JP3206616B2 - 光論理方法及び光論理素子 - Google Patents

光論理方法及び光論理素子

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JP3206616B2 JP10475593A JP10475593A JP3206616B2 JP 3206616 B2 JP3206616 B2 JP 3206616B2 JP 10475593 A JP10475593 A JP 10475593A JP 10475593 A JP10475593 A JP 10475593A JP 3206616 B2 JP3206616 B2 JP 3206616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力光信号によって出
力光の偏波面を切り替えることにより信号光の論理演算
を行う光論理方法及び光論理素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光半導体素子の一種である光論理素子
は、将来実現が期待される全光システムにおいて、光信
号の制御のために必要不可欠なものである。図6は従来
の光論理素子の一例を示す側面図である。この光論理素
子1は、基板2、クラッド層3、活性層4、クラッド層
5、電極6,7から構成される半導体レーザの上部電極
7を2つの電極7a,7bに分割したもので、電極7
a,7bそれぞれに注入する電流を調整することにより
図7に示すような光入出力特性を得ることができる。
【0003】例えば、図7(a)の点Aの位置に系を保
持し、この系にパルス状の入力光p1を入射すると出力
光p2は点Bとなり、この状態が保持される。すなわち
メモリ動作が可能である(図8(a)参照)。また、図
7(b)の点Aの位置に系を保持し、この系に2つの入
力光p3,p4を入射すると、出力光p2は図8(b)の
ようになる。すなわちAND動作が可能である。また、
図7(c)の点Aの位置に系を保持し、この系に2つの
入力光p5,p6を入射すると、出力光p2は図8(c)
のようになる。すなわちOR動作が可能である。以上の
ように、この光論理素子1は注入する電流を調整するこ
とでメモリ、AND、ORという論理動作が可能であ
る。
【0004】また、一般に半導体レーザの出力光p
2は,図9に示すように、この半導体素子に対して水平
方向のTE波と垂直方向のTM波の2つがある。この2
つの光はお互いに競合しあうので、TE波が出力される
とTM波が抑制され、逆にTM波が出力されるとTE波
が抑制されるという特徴があり、この偏波間のモード競
合は光強度一定のままで行われるので、注入電流が光出
力に変換される必要がなく、したがって、デバイス内部
のキャリア寿命に動作速度が律速されることがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光論理素子1には、出力光p2のオン/オフの動作速度
がデバイス内部のキャリア寿命に律速されてしまうこ
と、また、メモリのリセットを光信号で行うことができ
ず、電気パルスで行わなければならないこと、等の欠点
があり、また、NOT、NAND、NORというような
負論理の演算を行なうことが不可能であるという問題点
もある。また、従来の光論理素子1に用いられる半導体
レーザにおいては、端面における反射率や導波路でのゲ
インはTE波の方がTM波に比べて大きく、したがっ
て、TM波によるレーザ発振が起こりにくいという問題
点があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、動作速度がキャリア寿命に律速されないTE
モードとTMモード間のモード競合を利用し、メモリの
リセットも光信号で行うことができ、かつ負論理を容易
に得ることができる光論理方法及び光論理素子を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の様な光論理方法及び光論理素子を採用
した。すなわち、請求項1記載の光論理方法は、TE偏
波とTM偏波からなる入力光を用いて出力光の偏波面を
切り替えることにより光論理演算を行う光論理方法であ
って、前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅し、次い
で、これらTE偏波及びTM偏波のいずれか一方を反射
