JP3208054U - スーツケース - Google Patents
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Abstract
【課題】荷物を取り出したり収納したりすることが便利なスーツケースを提供する。
【解決手段】本体は、回動自在に接続されている上部本体101と下部本体102とを含み、上部本体101及び下部本体102は、囲んで収納チャンバーを形成可能であり、仕切り板は、上部仕切り板103及び下部仕切り板104を含み、上部仕切り板103は上部本体101内に設置され、下部仕切り板104は下部本体102内に設置されており、本体が展開された状態で、上部仕切り板103は下部本体102に向けて回動可能であり、下部仕切り板104は上部本体101に向けて回動可能である。上部仕切り板103及び下部仕切り板104により、本体の収納チャンバーを複数のスペースに分割し、分割した後の空間の体積がさらにコンパクト化されて荷物を容易に固定することができる。上部本体101及び下部本体102は回動によって開閉され、上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ上部本体101及び下部本体102内に回動接続される。
【選択図】図1
【解決手段】本体は、回動自在に接続されている上部本体101と下部本体102とを含み、上部本体101及び下部本体102は、囲んで収納チャンバーを形成可能であり、仕切り板は、上部仕切り板103及び下部仕切り板104を含み、上部仕切り板103は上部本体101内に設置され、下部仕切り板104は下部本体102内に設置されており、本体が展開された状態で、上部仕切り板103は下部本体102に向けて回動可能であり、下部仕切り板104は上部本体101に向けて回動可能である。上部仕切り板103及び下部仕切り板104により、本体の収納チャンバーを複数のスペースに分割し、分割した後の空間の体積がさらにコンパクト化されて荷物を容易に固定することができる。上部本体101及び下部本体102は回動によって開閉され、上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ上部本体101及び下部本体102内に回動接続される。
【選択図】図1
Description
本考案は、バッグの分野に関し、より詳しくは、スーツケースに関する。
現在、社会のリズムが速く、経済や科学技術の発展につれて、人々の日常的な外出が益々多くなっている。旅行、出国休暇、出張、友人の訪問、留学、帰郷などの現象は、非常に通常的になっている。外出する回数が増加するにつれて物品を収納するスーツケースが人々の必需品となっている。
外出するとき、必要な荷物が比較的多いため、スーツケースの体積も益々大きくなっている。収納する物品が比較的多い場合、内部の物品を押し付けて固定しなければならない。従来のスーツケースは、内部チャンバー内に仕切り板を追加して収納用チャンバーを複数のスペースに分けて、収納作用を発揮できるようにする手段が普通である。
考案者は、研究の過程で、従来技術の仕切り板は3点固定モードを使用し、仕切り板は本体の底部から本体の頂部に向ける方向に沿って開かれており、このような開き方は、仕切り板が開かれる過程で、支持を受けることができず、仕切り板を完全に展開しなければならないため、地面と接触して仕切り板が汚れてしまうし、且つ、このような開き方は、仕切り板を開閉する過程で、ユーザーが常に本体に対して自分の位置を変更する必要があるため、ユーザーの操作が不便になる、ということを見つけた。
本考案の目的は、従来技術のスーツケースの収納能力を向上させることができるスーツケースを提供することである。
本考案は、下記のような技術手段によって実現する。
本体及び仕切り板を備えるスーツケースにおいて、
前記本体は、回動自在に接続されている上部本体と下部本体とを含み、前記上部本体及び前記下部本体は、囲んで収納チャンバーを形成可能であり、前記仕切り板は、上部仕切り板及び下部仕切り板を含み、前記上部仕切り板は前記上部本体内に設置され、前記下部仕切り板は前記下部本体内に設置されており、
前記本体が展開された状態で、前記上部仕切り板は前記下部本体に向けて回動可能であり、前記下部仕切り板は前記上部本体に向けて回動可能である。
前記本体は、回動自在に接続されている上部本体と下部本体とを含み、前記上部本体及び前記下部本体は、囲んで収納チャンバーを形成可能であり、前記仕切り板は、上部仕切り板及び下部仕切り板を含み、前記上部仕切り板は前記上部本体内に設置され、前記下部仕切り板は前記下部本体内に設置されており、
