JP3207166U - ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器 - Google Patents
ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ナイフスイッチ端部に接触ピンを備え、安定で断熱効果が高いダブルナイフスイッチ式高圧断路器を提供する。【解決手段】刃受を含むダブルナイフスイッチ式高圧断路器であって、刃受1の頂部両側に碍子2が対称で取り付けられ、碍子の頂端に接触子ホルダー3を固着し、接触子ホルダーにロッキングプレート4を設け、刃受の上表面中央部に軸棒5を貫設し、軸棒の側壁にナイフ駆動装置6を取り付け、軸棒の中央部に回転軸7を挿通し、回転軸の刃受の刃受チャンバーに挿通する端部にかさ歯車8を嵌設し、かさ歯車が刃受チャンバー内に取り付けられた駆動軸棒9の一端と互いに噛み合い、ロッキングプレート上にナイフ駆動装置と適合する2個のピン孔11が設けられ、ピン孔の内壁に円形の定位ピン13を均一に設け、定位ピンの端部が弾性部材を通じてロッキングプレートの内壁に係着する。【選択図】図1
Description
本考案は、強電設備技術分野に関し、特に、ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器に関する。
断路器は、開路位置にある時、接触子間に規定の要求に適合する絶縁距離と顕著なマークがあり、閉路位置がある時、通常の回路条件で電流を通電することができ、かつ回路の短絡のような異常回路条件でも、規定した時間の通電をすることができる能力をもつ開閉機器である。一般的にシングルナイフ断路器で、シングルナイフ断路器は、回路の接続不良又は開放が極めて容易に生じてしまい、使用しても不安定で、断路効果が悪いため、ダブルナイフ高圧断路器を提供する。
そこで、本考案は、上記背景技術内で提出された課題を解決するため、ダブルナイフスイッチ式高圧断路器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案は、刃受を含むダブルナイフスイッチ式高圧断路器という技術方案を提供する。前記刃受の頂部両側に碍子が対称で取り付けられ、且つ碍子の頂端に接触子ホルダーを固着し、前記接触子ホルダーにロッキングプレートを設け、前記刃受の上表面中央部に軸棒を貫設し、且つ軸棒の側壁にナイフ駆動装置を取り付け、前記軸棒の中央部に回転軸を挿通し、且つ回転軸の刃受チャンバーに挿通する端部にかさ歯車を嵌設し、前記かさ歯車が刃受チャンバー内に取り付けられた駆動軸棒の一端と互いに噛み合い、且つ駆動軸棒の他端が刃受外部まで延伸して回転ハンドルと固着する。
前記ロッキングプレート上にナイフ駆動装置とマッチする2個のピン孔が設けられ、前記ナイフ駆動装置は2個のS型ナイフを含み、且つS型ナイフの端部に接触ピンを固着し、前記S型ナイフが上から下に順次に回転軸上に嵌着され、且つ遠地側のS型ナイフ中心底部に主動歯車を取り付け、近地側のS型ナイフ中心底部頂端に従動歯車を取り付け、且つ主動歯車がかさ歯車軸を通じて従動歯車と回転可能に連接する。
前記ピン孔の内壁に円形の定位ピンを均一に設け、前記定位ピンの端部が弾性部材を通じてロッキングプレートの内壁に係着する。
前記S型ナイフの回転角度範囲は、0〜90度とする。
前記ナイフ駆動装置は、楕円形の回転盤を包括し、且つ回転盤が回転軸の側壁に嵌着され、前記回転盤の2個の長軸端にいずれもピン軸を通じて互いに平行となる一文字形ナイフを取り付け、且つ一文字形ナイフの両端が各々ロッキングプレート側壁に設けられた接触ブロックとマッチする。
前記回転盤と回転ハンドルの外側壁には、いずれも絶縁保護コーティングが施される。
前記接触子ホルダー上には、少なくとも一対の導体接触子が取り付けられる。
従来技術に比べると、本考案は、2個のS型ナイフと2個の一文字形ナイフを通じて各々ロッキングプレートの間の接続又は開放を行うことで、電流の導通を安定的に制御でき;断路器の使用のため、従動歯車、主動歯車及びかさ歯車軸の組み合わせを通じてS型ナイフの回転方向を逆転させ;回転盤の使用を通じると共に偏心運動原理を利用して一文字形ナイフをマッチする接触ブロックと対応して接続させ、シングルナイフを使用した時に発生する接続不良の現象を効果的に避け;ピン孔に定位ピンを取り付けることで、接触ピンがピン孔から脱落するのを効果的に防止できる。
