JP3207368U - マウントアングルを備えた回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】セルフロック機能を有し、焼損、損傷を防止できるマウントアングルを備えた回路遮断器を提供する。【解決手段】上部筐体と下部筐体とセルフロック電磁コイルとセルフロック弾性ゴムシートと、を含むマウントアングルを備えた回路遮断器であり、上部筐体1と下部筐体2は係止を通じて連接し、上部筐体の中央部に起動スイッチ17を貫通するように連接し、上部筐体の上側と下側に各々引き込み溝3と引き出し溝4を設け、引き込み溝と引き出し溝の内側にいずれも配線孔5を設け、下部筐体の外周縁にマウントアングル6を設け、マウントアングルの中央部に取付穴7を開設し、下部筐体の内部チャンバーの上側と下側に各々入力側接触片と出力側接触片を設け、入力側接触片と出力側接触片の間に接続板を設け、マウントアングルは、少なくとも四組設けられ、下部筐体の外側に均一に配列される。【選択図】図1
Description
本考案は、回路遮断器分野に関し、特に、マウントアングルを備えた回路遮断器に関する。
回路遮断器(英名:circuit−breaker、circuit breaker)とは、通常の回路条件で電流を投入、通電及び遮断することができ、かつ回路の短絡のような異常回路条件でも、投入、規定した時間の通電及び遮断をすることができる能力をもつ機械式開閉機器をいう。回路遮断器は、使用範囲によって高圧遮断器と低圧遮断器に分ける。
従来の回路遮断器は、セルフロック機能を有していないため、使用時に回路遮断器自体の焼損、損傷といった現象が現れ、且つセルフロック機能を有していないため、電気機器の損傷も招いてしまい、比較的大きな経済損失が生じていた。従来のセルフロック機能を有していない回路遮断器は、経常的修理と交換を必要とするため不必要な支出が増えていた。
そこで、本考案は、上記背景技術内で提出された課題を解決するため、セルフロック機能付きの回路遮断器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、上部筐体と下部筐体とセルフロック電磁コイルとセルフロック弾性ゴムシートと、を含むセルフロック機能付きの回路遮断器という技術方案を提供する。前記上部筐体と下部筐体は係止を通じて連接し、前記上部筐体の中央部に起動スイッチを貫通するように連接し、且つ上部筐体の上側と下側に各々引き込み溝と引き出し溝を設けており、前記引き込み溝と引き出し溝の内側にいずれも配線孔を設ける。
前記下部筐体の外周縁にマウントアングルを設けており、前記マウントアングルの中央部に取付穴を開設し、前記下部筐体の内部チャンバーの上側と下側に各々入力側接触片と出力側接触片を設けており、前記入力側接触片と出力側接触片の間に接続板を設ける。
前記接続板の中央部は、セラミック絶縁体に埋め込まれ、前記セラミック絶縁体が接続板取付台上部に固着され、前記接続板取付台の下側にセルフロック回転軸を固結し、前記セルフロック回転軸の両端が各々下部筐体の両側壁に回転可能に連接される。
前記接続板の下部に永久磁石を固結し、前記永久磁石の位置は起動スイッチの位置と対応し、前記セルフロック電磁コイルが永久磁石の下側に位置し、下部筐体の内壁と固結し、且つ出力側接触片と電気的に接続する。
前記接続板の上端は入力側接触片の下側に位置し、且つセルフロック弾性ゴムシートが接続板上端の下側に位置する。
前記入力側接触片と出力側接触片は、いずれも三組設けられ、且つ垂直方向に対応することが好適である。
前記接続板と永久磁石の数量は、いずれも三組設けられ、前記接続板が回路A、B、Cの三相に各々接続するために用いられ、前記セルフロック電磁コイルが接続板の数量に対応し、且つ接続板の下側に均しく位置することが好適である。
前記マウントアングルは、少なくとも四組設けられ、且つ下部筐体の外側に均一に配列されることが好適である。
従来技術に比べると、本考案は、入力側接触片と出力側接触片を加えることで、回路導通・遮断のコントロールが便利であるため、回路を遮断する役割を果たすことができ、セルフロック電磁コイルを加えることで、回路に故障ショートが発生した時、セルフロック電磁コイルを導通でき、従って永久磁石と同じ磁極を発生させ、反発し合い、接続板がセルフロック回転軸を中心として回転させ、セルフロック弾性ゴムシートの係着作用を経て回路を遮断し、且つ接続板が反発しないことを保証することで、セルフロックが働く。本考案の構造は簡単で、回路遮断・セルフロック役割を効果的に果たし、回路遮断器自体及び電気機器の安全を保護できる。