前記本体が展開された状態で、前記上部仕切り板は前記下部本体に向けて回動可能であり、前記下部仕切り板は前記上部本体に向けて回動可能である。
追加された上部仕切り板及び下部仕切り板によって、本体の収納チャンバーを複数のスペースに分割し、分割した後の空間の体積がさらにコンパクト化されて、荷物を容易に固定する。上部本体及び下部本体は回動によって開閉され、上部仕切り板及び下部仕切り板は、それぞれ上部本体及び下部本体内に回動接続され、2つの仕切り板のそれぞれは、中間に向かって回動することができて、支持や制御に便利になり、ユーザーが収納チャンバーから荷物を取り出したり収納したりすることが便利になる。
さらに、前記仕切り板及び前記本体の間は、接続バンドセットを介して接続され、前記接続バンドセットは、2セット有し、それぞれ前記下部本体及び前記上部本体内に接続され、
前記本体は、対向する第1の側壁及び第2の側壁を含み、前記上部本体と前記下部本体との間の回動中心線は、前記第2の側壁に設置され、それぞれの前記接続バンドセットは、第1のバンドセット及び第2のバンドセットを含み、前記仕切り板は、前記第1のバンドセットを介して前記第1の側壁に着脱可能に接続され、前記仕切り板は、前記第2のバンドセットを介して前記第2の側壁に回動接続され、
前記仕切り板の前記第2の側壁から離れる側が第1の側辺であり、前記仕切り板の前記第2の側壁に近い側が第2の側辺であり、
前記第1のバンドセットと前記仕切り板が分離状態になるとき、前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板は回動可能であり、前記上部仕切り板の第1の側辺と前記下部仕切り板の第1の側辺は回動過程で互いに支持される。
前記本体は、対向する第1の側壁及び第2の側壁を含み、前記上部本体と前記下部本体との間の回動中心線は、前記第2の側壁に設置され、それぞれの前記接続バンドセットは、第1のバンドセット及び第2のバンドセットを含み、前記仕切り板は、前記第1のバンドセットを介して前記第1の側壁に着脱可能に接続され、前記仕切り板は、前記第2のバンドセットを介して前記第2の側壁に回動接続され、
前記仕切り板の前記第2の側壁から離れる側が第1の側辺であり、前記仕切り板の前記第2の側壁に近い側が第2の側辺であり、
前記第1のバンドセットと前記仕切り板が分離状態になるとき、前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板は回動可能であり、前記上部仕切り板の第1の側辺と前記下部仕切り板の第1の側辺は回動過程で互いに支持される。
接続バンドセットを仕切り板に接続させることで、仕切り板が回動することが便利になり、第1のバンドセット及び第2のバンドセットは、それぞれ仕切り板の両側を第1の側壁及び第2の側壁に接続し、第2の側壁は、上部本体及び下部本体の回動軸が属する区域であり、第1の側壁は、本体の第2の側壁に対向する側壁であり、上部仕切り板及び下部仕切り板は、それぞれ第2の側壁及び第1の側壁に接続されることで本体に固定されて、仕切り板の着脱が便利になる。上部仕切り板及び下部仕切り板は、いずれも第1のバンドセットと分離し、第2のバンドセットを介して本体に動的に接続されることができ、上部仕切り板及び下部仕切り板が第1のバンドセットと分離されるとき、上部仕切り板及び下部仕切り板の第1の側辺が回動可能であり、回動過程で、上部仕切り板及び下部仕切り板の第1の側辺が互いに支持されて、2つの仕切り板が起立状態を維持することができ、第2の側壁が2つの仕切り板の間に位置する。2つの仕切り板が起立するとき、収納チャンバーが完全に露出され、ユーザーが上部本体及び下部本体に荷物を収納することが便利になる。このような接続方法によれば、ユーザーは自分のスーツケースに対する相対的な位置を変更する必要がなく、仕切り板を起立させたり横にさせたりすることができ、操作が便利になる。また、仕切り板は収納チャンバーから脱離したり、地面と接触したりすることを防止できる。
さらに、前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板は、それぞれ前記第2のバンドセットと着脱可能に接続されている。
仕切り板と第2のバンドセットとの間も着脱可能に接続され、ユーザーが便利に仕切り板を取り外してスーツケースを整理することができる。
さらに、前記着脱可能な接続は、ベルクロ接続又はボタン接続である。
