離ベルト機構66の組み付けに
ついて説明する。分離ベルト機構66の組み付けに際し
ては、駆動ローラ67の複数のローラ部672と従動ロ
ーラ68の複数のローラ部682とに分離ベルト69を
各々捲回した状態で、駆動ローラ67を構成する駆動軸
671の他端部を前記のようにして支持ブラケット72
に装着する。駆動ローラ67の駆動軸671を支持ブラ
ケット72に装着したら、従動ローラ68を持ち分離ベ
ルト69の弾性力に抗して支持ブラケット74a、74
bに形成された嵌合溝741a(741b)の上方まで
引っ張り、該嵌合溝741a(741b)の開口から支
持軸681の平面部683a(683b)を嵌合溝74
1a(741b)を形成する一方の壁面742a(74
2b)と整合して支持軸681の両端部を嵌合溝741
a(741b)に嵌合せしめる。支持軸681の両端部
を嵌合溝741a(741b)に嵌合すると、従動ロー
ラ68は分離ベルト69の弾性力によって駆動ローラ6
7側に付勢されているので、支持軸681の両端部は嵌
合溝741a(741b)に沿って下端まで移動して所
定の位置に保持される。この所定位置に保持された状態
で前記分離ベルト69には所定の張力が作用するように
前記支持ブラケット72と支持ブラケット74a(74
b)との間隔が設定されている。なお、分離ベルト69
の交換等に際して、前記組み付け状態から従動ローラ6
8を支持ブラケット74a、74bから取り外す場合
は、支持軸681の両端をもって分離ベルト69の弾性
力に抗して嵌合溝741a、741bに沿って引き上げ
ることにより、嵌合溝741a、741bの開口から容
易に取り外すことができる。図2および図4に基づいて
説明を続けると、前記前送りローラ40、給紙ローラ6
4および分離ベルト機構66は、電動モータM1および
歯車機構や電動ベルト機構などの伝動機構76からなる
駆動手段78によって各々矢印79、80および82で
示す方向に回転駆動させられる。なお、前記電動モータ
M1には原稿搬送量検出手段を構成するロータリーエン
コーダ或いは周波数発生器などの回転量検出手段FG1
が装着されており、その検出信号であるパルス信号を後
述する制御手段に出力する。このように構成された原稿
分離手段60は原稿載置手段18上に載置されている原
稿層から2枚以上の原稿が送給されるのを防止して、最
下位の原稿のみを後述する原稿搬入路98に送給するよ
うになっている。
【0012】前記前送り手段38と原稿分離機構60と
の間には、図2乃至図4に示すように前記原稿載置手段
18上に載置され静止板34上に挿入された原稿50の
原稿分離機構60側への挿入を規制する作用位置と原稿
分離機構60側への移動を許容する待避位置とに作動可
能に構成された原稿ストッパ84が配設されている。該
原稿ストッパ84は前記静止板34の下側に配設され、
その基端が前送りローラ40の上流位置に前送りローラ
40の軸と間隔を置いて平行に配設された回動軸86に
固定され、その先端が前記静止板34に形成されている
開口を通して配置されている。該原稿ストッパ84を取
り付けた回動軸86はストッパ駆動手段87によって作
動せしめられる。該ストッパ駆動手段87はラッチ型ソ
レノイドSL2と、該ラッチ型ソレノイドSL2のプラ
ンジャ90と前記回動軸86とを連結するリンク機構8
8とを含んでいる。該ラッチ型ソレノイドSL2は、周
知のものでよく、内部に永久磁石と吸引コイルおよび離
間コイルを具備しており、吸引コイルを付勢するとプラ
ンジャ90を吸引し、この状態で永久磁石の磁力によっ
てプランジャ90を吸引して吸引コイルを除勢してもプ
ランジャ90は吸引状態に保持される。また、プランジ
ャ90を吸引状態から離間する場合は、離間コイルを付
勢して永久磁石の磁力に抗してプランジャ90を離間し
た後、離間コイルを除勢してもプランジャ90は離間状
態が保持されるようになっている。従って、ラッチ型ソ
レノイドSL2の吸引コイルを付勢してプランジャ90
を吸引すると、回動軸86が矢印92に示す方向に回動
せしめられ、回動軸86に取付けられた原稿ストッパ8
4は図3において実線で示す待避位置に位置付けられ
る。また、ラッチ型ソレノイドSL2の離間コイルを付
勢してプランジャ90を離間すると、回動軸86が矢印
94に示す方向に回動せしめられ、回動軸86に取付け
られた原稿ストッパ84は図3において2点鎖線で示す
作用位置に位置付けられ、戻しばね96のばね力によっ
て保持される。なお、原稿ストッパ84には遮蔽板85
が取り付けられており、一方、原稿ストッパ84が実線
で示す待避位置に位置付けられたとき対向する位置にス
トッパ位置検出手段SW5が配設されている。該ストッ
パ位置検出手段SW5は発光素子と受光素子を備え、原
稿ストッパ84が2点鎖線で示す作用位置に位置付けら
れているときには第1の信号としてのON信号を、原稿
ストッパ84が実線で示す待避位置に位置付けられ遮蔽
板85が発光素子と受光素子の間に位置したとき第2の
