JP3207778B2 - 袋開口部の絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆 - Google Patents
袋開口部の絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、果物、菓子その他
小物を袋詰めした状態で袋開口部を絞り込み、C型チッ
プ内に装填し、リング状に締付け固定させる袋開口部の
絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆に関す
る。
小物を袋詰めした状態で袋開口部を絞り込み、C型チッ
プ内に装填し、リング状に締付け固定させる袋開口部の
絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、袋開口部の絞り込み固定には
金属製のリング体や金属環が用いられ、個別に分離され
た金属リング体若しくは一部連続した金属リング体を順
次切り離して送り出し、袋開口部を挟持押圧して固定す
るようにしている。又、レバーを用いて袋開口部を金属
環により絞り込み固定する装置としては、馬蹄形針を用
いて押し込み固定する装置があった。
金属製のリング体や金属環が用いられ、個別に分離され
た金属リング体若しくは一部連続した金属リング体を順
次切り離して送り出し、袋開口部を挟持押圧して固定す
るようにしている。又、レバーを用いて袋開口部を金属
環により絞り込み固定する装置としては、馬蹄形針を用
いて押し込み固定する装置があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】袋開口部の絞り込み固
定に金属製リング体を用いる場合、多数のリング体を並
列状に並べ一個ずつ取り出して使用するか、ホッチキス
を用いるように一部接続状態の複数の金属環を一個ずつ
分離して使用する。しかし、このような構成では各金属
製リング体や金属環はそれぞれ切り離されて単独で移送
され、袋開口部を挟持する場合も金属環等の位置決めが
不安定であり、締付け固定に用いる押圧装置が複雑にな
る等問題点があった。
定に金属製リング体を用いる場合、多数のリング体を並
列状に並べ一個ずつ取り出して使用するか、ホッチキス
を用いるように一部接続状態の複数の金属環を一個ずつ
分離して使用する。しかし、このような構成では各金属
製リング体や金属環はそれぞれ切り離されて単独で移送
され、袋開口部を挟持する場合も金属環等の位置決めが
不安定であり、締付け固定に用いる押圧装置が複雑にな
る等問題点があった。
【0004】さらに、金属環のように金属を使用するも
のは、重量があり、絞り込みもかなりの押圧力を必要と
し、又公害上の問題が生じるので金属の使用がきらわれ
る等の難点がみられた。本発明の目的は上記のような問
題点を解消し、合成樹脂製のC型チップを多数直列にし
て固定したチップ支持杆を利用し、レバーの手動操作で
順次袋開口部の絞り込みと移送ができ、C型チップ内へ
袋開口部を装填して締付け固定し、チップの支柱を切断
して取り出せる装置及びチップ支持杆を提供しようとす
るものである。
のは、重量があり、絞り込みもかなりの押圧力を必要と
し、又公害上の問題が生じるので金属の使用がきらわれ
る等の難点がみられた。本発明の目的は上記のような問
題点を解消し、合成樹脂製のC型チップを多数直列にし
て固定したチップ支持杆を利用し、レバーの手動操作で
順次袋開口部の絞り込みと移送ができ、C型チップ内へ
袋開口部を装填して締付け固定し、チップの支柱を切断
して取り出せる装置及びチップ支持杆を提供しようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明では、袋開口部の絞り込み固定装置とし
て、複数の平行な側壁面を有し移送溝部を設けた基台
と、この基台に一端を軸支した連結杆を介して他端に軸
支され、前記複数の側壁面と擦り合う側壁面を有し係合
凹部を設け、復帰可能に付勢されたレバーと、C型チッ
プの複数個を一定ピッチで直列に並べ各支柱で一体的に
接続した合成樹脂製のチップ支持杆とから成り、チップ
支持杆を装填部に装填し、果物その他の小物を収納した
袋開口部を、基台の側壁端縁上に載置してレバーを回動
する時、袋開口部を絞り込むようレバーの係合凹部と基
台の移送溝部とが係合し袋開口部を前記移送溝部に沿っ