以下、本考案の実施例内の添付図面を組み合わせて本考案の実施例内の技術方案について詳細に記述する。記述する実施例は、全部の実施例ではなく、ただ本考案の一部の実例だけである。本考案内の実施例に基づいて、当業者が僅かな工夫と努力により試みをすれば容易に到達する前提下で得られた全ての他の実施例は、本考案の保護範囲に属する。
図1乃至図3を参照すると、本考案で提供する技術方案であるセルフロック機能付きの回路遮断器は、上部筐体1と下部筐体2とセルフロック電磁コイル15とセルフロック弾性ゴムシート16とを含む。上部筐体1と下部筐体2は係止を通じて連接し、上部筐体1の中央部に起動スイッチ17を貫通するように連接し、且つ上部筐体1の上側と下側に各々引き込み溝3と引き出し溝4を設けており、引き込み溝3と引き出し溝4の内側にいずれも配線孔5を設け、電線を通すために用いられる。
下部筐体2の外周縁にマウントアングル6を設けており、マウントアングル6は少なくとも四組を設け、且つ下部筐体2の外側に均一に配列され、マウントアングル6の中央部に取付穴7を開設することで、より一層この回路遮断器を安定的に取り付けることができる。下部筐体2の内部チャンバー上側と下側に各々入力側接触片8と出力側接触片9を設けており、入力側接触片8と出力側接触片9がいずれも三組設けられ、且つ垂直方向に対応し、入力側接触片8と出力側接触片9の間に接続板10を設け、接続板10と2組の接触片との接続状況の制御を通じて、更に回路の導通・遮断をコントロールし、電気機器の保護役割を果たす。
接続板10の中央部は、セラミック絶縁体11に埋め込まれ、セラミック絶縁体11が接続板取付台12上部に固着され、接続板取付台12の下側にセルフロック回転軸13を固結し、セルフロック回転軸13の両端が各々下部筐体2の両側壁に回転可能に連接され、故障した時、接続板10にセルフロック回転軸13を中心として回転させることで、回路遮断器の焼損を避けることができる。
接続板10の下部に永久磁石14を固結し、永久磁石14の位置は起動スイッチ17の位置と対応し、セルフロック電磁コイル15が永久磁石14の下側に位置し、下部筐体2の内壁と固結し、且つ出力側接触片9と電気的に接続する。接続板10と永久磁石14の数量は、いずれも三組設けられ、接続板10が回路A、B、Cの三相に各々接続するために用いられ、セルフロック電磁コイル15が接続板10の数量に対応し、且つ接続板10の下側に均しく位置し、線路に故障・ショートが発生した時、セルフロック電磁コイル15が通電することで永久磁石14と同じ磁極を発生させて反発し合い、接続板10を入力側接触片8と出力側接触片9の間から切り離させて、回路遮断の保護の役割を果たす。
接続板10の上端は、入力側接触片8の下側に位置し、且つセルフロック弾性ゴムシート16が接続板10上端の下側に位置し、セルフロック弾性ゴムシート16の移動制限作用において、跳ねられた接続板10が入力側接触片8と出力側接触片9に二度と接触することがなくなることで、オペレータが起動スイッチ17を再度押して回路遮断器を導通するまで、セルフロックが働く。
本考案の構造と原理は簡単であるため、生産と使用しやすく、修理に便利で、且つ好ましい回路遮断のセルフロック保護作用を有する。
以上に述べたのは、あくまでも本考案の実施例であって、本考案のさまざまな改良及び修飾が、本考案の原理及び精神とから外れることなく実施できることは、当業者には明白であろう。本考案の範囲は、添付する実用新案登録請求及びその均等物に限定される。
1 上部筐体
2 下部筐体
3 引き込み溝
4 引き出し溝
5 配線孔
6 マウントアングル
7 取付穴
8 入力側接触片
9 出力側接触片
10 接続板
11 セラミック絶縁体
12 接続板取付台
13 セルフロック回転軸
14 永久磁石
15 セルフロック電磁コイル
16 セルフロック弾性ゴムシート
17 起動スイッチ
2 下部筐体
3 引き込み溝
4 引き出し溝
5 配線孔
6 マウントアングル
7 取付穴
8 入力側接触片
9 出力側接触片
10 接続板
11 セラミック絶縁体
12 接続板取付台
13 セルフロック回転軸
14 永久磁石
15 セルフロック電磁コイル
16 セルフロック弾性ゴムシート
17 起動スイッチ
Claims (4)
