JP3207812U - 外洋養殖場 - Google Patents
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Abstract
【課題】より多くの海産物を育てることができ、外洋で養殖できる外洋養殖場を提供する。【解決手段】外洋には、干潟より3mほど低い海中に、台風などの影響を受けない海中があり、この海中に、取付台6の上部に設置された農耕用コンテナ5が、ロープ7及びアンカー8を用いて固定されている。【選択図】図1
Description
本考案は、外洋に養殖できる場所を提供することである。
海での養殖は,台風による被害の少ない湾などにかぎられていた。
海の潮が引いたとき、水平の干潟が現れるように、潮による破壊は港を守るために防波堤などを設置しなければならないほどであり、サンゴを削り取り水平な干潟にするほどの破壊力のすさましい場所でもあるが、干潟より3mほどの深さに、最も脆いとされるテーブルサンゴなどがあるのも事実であり、この水深の場所は、台風・気温の変動などの影響が少ない海中であり、この海域を利用して、養殖をすることです。
台風による潮の破壊力がテーブルサンゴのある水深にも及ぶといった誤った認識があるが、この領域の海水を動かすほどのエネルギーは台風では発生しないことをサンゴが証明しています。サンゴは長い年月をもって形成されることは、誰でも知っている事ではないでしょうか、海洋生物に適した水深を維持することは、台風による影響がないことが理解できれば、容易いことであります。
サンゴよりは堅牢な農業用コンテナなどの入れ物に海洋生物を入れて、潮流に流されないようにするだけでなく、その水深を保つような浮力ある設置台をアンカーで海底に固定することで養殖ができる。
外洋に養殖場を設置することにより、より多くの海産物を育てることができる。陸より広く、ほとんど何もない海中に、海洋生物を育てることが出来るようになるので、地球の温暖化を遅らせる可能性も期待できる。
サンゴが生息する海域に、海藻の生育に適した水深に設置台を浮かべて、海藻を植えた農耕用のコンテナにウニやアワビなどを入れて、設置台と固定する。
以下、添付図面に従って、実施例を説明する。2は、潮の満ち引きにより、3より上がったり、下がったりを繰り返す。2の波による浸食の及ばない水深に4は存在する。4の上面よりは低い海中に5と6を設置する。5の水深は、中の海洋生物の育成に適した水深とし、6は潮流などにより、上下しない十分な浮力をもたせ、7と8によって9に固定する。5と6は、取り外しができるようにして、5は船上からの作業性・海洋生物の育成に適した形などを備えたものにする。
1 陸地
2 海面
3 干潟面
4 サンゴ生息域
5 農耕用コンテナ
6 取付台
7 ロープ
8 アンカー
9 海底
2 海面
3 干潟面
4 サンゴ生息域
5 農耕用コンテナ
6 取付台
7 ロープ
8 アンカー
9 海底
本考案は、外洋に養殖できる場所を提供することである。
海での養殖は,台風による被害の少ない湾などにかぎられていた。
海の潮が引いたとき、水平の干潟が現れるように、潮による破壊は港を守るために防波堤などを設置しなければならないほどであり、サンゴを削り取り水平な干潟にするほどの破壊力の激しい場所でもあるが、干潟より3mほどの深さに、最も脆いとされるテーブルサンゴなどがあるのも事実であり、この水深の場所は、台風・気温の変動などの影響が少ない海中であり、この海域を利用して、養殖をすることです。
台風による潮の破壊力がテーブルサンゴのある水深にも及ぶといった誤った認識があるが、この領域の海水を動かすほどのエネルギーは台風では発生しないことをサンゴが証明しています。サンゴは長い年月をもって形成されることは、誰でも知っている事実であり、海洋生物に適した水深を維持することは、台風による影響がないことが理解できれば、容易いことであります。
サンゴが生息している海域に、その水深を保つような浮力があり、作業船などと接触しても破壊が最小限で済むような素材でできている水道の配管などに使われている塩ビパイプなどで構成された設置台を、周辺のサンゴに与える影響を、最小限にするために、海底に打ち込んだ杭のアンカーとロープで固定し、その設置台に、潮流などにより、設置台からは離れない程度の重さにしたサンゴよりは堅牢な農業用コンテナを組み合わせた籠に海洋生物を入れて、ロープなどで取り付けることで養殖ができる。
外洋に養殖場を設置することにより、より多くの海産物を育てることができる。陸より広く、ほとんど何もない海中に、海洋生物を育てることが出来るようになるので、地球の温暖化を遅らせる可能性も期待できる。
以下、添付図面に従って、実施例を説明する。2は、潮の満ち引きにより、3より上がったり、下がったりを繰り返す。2の波によって3は浸食されるが、2の波による浸食が及ばない水深に4は存在する。4の上面よりは5の上面が低い水深になるように6を、9に固定した8と7を使って、水深が潮流や5の重量によって、上下しない十分な浮力をもたせた6を設置する。6に設置する5は、潮流などによって6と離れない程度の重量にして、6と取り外しができるように固定する。5の海産物の回収は、船上から引き上げる際に、6から取り外して行う。
1 陸地
2 海面
3 干潟面
4 サンゴ生息域
5 農耕用コンテナ
6 設置台
7 ロープ
8 アンカー
9 海底
2 海面
3 干潟面
4 サンゴ生息域
5 農耕用コンテナ
6 設置台
7 ロープ
8 アンカー
9 海底
Claims (1)
- 外洋には、干潟より3mほど低い海中に、台風などの影響を受けない海中があり、この海域を利用することを特徴とする外洋養殖場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003356U JP3207812U (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 外洋養殖場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003356U JP3207812U (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 外洋養殖場 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3207812U true JP3207812U (ja) | 2016-12-08 |
Family
ID=57483286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016003356U Expired - Fee Related JP3207812U (ja) | 2016-06-24 | 2016-06-24 | 外洋養殖場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207812U (ja) |
-
2016
- 2016-06-24 JP JP2016003356U patent/JP3207812U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161006 |
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