て進行させ、前記チップ支持杆の装填部に続き順次C型
チップの位置決め機構、C型チップを押圧してリング状
に係合固定するセット機構、C型チップの支柱のカッタ
ーを経て、リング状C型チップで袋開口部を固定した状
態で取出部から取り出すようにした。
め、第1発明では、袋開口部の絞り込み固定装置とし
て、複数の平行な側壁面を有し移送溝部を設けた基台
と、この基台に一端を軸支した連結杆を介して他端に軸
支され、前記複数の側壁面と擦り合う側壁面を有し係合
凹部を設け、復帰可能に付勢されたレバーと、C型チッ
プの複数個を一定ピッチで直列に並べ各支柱で一体的に
接続した合成樹脂製のチップ支持杆とから成り、チップ
支持杆を装填部に装填し、果物その他の小物を収納した
袋開口部を、基台の側壁端縁上に載置してレバーを回動
する時、袋開口部を絞り込むようレバーの係合凹部と基
台の移送溝部とが係合し袋開口部を前記移送溝部に沿っ
て進行させ、前記チップ支持杆の装填部に続き順次C型
チップの位置決め機構、C型チップを押圧してリング状
に係合固定するセット機構、C型チップの支柱のカッタ
ーを経て、リング状C型チップで袋開口部を固定した状
態で取出部から取り出すようにした。
【0006】第2発明では、基台の側壁面の一方とこれ
に近接した側壁面とにより構成した両側壁面間に、チッ
プ支持杆の装填部と、C型チップの位置決め機構と、C
型チップを上方からセットローラで押えて巻き込むセッ
ト機構と、セット後のチップの支柱を切断するカッター
と、取出部とを順次に設けた。第3発明では、袋開口部
を装填するC型チップの位置決め機構が、両側壁面の間
に装填されるチップ支持杆のC型チップ部を上にし、支
柱と直線支持杆を下に入れ込んだスリット部と、このス
リット部の幅をテーパ状に狭めて端縁部に設けたチップ
位置決め部とを有し、このチップ位置決め部はチップ支
持杆の通過時に前記スリット部を開き、弾性板で復帰す
るよう付勢した。
に近接した側壁面とにより構成した両側壁面間に、チッ
プ支持杆の装填部と、C型チップの位置決め機構と、C
型チップを上方からセットローラで押えて巻き込むセッ
ト機構と、セット後のチップの支柱を切断するカッター
と、取出部とを順次に設けた。第3発明では、袋開口部
を装填するC型チップの位置決め機構が、両側壁面の間
に装填されるチップ支持杆のC型チップ部を上にし、支
柱と直線支持杆を下に入れ込んだスリット部と、このス
リット部の幅をテーパ状に狭めて端縁部に設けたチップ
位置決め部とを有し、このチップ位置決め部はチップ支
持杆の通過時に前記スリット部を開き、弾性板で復帰す
るよう付勢した。
【0007】第4発明では、C型チップの上方から押え
込むセット機構が、C型チップの上方から押え込むセッ
トローラと、下方からの受部と支柱のカッターとを有す
る揺動支持部とから構成される。第5発明では、基台の
他方側壁面に袋開口部の先端を切り揃える先端カッター
を設けた。
込むセット機構が、C型チップの上方から押え込むセッ
トローラと、下方からの受部と支柱のカッターとを有す
る揺動支持部とから構成される。第5発明では、基台の
他方側壁面に袋開口部の先端を切り揃える先端カッター
を設けた。
【0008】第6発明では、プラスチック成形により製
造され、リング状に係合固定できるC型チップの複数個
を一定ピッチで直列に並べ、各チップの支柱を一体的に
接続したチップ支持杆を設けた。 (作用)第1発明では、基台の複数の側壁端縁上に袋開
口部を架橋状に載置し、チップの装填部へチップ支持杆
を装填した後、レバーを手動で回動させるとレバーの側
壁で、袋開口部を押し出し移動させ、基台に設けた移送
溝部へ送り込む。この時、レバーの回動により係合凹部
が基台の移送溝部と係合して袋開口部を絞り込み移送す
るよう作用し、定位置にあるC型チップの内方へ装填す
る。
造され、リング状に係合固定できるC型チップの複数個
を一定ピッチで直列に並べ、各チップの支柱を一体的に
接続したチップ支持杆を設けた。 (作用)第1発明では、基台の複数の側壁端縁上に袋開
口部を架橋状に載置し、チップの装填部へチップ支持杆
を装填した後、レバーを手動で回動させるとレバーの側
壁で、袋開口部を押し出し移動させ、基台に設けた移送
溝部へ送り込む。この時、レバーの回動により係合凹部
が基台の移送溝部と係合して袋開口部を絞り込み移送す
るよう作用し、定位置にあるC型チップの内方へ装填す
る。