信号としてのOFF信号を後述する制御手段に出力す
る。
【0013】図2および図7を参照して説明を続ける
と、原稿載置手段18の下方には搬送ベルト機構100
が配設されている。搬送手段を構成する搬送ベルト機構
100は搬送方向(図2において左右方向)に間隔をお
いて配設された駆動ローラ102および従動ローラ10
4と、これらに巻き掛けられた無端ベルト106と、駆
動ローラ102と従動ローラ104との間に配設された
転動ローラ105a、105b、105c、105d、
105eを含んでいる。無端ベルト106の下側走行部
は静電複写機2の透明板8に沿って延在させられてお
り、両者間に原稿搬送路108が規定されている。この
ような原稿搬送路108と前記原稿分離手段60との間
には原稿搬入路98が形成されている。この原稿搬入路
98は内側案内板110および外側案内板112との間
に規定されている。原稿搬入路98にはレジストローラ
対114が配設されている。該レジストローラ対114
は、駆動ローラ116と従動ローラ118とからなって
いる。なお、原稿搬入路98におけるレジストローラ対
114の上流側には発光素子と受光素子とからなる反射
型光学的原稿検出器SW6が配設されており、該原稿検
出器SW6は原稿搬入路98を通過する原稿50を検出
して、その検出信号を後述する制御手段に送出する。前
記搬送ベルト機構100の駆動ローラ102およびレジ
ストローラ対114の駆動ローラ116は、正転・逆転
可能な電動モータM2および歯車機構やベルト機構など
の伝動機構118からなる駆動手段120によって回転
駆動させられる。なお、レジストローラ対114の駆動
ローラ116は、前記伝動機構118と電磁クラッチC
L1を介して連結されている。また、前記電動モータM
2には原稿搬送量検出手段を構成するロータリーエンコ
ーダ或いは周波数発生器などの回転量検出手段FG2が
装着されており、その検出信号であるパルス信号を後述
する制御手段に出力する。
【0014】原稿搬送路108の右側には原稿反転・排
出手段128が配設されている。該原稿反転・排出手段
128は第1の原稿搬出路130を備えており、この第
1の原稿搬出路130は原稿反転搬送手段を構成する反
転ローラ134と外側案内板136、138との間に規
定されている。なお、反転ローラ134の外周には3個
の従動ローラ135a、135b、135cが押圧され
た状態で配設されている。前記第1の原稿搬出路130
の下流側には、第2の原稿搬出路140と原稿反転路1
42とが分岐して設けられており、この分岐部に分岐制
御板144が配設されている。第2の原稿搬出路140
は、分岐制御板144と外側案内板146との間に規定
されている。該第2の原稿搬出路140の下流端には、
駆動ローラ148と従動ローラ150とからなる排出ロ
ーラ対152が配設されている。なお、第2の原稿搬出
路140には発光素子と受光素子とからなる反射型光学
的原稿検出器SW7が配設されており、該検出器SW7
は第2の原稿搬出路140を通過する原稿50を検出し
て、その検出信号を後述する制御手段に送出する。前記
反転路142は、反転ローラ134と分岐制御板144
および外側案内板154との間に規定されており、その
下流端が前記原稿搬送路108の下流端に臨んで形成さ
れている。なお、原稿反転路142には発光素子と受光
素子とからなる反射型光学的原稿検出器SW8が配設さ
れており、該検出器SW8は原稿反転路142を通過す
る原稿50を検出して、その検出信号を後述する制御手
段に送出する。前記分岐制御板144は中間部が軸15
6に装着され、ソレノイドSL3によって作動されるよ
うになっており、ソレノイドSL3が除勢されていると
きには戻しばね158のばね力によって図2において実
線で示す位置に位置付けられており、ソレノイドSL3
が付勢されていると戻しばね158のばね力に抗して図
2において2点鎖線で示す位置に位置付けられる。従っ
て、第1の原稿搬出路130を通って搬送される原稿
は、ソレノイドSL3が除勢されているときには第2の
原稿搬出路140に送られ、ソレノイドSL3が付勢さ
れているときには原稿反転路142に送られるようにな
っている。前記反転ローラ134と排出ローラ対152
を構成する駆動ローラ148は、電動モータM3および
歯車機構や電動ベルト機構などの伝動機構160からな
る駆動手段162によって各々矢印164および166
で示す方向に回転駆動させられる。なお、前記電動モー
タM3には原稿搬送量検出手段を構成するロータリーエ
ンコーダ或いは周波数発生器などの回転量検出手段FG
3が装着されており、その検出信号であるパルス信号を
後述する制御手段に出力する。
【0015】自動原稿搬送装置は図8に示す制御手段2
00を具備している。制御手段200は、マイクロコン
ピュータによって構成されており、制御プログラムに従
って演算処理する中央処理装置(CPU)201と、制
御プログラムや制御マップを格納するリードオンメモリ
