JP3207230U - 自動車ドアー用の肘掛具 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動車の運転者の肩の高さに合わせて高さを設定してあるドアーのアウタパネルとインナパネルの上端部すなわちフロントドアウインドガラスが突出入する部分において、着脱自在及びスライド移動自在に設置して、安定した肘掛け体勢確保することが出来て、長時間のドライブでも肩凝りが少なくて疲れなく、また、カーブの走行でもハンドルが安定して走行性が保持される自動車ドアー用の肘掛具を提供する。【解決手段】フロントドアー100のアウタパネル101とインナパネルの上端部103のフロントドアウインドガラス104が突出入する部分において、インナパネルの上端部のパッキン105とフロントドアウインドガラスとの間の間隙に上方から挿出入及びスライド可能にした支持脚201を有し、支持脚の上端部に車内側に突出する肘掛基材202を鍵型に接続し、肘掛基材に肘掛パッド203を装着し、肘掛基材又は支持脚に肘掛け高さの調節具204を付設した。【選択図】図1
Description
本考案は、自動車のドアーに着脱及びスライド自在に付設する安全な自動車ドアー用の肘掛具に関するものである。
従来から提案されている自動車の運転室内の肘掛けは、ドア側のアームレストの構造については実開平6−8068号公報(特許文献1)や特開2002−316569号公報(特許文献2)で提案され、コンソールボックス側の構造としては特開平9−2161号公報(特許文献3)や特開平9−188198号公報(特許文献4)で提案されている。
またドア側の肘掛けとして自動車の運転者の姿勢に合わせて肘掛け高さを調整できる肘掛け具は図6に示すように実用新案登録第3147383号公報(特許文献5)で提案されている。この肘掛け具はコンソールボックスに適用も簡易であるとしている。
また図7に示す複雑なドアー内設機構を利用して肘掛け高さを調整できる可動式アームレストが特開2001−310670号公報(特許文献6)にて紹介されている。
このようにハンドルを操作する運転手の両手の肘掛は、従来から、その何れも既設のアームレストやコンソールボックスそのものを活用するか或いはそれを改良したものである。
前記アームレストそのものを肘掛具としての活用は、アームレスト自体、本来運転士が車内に入るとき及び車外に出るときに人の体重を支持するために使用されるため、ドアー本体中央部に車内側に突出して略水平に形成されており、肘掛には低すぎる。このため長距離運転などでは、腕の疲れが著しく、安全運転の長時間持続に困難性が生じる。
本考案は、自動車の運転者の肩の高さに合わせて高さを設定してあるドアーのアウタパネルとインナパネルの上端部すなわちフロントドアウインドガラスが突出入する部分において、着脱自在及びスライド移動自在に設置して、安定した肘掛け体勢確保することが出来て、長時間のドライブでも肩凝りが少なくて疲れなく、また、カーブの走行でもハンドルが安定して走行性が保持される自動車ドアー用の肘掛具を提供する。
本考案は上記目的を達成するためになされたものでありその機構的特徴とするところは次の(1)〜(2)の通りである。
(1)、ドアーのアウタパネルとインナパネルの上端部のドアウインドガラスが突出入する部分において、インナパネルの上端部のパッキンとウインドガラスとの間の間隙に上方から挿出入及びスライド可能にした支持脚を有し、前記支持脚の上端部に車内側に突出する肘掛基材を鍵型に接続し、前記肘掛基材に肘掛パッドを装着したことを特徴とする自動車ドアー用の肘掛具。
(2)、前記支持脚又は肘掛基材に高さ調節具を付設したことを特徴とする前記(1)に記載の自動車ドアー用の肘掛具。
本考案の自動車ドアー用の肘掛具は、自動車への乗車者例えば運転者の肩の高さに合わせて高さを設定してあるフロントドアーのアウタパネルとインナパネルの上端部すなわちフロントドアウインドガラスが突出入する部分において、極めて簡単な構造でありながら、着脱自在及びスライド移動自在に設置して、安定した肘掛け体勢確保することが出来て、長時間のドライブでも肩凝りが少なくて疲れなく、また、カーブの走行でもハンドルが安定して走行性が保持される等の優れた作用効果を呈する。また経済的には製造コストが驚くほど安価である。
本考案の自動車ドアー用の肘掛具の実施形態は、実施例1〜2により詳細に説明する。
図1〜図3において、本実施例1の自動車ドアー用の肘掛具は、フロントドアー100のアウタパネル101とインナパネル102の上端部103すなわちフロントドアウインドガラス104が突出入するパッキン105配置部分において、インナパネル102の上端部103−1のパッキン105とフロントドアウインドガラス104との間の間隙106に上方から挿出入及びパッキン105に沿ってスライド可能にした支持脚201を有し、前記支持脚201の上端部に車内側に突出する肘かけ基材202を鍵型に接続し、前記肘掛基材202に肘掛パッド203を装着した例である。
図1中110はインナパネル102の中央部に設けてあるアームレストである。
この肘掛具は、本例のように運転者側のフロントドアー100に適用する他に助手席側のフロントドアー、後部席のリヤードアー等に適用可能であることは言うまでもない。
図1中110はインナパネル102の中央部に設けてあるアームレストである。
この肘掛具は、本例のように運転者側のフロントドアー100に適用する他に助手席側のフロントドアー、後部席のリヤードアー等に適用可能であることは言うまでもない。
支持脚201と肘掛基材202により鍵型(¬型)に形成した肘かけ本体は、鉄板やジュラリミン等の金属製、或いは硬質樹脂製等肘掛に耐える材質とサイズにしてある。
前記支持脚201の下端は、前記間隙105への上方からの挿出入の際、主にフロントドアウインドガラス104の車内面に擦り傷などが生じないように面取りをしておくことが好ましい。
前記肘掛基材202は、フラットな上面を有し、角部は丸みを形成しておくなど安全性を確保する工夫にしてある。
肘掛パッド203は、肘掛の際、緩衝機能を有し、腕への負荷を軽減する例えば繊維布製、不繊布製、スポンジ製等々の材質にしてある。