【0009】さらに、レバーの回動により、袋開口部が
移送溝部に沿って移動すると、上方から押え込むセット
機構によりC型チップは押え込まれ、C型の両端部が係
合固定して、袋開口部をリング状に閉塞固定する。さら
に、チップ支持杆がワンピッチ移動して支柱を切断する
カッターにより支柱が切断され、袋開口部は取出部より
引出すことができるようになる。レバーは復帰するよう
付勢されているので、終了後はもとの位置へ戻る。
移送溝部に沿って移動すると、上方から押え込むセット
機構によりC型チップは押え込まれ、C型の両端部が係
合固定して、袋開口部をリング状に閉塞固定する。さら
に、チップ支持杆がワンピッチ移動して支柱を切断する
カッターにより支柱が切断され、袋開口部は取出部より
引出すことができるようになる。レバーは復帰するよう
付勢されているので、終了後はもとの位置へ戻る。
【0010】基台及びレバーは複数の側壁面を有し、そ
れぞれ擦り合うように構成されているので、安定して手
動でレバーを回動することができる。第2発明では、両
側壁面間に設けたチップ支持杆の装填部と、袋開口部を
装填するC型チップの位置決め機構と、セット機構及び
カッター、取出部等が順次設けられているので、レバー
の回動により袋開口部が移送されると順次チップ支持杆
が定位置に装填され、袋開口部がC型チップへ装填さ
れ、C型チップを締付け固定し、支柱をカットして取り
出す操作を連続して行うことができる。
れぞれ擦り合うように構成されているので、安定して手
動でレバーを回動することができる。第2発明では、両
側壁面間に設けたチップ支持杆の装填部と、袋開口部を
装填するC型チップの位置決め機構と、セット機構及び
カッター、取出部等が順次設けられているので、レバー
の回動により袋開口部が移送されると順次チップ支持杆
が定位置に装填され、袋開口部がC型チップへ装填さ
れ、C型チップを締付け固定し、支柱をカットして取り
出す操作を連続して行うことができる。
【0011】第3発明では、C型チップの位置決め機構
が、スリット部でC型チップ部と支柱及び直線支持杆と
を分離して進行させ、弾性で開閉するチップ位置決め部
により確実にワンピッチずつの移送とC型チップの定位
置への位置決めができるようになった。第4発明では、
セット機構がセットローラと揺動支持部とから成り、セ
ットローラで上方からC型チップが押え込まれ、袋開口
部をC型チップ中に装填した状態でチップをリング状に
係合固定する。下方の揺動支持部は押え込み時の受部と
して、又、チップ支持杆の移動により支柱を切断するカ
ッターを有し、カット後、元に復帰してワンピッチ毎の
C型チップの移送に合わせて揺動するようになってい
る。
が、スリット部でC型チップ部と支柱及び直線支持杆と
を分離して進行させ、弾性で開閉するチップ位置決め部
により確実にワンピッチずつの移送とC型チップの定位
置への位置決めができるようになった。第4発明では、
セット機構がセットローラと揺動支持部とから成り、セ
ットローラで上方からC型チップが押え込まれ、袋開口
部をC型チップ中に装填した状態でチップをリング状に
係合固定する。下方の揺動支持部は押え込み時の受部と
して、又、チップ支持杆の移動により支柱を切断するカ
ッターを有し、カット後、元に復帰してワンピッチ毎の
C型チップの移送に合わせて揺動するようになってい
る。
【0012】第5発明では、基台に袋開口部の先端の長
さを揃えるように切断できる先端カッターを設けて、長
さを一定にできるようにした。第6発明では、プラスチ
ック成形でチップ支持杆を一体的に成型し、C型チップ
は直列に複数個を一定ピッチで並べ、各チップの支柱で
直線支持杆と一体的に接合されている。支柱はカッター
で切断できるようにしている。
さを揃えるように切断できる先端カッターを設けて、長
さを一定にできるようにした。第6発明では、プラスチ
ック成形でチップ支持杆を一体的に成型し、C型チップ
は直列に複数個を一定ピッチで並べ、各チップの支柱で
直線支持杆と一体的に接合されている。支柱はカッター
で切断できるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は基台と、この基台に軸支
されたレバーと、基台に装填されるチップ支持杆とから
成る。基台は複数の平行な側壁面を有し、連結杆はこの
側壁面に一端を軸支され他端にレバーを連結している。
レバーは複数の側壁面を有し、前記基台の側壁面と擦り