(ROM)202と、演算結果等を格納する読み書き可
能なランダムアクセスメモリ(RAM)203と、タイ
マ204と、入力インターフェース205および出力イ
ンターフェース206とを備えている。このように構成
された制御手段200の入力インターフェース205に
は、前記安全スイッチSW1、SW1、SW3、原稿セ
ットスイッチSW4、ストッパ位置検出手段SW5、反
射型光学的検出器SW6、SW7、SW8および回転量
検出手段FG1、FG2、FG3等から検出信号を入力
し、出力インターフェース206から前記電動モータM
1、M2、M3、ソレノイドSL1、SL3、ラッチ型
ソレノイドSL2および電磁クラッチCL1に制御信号
を出力する。また、制御手段200は、静電複写機2の
制御手段210と接続されており、両者間においても制
御信号のやり取りが行われる。静電複写機2の制御手段
210には、操作手段220および表示手段230が接
続されている。操作手段220は図1に示すように静電
複写機2の前部上面に配置され、複写開始キー、複写枚
数指定キー、両面複写指定キー、複写動作ストップキー
等の複写動作操作キーが配設されており、静電複写機2
の制御手段210に複写情報を入力する。表示手段23
0は操作手段220と同様に静電複写機2の前部上面に
操作手段220に隣接して配置され、複写情報や故障情
報等を表示する。
【0016】図示の実施例による原稿分離機構を装備し
た自動原稿搬送装置は以上のように構成されており、以
下その作動手順を図9乃至図14に示すフローチャート
をも参照して説明する。なお、図9至図11はメインル
ーチン、図12は一次給紙のサブルーチン、図13は二
次給紙のサブルーチン、図14は反転給紙のサブルーチ
ンを示すものである。
【0017】図9乃至図11に示すメインルーチンにお
いて制御手段200は、先ずステップS1に安全スイッ
チSW1、スイッチSW2およびスイッチSW3の全て
がONしているか否かをチェックする。即ち、自動原稿
搬送装置4、左端部カバー30および右端部カバー32
が開けられた状態で自動原稿搬送装置4が作動すると危
険であり、何れか一つでも開けられた状態の場合は自動
原稿搬送装置4の作動を禁止するためのチェックであ
る。従って、ステップS1において安全スイッチSW
1、スイッチSW2およびスイッチSW3の何れか一つ
でもOFFの場合は前記カバーが閉位置に位置付けられ
るまで待ち、全てのスイッチがONであるならばステッ
プS2に進んで、原稿セットスイッチSW4がONであ
る否か、即ち原稿載置手段18上に原稿が載置されてい
るか否かを確認する。原稿セットスイッチSW4がON
されていない場合は、原稿載置手段18上に原稿が載置
されていないものと判断してステップS1に戻る。ステ
ップS2において原稿セットスイッチSW4がONされ
ている場合は、原稿載置手段18上に原稿が載置されて
いるものと判断してステップS3に進み、制御手段20
0は静電複写機2の制御手段210から複写開始信号が
送られているか否かをチェックする。この複写開始信号
は操作者が操作手段220の複写開始キーにより複写開
始信号を入力することにより、制御手段210から制御
手段200に送られる。従って、複写開始信号が送られ
ていない場合は複写する必要がないのでステップS1に
戻る。ステップS3において複写開始信号が送られてい
る場合はステップS4に進んで、制御手段200はスト
ッパ位置検出手段SW5がONか否か、即ち原稿ストッ
パ84が図3において2点鎖線で示す作用位置に位置付
けられているか否かを確認する。これは、原稿ストッパ
84が図3において2点鎖線で示す作用位置に位置付け
られていない状態で原稿50が原稿載置手段18に載置
され静止板34上に挿入されると、全ての原稿50が原
稿分離機構60まで達し、原稿が重送される虞があるた
め、原稿ストッパ84が作用位置に位置付けられおり、
原稿50が所定の挿入位置にセットされたか否かを確認
するものである。ステップS4においてストッパ位置検
出手段SW5がONでない場合は原稿50が原稿分離機
構60まで達して重送される虞があるため、原稿搬入動
作には移行せず、制御手段200はステップS5に進ん
で静電複写機2の制御手段210を介してジャム警報を
表示手段230に表示する。これにより、原稿ストッパ
84が作用位置に位置付けられていない状態で原稿50
が原稿テーブル18に載置され静止板34上に挿入され
ることによって生ずる原稿の重送を未然に防止すること
ができる。
【0018】前記ステップS4においてストッパ位置検
出手段SW5がON、即ち原稿ストッパ84が作用位置
に位置付けられている場合は、制御手段200はステッ
プS6に進んで、電動モータM2を正転駆動して搬送ベ
ルト機構100を作動するとともに、電動モータM3を
駆動して反転ローラ134および排出ローラ148を作
動し、透明板8上に置き忘れた原稿があればそれを排出
する作動を行う。また、制御手段200はステップS6
