JP3207202U - チューブ容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で、シールの確実な貼着状態を保証し、容器としてのバリア性や遮光性に優れたチューブ容器を提供する。【課題の解決手段】胴部と肩部と口部とからなる本体1と蓋部5とからなり、胴部2の一端は密閉された底部で、その他端は肩部を介して開口された口部に連接され、蓋部5が口部を開閉可能に設けられてなり、胴部の肩部に連接する部分には胴部2の全周に及ぶ帯状の非貼着部2aが設けられ、この非貼着部2a以外の胴部2には印刷7が施されたシール6が貼着されてなる。【選択図】図4
Description
本考案は、練り歯磨き、化粧品などを充填するチューブ容器に関する。
従来から、この種のチューブ容器は様々な構成のものが知られているが、装飾模様や商品名などの各種情報を表示する場合には、チューブ容器の表面に印刷層を形成するのが一般的である。
例えば、チューブ容器の表面に、フレキソ印刷方式を使用してフレキソ印刷による所望の印刷絵柄層を形成した構成が知られている(特許文献1参照)。
しかし、この従来例によると、チューブ容器は円筒状なので、円筒状の表面に、フレキソ印刷により絵柄を印刷するためには、高度の技術が必要となり、高性能で高価なフレキソ印刷機を用いるか、あるいは卓越した技術を有する熟練工によらなければ実現できないという不都合がある。
本考案は、この不都合を解消したチューブ容器を提供することを目的とする。
本考案は、この不都合を解消したチューブ容器を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本考案の請求項1に係るチューブ容器は、本体と蓋部とからなり、前記本体は胴部と肩部と口部とからなり、前記胴部の一端は密閉された底部で、その他端は前記肩部を介して開口された前記口部に連接され、前記蓋部が前記口部を開閉可能に設けられてなり、前記胴部には印刷が施されたシールが全面的に貼着されてなるものである。
この目的を達成するため本考案の請求項2に係るチューブ容器は、前記請求項1の構成において、前記胴部の前記肩部に連接する部分には前記胴部の全周に及ぶ帯状の非貼着部が設けられ、この非貼着部以外の胴部には印刷が施されたシールが貼着されてなるものである。
また、本考案の請求項3に係るチューブ容器は、前記請求項2の構成において、前記非貼着部は、前記肩部から3mm〜7mm、好適には5mm離れた部分にまで及ぶものである。
さらに、本考案の請求項4に係るチューブ容器は、前記請求項2または請求項3の構成において、前記シールは、ポリエチレンフィルの一面にアルミ蒸着してなり、このアルミ蒸着面に印刷が施されてなるものである。
本考案の請求項1に係るチューブ容器によれば、一般的なシールへの印刷技術を用いて印刷を施すことができるので安価に提供できるという効果を奏する。
本考案の請求項2に係るチューブ容器によれば、一般的なシールへの印刷技術を用いて印刷を施すことができるので安価に提供できるほか、非貼着部を設けることで、取り扱い中にシールが肩部と連接している部分から剥がれ易くなるのを防止し、さらに、胴部のほぼ全体が印刷を施したシールで被覆されるので、容器としてのバリア性や遮光性が向上するという効果を奏する。
また、本考案の請求項3に係るチューブ容器によれば、前記請求項2考案の効果に加えて、シールの剥離防止効果が一層向上するほか、見栄えも良いものになるという効果を奏する。
さらに、本考案の請求項4に係るチューブ容器によれば、前記請求項2考案または請求項3考案の各効果に加えて、アルミ蒸着面を有するので、容器としてのバリア性や遮光性がより一層向上するという効果を奏する。
以下、本考案の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本体1は、胴部2と、肩部3と、口部4とからなる。前記胴部2は、図では明らかではないが、樹脂層を積層してなる積層材であり、最外層と最内層を所定幅で重ね合わせてヒートシールし、筒状に構成している。肩部3と口部4は、前記筒状の胴部2の一端に、樹脂を公知の成形法で成形溶着して形成されている。なお、5は蓋部であり、開口された前記口部4を開閉するために設けられるもので、前記口部4の凹凸状の外周面に係脱可能に嵌合する筒状の嵌合部(図示せず)を有している。
図1に示すように、本体1は、胴部2と、肩部3と、口部4とからなる。前記胴部2は、図では明らかではないが、樹脂層を積層してなる積層材であり、最外層と最内層を所定幅で重ね合わせてヒートシールし、筒状に構成している。肩部3と口部4は、前記筒状の胴部2の一端に、樹脂を公知の成形法で成形溶着して形成されている。なお、5は蓋部であり、開口された前記口部4を開閉するために設けられるもので、前記口部4の凹凸状の外周面に係脱可能に嵌合する筒状の嵌合部(図示せず)を有している。
図2及び図3に示すように、本体1に蓋部5を設ける前あるいは設けた後に、胴部2を支持部材(図示せず)で筒状を保つように支持し、前記胴部2の外周に、印刷7が施されたシール6を巻回して貼着する。この貼着作業は、裏面に感圧性接着剤が塗布された単位片のシール6が、連続状態の剥離紙上に適宜間隔をおいて多数剥離可能に設けられた公知の巻きシール(図示せず)をセットした、公知のボトルラベラー(図示せず)を用いて行うことができる。前記シール6は、ポリエチレンフィルムの一面にアルミ蒸着してなり、アルミ蒸着面側が表面である。また、シール6への印刷7も公知の印刷手段を用いて行うことができる。前記印刷7は、所望の色彩の装飾模様や商品名や販売会社名を表す文字などであり、通常、前記シール6の表面であるアルミ蒸着面に施されている。