し出力させるとともに、いずれか他方を透過させ、次い
で、該透過した光を増幅または減衰させ、該増幅または
減衰された光を反射し出力させることを特徴としてい
る。
【0008】また、請求項2記載の光論理素子は、TE
偏波とTM偏波からなる入力光を用いて出力光の偏波面
を切り替えることにより光論理演算を行う光論理素子で
あって、前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅する第
1の領域と、これらTE偏波及びTM偏波のいずれか一
方を反射し出力させるとともに、いずれか他方を透過さ
せる第2の領域と、該透過した光を増幅または減衰させ
る第3の領域と、該増幅または減衰された光を反射し出
力させる第4の領域とを備え、これら4つの領域を光の
導波路に沿って配列したことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載の光論理方法では、増幅
したTE偏波及びTM偏波のいずれか一方を反射し出力
させるとともに、いずれか他方を透過させ、次いで、該
透過した光を増幅または減衰させた後に反射し出力させ
ることにより、TE偏波とTM偏波からなる入力光に対
する論理演算を行うように出力光の偏波面を切り替え、
NOT、NAND、NORというような負論理の光論理
演算を行う。
【0010】また、請求項2記載の光論理素子では、第
1の領域により前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅
し、第2の領域によりTE偏波及びTM偏波のいずれか
一方を反射し出力させるとともに、いずれか他方を透過
させる。また、第3の領域により該透過した光を増幅ま
たは減衰させ、第4の領域により該増幅または減衰され
た光を反射し出力させる。これにより、TE偏波とTM
偏波からなる入力光に対する論理演算を行うように出力
光の偏波面を切り替え、NOT、NAND、NORとい
うような負論理の光論理演算を具現化する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1の光論理素子10
を示す構成図である。この光論理素子10は、TE偏波
とTM偏波からなる入力光p11を用いて出力光p12の偏
波面を切り替えることにより光論理演算を行う素子であ
り、入力光p11を構成するTE波41及びTM波42の
双方を増幅するTE/TMゲイン調整領域(第1の領
域)11と、入力光p11の2つの偏波面TE・TM波に
対してTE41波を反射し出力させるとともに、TM波
42を透過させるTE波長調整領域(第2の領域)12
と、該透過したTM波42を増幅させるTMゲイン調整
領域(第3の領域)13と、該増幅されたTM波42を
反射し出力させるTM波長調整領域(第4の領域)14
とを備えたもので、これら4つの領域11〜14は光の
導波路に沿って一列に配列されている。そして、これら
4つの領域11〜14各々の上部には、それぞれ電極2
1〜24が設けられている。
【0012】TE/TMゲイン調整領域11におけるゲ
インは、TE波41の方がTM波42よりも大きいが、
TE波41をTMゲイン調整領域13において増幅する
ことによりこれを補償することができる。このとき、電
極21,22各々から注入される電流の大きさをそれぞ
れ変えることにより、増幅の度合いを調節することがで
きる。
【0013】TE波長調整領域12としては、例えば、
DBR(distributed Bragg reflector)と呼ばれる回
折格子31が好適に用いられる。TE波41とTM波4
2はゲインや端面における反射率によって波長が異なる
ため、回折格子31の格子定数を反射すべきTE波41
の波長に合うように設計することによりTE波41とT
M波42を明確に分離することができる。図2はTE波
とTM波各々の光透過率と波長の関係の一例を示したも
ので、適当な回折格子を選択することによりTE波とT
M波を明確に分離できることがわかる。
【0014】また、TM波長調整領域14においても、
上述したTE波長調整領域12と同様に回折格子32が
好適に用いられ、該回折格子32の格子定数を反射すべ
きTM波42の波長に合うように設計することによりT
M波42を良好に反射させることができる。
【0015】また、TE波長調整領域12におけるTE
波41の反射波長は、電極22から注入される電流、ま
たは印加される電圧によって調整することができる。同