合うように設けている。
されたレバーと、基台に装填されるチップ支持杆とから
成る。基台は複数の平行な側壁面を有し、連結杆はこの
側壁面に一端を軸支され他端にレバーを連結している。
レバーは複数の側壁面を有し、前記基台の側壁面と擦り
合うように設けている。
【0014】基台の側壁面の一方とこれに近接した側壁
面とにより構成した両側壁面間に、チップ支持杆を装填
し、袋開口部を前記基台の側壁面の端縁上に載せてレバ
ーを手動で回動すれば、レバーの係合凹部と基台の移送
溝部との係合により袋開口部は移送溝部に沿って自動的
に進行し、袋開口部の絞り込みとC型チップ内への装
填、C型チップのセット及びセット後の支柱の切断、袋
開口部の取り出しができるようになっている。
面とにより構成した両側壁面間に、チップ支持杆を装填
し、袋開口部を前記基台の側壁面の端縁上に載せてレバ
ーを手動で回動すれば、レバーの係合凹部と基台の移送
溝部との係合により袋開口部は移送溝部に沿って自動的
に進行し、袋開口部の絞り込みとC型チップ内への装
填、C型チップのセット及びセット後の支柱の切断、袋
開口部の取り出しができるようになっている。
【0015】本発明のチップ支持杆には、C型チップの
複数個を一定ピッチで直列に並べ各支柱で一体的に接続
し、基台の両側壁面間にチップ支持杆の装填部と、袋開
口部を装填するC型チップの位置決め機構と、C型チッ
プを上方からセットローラで押えて巻き込むセット機構
と、セットしたチップの支柱を切断するカッターとを設
けているので、レバーの回動に伴いC型チップの一定ピ
ッチ毎の正確な移動と、袋開口部の装填及び締付け固定
ができるようになっている。
複数個を一定ピッチで直列に並べ各支柱で一体的に接続
し、基台の両側壁面間にチップ支持杆の装填部と、袋開
口部を装填するC型チップの位置決め機構と、C型チッ
プを上方からセットローラで押えて巻き込むセット機構
と、セットしたチップの支柱を切断するカッターとを設
けているので、レバーの回動に伴いC型チップの一定ピ
ッチ毎の正確な移動と、袋開口部の装填及び締付け固定
ができるようになっている。
【0016】またレバーの複数の側壁面は基台の複数の
側壁面と擦り合うように設けているので、レバーの回動
が円滑で安定した操作ができる。
側壁面と擦り合うように設けているので、レバーの回動
が円滑で安定した操作ができる。
【0017】
【実施例】以下、図面に示した実施例を説明する。図1
と図2は本発明装置の斜視図を示し、1、2は複数の平
行な側壁面で、これらは適宜の間隔を開け複数箇所で水
平な軸により一体的に固定され基台3を構成している。
4は連結杆で、一端を基台3に軸支され、他端はレバー
5を軸支している。レバー5は前記複数の平行な側壁面
に擦り合うように設けた複数の平行な側壁面6、7を有
する。基台3の一方側壁面1とこれに近接した側壁面8
とにより、両側壁面を設けた。レバーにはこれら側壁面
と擦り合うよう側壁面9を設けた。
と図2は本発明装置の斜視図を示し、1、2は複数の平
行な側壁面で、これらは適宜の間隔を開け複数箇所で水
平な軸により一体的に固定され基台3を構成している。
4は連結杆で、一端を基台3に軸支され、他端はレバー
5を軸支している。レバー5は前記複数の平行な側壁面
に擦り合うように設けた複数の平行な側壁面6、7を有
する。基台3の一方側壁面1とこれに近接した側壁面8
とにより、両側壁面を設けた。レバーにはこれら側壁面
と擦り合うよう側壁面9を設けた。
【0018】10は軸支部で、連結杆4の一端を基台3
に軸支している。11は連結杆の他端に設けた軸支部
で、レバー5を軸支している。レバー5と連結杆4とは
一定角度を保持するようスプリング12とストップピン
13により係合している。レバーは当初軸支部10を中
心に回動するが、次いで連結杆に設けた軸支部11を中
心にさらに回動可能になっている。14は連結杆4と基
台3間に設けたスプリングで、レバーを元の位置に復帰
するように付勢している。
に軸支している。11は連結杆の他端に設けた軸支部
で、レバー5を軸支している。レバー5と連結杆4とは
一定角度を保持するようスプリング12とストップピン
13により係合している。レバーは当初軸支部10を中
心に回動するが、次いで連結杆に設けた軸支部11を中
心にさらに回動可能になっている。14は連結杆4と基
台3間に設けたスプリングで、レバーを元の位置に復帰