この印刷7が施されたシール6は、胴部2の全周に形成された、肩部3から5mm幅の帯状部分及び胴部2の肩部3とは反対側の端部(底部)から同じく5mm幅の帯状部分である各非貼着部2a,2bを除いて、貼着される。ここで、肩部3に連続するようシール6を貼着すると、特に本体1の取り扱い時に、肩部3との境界部分からシール6が剥離し易くなるが、非貼着部2aを設けることによって、シール6は剥離しにくくなる。そして、前記非貼着部2aの幅は、肩部3から3mm〜7mmの範囲が良く、5mm程度が特に好適である。
本体1の非貼着部2b側端部を所定幅に及んで圧着して胴部2の前記非貼着部2b端を密閉し、前記非接着部2bを除去すると、図4に示すように、肩部3側の非接着部2aを除いた胴部2表出面を、印刷7を施したシール6で被覆したチューブ容器10となる。
次に、図2に示す本体1が筒状の状態から図4に示すチューブ容器10に加工する工程の概略を加工装置とともに説明する。図5に示す加工装置は、図上矢印方向に間欠回転する円形状の回転テーブル11の縁部全周に、等間隔をおいて多数の容器ホルダー12が設けられている。そして、これら容器ホルダー12の所定の停止位置の上方に対応位置して、ホットエアー噴射機13、プレス機14、切断機15が、配置されている。
蓋部5が設けられた図2状態の本体1は、前記蓋部5を下にした状態で所定位置Aの容器ホルダー12に支持される。回転テーブル11が間欠回転して容器ホルダー12が所定位置Bに至ると、図示していない充填機が作動して、胴部2の開口底部から内容物が充填される。再び、回転テーブル11が間欠回転して容器ホルダー12が所定位置Cに至ると、エアー噴射機13が下降して、図6(a)に示すように、胴部2の開口底面内側に向けてホットエアーが噴射され、前記開口底部内側が加熱される。ホットエアーの噴射後、エアー噴射機13は上昇して原位置に復帰する一方、回転テーブル11が再度間欠回転して容器ホルダー12が所定位置Dに至る。
ここでプレス機14が、図6(b)に示すように、加圧部材を接近方向に移動し、加熱された開口底部を挟んで圧接することで、本体1の非貼着部2bとその近傍を所定幅にわたって圧着し、底部を密閉する。次いで、プレス機14は原位置に復帰して、本体1に対する圧接状態を解除する一方、回転テーブル11が再度間欠回転して容器ホルダー12が所定位置Eに至る。
ここで切断機15が、図6(c)に示すように、切断刃を接近方向に移動して、圧着された非貼着部2bを切断除去し、加工が終了する。次いで、切断機15は原位置に復帰する一方、回転テーブル11が再度間欠回転して容器ホルダー12が所定位置に移動し、加工が終了して図4図示状態となったチューブ容器10は、前記容器ホルダー12から排出される。
なお、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、本体1や、蓋部5の形状は種々変更可能であり、図示のものに限らない。また、シール6もポリエチレンフィルムの一面にアルミ蒸着したものに限らない。さらに、非接着部2aを設けずに、シール6を胴部2の全面に貼着してもよい。
1 本体
2 胴部
2a,2b 非貼着部
3 肩部
4 口部
5 蓋部
6 シール
7 印刷
10 チューブ容器
2 胴部
2a,2b 非貼着部
3 肩部
4 口部
5 蓋部
6 シール
7 印刷
10 チューブ容器
Claims (4)
- 本体と蓋部とからなり、前記本体は胴部と肩部と口部とからなり、前記胴部の一端は密閉された底部で、その他端は前記肩部を介して開口された前記口部に連接され、前記蓋部が前記口部を開閉可能に設けられてなり、前記胴部には印刷が施されたシールが全面的に貼着されてなることを特徴とするチューブ容器。
- 前記胴部の前記肩部に連接する部分には前記胴部の全周に及ぶ帯状の非貼着部が設けられ、この非貼着部以外の胴部には印刷が施されたシールが貼着されてなることを特徴とする前記請求項1に記載のチューブ容器。
- 前記非貼着部は、前記肩部から3mm〜7mm離れた部分にまで及ぶことを特徴とする前記請求項2に記載のチューブ容器。
- 前記シールは、ポリエチレンフィルの一面にアルミ蒸着してなり、このアルミ蒸着面に印刷が施されてなることを特徴とする前記請求項2または請求項3に記載のチューブ容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004040U JP3207202U (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | チューブ容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004040U JP3207202U (ja) | 2016-08-19 | 2016-08-19 | チューブ容器 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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2016
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