ベルクロ及びボタンはよく使われる着脱可能な接続手段である。ベルクロの使用方式が簡単であり、繰り返して使用することができ、接続位置を調節することが便利である。また、ボタンは、位置決めの精度が高く、使い方が簡単である。
さらに、前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板には、ベルクロのループ面及びフック面がそれぞれ設けられ、前記上部仕切り板の第1の側辺と前記下部仕切り板の第1の側辺が互いに支持されるとき、前記ループ面と前記フック面が互いに接触される。
上部仕切り板及び下部仕切り板に対応するベルクロが設けられており、2つの仕切り板が互いに支持されて起立されるとき、ベルクロのループ面及びフック面が附着固定されることにより、2つの仕切り板が起立された状態を維持することができる。
さらに、それぞれの前記接続バンドセットは接続段をさらに含み、前記第1のバンドセット及び前記第2のバンドセットは、それぞれ前記接続段に接続されるか、又は前記接続段と一体的に成形され、前記接続段は荷物を固定又は押し付けるためのものである。
接続段は、荷物をスーツケース内に拘束させるためのものであり、荷物は、まず接続段によって収納チャンバー内で予め押し付けられ、続いて、仕切り板によって荷物をより一層押し付けることで、小さな物品が収納チャンバー内で自由に移動することを防止できるとともに、収納チャンバーの利用率を向上させることができ、ふわふわした荷物の体積を圧縮させて、本体が多くの荷物を収納できる。
さらに、前記接続段は三角形を呈し、前記三角形の2つの頂点は前記第2の側壁に位置されるとともに、他の1つの頂点は前記第1の側壁に位置され、前記第1のバンドセット及び前記第2のバンドセットは、それぞれ前記頂点で固定される。
接続段が囲まれて形成された三角形の区域は、荷物に対して確実に拘束することができ、また、三角形の3つの頂点は、いずれも第2の側壁及び第1の側壁に位置されて、接続段の必要な長さが比較的短くなる。
さらに、前記接続バンドセットは、前記三角形の3つの頂点で前記本体に固定される。
接続バンドセットは3つの頂点の区域のみを介して本体に固定接続されることで、接続バンドセットの中間区域に荷物を詰め込んで固定することができる。
さらに、2つの前記接続バンドセットの接続段は、それぞれ前記上部仕切り板と前記上部本体との間の隙間、及び前記下部仕切り板と前記下部本体との間の隙間に設置される。
仕切り板及び荷物は、それぞれ接続段の両側に位置するので、荷物を収納するとき、互いに干渉しない。
さらに、前記仕切り板は四角形を呈し、前記仕切り板の4つのコーナーには、それぞれノッチが設置されている。
仕切り板の4つのコーナーにはノッチが設けられていることにより、仕切り板を上部本体及び下部本体内に設置することが便利になる。また、本体の側壁接続部位には面取り又はR加工が実施される可能性があるとともに、本体の底部にキャスター車輪を設けると、本体内部の空間を占めるので、仕切り板の4つのコーナーに、それぞれノッチを設けてスペースのサイズに適応することができる。
本考案によれば、下記のような有益な効果を獲得することができる。即ち、
本体内に接続バンドセットを設置するとともに、接続バンドセットによって仕切り板を拘束するので、仕切り板の位置を便利に調整することができ、荷物を収納したり、取り出したりするとき、仕切り板を取り外す必要がなく、さらに便利になる。上部本体及び下部本体は回動によって開閉され、上部仕切り板及び下部仕切り板は、それぞれ接続バンドセットを介して上部本体及び下部本体内に接続されることにより、ユーザーが収納チャンバーから荷物を容易に取り出したり収納したりすることができる。さらに、2つの仕切り板を開いたとき、互いに支持されて起立できて、ユーザーがより容易に仕切り板の状態を調節することができる。
本体内に接続バンドセットを設置するとともに、接続バンドセットによって仕切り板を拘束するので、仕切り板の位置を便利に調整することができ、荷物を収納したり、取り出したりするとき、仕切り板を取り外す必要がなく、さらに便利になる。上部本体及び下部本体は回動によって開閉され、上部仕切り板及び下部仕切り板は、それぞれ接続バンドセットを介して上部本体及び下部本体内に接続されることにより、ユーザーが収納チャンバーから荷物を容易に取り出したり収納したりすることができる。さらに、2つの仕切り板を開いたとき、互いに支持されて起立できて、ユーザーがより容易に仕切り板の状態を調節することができる。