本例において、肘掛パッド203と肘掛基材202は、布製のカバー204により覆ってより安全性を高めると共に肘掛パッド203の汚損防止を図る。
本例において、肘掛パッド203と肘掛基材202は、布製のカバー204により覆ってより安全性を高めると共に肘掛パッド203の汚損防止を図る。
図4において、本実施例2の自動車ドアー用の肘掛具は、前記肘掛基材202又は支持脚201に肘掛高さの調節具を付設した例である。
肘掛高さの調節具は、前記肘掛基材202と支持脚201との接合部において、肘掛基材202の下面とインナパネル102の上端部のパッキン105との間に支持脚201の下降挿入量を制限し肘掛基材202の高さを調節するロックブロック204である。
ロックブロック204は、クッションブロックにして肘掛基材202の下面とインナパネル102の上端部のパッキン105との間に挟持するもの、あるいは面ファスナーで支持脚201の車内側面に装着するもの、またロックブロック204が磁性体の場合は磁石等を利用して支持脚201の車内側面に磁着させもよい。
ブロック以外の調節具としては、支持脚201の下降挿入量を制限する吸着式ストッパー、ネジ式ストッパー、突っ張り棒式ストッパー、スプリング式ストッパー等々の適用がある。
肘掛高さの調節具は、前記肘掛基材202と支持脚201との接合部において、肘掛基材202の下面とインナパネル102の上端部のパッキン105との間に支持脚201の下降挿入量を制限し肘掛基材202の高さを調節するロックブロック204である。
ロックブロック204は、クッションブロックにして肘掛基材202の下面とインナパネル102の上端部のパッキン105との間に挟持するもの、あるいは面ファスナーで支持脚201の車内側面に装着するもの、またロックブロック204が磁性体の場合は磁石等を利用して支持脚201の車内側面に磁着させもよい。
ブロック以外の調節具としては、支持脚201の下降挿入量を制限する吸着式ストッパー、ネジ式ストッパー、突っ張り棒式ストッパー、スプリング式ストッパー等々の適用がある。
図5において、本実施例3の自動車ドアー用の肘掛具は、図3に示す(1)の状態に、肘掛基材202と支持脚201に延長部202eを形成して、この延長部202eにドリンクボトルの下部支持用のテーパ貫通リング202Rを設けて、ドライブ中の水分補給に活用するタイプにアレンジした例である。
本考案の自動車ドアー用の肘掛具は、前述のように、優れた作用効果があり、パーツとしてドライバーに広く活用されるものであり、自動車産業界に貢献すること多大なものがある。
100:ドアー
101:アウタパネル
102:インナパネル
103:上端部
104:フロントドアウインドガラス
105:パッキン
106:間隙
201:支持脚
202:肘掛基材
203:肘掛パッド
204:布製のカバー
204:肘掛高さの調節具のロックブロック
202e:延長部
202R:テーパ貫通リング
101:アウタパネル
102:インナパネル
103:上端部
104:フロントドアウインドガラス
105:パッキン
106:間隙
201:支持脚
202:肘掛基材
203:肘掛パッド
204:布製のカバー
204:肘掛高さの調節具のロックブロック
202e:延長部
202R:テーパ貫通リング
Claims (2)
- ドアーのアウタパネルとインナパネルの上端部のフロントドアウインドガラスが突出入する部分において、インナパネルの上端部のパッキンとフロントドアウインドガラスとの間の間隙に上方から挿出入及びスライド可能にした支持脚を有し、前記支持脚の上端部に車内側に突出する肘掛基材を鍵型に接続し、前記肘掛基材に肘掛パッドを装着したことを特徴とする自動車ドアー用の肘掛具。
- 前記肘掛基材又は支持脚に肘掛高さの調節具を付設したことを特徴とする請求項1に記載の自動車ドアー用の肘掛具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003621U JP3207230U (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 自動車ドアー用の肘掛具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003621U JP3207230U (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 自動車ドアー用の肘掛具 |
Publications (1)
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JP3207230U true JP3207230U (ja) | 2016-11-04 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2016003621U Expired - Fee Related JP3207230U (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | 自動車ドアー用の肘掛具 |
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JP (1) | JP3207230U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113212276A (zh) * | 2021-06-15 | 2021-08-06 | 上汽大众汽车有限公司 | 一种高度可调的安全型汽车门扶手及车辆 |
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2016
- 2016-07-06 JP JP2016003621U patent/JP3207230U/ja not_active Expired - Fee Related
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