様に、TM波長調整領域14におけるTM波42の反射
波長は、電極24から注入される電流、または印加され
る電圧によって調整することができる。なお、TE波4
1及びTM波42各々の波長を固定して用いる場合に
は、電極22,24を省略することができる。
【0016】次に、この光論理素子10を用いて光論理
演算を行う方法(光論理方法)について説明する。例え
ば、図3(a)の点Aの位置に光論理素子10を保持
し、この光論理素子10にパルス状のTE入力光p13
入射すると、該TE入力光p13はTE/TMゲイン調整
領域11及びTE波長調整領域12において増幅され、
TE出力光は点Bとなり、この状態が保持される。すな
わちメモリ動作が可能である。ここでは、TE波41は
TM波42の入力光により減衰し、一方、TM波42は
TE/TMゲイン調整領域11〜TM波長調整領域14
において増幅されるため、リセットにはTM波を用いれ
ばよい(図4(a)参照)。
【0017】また、図3(b)の点Aの位置に光論理素
子10を保持し、この光論理素子10に2つのTE入力
光p14,p15を入射すると、TE出力光は図4(b)の
ようになる。すなわちAND動作が可能である。この
時、TM出力光はNANDとなる。また、図3(c)の
位置に光論理素子10を保持し、この光論理素子10に
2つのTE入力光p16,p17を入射すると、TE出力光
は図4(c)のようになる。すなわちOR動作が可能で
ある。この時、TM出力光はNOR動作となる。但し、
TE入力光が単一入力の時にはNOT動作となる。
【0018】以上説明したように、実施例1の光論理方
法によれば、増幅したTE波41を反射し出力させると
ともにTM波42を透過させ、次いで、該TM波42を
増幅させた後に反射し出力させることにより、TE波4
1とTM波42からなる入力光に対する論理演算を行う
ように出力光の偏波面を切り替え、NOT、NAND、
NORというような負論理の光論理演算を行うことがで
きる。
【0019】また、実施例1の光論理素子10によれ
ば、TE/TMゲイン調整領域11と、TE波長調整領
域12と、TMゲイン調整領域13と、TM波長調整領
域14とを備え、これら4つの領域11〜14を光の導
波路に沿って一列に配列したので、TE波41とTM波
42からなる入力光に対する論理演算を行うように出力
光の偏波面を切り替えることができ、NOT、NAN
D、NORというような負論理の光論理演算を具現化す
ることができる。
【0020】なお、前記光論理素子10は、TE波長調
整領域12のTE波41及びTM波長調整領域14のT
M波42の各々の波長を図2に示すような波長特性に調
整することにより、波長変換素子として利用することが
できる。例えば、図4の(b)及び(c)から明らかな
ように、上記の光論理素子10は1つまたは複数のTE
光入力から、TM光出力を得ることができる。また、T
E波41とTM波42は異なる波長に調整されているの
で、これにより光入出力間において波長を変換すること
ができる。
【0021】(実施例2)図5は本発明の実施例2の光
論理素子50を示す構成図である。この光論理素子50
は、入力光p11を用いて出力光p12の偏波面を切り替え
光論理演算を行う素子であり、入力光p11を構成するT
E波41及びTM波42の双方を増幅するTE/TMゲ
イン調整領域(第1の領域)51と、入力光p11の2つ
の偏波面TE・TM波に対してTM42波を反射し出力
させるとともに、TE波41を透過させるTM波長調整
領域(第2の領域)52と、該透過したTE波41を減
衰させるTEゲイン調整領域(第3の領域)53と、該
減衰されたTE波41を反射し出力させるTE波長調整
領域(第4の領域)54とを備えたもので、これら4つ
の領域51〜54は光の導波路に沿って一列に配列され
ている。そして、これら4つの領域51〜54各々の上
部には、それぞれ電極21〜24が設けられている。
【0022】TE/TMゲイン調整領域51におけるゲ
インは、TE波41の方がTM波42よりも大きいが、
TE波41をTEゲイン調整領域53において減衰する
ことによりこれを補償することができる。このとき、電
極21から注入される電流の大きさを変えることにより
TE波41及びTM波42のゲインを、また、電極23
から注入される電流または印加される電圧の大きさを変
えることによりTE波41の減衰の度合を調節すること
ができる。
【0023】TM波長調整領域52としては、例えば、