するように付勢している。
【0019】基台3の側壁面1、2及び8には、袋開口
部の絞り込みと移送をする移送溝部15を設けている。
また側壁面1にはチップをセット後の袋開口部の取出部
16を設けた。前記側壁面1と側壁面8からなる両側壁
面間には、チップ支持杆の装填部17に続き、袋開口部
を装填するC型チップの位置決め機構18と、C型チッ
プを上方からセットローラ19で押えて巻き込むセット
機構20と、セットしたチップの支柱を切断するカッタ
ー21とを設けている。なおこれらチップ支持杆の装填
部17、C型チップの位置決め機構18、セット機構2
0、カッター21は両側壁面間(1、8)に限らず、別
構成としてもよい。
部の絞り込みと移送をする移送溝部15を設けている。
また側壁面1にはチップをセット後の袋開口部の取出部
16を設けた。前記側壁面1と側壁面8からなる両側壁
面間には、チップ支持杆の装填部17に続き、袋開口部
を装填するC型チップの位置決め機構18と、C型チッ
プを上方からセットローラ19で押えて巻き込むセット
機構20と、セットしたチップの支柱を切断するカッタ
ー21とを設けている。なおこれらチップ支持杆の装填
部17、C型チップの位置決め機構18、セット機構2
0、カッター21は両側壁面間(1、8)に限らず、別
構成としてもよい。
【0020】レバー5の側壁面6、7には、前記基台3
の移送溝部15と係合して袋開口部を移動させる係合凹
部22を設け、レバーの回動に伴い係合凹部が移送溝部
に沿って移動するように設定している。23は袋開口部
で、基台の側壁端縁上に載せて、レバーを回動すれば自
動的に絞り込みと固定が進行するようになっている。2
4はC型チップで、合成樹脂製(例えばポリエチレン)
であり、このC型チップ24の複数個を一定ピッチで直
列に並べ各支柱25で直線支持杆上に一体的に接続して
チップ支持杆26を構成している。27は直線支持杆を
示す。
の移送溝部15と係合して袋開口部を移動させる係合凹
部22を設け、レバーの回動に伴い係合凹部が移送溝部
に沿って移動するように設定している。23は袋開口部
で、基台の側壁端縁上に載せて、レバーを回動すれば自
動的に絞り込みと固定が進行するようになっている。2
4はC型チップで、合成樹脂製(例えばポリエチレン)
であり、このC型チップ24の複数個を一定ピッチで直
列に並べ各支柱25で直線支持杆上に一体的に接続して
チップ支持杆26を構成している。27は直線支持杆を
示す。
【0021】C型チップの位置決め機構18において、
28はスリット部、29はテーパ状に狭めた端縁部に設
けたチップ位置決め部、30は弾性板で、上記チップ位
置決め部29がチップ支持杆26の通過の度に開閉する
ように設け、ワンピッチ毎の正確な移動と位置決めがで
きるようにした。31は揺動支持部で、スプリング32
により復帰可能に付勢されており、上端にはセットロー
ラ19と対応した受部とカッター21を備えている。
28はスリット部、29はテーパ状に狭めた端縁部に設
けたチップ位置決め部、30は弾性板で、上記チップ位
置決め部29がチップ支持杆26の通過の度に開閉する
ように設け、ワンピッチ毎の正確な移動と位置決めがで
きるようにした。31は揺動支持部で、スプリング32
により復帰可能に付勢されており、上端にはセットロー
ラ19と対応した受部とカッター21を備えている。
【0022】チップ支持杆26のC型チップ24内に袋
開口部23が装填された状態でレバー5が移送溝部15
に沿って回動する時、スリット部28が一旦開き、一つ
のC型チップ24を通過させて、閉じることにより、正
確な位置決めをする。この位置で上方のセットローラ1
9が押圧を加え、下方を揺動支持部31で保持され、C
型チップをリング状に固定し、カッター21で支柱を切
断して完成するようになっている。33は先端カッター
で、袋開口部の先端を揃える。
開口部23が装填された状態でレバー5が移送溝部15
に沿って回動する時、スリット部28が一旦開き、一つ
のC型チップ24を通過させて、閉じることにより、正
確な位置決めをする。この位置で上方のセットローラ1
9が押圧を加え、下方を揺動支持部31で保持され、C
型チップをリング状に固定し、カッター21で支柱を切
断して完成するようになっている。33は先端カッター
で、袋開口部の先端を揃える。
【0023】
【発明の効果】本発明の第1発明では、基台の側壁端に