以下、具体的実施例を組み合わせて本考案について更なる詳細な説明を行うが、本考案の保護範囲はこれに限られるものではない。
≪実施例1≫
≪実施例1≫
図1及び図3を参照すると、本願で提供する実施例1、つまり刃受1を含むダブルナイフスイッチ式高圧断路器であって、前記刃受1の頂部両側に碍子2が対称で取り付けられ、且つ碍子2の頂端に接触子ホルダー3を固着し、前記接触子ホルダー3にロッキングプレート4を設け、前記接触子ホルダー3に少なくとも一対の導体接触子を取り付け、前記刃受1の上表面中央部に軸棒5を貫設し、且つ軸棒5の側壁にナイフ駆動装置6を取り付け、前記軸棒5の中央部に回転軸7を挿通し、且つ回転軸7の刃受1チャンバーに挿通する端部にかさ歯車8を嵌設し、前記かさ歯車8が刃受1チャンバー内に取り付けられた駆動軸棒9の一端と互いに噛み合い、且つ駆動軸棒9の他端が刃受1外部まで延伸して回転ハンドル10と固着し、前記ロッキングプレート4上にナイフ駆動装置とマッチする2個のピン孔11が設けられ、ピン孔11に定位ピン13を取り付けることで、接触ピン62がピン孔11から脱落するのを効果的に防止できる。
前記ナイフ駆動装置6は2個のS型ナイフ61を含み、且つS型ナイフ61の端部に接触ピン62を固着し、前記S型ナイフ61が上から下に順次に回転軸5上に嵌着され、且つ遠地側のS型ナイフ61中心底部に主動歯車63を取り付け、近地側のS型ナイフ61中心底部頂端に従動歯車64を取り付け、且つ主動歯車63がかさ歯車軸65を通じて従動歯車64と回転可能に連接し、断路器の使用のため、従動歯車64、主動歯車63及びかさ歯車軸65の組み合わせを通じてS型ナイフ61の回転方向を逆転させ、前記S型ナイフ61の回転角度範囲は0〜90度とし、S型ナイフ61を通じてロッキングプレート4の間の接続又は開放を行うことで、電流の導通を安定的に制御できる。
前記ピン孔11の内壁に円形の定位ピン13を均一に設け、前記定位ピン13の端部が弾性部材を通じてロッキングプレート4の内壁に係着する。
動作原理:手動で回転ハンドル10を回すことで駆動軸棒9がかさ歯車8を回転させることで軸棒5を回転させ、更に主動歯車63、従動歯車64及びかさ歯車軸65の組み合わせを通じて、S型ナイフ61を各々異なる方向に回転させ、S型ナイフ61がロッキングプレート4の箇所まで回転して同一直線時にある時、接触ピン62をピン孔11内に係着させ、電路の接続を完成させ、S型ナイフ61が水平90度回転した後、ピン孔11内に差し込んだ接触ピン62を抜き出して電路の開放を完成させる。
≪実施例2≫
≪実施例2≫
図2と図4を参照すると、本願で提供する実施例2、つまり刃受1を含むダブルナイフスイッチ式高圧断路器であって、前記刃受1の頂部両側に碍子2が対称で取り付けられ、且つ碍子2の頂端に接触子ホルダー3を固着し、前記接触子ホルダー3に少なくとも一対の導体接触子を取り付け、前記接触子ホルダー3にロッキングプレート4を設け、、前記刃受1の上表面中央部に軸棒5を貫設し、且つ軸棒5の側壁にナイフ駆動装置6を取り付け、前記軸棒5の中央部に回転軸7を挿通し、且つ回転軸7の刃受1チャンバーに挿通する端部にかさ歯車8を嵌設し、前記かさ歯車8が刃受1チャンバー内に取り付けられた駆動軸棒9の一端と互いに噛み合い、且つ駆動軸棒9の他端が刃受1外部まで延伸して回転ハンドル10と固着し、前記ロッキングプレート4上にナイフ駆動装置6とマッチする2個のピン孔11が設けられる。
前記ナイフ駆動装置6は、楕円形の回転盤66を包括し、且つ回転盤66が回転軸5の側壁に嵌着され、回転盤66の使用を通じると共に偏心運動原理を利用して一文字形ナイフ68をマッチする接触ブロック12と対応して接続させ、シングルナイフを使用した時に発生する接続不良の現象を効果的に避け、前記回転盤66の2個の長軸端にいずれもピン軸67を通じて互いに平行となる一文字形ナイフ68を取り付け、且つ一文字形ナイフ68の両端が各々ロッキングプレート4側壁に設けられた接触ブロック12とマッチし、前記回転盤66と回転ハンドル10の外側壁には、いずれも絶縁保護コーティングが施され、一文字形ナイフ68を通じてロッキングプレート4の間の接続又は開放を行うことで、電流の導通を安定的に制御できる。
動作原理:手動で回転ハンドル10を回すことで駆動軸棒9がかさ歯車8を回転させることで軸棒5を回転させ、従って楕円形の回転盤66を回転させ、回転盤66の回転過程中において、一文字形ナイフ68が接触ブロック12と互いに接触し、電路の導通を完成させ、回転盤66が楕円形であるため、回転盤66を回転させる時、一文字形ナイフ68と接触ブロック12を開放させ、電路の開放を完成させる。
