JP3206682U - レインポンチョ - Google Patents

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大輔 小柳
大輔 小柳
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【課題】足にまとわりつくことがなく雨滴による足下のぬれを防止することができ、また、使用前後の取り扱いが容易なレインポンチョを提供する。【解決手段】レインポンチョ1は、上端に頭を通す開口部を有し裾部分が開放した防水身頃部3を備え、防水身頃部3は、裾部分4に周囲を縁取る屈曲変形可能な環状の形状保持芯材6を有することにより、裾周りが開いた状態を維持し、足元への的割付きを防止することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、使用前後の取り扱いが容易なレインポンチョに関する。
従来、雨の日の外出などにおいてレインコートが広く用いられている。レインコートは、防水性の素材を用いた着衣であり、その形状としては種々のものが知られている。レインコートの形状としては、防水身頃部の裾側の開放部分からかぶり、中央部分に設けられた開口部から頭を通すようにして着衣するレインポンチョが知られている。
レインポンチョとしては、例えば、特許文献1(実用新案登録第3002465号公報)や、特許文献2(実用新案登録第3141734号公報)が知られている。これらのレインポンチョは、身頃がゆったりと構成されており、例えば、自転車に乗るときに自転車本体に身頃の前部分を係止させて、下半身が濡れないようにすることができる等の工夫がされている。
実用新案登録第3002465号公報 実用新案登録第3141734号公報
しかし、レインポンチョの特徴であるゆったりとした身頃は、自転車などに乗るときに、膝を広く覆うことができる利点がある一方、通常時には、足にまとわりついて、不便であるという問題があった。また、足にまとわりついた裾からの雨滴は、足下を伝わって落下し、靴や下衣の裾を濡らす原因となっていた。
また、使用後に乾燥させるために吊す場合も、身頃を上下逆にして裾周りを洗濯ばさみなどで留めるようにすると、身頃がよれて表面同士が接触し、当該接触部分の乾燥が不十分になるという問題もあった。このため、裾部分を広げた状態で洗濯ばさみなどに固定して乾燥させる必要があり、取り扱いが煩雑になるという問題もあった。
したがって、本考案が解決しようとする技術的課題は、足にまとわりつくことがなく雨滴による足下のぬれを防止することができ、また、使用前後の取り扱いが容易なレインポンチョを提供することである。
本考案は、上端に頭を通す開口部を有し裾部分が開放した防水身頃部を備えたレインポンチョであって、
前記防水身頃部は、前記裾部分に周囲を縁取る屈曲変形可能な環状の形状保持芯材を有していることを特徴とするレインポンチョを提供する。
本考案の第2態様によれば、前記防水身頃部は、前側ほど長くなるように下縁が斜めに構成されており、前記裾の全周にわたって前記形状保持芯材を収納する縁取り部が設けられることを特徴とする、第1態様のレインポンチョを提供する。
本考案の第3態様によれば、前記形状保持芯材は、屈曲変形可能な金属ワイヤで構成されていることを特徴とする、第1又は第2態様のレインポンチョを提供する。
本考案によれば、防水素材又は撥水加工された素材で作成された防水身頃部の裾部分に芯材が設けられているため、防水身頃部の裾部分が広がり、足にまとわりつくことがない。また、裾部分からの雨滴が足を伝って落ちることもなく、足下を濡らすことがない。よって、取り扱いに優れたレインポンチョとすることができる。また、裾部分がひろがっているので、使用後の乾燥時においても、シワになることがなく、シワの部分の乾燥漏れをなくすことができる。
本考案の第2態様によれば、前側が長くなるように構成されているため、広がった裾の前側から雨滴が落下する。また、自転車などに乗ったときに膝などを覆い、下半身が濡れることがない。
本考案の第1実施形態にかかるレインポンチョの正面図である。 図1のレインポンチョの側面図である。 図1のレインポンチョの背面図である。 図1のレインポンチョの裾部分の構成を示す拡大図である。 図1のレインポンチョを折りたたむ工程について説明する図である。 図1のレインポンチョの裾部分の他の構成例を示す拡大図である。
以下、本考案の実施形態に係るレインポンチョについて、図面を参照しながら説明する。