おいてラッチ型ソレノイドSL2をONする(なお、ラ
ッチ型ソレノイドはプランジャを吸引する場合は吸引コ
イルを付勢し、プランジャを離間する場合は離間コイル
を付勢するが、以下の説明においては便宜上プランジャ
を吸引する場合はONとし、プランジャを離間する場合
はOFFとする。)。即ち、ラッチ型ソレノイドSL2
のプランジャを吸引して原稿ストッパ84を図3におい
て実線で示す待避位置に位置付ける。このように電動モ
ータM2、電動モータM3およびラッチ型ソレノイドS
L2を作動するとともに、制御手段200はタイマTを
T1にセットする。このセット時間T1は例えば100
msecに設定されている。次に、制御手段200はタ
イマTをT1にセットしてからの経過時間T0がセット
時間T1に達したか否かをチェックし(ステップS
7)、経過時間T0がセット時間T1に達していない場
合は、ステップS8に進んでストッパ位置検出手段SW
5がOFFか否か、即ち原稿ストッパ84が図3におい
て実線で示す待避位置に位置付けられているか否かを確
認する。ステップS8においてストッパ位置検出手段S
W5がOFFにならない場合はステップS7に戻り、経
過時間T0がセット時間T1に達するまでチェックを行
い、セット時間T1を経過してもストッパ位置検出手段
SW5がOFFにならない場合は、制御手段200は原
稿搬入手段33の作動を禁止し、ステップS9に進んで
静電複写機2の制御手段210を介して原稿ストッパ8
4が異常であることを表示手段230に表示する。この
異常表示により操作者は、ストッパ駆動手段87を構成
するラッチ型ソレノイドSL2かリンク機構88が故障
していることを知ることができる。なお、前記ステップ
S8においてストッパ位置検出手段SW5がOFFにな
った場合は、図10に示すステップS10に進んでタイ
マをクリアし、更にステップP0に進んで一次給紙のサ
ブルーチンを実行する。
【0019】次に、図12に示す一次給紙のサブルーチ
ンについて説明する。制御手段200はステップP1に
おいて原稿搬入手段の電動モータM1をONして駆動す
るとともに、ソレノイドSL1を付勢して加圧板48を
作動して原稿載置手段18に載置され静止板34上に挿
入された原稿50の上面を押圧せしめる。電動モータM
1が駆動されることにより、前送りローラ40および原
稿分離機構60を構成する給紙ローラ64と分離ベルト
機構66の駆動ローラ68が回転駆動せしめられるの
で、原稿載置手段18に載置され静止板34上に挿入さ
れた原稿層中の最下位の原稿が原稿搬入路98に送給さ
れる。このようにして、原稿載置手段18の原稿を原稿
搬入路98に送給したら制御手段200は、検出器SW
6がONしたか否か、即ち原稿搬入路98に送給された
原稿の先端が検出器SW6に達したか否かをチェックす
る(ステップP2)。ステップP2において検出器SW
6がONしていなければ待ち、検出器SW6がONした
ならば制御手段200はタイマTをT2にセットする
(ステップP3)。このセット時間T2は例えば25m
secに設定されている。次に、制御手段200はタイ
マTをT2にセットしてからの経過時間T0がセット時
間T2に達したか否かをチェックし(ステップP4)、
経過時間T0がセット時間T2に達していない場合は待
って原稿の搬送を継続し、経過時間T0がセット時間T
2に達したならばステップP5に進んで、電動モータM
1およびソレノイドSL1をOFFして原稿の給紙動作
を停止する。この一次給紙作動により前送りローラ40
および原稿分離機構60によって原稿搬入路98に送給
された原稿は、その前端が非作動状態にあるレジストロ
ーラ対114のニップ部位に当接せしめられた状態とな
り、一次給紙が終了する。
【0020】再び図10に示すメインルーチンに戻っ
て、前記のようにして一次給紙が終了したら、制御手段
200はステップQ0に進み二次給紙のサブルーチンを
実行する。図13に基づき二次給紙のサブルーチンにつ
いて説明する。制御手段200はステップQ1において
レジストローラ対114の駆動ローラ116に装着され
た電磁クラッチCL1をONして付勢する。電磁クラッ
チCL1が付勢されると、電動モータM2は既に正転駆
動されているのでレジストローラ対114の駆動ローラ
116が回転駆動せしめられる。従って、前記一次給紙
においてレジストローラ対114のニップ部位まで送給
されている原稿は、静電複写機2の透明板8に沿って延
在する原稿搬送路108に向けて搬送され、更に、搬送
手段を構成する搬送ベルト機構100により透明板8上
を図2において左側(一端部)から右側(他端部)に向
かって搬送せしめられる。次に、制御手段200はステ
ップQ2において原稿搬入路98に配設された検出器S
W6がOFFしたか否か、即ち原稿の後端が検出器SW
6を通過したか否かをチェックし、検出器SW6がOF
Fしなければ待ち、検出器SW6がOFFしたならば原
稿の後端が検出器SW6を通過したものと判断してステ
