JP3206770U - 跳び縄 - Google Patents

Abstract

【課題】初心者が縄跳びを練習するとき、無理なく容易に縄を回しながら連続で跳ぶ技術を習得するための跳び縄を提供する。【解決手段】剛性のある線条体１の両端に線条体１の中心を軸として接続部２を差し込み、この接続部２にグリップ３を取り付ける。接続部２はグリップ３に対し回転できるが抜けないように構成されている。使用するときは、グリップ３を持ちながら回旋させ、タイミングを合わせて跳ぶのだが、縄のように弛んで回ってくることがなく、線条体が一定のアーチ形状を維持しながら回転するので、初心者にとっては跳びやすい。【選択図】図２

Description

この考案はこどもが縄跳びを初めて行う際、無理なく容易に縄を回しながら連続で跳ぶ技術を習得するための跳び縄に関するものである。

従来、跳び縄は縄もしくはビニール紐である。これは初心者にとって縄部分がたるんだり、よじれたりして上手く回せないことや、縄が手や腕の動きから少し遅れて回旋してくることが多く、前まわし跳びの習得が難しいこどもがいた。先行文献はこれを解消すべくパイプを利用し、回旋時にアーチ形状を保持できるようにした。

特開２０１２−１７０８０５

これは次のような欠点があった。初心者が前まわし跳び習得練習の際、理想的な縄を介してアーチ形状を維持しながらの回旋運動が困難な場合が多く、その原因として、縄部分がたるんだり、よじれたりして回せないことや縄が手や腕の動きから少し遅れて回旋してくることが考えられる。それを解消すべくパイプを取り付けてはいるが、腕や手首の回しがグリップから連結部分、そして縄へと回旋運動が伝わるまでに若干の弛んだしなりがあり、跳ぶタイミングとしては十分ではなかった。
本考案は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。

本考案は、剛性のある線条体の両端にグリップを取り付け、上記グリップの中心を軸として、上記線条体を回転可能に構成した。

縄部分が紐ではなく剛性のある線条体なので跳ぶ際にアーチ形状を保ちながら回旋運動が容易にでき、前まわし跳びや後ろ回し跳びが習得しやすくなる。

本考案の斜視図である。 本考案の断面図である。 本考案の使用状態の図である。

以下、本考案を実施するための形態について説明する。
図１及び、図２に示すように、剛性のある線条体１の両端に線条体１の中心を軸として接続部２を差し込み、この接続部２にグリップ３を取り付ける。接続部２はグリップ３に対し回転できるが抜けないように構成されている。本考案は以上のような構造である。これを使用するときは、グリップ３を持ちながら回旋させ、タイミングを合わせて跳ぶのだが、縄のように弛んで回ってくることがなく、図３に示すように線条体が一定のアーチ形状を維持しながら回転するので、初心者にとっては跳びやすい。さらに接続部２とともに剛性のある線条体１が回転するので捻じれない。剛性のある線条体１については、 ＴＯＹＯＸ社のヒットホースＨＢ−６（商品名）が好適であった。

１ 剛性のある線条体
２ 接続部
３ グリップ

Claims (1)

1. 剛性のある線条体の両端にグリップを取り付け、上記グリップの中心を軸として、上記線条体を回転可能に構成した跳び縄。

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