本考案の実施形態に係る技術手段をさらに明確に説明するために、下記の実施例の記述に必要な図面について簡単に紹介する。なお、以下の図面は、単に本考案の一部の実施例のみを示すものに過ぎず、権利範囲に対する限定と見なしてはいけない。また、当業者が創造的な行為をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
本考案の実施例の目的、技術手段、及び利点をさらに明確にするため、以下、本考案の実施例における図面を参照しながら、本考案の技術手段について明確且つ完全に説明する。なお、説明した実施例は、本考案の一部の実施例に過ぎず、全体の実施例ではない。一般的に、図面において説明するとともに図示した本考案の実施例の要素は、様々な異なる配置を介して設置及び設計されてもよい。従って、以下の図面で提供される本考案の実施例の詳細な説明は、本考案の保護範囲を限定するものではなく、本考案の選定された実施例を表示するだけである。当業者が本考案の実施例に基づいて、創造的な行為をしない前提下で獲得できるすべての他の実施例は、本考案の保護範囲に属する。
本考案の説明において、「中心」、「縦方向」、「横方向」、「長さ」、「幅」、「厚さ」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「頂 」、「底 」、「内」、「外」、「時計回り」、「反時計回り」などの用語が意味する方向や位置関係は、図面に示された方向又は位置関係を基礎とする。本考案の説明の便宜のために使用したものであるだけであって、所定のデバイス又は素子が必ず特定の方向を備え、特定の方向に構成されたり操作されたりすることを指示又は暗示するものではないため、本考案に対する限定であると理解してはいけない。
また、「第1」、「第2」は、説明の便宜のためにのみ使用され、相対的な重要性を指示したり、暗示するものではなく、又は所定の技術的特徴の数量を暗示するものではないことが理解されるべきである。そのため、「第1」、「第2」で限定した特徴は、1つ以上の前記特徴を含んでいることを明示又は暗示する。本考案の説明において、「複数」の意味は、別に明確且つ具体的な限定がない場合、2つ以上を含む。
本考案の別に明確な規定及び限定がない限り、「取り付け」、「相互に接続される」、「接続」、「固定」などの用語は、広い意味で理解しなければならない。例えば、固定的接続であってもよく、着脱可能な接続であってもよい。又は、一体的であってもよい。また、機械的な接続であってもよく、電気的な接続であってもよく、直接的な接続であっても、中間媒体を介する間接的に接続であってもよい。また、2つの要素の内部の連通であってもよく、2つの要素の相互作用関係であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて、前記用語の本考案における具体的な意味を理解することができる。
本考案において、別に明確な規定及び限定がない限り、第1の特徴が第2の特徴の「上」又は「下」に位置することは、第1及び第2の特徴の直接的な接触や、第1及び第2の特徴が直接的に接触せず、これらの間の別の特徴を介して接触されることも含む。また、第1の特徴が第2の特徴の「上」、「上部」又は「上面」に位置することは、第1の特徴が第2の特徴の真上及び斜上方に位置することや、単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも高いことを意味する。第1の特徴が第2の特徴の「下」、「下方」又は「下面」に位置することは、第1の特徴が第2の特徴の直下及び斜下方に位置することや、単に第1の特徴の水平高さが第2の特徴よりも低いことを意味する。
(実施例1)
図1乃至図6を参照すると、本考案の実施例は、本体、仕切り板、及び接続バンドセットを含むスーツケースを提供する。
図1乃至図6を参照すると、本考案の実施例は、本体、仕切り板、及び接続バンドセットを含むスーツケースを提供する。
本体は、回動接続された上部本体101及び下部本体102を含み、上部本体101及び下部本体102は囲んで密閉された収納チャンバーを形成することができる。
本体は、対向している第1の側壁108及び第2の側壁109を含み、上部本体101と下部本体102との間の回動中心線は第2の側壁109に設置される。
接続バンドセットは、2セット有し、下部本体102及び上部本体101内にそれぞれ1セットずつ設置される。