- 上部筐体と下部筐体とセルフロック電磁コイルとセルフロック弾性ゴムシートと、を含むセルフロック機能付きの回路遮断器であって、前記上部筐体と前記下部筐体は係止を通じて連接し、前記上部筐体の中央部に起動スイッチを貫通するように連接し、且つ前記上部筐体の上側と下側に各々引き込み溝と引き出し溝を設けており、前記引き込み溝と前記引き出し溝の内側にいずれも配線孔を設け、
前記下部筐体の外周縁にマウントアングルを設けており、前記マウントアングルの中央部に取付穴を開設し、前記下部筐体の内部チャンバーの上側と下側に各々入力側接触片と出力側接触片を設けており、前記入力側接触片と前記出力側接触片の間に接続板を設け、
前記接続板取付台の下側にセルフロック回転軸を固結し、前記セルフロック回転軸の両端が各々前記下部筐体の両側壁に回転可能に連接され、
前記接続板の下部に永久磁石を固結し、前記永久磁石の位置は前記起動スイッチの位置と対応し、前記セルフロック電磁コイルが前記永久磁石の下側に位置し、前記下部筐体の内壁と固結し、且つ前記出力側接触片と電気的に接続し、
前記接続板の上端は前記入力側接触片の下側に位置し、且つ前記セルフロック弾性ゴムシートが前記接続板上端の下側に位置する構成において、
前記マウントアングルは、少なくとも四組設けられ、且つ前記下部筐体の外側に均一に配列されることを特徴とするマウントアングルを備えた回路遮断器。 - 前記接続板の中央部はセラミック絶縁体に埋め込まれ、前記セラミック絶縁体が接続板取付台上部に固着されることを特徴とする請求項1に記載のマウントアングルを備えた回路遮断器。
- 前記入力側接触片と前記出力側接触片は、いずれも三組設けられ、且つ垂直方向に対応することを特徴とする請求項1に記載のマウントアングルを備えた回路遮断器。
- 前記接続板と前記永久磁石の数量は、いずれも三組設けられ、前記接続板が回路A、B、Cの三相に各々接続するために用いられ、前記セルフロック電磁コイルが前記接続板の数量に対応し、且つ前記接続板の下側に均しく位置することを特徴とする請求項1に記載のマウントアングルを備えた回路遮断器。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003889U JP3207368U (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | マウントアングルを備えた回路遮断器 |
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JP2016003889U JP3207368U (ja) | 2016-08-09 | 2016-08-09 | マウントアングルを備えた回路遮断器 |
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JP3207368U true JP3207368U (ja) | 2016-11-10 |
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JP (1) | JP3207368U (ja) |
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JP2022511325A (ja) * | 2018-10-31 | 2022-01-31 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | アンペアの法則を利用した安全システムによる停止のための受動電気部品 |
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JP2022511325A (ja) * | 2018-10-31 | 2022-01-31 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | アンペアの法則を利用した安全システムによる停止のための受動電気部品 |
JP7315663B2 (ja) | 2018-10-31 | 2023-07-26 | ジーイー-ヒタチ・ニュークリア・エナジー・アメリカズ・エルエルシー | アンペアの法則を利用した安全システムによる停止のための受動電気部品 |
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