図1は本考案の第1実施形態にかかるレインポンチョの正面図であり、図2はその側面図である。図3はその背面図である。
図示のレインポンチョ1は、防水フード部2と、防水フード部2に連続する防水身頃部3とを含んでいる。これら防水フード部2及び防水身頃部3はそれ自体が公知の防水性を有するシートや、撥水処理を施された布帛などで形成されている。
防水フード部2は、人体の顔面以外の頭の部分及び該部分に続く首の部分を覆うことができるものである。防水フード部2の着用者首辺りの正面側部分に対応する開いた領域には、当該領域を開閉する防水性のバンド状部分21が設けられている。
また、防水フード部2は、着用者の顔面をカバーして顔面への風雨を従来のレインポンチョより防ぐことができる顔面カバー22を備えている。顔面カバー22は、それを通して前方が見えるものであれば、一部が透明であるだけでもよいが、本例では全体的に透明のカバーである。
顔面カバー22は可撓性のある透明な防水性樹脂シート(例えば塩化ビニル樹脂シート、ポリエステル系シート、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシート等)を用いることができる。
防水身頃部3は、前身頃31と後身頃32、左右の袖部33L,33Rとを含んでいる。
前身頃31は、ポンチョ着用者の膝上あたりから胸ぐらいまでの位置を覆う部材であり、後身頃32はポンチョ着用者の背面の肩甲骨付近までを覆う部材である。また、左右袖部33L,33Rは、手首までの腕を被覆するとともに、前身頃31及び後身頃部の上方に位置し、着用者の首にあたる部分から開口部34を形成する。本実施形態では、左右袖部33L,33Rは、前及び後袖部を肩の位置から腕に沿ったライン33aで縫製し筒状に構成されている。また、左右袖部33L,33Rの袖部分は、手首に相当する部分が絞り加工部33bとなっており、手首からの雨水の侵入を防止する。
開口部34には前身頃の上部分に着用者の首部分を被覆する首被覆部35が設けられる。開口部34から首被覆部35は前面側がファスナー36で開閉自在に構成されており、着用時に首回りを被覆して開口部34からの雨水の侵入を防止する。
防水身頃部3は、前側に向かって丈が長くなっており、その下縁4は、図2に示すように傾斜した構成になっている。これにより、着衣時において、身頃部の下縁に存在する雨水は、その縁に沿って前側に移動し、防水身頃部3の前側から滴下する。
また、防水身頃部の前側が長くなっているため、自転車などに乗ったときに膝の部分を覆い、膝元が濡れることを防止することができる。
防水身頃部3の裾部分4の下縁は、図4に示すように、袋状に構成された縁取り部5になっている。縁取り部5は、帯状の布帛を長さ方向に2つに折って防水身頃部4の裾部下端を挟むように配置し、縫製ライン5aで縫製して袋状にしたものである。なお、縁取り部5は、図6に示すように、防水身頃部3の裾部を折り返して袋状に構成してもよい。
縁取り部5は、防水身頃部3の下端全周にわたって設けられており、内部に形状保持芯材6を収容する。なお、縁取り部5は、防水身頃部3の全周にわたって設けられている必要はなく、防水身頃部3の形態を維持できるように、屈曲変形可能な形状保持芯材6を防水身頃部3の下端近傍部に取り付けられるように構成されていればよい。
形状保持芯材6としては、本実施形態では、弾力を有し屈曲可能な金属ワイヤを環状に形成したものが用いられている。なお、本実施形態では、金属ワイヤとして、耐久性に優れ、破断しにくい断面円形の鋼製ワイヤを使用している。また、図6に示すように、形状保持芯材6としては、帯板状のバネ性を有する鋼材を用いることもできる。
なお、雨錆による劣化や劣化による折損等により縁取り枠から飛び出して人体損傷を招くような危険を抑制するために、樹脂ワイヤなどと称されている屈曲変形可能の(屈曲させることができ、屈曲させた状態を維持できる)樹脂主体の形状保持芯材を採用することも可能である。
また、この形状保持芯材6は、(1)軽量である、(2)レインポンチョに一般的に採用されるシート材料への縫い込みや縫着が容易である、(3)シート材料を傷つけにくい、(4)縫製製品について行われる縫い針等の混在の有無をテストするときの検針が可能である等の点において、適切な材料を使用することが好ましい。