ップQ3に進み、静電複写機2の制御手段210から両
面複写信号が送られているか否かを確認する。この両面
複写信号は、操作者が前記操作手段220の両面複写指
定キーによって静電複写機2の制御手段210に入力
し、この入力信号に基づいて制御手段210から制御手
段200に送られる。ステップQ3において両面複写信
号がある場合はステップR0に進み、反転給紙のサブル
ーチンを実行する。この反転給紙のサブルーチンについ
ては後述する。ステップQ3において両面複写信号がな
い場合はステップQ4に進み、搬送ベルト機構100の
電動モータM2に装着された回転量検出手段FG2から
のパルス信号PSBのカウントを開始する。ステップQ
4においてパルス信号PSBをカウントし始めたなら
ば、ステップQ5に進んで制御手段200はパルス信号
PSBが設定パルス数PS1に達したか否かをチェック
する。この設定パルス数PS1は、前記検出器SW6か
ら図2における原稿セット基準位置Gまでの原稿搬送量
に相当する電動モータM2の回転量に対応するパルス数
である。ステップQ5においてパルス信号PSBが設定
パルス数PS1に達しない場合は待って搬送を継続し、
パルス信号PSBが設定パルス数PS1に達したなら
ば、原稿の後端が前記原稿セット基準位置Gに到達した
と判断してステップQ6に進み、電動モータM2をOF
Fして搬送ベルト機構100の作動を停止する。同時
に、前記電磁クラッチCL1をOFFするとともに、回
転量検出手段FG2からのパルス信号PSBのカウント
をクリアする。次に、制御手段200はステップQ7に
おいて、再び回転量検出手段FG2からのパルス信号P
SBのカウントを開始する。これは、電動モータM2を
OFFしても電動モータM2の駆動軸は直ちに停止せず
慣性によって若干回動するからである。従って、この慣
性力によって回動する分だけ原稿の後端は前記原稿セッ
ト基準位置Gよりオーバーランして前進した位置、即ち
図2における原稿セット基準位置Gより右側に搬送され
て停止することになり、この搬送量(オーバーラン量)
を検出するためである。ステップQ7において回転量検
出手段FG2からのパルス信号PSBのカウントを開始
したならば制御手段200は、回転角度検出手段FG2
からのパルス信号PSBが零(0)になったか否か、即
ち電動モータM2が確実に停止したか否かを確認する
(ステップQ8)。ステップQ8において回転量検出手
段FG2からのパルス信号PSBが零(0)になったこ
とを確認したならばステップQ9に進み、制御手段20
0は電動モータM2が確実に停止したとき、即ち回転量
検出手段FG2からのパルス信号PSBが零(0)にな
ったときまでの回転量検出手段FG2からのパルス数P
S2をオーバーラン量としてランダムアクセスメモリ
(RAM)203に格納するとともに、回転量検出手段
FG2からのパルス信号PSBのカウントをクリアす
る。次に、制御手段200はステップQ10において、
電動モータM2を逆転駆動して搬送ベルト機構100を
逆作動するとともに、電動モータM2に装着された回転
量検出手段FG2からのパルス信号PSBのカウントカ
ウントを開始する。ステップQ10において回転量検出
手段FG2からのパルス信号PSBをカウントし始めた
ならば、ステップQ11に進んで制御手段200はパル
ス信号PSBが前記オーバーラン量に相当するパルス数
PS2に達したか否かをチェックする。ステップQ11
においてパルス信号PSBがオーバーラン量に相当する
パルス数PS2に達しない場合は待って搬送を継続し、
パルス信号PSBがオーバーラン量に相当するパルス数
PS2に達したならば、原稿の後端が前記原稿セット基
準位置Gに到達したと判断してステップQ12に進み、
電動モータM2をOFFして搬送ベルト機構100の作
動を停止する。また、制御手段200は静電複写機2の
制御手段210に対してプリント信号、即ち露光開始準
備完了信号を出力する。
【0021】次に、図14に示す反転給紙サブルーチン
に基づき反転給紙作動について説明する。制御手段20
0はステップR1において電動モータM3をONして反
転ローラ134を回転駆動するとともに、前記分岐制御
板144を作動制御するソレノイドSL3をONして付
勢する。ソレノイドSL3が付勢されると分岐制御板1
44が図2において2点鎖線で示す位置に位置付けられ
ので、搬送ベルト機構100および反転ローラ134に
よって搬送される原稿は、透明板8上に形成される原稿
搬送路108を図2において左側(一端部)から右側
(他端部)に向けて搬送され、更に、第1の原稿搬出路
130を通って原稿反転路142に送られる。このよう
にして、原稿反転路142に原稿を搬送すべく電動モー
タM3およびソレノイドSL3を作動したならば、制御
手段200は反転路142中に配設された原稿検出器S
W8がONしたか否か、即ち原稿の前端が原稿検出器S
W8に達したか否かをチェックし(ステップR2)、原
稿検出器SW8がONしなければ待ち、検出器SW8が