袋開口部を載せて、レバーを回動するとレバーの係合凹
部と基台の移送溝部とが係合し、自動的に袋開口部は絞
り込まれ、絞り込み状態のままセット機構へ移送され、
C型チップへ装填され、C型チップが押し込まれてリン
グ状となって固定される。基台の側壁面とレバーの側壁
面が擦り合うようになっているので、円滑で安定したレ
バー操作ができる。
袋開口部を載せて、レバーを回動するとレバーの係合凹
部と基台の移送溝部とが係合し、自動的に袋開口部は絞
り込まれ、絞り込み状態のままセット機構へ移送され、
C型チップへ装填され、C型チップが押し込まれてリン
グ状となって固定される。基台の側壁面とレバーの側壁
面が擦り合うようになっているので、円滑で安定したレ
バー操作ができる。
【0024】第2発明ではチップ支持杆の装着部に続い
て位置決め部、セット部、支柱の切断部及び取出部が両
側壁面間に設けたので、レバーの回動に伴い順次安定し
た操作ができる。第3発明では、C型チップの位置決め
機構が装填部に続いてスリット部でC型チップと支柱及
び直線支持杆とに分けられ、ワンピッチ毎の正確な位置
決めができる。
て位置決め部、セット部、支柱の切断部及び取出部が両
側壁面間に設けたので、レバーの回動に伴い順次安定し
た操作ができる。第3発明では、C型チップの位置決め
機構が装填部に続いてスリット部でC型チップと支柱及
び直線支持杆とに分けられ、ワンピッチ毎の正確な位置
決めができる。
【0025】第4発明では、C型チップが確実に押え込
まれてリング状に係合して袋開口部を固定することがで
き、セット後の支柱を切断するようにした。第5発明で
は、袋開口部にC型チップをセット後、先端の長さを切
揃えることができる。第6発明では、プラスチック成形
により一体成型されたチップ支持杆を設けることによ
り、金属を使用しないので公害問題も解消され、製造が
容易で、セット機構と合わせてワンピッチ毎の正確な位
置決めと装填、固定ができるようになった。
まれてリング状に係合して袋開口部を固定することがで
き、セット後の支柱を切断するようにした。第5発明で
は、袋開口部にC型チップをセット後、先端の長さを切
揃えることができる。第6発明では、プラスチック成形
により一体成型されたチップ支持杆を設けることによ
り、金属を使用しないので公害問題も解消され、製造が
容易で、セット機構と合わせてワンピッチ毎の正確な位
置決めと装填、固定ができるようになった。
【図1】本発明装置の斜視図
【図2】同装置を他方からみた斜視図
【図3】同装置の側面図
【図4】レバー回動時の説明図
【図5】袋開口部の絞り込み固定の説明図
【図6】C型チップの装填部と押え込みセット機構の分
離説明図
離説明図
【図7】同袋開口部の装填と絞り込みを示す説明図
【図8】袋開口部にC型チップをセットした状態を示す
斜視図
斜視図
【図9】C型チップを接続したチップ支持杆の斜視図
1、2 側壁面 3 基台 4 連結杆 5 レバー 6、7 側壁面 8、9 側壁面 10、11 軸支部 12 スプリング 13 ストップピン 15 移送溝部 16 取出部 17 チップ支持杆の装填部 18 C型チップの位置決め機構 19 セットローラ 20 セット機構 21 カッター 22 係合凹部 23 袋開口部 24 C型チップ 25 支柱 26 チップ支持杆 27 直線支持杆 28 スリット部 29 チップの位置決め部 30 弾性板 31 揺動支持部 33 先端カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 51/02 - 51/05 B65D 33/30 B65B 51/08
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の平行な側壁面を有し移送溝部を設
けた基台と、この基台に一端を軸支した連結杆を介して
他端に軸支され、前記複数の側壁面と擦り合う側壁面を
有し係合凹部を設け、復帰可能に付勢されたレバーと、
C型チップの複数個を一定ピッチで直列に並べ各支柱で
一体的に接続した合成樹脂製のチップ支持杆とから成
り、チップ支持杆を装填部に装填し、果物その他の小物
を収納した袋開口部を、基台の側壁端縁上に載置してレ
バーを回動する時、袋開口部を絞り込むようレバーの係
合凹部と基台の移送溝部とが係合し袋開口部を前記移送
溝部に沿って進行させ、前記チップ支持杆の装填部に続