それぞれの接続バンドセットは、接続段107、第1のバンドセット105及び第2のバンドセット106を含み、仕切り板は第1のバンドセット105を介して第1の側壁108に接続されるとともに、第2のバンドセット106を介して第2の側壁109に接続される。
第1のバンドセット105及び第2のバンドセット106は、それぞれ仕切り板の両側を第1の側壁108及び第2の側壁109に接続させる。第2の側壁109は、上部本体101及び下部本体102の回動軸が位置する区域であり、第1の側壁108は、本体の、第2の側壁109と正対向する側壁であり、上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ第2の側壁109及び第1の側壁108に接続されることで本体に固定され、仕切り板の着脱が便利になる。
それぞれの接続バンドセットは、接続段107をさらに含み、第1のバンドセット105及び第2のバンドセット106は、それぞれ接続段107に接続又は一体に成形され、接続段107は、荷物を固定または押し付けるように構成される。
接続段107は、荷物をスーツケース内に拘束するように構成され、荷物は、まず、接続段107により収納チャンバー内で予め押し付けられ、続いて、仕切り板により荷物をより一層押し付けて、小さな物品が収納チャンバー内で自由に移動することを防止するとともに、収納チャンバー内の利用率を向上させることができ、ふわふわした荷物の体積を圧縮させて、本体が多くの荷物を収納することができる。
接続段107は、三角形状に配置され、三角形の2つの頂点が第2の側壁109に位置されるとともに、他の1つの頂点は、第1の側壁108に位置され、第1のバンドセット105及び第2のバンドセット106は、それぞれ頂点に固定される。接続バンドセットは、三角形の3つの頂点で本体に固定される。
本実施例では、それぞれの接続バンドセットの第1のバンドセット105は、1つの接続バンドを含み、第2のバンドセット106は、2つの接続バンドを含む。それぞれの接続バンドセットの3つの接続バンドは、それぞれ、接続段107が囲んでなる三角形の3つの頂点に設置される。
本実施例では、接続段107、第1のバンドセット105及び第2のバンドセット106が一体に成形される。
接続バンドセットは、3つの頂点の区域のみを介して本体に固定接続され、接続段107が囲んでなる三角形の区域は、荷物に対して確実に拘束することができ、また、三角形の3つの頂点は、第2の側壁109及び第1の側壁108に位置され、接続段107が需要する長さが比較的短くなる。
また、接続段、第1のバンドセット及び第2のバンドセットの間は、縫製を介して固定されてもよい。
仕切り板と本体との間は、接続バンドセットを介して接続される。仕切り板は、上部仕切り板103及び下部仕切り板104を含み、上部仕切り板103は、上部本体101内に設置され、下部仕切り板104は、下部本体102内に設置される。
追加した上部仕切り板103及び下部仕切り板104により、本体の収納チャンバーを複数のスペースに分割し、分割した後の空間の体積は、さらに緻密されて、荷物の固定が便利になる。接続バンドセットにより仕切り板を固定することで、仕切り板位置の調節が便利になり、荷物を収納したり、取り出したりするとき、下部仕切り板104を除去する必要がなくなり、さらに便利になる。上部本体101及び下部本体102は回動により開閉され、上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ接続バンドセットを介して上部本体101及び下部本体102内に接続されて、ユーザーが収納チャンバーから荷物を取り出すことが便利になる。
2つの接続バンドセットの接続段107は、それぞれ上部仕切り板103と上部本体101との間の間隔、及び下部仕切り板104と下部本体102との間の間隔に設置される。仕切り板及び荷物は、それぞれ接続段107の両側に位置され、荷物を収納するときに、互いに干渉しない。
上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ第1のバンドセット105と着脱可能に接続される。本実施例では、ベルクロ113を利用して着脱可能な接続を実現する。ベルクロは、よく使われる着脱可能な接続手段である。ベルクロ113は、使用方法が簡単であり、繰り返して使用でき、接続位置の調節が便利になる。
仕切り板の第2の側壁109から離れる側が第1の側辺111であり、第2の側壁109に近い側が第2の側辺110である。