ONしたならばステップR3に進んで、搬送ベルト機構
100の電動モータM2を逆転駆動して搬送ベルト機構
100を逆作動するとともに、反転ローラ134を駆動
する電動モータM3に装着された回転量検出手段FG3
からのパルス信号PSCのカウントを開始する。ステッ
プR3において回転量検出手段FG3からのパルス信号
PSCをカウントし始めたならば、ステップR4に進ん
で制御手段200はパルス信号PSCが設定パルス数P
S3(第1の所定搬送量)に達したか否かをチェックす
る。この設定パルス数PS3は、搬送ベルト機構100
の電動モータM2が逆転駆動されてからその回転速度が
安定するまでの時間に相当する反転ローラ134による
原稿搬送量(パルス数)に設定されている。このように
反転ローラ134によって搬送された原稿は、原稿搬送
路108の図2において右側(他端部)に導入され、搬
送ベルト機構100により左側(一端部)に向けて搬送
される。ステップR4においてパルス信号PSCが設定
パルス数PS3に達しない場合は待ち、パルス信号PS
Cが設定パルス数PS3に達したならば、ステップR5
に進んで搬送ベルト機構100の電動モータM2のポジ
ショニング制御を開始するとともに、電動モータM2に
装着された回転量検出手段FG2からのパルス信号PS
Bのカウントカウントを開始する。なお、ポジショニン
グ制御とは、搬送ベルト機構100によって搬送される
原稿の前端が図2における原稿セット基準位置Gに近づ
いたら電動モータM2の回転速度を落としてパルス信号
PSBが設定パルス数PS4(第2の所定搬送量)に達
し電動モータM2をOFFしたとき確実に停止し、原稿
が慣性力によって原稿セット基準位置Gをオーバランし
ないように制御することである。パルス信号PSBをカ
ウントし始めたならば、ステップR6に進んで制御手段
200はパルス信号PSBが設定パルス数PS4(第2
の所定搬送量)に達したか否かをチェックする。この設
定パルス数PS4は、前記パルス信号PSBのカウント
開始時に搬送ベルト機構100に送られている原稿の前
端を搬送ベルト機構100によって前記原稿セット基準
位置Gまで搬送する原稿搬送量に相当するパルス数であ
る。ステップR6においてパルス信号PSBが設定パル
ス数PS4に達しない場合は待って搬送を継続し、パル
ス信号PSBが設定パルス数PS4に達したならば、原
稿の前端が前記原稿セット基準位置Gに到達したと判断
してステップR7に進み、電動モータM2をOFFして
搬送ベルト機構100の作動を停止する。同時に、前記
電動モータM3をOFFして反転ローラ134および排
出ローラ148の作動を停止するとともに、前記ソレノ
イドSL3をOFFして除勢し分岐制御板144を図2
において実線で示す位置に位置付ける。また、制御手段
200は静電複写機2の制御手段210に対してプリン
ト信号、即ち露光開始準備完了信号を出力する。
【0022】次に、図10のメインフローに戻って説明
する。前記のように一次給紙サブルーチンP0、二次給
紙サブルーチンQ0および反転給紙サブルーチンR0を
実行したならば、制御手段200はステップS11にお
いて原稿セットスイッチSW4がONである否か、即ち
原稿載置手段18上に原稿が残っているか否かを確認す
る。原稿セットスイッチSW4がONされている場合
は、制御手段200は原稿フラグを立て(ステップS1
2)、再度一次給紙サブルーチンP0を実行する。な
お、この一次給紙サブルーチンP0は前に透明板8上に
搬送された原稿が露光されている間に行われる。このよ
うにして再度一次給紙サブルーチンP0を実行したら制
御手段200は、図11に示すようにステップS13に
進んで静電複写機2の制御手段210から原稿交換信号
が送られているか否かを確認する。この原稿交換信号
は、前に透明板8上に搬送された原稿の露光を完了した
とき静電複写機2の制御手段210から制御手段200
に送られる。ステップS13において原稿交換信号があ
る場合にはステップS14に進んで、電動モータM2を
正転駆動して搬送ベルト機構100を作動するととも
に、電動モータM3を駆動して反転ローラ134および
排出ローラ148を回転駆動し、露光が完了した透明板
8上の原稿の排出作動を行う。この排出作動によって露
光が完了した透明板8上の原稿は、透明板8上を図2に
おいて右方向に搬送され、さらに第1の原稿搬出路13
0を通して第2の原稿搬出路140に搬送される。電動
モータM2および電動モータM3を駆動して原稿の排出
作動を開始したら制御手段200は、ステップS15に
進み第2の原稿搬出路140に配設された原稿検出器S
W7が一旦ONしてからOFFしたか否か、即ち第2の
原稿搬出路140に搬送された原稿の後端が検出器SW
7を通過したか否かをチェックし、原稿検出器SW7が
一旦ONしてからOFFしていなければ待ち、原稿検出
器SW7が一旦ONしてからOFFしたならば原稿の後
端が原稿検出器SW7を通過したと判断して、制御手段