以上に述べたのは、あくまでも本考案の具体的実施形態であって、本考案の保護範囲がこれら実施例により何ら限定されるものではなく、当業者は本考案の開示した技術範囲内において本考案の技術方案及び考案構想に基づいて行われる様々な修正、変更及び改変は、いずれも本考案の保護範囲内に含めるものであるのが勿論である。
1 刃受
2 碍子
3 接触子ホルダー
4 ロッキングプレート
5 軸棒
6 ナイフ駆動装置
61 S型ナイフ
62 接触ピン
63 主動歯車
64 従動歯車
65 かさ歯車軸
66 回転盤
67 ピン軸
68 一文字形ナイフ
7 回転軸
8 かさ歯車
9 駆動軸棒
10 回転ハンドル
11 ピン孔
12 接触ブロック
13 定位ピン
2 碍子
3 接触子ホルダー
4 ロッキングプレート
5 軸棒
6 ナイフ駆動装置
61 S型ナイフ
62 接触ピン
63 主動歯車
64 従動歯車
65 かさ歯車軸
66 回転盤
67 ピン軸
68 一文字形ナイフ
7 回転軸
8 かさ歯車
9 駆動軸棒
10 回転ハンドル
11 ピン孔
12 接触ブロック
13 定位ピン
Claims (2)
- 刃受を含むダブルナイフスイッチ式高圧断路器であって、前記刃受の頂部両側に碍子が対称で取り付けられ、且つ前記碍子の頂端に接触子ホルダーを固着し、前記接触子ホルダーにロッキングプレートを設け、前記刃受の上表面中央部に軸棒を貫設し、且つ前記軸棒の側壁にナイフ駆動装置を取り付け、前記軸棒の中央部に回転軸を挿通し、且つ前記回転軸の前記刃受の刃受チャンバーに挿通する端部にかさ歯車を嵌設し、前記かさ歯車が前記刃受チャンバー内に取り付けられた駆動軸棒の一端と互いに噛み合い、前記ロッキングプレート上に前記ナイフ駆動装置と適合する2個のピン孔が設けられる構成において、前記ピン孔の内壁に円形の定位ピンを均一に設け、前記定位ピンの端部が弾性部材を通じて前記ロッキングプレートの内壁に係着することを特徴とするナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器。
- 前記ナイフ駆動装置は2個のS型ナイフを含み、且つ前記S型ナイフの端部に接触ピンを固着し、前記S型ナイフが上から下に順次に前記回転軸上に嵌着され、且つ遠地側の前記S型ナイフ中心底部に主動歯車を取り付け、近地側の前記S型ナイフ中心底部頂端に従動歯車を取り付け、且つ前記主動歯車がかさ歯車軸を通じて前記従動歯車と回転可能に連接することを特徴とする請求項1に記載のナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003973U JP3207166U (ja) | 2016-08-16 | 2016-08-16 | ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016003973U JP3207166U (ja) | 2016-08-16 | 2016-08-16 | ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3207166U true JP3207166U (ja) | 2016-10-27 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016003973U Expired - Fee Related JP3207166U (ja) | 2016-08-16 | 2016-08-16 | ナイフスイッチ端部に接触ピンを備えたダブルナイフスイッチ式高圧断路器 |
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JP (1) | JP3207166U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113990698A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-01-28 | 广东电网有限责任公司 | 防误操作的户外环网柜 |
-
2016
- 2016-08-16 JP JP2016003973U patent/JP3207166U/ja not_active Expired - Fee Related
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