以上説明した本実施形態にかかるレインポンチョ1は、防水身頃部3の前身頃31及び後身頃32の下端部を広げ、そこから、頭を入れて防水フード部2で着用者の頭及び首の部分を覆うとともに防水身頃部3で着用者の肩部分、両腕部分、背部、胸部等を覆うことができ、それだけ風雨を防ぐことができる。
また、レインポンチョ1は、防水身頃部3の全周にわたって設けられている形状保持芯材6によりそれだけ形態を安定させて使用できる。よって、防水身頃部の裾が広がった状態に維持されるので、ゆったりと縫製されているレインポンチョにおいて、身頃のよれ等がなく、裾が足にまとわりつくことがない。したがって、裾からの雨滴が足を伝って落ちることがなく、靴などを濡らすことが防止できる。
また、レインポンチョ1を着用して例えば自転車などを運転する場合、サドルを防水身頃部の中に納めるように登場することで、前側に長い防水身頃部3が利用者の足元を被覆する。なお、このとき、風圧によって形状保持芯材6が変形し足元にまとわりつかないように、形状保持芯材6の弾性の程度を調整しておくことが好ましい。
また、形状保持芯材6は、屈曲させることができるため、当該環状の形状保持芯材6を多重、例えば、3重にねじりたたむことによってコンパクトに収納することが可能である。図5は、レインポンチョを折りたたむ工程について説明する図である。まず、図5(a)に示すように、裾部分4が上になるようにして形状保持芯材6を広げた状態に両手100で把持する。この状態で、図5(b)に示すように、いずれか一端側の形状保持芯材6を8の字状にねじり、形状保持芯材6の輪51,52を作成する。なお、このとき一方の輪51が他方の輪52に対して半分程度の大きさになるようにすることが好ましい。
次に図5(c)の矢印90に示すように、小さい輪51を大きい輪52の内側に折り入れる。この状態で図5(d)に示すように、小さい輪51を固定したまま、大きい輪52の形状保持芯材6のみをさらに8の字状にねじり、大きい輪52を2つの輪52a,52bとする。その後、図5(e)に示すように、3つの輪51,52a,52bが重なるように、輪52bを折ると、コンパクトに折りたたむことで収納が便利である。
また、折りたたまれた状態から手の把持を開放すると、形状保持芯材6の弾性により、形状保持芯材6が元の環状の形態に戻る。この状態では、防水身頃部3の下方を開放するため、着用しやすいという効果がある。
さらに、脱衣時においても、防水身頃部3の下端が大きく広がっているため、濡れて互いに密着しやすくなった防止身頃部3がまとわりついて脱衣しにくいという問題を解消することができる。したがって、使用前後の取り扱いが容易である。
また、防水身頃部3が広がった状態を維持するため、使用後に乾燥させる場合、上下反対にして吊り下げることで、防水身頃部3のまとわりつきがなく、シワの部分の乾燥漏れなどがない。また、このように吊り下げるにあたり、洗濯ばさみなどによる固定箇所を少なくしても、広がった状態を維持することができる。
なお、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。たとえば、防水身頃部は、上部に頭を通す開口部があれば十分であり、防水フード部や首被覆部は省略してもよく、その形状は袖付きに構成されていなくてもよい。
また、防水身頃部が広がった状態となるため、捲れ上がりを防止するためにウエストベルトなど利用者の胴体に固定するための構成を有していてもよい。
1 レインポンチョ
2 防水フード部
3 防水身頃部
4 裾部分
5 縁取り部
6 形状保持芯材
21 バンド状部分
22 顔面カバー
31 前身頃
32 後身頃
33L,33R 袖部
34 開口部
35 首被覆部
36 ファスナー

Claims (3)

  1. 上端に頭を通す開口部を有し裾部分が開放した防水身頃部を備えたレインポンチョであって、
    前記防水身頃部は、前記裾部分に周囲を縁取る屈曲変形可能な環状の形状保持芯材を有していることを特徴とするレインポンチョ。
  2. 前記防水身頃部は、前側ほど長くなるように下縁が斜めに構成されており、前記裾の全周にわたって前記形状保持芯材を収納する縁取り部が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のレインポンチョ。
  3. 前記形状保持芯材は、屈曲変形可能な金属ワイヤで構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のレインポンチョ。
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