200はステップS16に進んでタイマTをT3にセッ
トする。このセット時間T3は、原稿の後端が原稿検出
器SW7を通過してから排出ローラ148を通過するま
での時間で、例えば100msecに設定されている。
ステップS16においてタイマTをT3にセットしたな
らば制御手段200は、ステップS17に進んで原稿の
後端が原稿検出器SW7を通過してからの経過時間T0
が設定時間T3に達したか否かをチェックし、経過時間
T0が設定時間T3に達していなければ原稿排出作動を
継続し、経過時間T0が設定時間T3に達したならば原
稿の後端が排出ローラ148を通過したものと判断して
ステップS18に進み、電動モータM3をOFFして反
転ローラ134および排出ローラ148の作動を停止す
る。このようにして排出ローラ148から排出された露
光済原稿は、原稿排出トレイ20上に排出される。次
に、制御手段200は、ステップS19に進んで原稿フ
ラグが立っているか否かをチェックし、原稿フラグが立
っている場合は次原稿が既に一次給紙を完了しているも
のと判断して、前記二次給紙サブルーチンQ0に移行す
る。また、ステップS19において原稿フラグが立って
いない場合は、ステップS20に進んで一次給紙された
原稿がないものと判断し電動モータM2をOFFしてて
搬送ベルト機構100の作動を停止する。その後、制御
手段200は前記ステップS1に戻って前記各ステップ
を実行する。なお、前記ステップS13において原稿交
換信号がない場合にはステップS21に進んで、両面複
写信号が送られているか否かをチェックし、両面複写信
号が送られていない場合は前記ステップS13に戻り、
両面複写信号が送られている場合はステップS22に進
んで、搬送ベルト機構100の電動モータM2を正転駆
動するとともに、反転ローラ134を駆動する電動モー
タM3をONし、更に反転給紙サブルーチンR0に移行
する。
【0023】なお、図10における前記ステップS11
において原稿セットスイッチSW4がONされていない
場合は、原稿載置手段18上に複写すべき原稿が残って
いないものと判断してステップS23に進み、原稿フラ
グをクリアするとともに、ラッチ型ソレノイドSL2を
OFFし、プランジャを離間する方向に作動して原稿ス
トッパ84を図3において2点鎖線で示す作用位置に位
置付ける。同時に制御手段200は、ストッパ駆動手段
87を構成するラッチ型ソレノイドSL2およびリンク
機構88の故障を診断するためにタイマTをT4にセッ
トする。このセット時間T4は例えば100msecに
設定されている。次に、制御手段200はタイマTをセ
ットしてからの経過時間T0がセット時間T4に達した
か否かをチェックし(ステップS24)、経過時間T0
がセット時間T4に達していない場合は、ステップS2
5に進んでストッパ位置検出手段SW5がONか否か、
即ち原稿ストッパ84が図3において2点鎖線で示す作
用位置に位置付けられているか否かを確認する。ステッ
プS25においてストッパ位置検出手段SW5がONに
ならない場合はステップS24に戻り、経過時間T0が
セット時間T4に達するまでチェックを行い、セット時
間T4を経過してもストッパ位置検出手段SW5がON
にならない場合はステップS26に進んで、原稿ストッ
パ84が異常であることを表示手段230に表示する。
この異常表示により操作者は、ストッパ駆動手段87を
構成するラッチ型ソレノイドSL2かリンク機構88が
故障していることを知ることができる。
【0024】
【発明の効果】本発明による自動原稿搬送装置の原稿分
離機構は以上のように構成され、駆動ローラと該駆動ロ
ーラと間隔をおいて平行に配設された従動ローラおよび
前記駆動ローラと従動ローラとに捲回された分離ベルト
を備えた分離ベルト機構の従動ローラは、両端部が一対
の支持ブラケットに着脱可能に装着される支持軸と該支
持軸に装着されたローラ部とを備え、前記一対の支持ブ
ラケットは、前記駆動ローラと従動ローラの軸心を結ぶ
線に垂直な線に対して前記駆動ローラと反対側上方に開
口する嵌合溝を備え、該嵌合溝に前記支持軸を着脱可能
に嵌合したので、従動ローラの組み付けに際しては、従
動ローラを持ち分離ベルトの弾性力に抗して一対の支持
ブラケットに形成された嵌合溝の上方まで引っ張り、該
嵌合溝の開口から支持軸の両端部を嵌合溝に嵌合すれば
よく、また、取り外す場合は、支持軸の両端をもって分
離ベルトに弾性力に抗して嵌合溝に沿って引き上げるこ
とにより、嵌合溝の開口部から容易に取り外すことがで
きるため、その組み付け取り外し作業が極めて容易とな
る。また、本発明によれば、従動ローラの支持軸は分離
ベルトの弾性力を利用して一対の支持ブラケットに形成
された嵌合溝に保持される構成であるため、支持軸を支
持ブラケットに固定するための部材が不要となり、部品
点数を最小とすることができ、安価な原稿分離機構を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された自動原稿搬送装置の