第1のバンドセット105及び仕切り板が分離状態になると、上部仕切り板103及び下部仕切り板104が回動可能になり、上部仕切り板103の第1の側辺111と下部仕切り板104の第1の側辺111が回動過程で互いに支持される。
上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ第1のバンドセット105と分離されることができ、第2のバンドセット106を介して本体に動的に接続される。上部仕切り板103及び下部仕切り板104と第1のバンドセット105との接続が分離されると、上部仕切り板103及び下部仕切り板104の第1の側辺111が回動でき、回動する過程で、上部仕切り板103及び下部仕切り板104の第1の側辺111が互いに支持されて、2つの仕切り板が起立された姿勢を維持することができる。第2の側壁109は、2つの仕切り板の間に位置される。2つの仕切り板が起立されると、収納チャンバーが完全に露出されて、ユーザーが上部本体101及び下部本体102に対して荷物を容易に収納することができる。このような接続方式は、ユーザーが自分のスーツケースに対する相対的な位置を変更せずに、下部仕切り板104を起立させたり横にしたりすることができるので、操作が簡単になり、仕切り板が収納チャンバー内から脱離したり、地面と接触することを防止することができる。
上部仕切り板103及び下部仕切り板104には、それぞれベルクロ113のループ面及びフック面が設置され、上部仕切り板103の第1の側辺111及び下部仕切り板104の第1の側辺111が互いに支持されると、ループ面及びフック面が互いに接触される。
上部仕切り板103及び下部仕切り板104には、対応するベルクロ113が設置されて、2つの仕切り板が互いに支持されて起立されると、ベルクロ113のループ面とフック面が附着固定されて、2つの仕切り板が起立状態を維持することに有利である。
本実施例では、仕切り板が四角形状に構成されるとともに、仕切り板の4つのコーナーに、それぞれノッチ112が設置されて、仕切り板を上部本体101及び下部本体102内に設置することが便利になる。
本体の側壁接続部位に面取り又はR加工が実施され、また、本体の底部にキャスター車輪が設置されると、本体内部の空間を占めるので、仕切り板の4つのコーナーに、それぞれノッチ112を設置することにより、スペースのサイズに適応することができる。
本考案によれば、下記のような有益な効果を獲得することができる。即ち、本体内に接続バンドセットを設置するとともに、接続バンドセットにより仕切り板を拘束することで、仕切り板の位置を容易に調整することができ、荷物を収納したり、又は取り出したりするとき下部仕切り板104を除去する必要がなくなり、さらに便利になる。上部本体101及び下部本体102は、回動を介して開閉され、上部仕切り板103及び下部仕切り板104は、それぞれ接続バンドセットを介して上部本体101及び下部本体102内に接続され、ユーザーが収納チャンバーから荷物を容易に取り出したり収納したりすることができる。さらに、2つの仕切り板が開いたときに互いに支持されて起立でき、ユーザーがより容易に仕切り板の状態を調節することができる。
(実施例2)
本考案の実施例2は、スーツケースを提供するが、実施例1との相違点は、実施例2の第1のバンドセット及び第2のバンドセットがボタン114を介して仕切り板に接続される点である。ボタンによる接続は、より正確でアライメントが容易になる。
本考案の実施例2は、スーツケースを提供するが、実施例1との相違点は、実施例2の第1のバンドセット及び第2のバンドセットがボタン114を介して仕切り板に接続される点である。ボタンによる接続は、より正確でアライメントが容易になる。
別に具体的な説明がない限り、実施例で記述される部品、ステップ、数式、及び数値は、本考案の範囲を限定しない。
本考案の実施例が提供した装置は、その実現原理と生成される技術的効果は、前述した方法の実施例と同じであるので、説明を簡潔にするために、装置の実施例に記載されていない部分は、前述した方法の実施例の相応した内容を参考すればよい。
ここで示され記述されるすべての示例で、いずれの具体的な値は、単に示例的であり、限定的に理解してはいけない。よって、示例的実施例の他の示例は他の値を有することができる。
なお、同一の符号及び文字は、以下の図面で同一の要素を示すので、一旦ある1つの要素が1つの図面で定義されると、以後の図面で改めて定義や解釈しない。