DBR(distributed Bragg reflector)と呼ばれる回
折格子61が好適に用いられる。TE波41とTM波4
2はゲインや端面における反射率によって波長が異なる
ため、回折格子61の格子定数を反射すべきTM波42
の波長に合うように設計することにより、上述した実施
例1の図2と同様に、TE波41とTM波42を明確に
分離することができる。
【0024】また、TE波長調整領域54においても、
上述したTM波長調整領域52と同様に回折格子62が
好適に用いられ、該回折格子62の格子定数を反射すべ
きTE波41の波長に合うように設計することにより該
TE波41を良好に反射させることができる。
【0025】また、TM波長調整領域52におけるTM
波42の反射波長は、電極22から注入される電流、ま
たは印加される電圧によって調整することができる。同
様に、TE波長調整領域54におけるTE波41の反射
波長は、電極24から注入される電流、または印加され
る電圧によって調整することができる。なお、TE波4
1及びTM波42各々の波長を固定して用いる場合に
は、電極22,24を省略することができる。
【0026】次に、この光論理素子50を用いて光論理
演算を行う方法(光論理方法)について説明する。例え
ば、図3(a)の点Aの位置に光論理素子50を保持
し、この光論理素子50にパルス状のTE入力光p13
入射すると、該TE入力光p13はTE/TMゲイン調整
領域51及びTM波長調整領域52において増幅され、
TE出力光は点Bとなり、この状態が保持される。すな
わちメモリ動作が可能である。ここでは、TE波41は
TM波42の入力光により減衰し、一方、TM波42は
TE/TMゲイン調整領域51及びTM波長調整領域5
2において増幅されるため、リセットにはTM波を用い
ればよい(図4(a)参照)。
【0027】また、図3(b)の点Aの位置に光論理素
子50を保持し、この光論理素子50に2つのTE入力
光p14,p15を入射すると、TE出力光は図4(b)の
ようになる。すなわちAND動作が可能である。この
時、TM出力光はNANDとなる。また、図3(c)の
位置に光論理素子50を保持し、この光論理素子50に
2つのTE入力光p16,p17を入射すると、TE出力光
は図4(c)のようになる。すなわちOR動作が可能で
ある。この時、TM出力光はNOR動作となる。但し、
TE入力光が単一入力の時にはNOT動作となる。
【0028】以上説明したように、実施例2の光論理方
法によれば、増幅したTM波42を反射し出力させると
ともにTE波41を透過させ、次いで、該TE波41を
減衰させた後に反射し出力させることにより、TE波4
1とTM波42からなる入力光に対する論理演算を行う
ように出力光の偏波面を切り替え、NOT、NAND、
NORというような負論理の光論理演算を行うことがで
きる。
【0029】また、実施例2の光論理素子50によれ
ば、TE/TMゲイン調整領域51と、TM波長調整領
域52と、TEゲイン調整領域53と、TE波長調整領
域54とを備え、これら4つの領域51〜54を光の導
波路に沿って一列に配列したので、TE波41とTM波
42からなる入力光に対する論理演算を行うように出力
光の偏波面を切り替えることができ、NOT、NAN
D、NORというような負論理の光論理演算を具現化す
ることができる。
【0030】なお、前記光論理素子50は、TM波長調
整領域52のTM波42及びTE波長調整領域54のT
E波41の各々の波長を図2に示すような波長特性に調
整することにより、波長変換素子として利用することが
できる。例えば、図4の(b)及び(c)から明らかな
ように、上記の光論理素子50は1つまたは複数のTE
光入力から、TM光出力を得ることができる。また、T
E波41とTM波42は異なる波長に調整されているの
で、これにより光入出力間において波長を変換すること
ができる。
【0031】また、上記各実施例では、入力をTE波、
出力をTE/TM波としたが、逆に入力をTM波とし、
出力をTM/TE波とすることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の光論理方法によれば、前記TE偏波及びTM偏波
の双方を増幅し、次いで、これらTE偏波及びTM偏波
のいずれか一方を反射し出力させるとともに、いずれか
他方を透過させ、次いで、該透過した光を増幅または減