好適実施例を静電複写機に装備した状態を示す斜面図。
【図2】図1に示す自動原稿搬送装置の断面概略図。
【図3】図1および図2に示す自動原稿搬送装置の搬入
手段を拡大して示す断面図。
【図4】図3に示す搬入手段の展開斜視図。
【図5】図1および図2に示す自動原稿搬送装置に装備
する原稿分離機構を構成する分離ベルト機構の水平断面
図。
【図6】図5におけるAーA線断面図。
【図7】図1および図2に示す自動原稿搬送装置の搬送
ベルト機構および原稿反転・排出手段の展開斜視図。
【図8】図1および図2に示す自動原稿搬送装置に装備
される制御手段の構成ブロック図。
【図9】図6に示す制御手段の処理手順を示すもので、
メインルーチンの一部を示すフローチャート。
【図10】図6に示す制御手段の処理手順を示すもの
で、メインルーチンの一部を示すフローチャート。
【図11】図6に示す制御手段の処理手順を示すもの
で、メインルーチンの一部を示すフローチャート。
【図12】図6に示す制御手段の処理手順を示すもの
で、一次給紙のサブルーチンを示すフローチャート。
【図13】図6に示す制御手段の処理手順を示すもの
で、二次給紙のサブルーチンを示すフローチャート。
【図14】図6に示す制御手段の処理手順を示すもの
で、反転給紙のサブルーチンを示すフローチャート。
【符号の説明】
2:静電複写機 4:自動原稿搬送装置 6:静電複写機のハウジング 8:透明板 10:原稿規制部材 18:原稿載置手段 20:原稿排出トレイ 22:原稿テーブル 33:原稿搬入手段 38:前送り手段 40:前送りローラ 44:前送り加圧手段 48:加圧板 60:原稿分離機構 64:給紙ローラ 66:分離ベルト機構 67:駆動ローラ 68:従動ローラ 69:分離ベルト 70:ピン 71:軸受スリーブ 72:支持ブラケット 73:スナップリング 74a、74b:支持ブラケット 78:駆動手段 84:原稿ストッパ 87:ストッパ駆動手段 98:原稿搬入路 100:搬送ベルト機構 102:駆動ローラ 104:従動ローラ 106:無端ベルト 108:原稿搬送路 114:レジストローラ対 116:駆動ローラ 118:従動ローラ 120:駆動手段 128:原稿反転・排出手段 130:第1の原稿搬出路 134:反転ローラ 135a、135b、135c:従動ローラ 140:第2の原稿搬出路 142:反転路 144:分岐制御板 148:駆動ローラ 150:従動ローラ 152:排出ローラ対 162:駆動手段 200:制御手段 201:中央処理装置(CPU) 202:リードオンメモリ(ROM) 203:ランダムアクセスメモリ(RAM) 204:タイマ 205:入力インターフェース 206:出力インターフェース 210:静電複写機2の制御手段 220:操作手段 230:表示手段 681:支持軸 682:ローラ部 683a、683b:平面部 684aと684b:段部 741a、741b:嵌合溝 M1、M2、M3:電動モータ FG1、FG2、FG3:回転量検出手段 SL1:ソレノイド SL1:ラッチ型ソレノイド SL3:ソレノイド CL1:電磁クラッチ SW1、SW2、SW3:安全スイッチ SW4:原稿セットスイッチ SW5:ストッパ位置検出手段 SW6、SW7、SW8:反射型光学的原稿検出器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動ローラと該駆動ローラと間隔をおい
    て平行に配設された従動ローラおよび前記駆動ローラと
    従動ローラとに捲回された分離ベルトを備えた分離ベル
    ト機構と、該分離ベルト機構と対向して配設された給紙
    ローラとを具備し、原稿テーブルに載置され前送り手段
    によって送り出された原稿を1枚毎に分離して送給する
    自動原稿搬送装置の原稿分離機構において、 分離ベルト機構を構成する従動ローラは、両端部が一
    対の支持ブラケットに着脱可能に装着される支持軸と該
    支持軸に回転可能に装着されたローラ部とを具備し、該
    支持軸の両端部外周には少なくとも一つの平面部を備え
    ており、 一対の支持ブラケットは、駆動ローラと従動ローラ
    の軸心を結ぶ線に垂直な線に対して前記駆動ローラと反
    対側上方に開口する嵌合溝を備えており該一対の支持ブラケットに形成された該嵌合溝に、該支
    持軸の両端部が該平面部を該嵌合溝の何れか一方の壁面
    に整合して嵌合されている、 ことを特徴とする自動原稿搬送装置の原稿分離機構。
  2. 【請求項2】 支持軸の両端部に形成された平面部
    は、支持軸の両端部外周を切除して内端に段部を備
    え、該段部が前記一対の支持ブラケット間に配置するよ
    うに構成した、請求項に記載の自動原稿搬送装置の原
    稿分離機構。
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