以上は、本考案の好ましい実施例だけであり、本考案を限定するものではない。当業者であれば、本考案について、様々な変更及び変化を行うことができる。本考案の精神及び原則内で行われるいずれの修正、等価的交替、改善などのすべては、本考案の保護範囲内に含まれる。
101 上部本体
102 下部本体
103 上部仕切り板
104 下部仕切り板
105 第1のバンドセット
106 第2のバンドセット
107 接続段
108 第1の側壁
109 第2の側壁
110 第2の側辺
111 第1の側辺
112 ノッチ
113 ベルクロ
114 ボタン
102 下部本体
103 上部仕切り板
104 下部仕切り板
105 第1のバンドセット
106 第2のバンドセット
107 接続段
108 第1の側壁
109 第2の側壁
110 第2の側辺
111 第1の側辺
112 ノッチ
113 ベルクロ
114 ボタン
Claims (10)
- 本体及び仕切り板を備えるスーツケースにおいて、
前記本体は、回動自在に接続されている上部本体と下部本体とを含み、
前記上部本体及び前記下部本体は、囲んで収納チャンバーを形成可能であり、
前記仕切り板は、上部仕切り板及び下部仕切り板を含み、前記上部仕切り板は前記上部本体内に設置され、前記下部仕切り板は前記下部本体内に設置されており、
前記本体が展開された状態で、前記上部仕切り板は前記下部本体に向けて回動可能であり、前記下部仕切り板は前記上部本体に向けて回動可能である、
ことを特徴とするスーツケース。 - 前記仕切り板及び前記本体の間は、接続バンドセットを介して接続され、前記接続バンドセットは、2セット有し、それぞれ前記下部本体及び前記上部本体内に接続され、
前記本体は、対向する第1の側壁及び第2の側壁を含み、前記上部本体と前記下部本体との間の回動中心線は、前記第2の側壁に設置され、それぞれの前記接続バンドセットは、第1のバンドセット及び第2のバンドセットを含み、前記仕切り板は、前記第1のバンドセットを介して前記第1の側壁に着脱可能に接続され、前記仕切り板は、前記第2のバンドセットを介して前記第2の側壁に回動接続され、
前記仕切り板の前記第2の側壁から離れる側が第1の側辺であり、前記仕切り板の前記第2の側壁に近い側が第2の側辺であり、
前記第1のバンドセットと前記仕切り板が分離状態になるとき、前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板は回動可能であり、前記上部仕切り板の第1の側辺と前記下部仕切り板の第1の側辺は回動過程で互いに支持される、
ことを特徴とする請求項1に記載のスーツケース。 - 前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板は、それぞれ前記第2のバンドセットと着脱可能に接続される、
ことを特徴とする請求項2に記載のスーツケース。 - 前記着脱可能な接続は、ベルクロ接続又はボタン接続である、
ことを特徴とする請求項3に記載のスーツケース。 - 前記上部仕切り板及び前記下部仕切り板には、ベルクロのループ面及びフック面がそれぞれ設けられ、前記上部仕切り板の第1の側辺と前記下部仕切り板の第1の側辺が互いに支持されるとき、前記ループ面と前記フック面が互いに接触される、
ことを特徴とする請求項3に記載のスーツケース。 - それぞれの前記接続バンドセットは接続段をさらに含み、前記第1のバンドセット及び前記第2のバンドセットは、それぞれ前記接続段に接続されるか、又は一体的に成形され、前記接続段は荷物を固定又は押し付けるためのものである、
ことを特徴とする請求項3に記載のスーツケース。 - 前記接続段は三角形を呈し、前記三角形の2つの頂点は前記第2の側壁に位置されるとともに、他の1つの頂点は前記第1の側壁に位置され、前記第1のバンドセット及び前記第2のバンドセットは、それぞれ前記頂点で固定される、
ことを特徴とする請求項6に記載のスーツケース。 - 前記接続バンドセットは、前記三角形の3つの頂点で前記本体に固定される、
ことを特徴とする請求項7に記載のスーツケース。 - 2つの前記接続バンドセットの接続段は、それぞれ前記上部仕切り板と前記上部本体との間、及び前記下部仕切り板と前記下部本体との間に設置される、
ことを特徴とする請求項6に記載のスーツケース。 - 前記仕切り板は四角形を呈し、前記仕切り板の4つのコーナーには、それぞれノッチが設置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のスーツケース。
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