き順次C型チップの位置決め機構、C型チップを押圧し
てリング状に係合固定するセット機構、C型チップの支
柱のカッターを経て、リング状C型チップで袋開口部を
固定した状態で取出部から取り出すようにしたことを特
徴とする袋開口部の絞り込み固定装置。 - 【請求項2】 基台の側壁面の一方とこれに近接した側
壁面とにより構成した両側壁面間に、チップ支持杆の装
填部と、C型チップの位置決め機構と、C型チップを上
方からセットローラで押えて巻き込むセット機構と、セ
ット後のチップの支柱を切断するカッターと、取出部と
を順次に設けた請求項1記載の袋開口部の絞り込み固定
装置。 - 【請求項3】 袋開口部を装填するC型チップの位置決
め機構が、両側壁面間に装填されるチップ支持杆のC型
チップ部を上にし、支柱と直線支持杆を下に入れ込んだ
スリット部と、このスリット部の幅をテーパ状に狭めて
端縁部に設けたチップ位置決め部とを有し、このチップ
位置決め部はチップ支持杆の通過時に前記スリット部を
開き、弾性板で復帰するよう付勢した請求項1記載の袋
開口部の絞り込み固定装置。 - 【請求項4】 C型チップの上方から押え込むセット機
構が、C型チップの上方から押え込むセットローラと、
下方からの受部と支柱のカッターとを有する揺動支持部
とから成る請求項1記載の袋開口部の絞り込み固定装
置。 - 【請求項5】 基台の他方側壁面に袋開口部の先端を切
り揃える先端カッターを設けた請求項1記載の袋開口部
の絞り込み固定装置。 - 【請求項6】 プラスチック成形により製造され、リン
グ状に係合固定できるC型チップの複数個を一定ピッチ
で直列に並べ、各チップの支柱を一体的に接続したチッ
プ支持杆。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01643497A JP3207778B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 袋開口部の絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01643497A JP3207778B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 袋開口部の絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211910A JPH10211910A (ja) | 1998-08-11 |
JP3207778B2 true JP3207778B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=11916136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01643497A Expired - Fee Related JP3207778B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 袋開口部の絞り込み固定装置とこれに用いるチップ支持杆 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207778B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8398889B2 (en) | 2006-03-23 | 2013-03-19 | Tesa Se | Electroluminescent adhesive masses |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP01643497A patent/JP3207778B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8398889B2 (en) | 2006-03-23 | 2013-03-19 | Tesa Se | Electroluminescent adhesive masses |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10211910A (ja) | 1998-08-11 |
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