衰させ、該増幅または減衰された光を反射し出力させる
ので、TE偏波とTM偏波からなる入力光に対する論理
演算を行うように出力光の偏波面を切り替え、NOT、
NAND、NORというような負論理の光論理演算を行
うことができる。
【0033】また、請求項2記載の光論理素子によれ
ば、前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅する第1の
領域と、これらTE偏波及びTM偏波のいずれか一方を
反射し出力させるとともに、いずれか他方を透過させる
第2の領域と、該透過した光を増幅または減衰させる第
3の領域と、該増幅または減衰された光を反射し出力さ
せる第4の領域とを備え、これら4つの領域を光の導波
路に沿って配列したので、TE偏波とTM偏波からなる
入力光に対する論理演算を行うように出力光の偏波面を
切り替えることができ、NOT、NAND、NORとい
うような負論理の光論理演算を具現化することができ
る。
【0034】以上により、動作速度がキャリア寿命に律
速されない偏波間のモード競合を利用し、メモリのリセ
ットも光信号で行うことができ、かつ負論理を容易に得
ることができる光論理方法及び光論理素子を実現するこ
とができる。また、TE波とTM波の波長を調整するこ
とで、光入出力間で波長を変換することが可能な光論理
方法及び光論理素子を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光論理素子を示す構成図で
ある。
【図2】本発明の実施例1の光論理素子のTE波とTM
波各々の光透過率と波長の関係を示す説明図である。
【図3】本発明の実施例1の光論理素子の特性を示す説
明図である。
【図4】本発明の実施例1の光論理素子の特性を示す説
明図である。
【図5】本発明の実施例2の光論理素子を示す構成図で
ある。
【図6】従来の光論理素子を示す構成図である。
【図7】従来の光論理素子の特性を示す説明図である。
【図8】従来の光論理素子の特性を示す説明図である。
【図9】従来の半導体レーザを示す構成図である。
【符号の説明】
10 光論理素子 11 TE/TMゲイン調整領域(第1の領域) 12 TE波長調整領域(第2の領域) 13 TMゲイン調整領域(第3の領域) 14 TM波長調整領域(第4の領域) 21〜24 電極 31 回折格子 32 回折格子 41 TE波 42 TM波 50 光論理素子 51 TE/TMゲイン調整領域(第1の領域) 52 TM波長調整領域(第2の領域) 53 TEゲイン調整領域(第3の領域) 54 TE波長調整領域(第4の領域) 61 回折格子 62 回折格子 p11 入力光 p12 出力光 p13 TE入力光 p14 TE入力光 p15 TE入力光 p16 TE入力光 p17 TE入力光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 3/00 H01S 3/00 - 5/50 JICSTファイル(JOIS)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TE偏波とTM偏波からなる入力光を用
    いて出力光の偏波面を切り替えることにより光論理演算
    を行う光論理方法であって、 前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅し、次いで、こ
    れらTE偏波及びTM偏波のいずれか一方を反射し出力
    させるとともに、いずれか他方を透過させ、次いで、該
    透過した光を増幅または減衰させ、該増幅または減衰さ
    れた光を反射し出力させることを特徴とする光論理方
    法。
  2. 【請求項2】 TE偏波とTM偏波からなる入力光を用
    いて出力光の偏波面を切り替えることにより光論理演算
    を行う光論理素子であって、 前記TE偏波及びTM偏波の双方を増幅する第1の領域
    と、これらTE偏波及びTM偏波のいずれか一方を反射
    し出力させるとともに、いずれか他方を透過させる第2
    の領域と、該透過した光を増幅または減衰させる第3の
    領域と、該増幅または減衰された光を反射し出力させる
    第4の領域とを備え、これら4つの領域を光の導波路に
    沿って配列したことを特徴とする光論理素子。
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