JP3206399U - 綴じ具 - Google Patents

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進 高瀬
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白金化成株式会社
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Abstract

【課題】分離作業を行うことなくシート状物と共に破棄が可能な綴じ具を提供する。【解決手段】シート状物の端部に形成された挿通孔に挿通されて環状をなす環状綴じ部10を有して前記シート状物を綴じる綴じ具1であって、バイオマス材料とプラスチックとを含んだ。【選択図】図1

Description

本考案は、カレンダやノート、紙葉束等のシート状物を綴じる綴じ具に関する。
従来、この種の綴じ具としては、例えば端部に複数の穴が連通された複数のシート状物に挿通され、閉じられた際に環状をなす開閉可能な環状部材が複数連設したものが知られている。この綴じ具は、開放状態にある各リング部材の一端部をシート状物のそれぞれの綴じ穴に個々に挿通して閉じることにより、シート状物を簡便に綴じることができる。このような綴じ具は、シート状物を保持するためにある程度の強度が必要であるため、主にプラスチックや金属で構成されている。
近年、リサイクルの観点からごみの分別が広く実施されている。したがって、綴じ具により綴じられた状態にあるカレンダ等のシート状物を破棄する場合には、金属やプラスチックからなる綴じ具とシート状物とを分離してそれぞれを個別に破棄する必要があり、極めて煩雑な分離作業が生じるという問題があった。
そこで、本考案は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、分離作業を行うことなくシート状物と共に破棄が可能な綴じ具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の一態様は、シート状物の端部に形成された挿通孔に挿通されて環状をなす環状部を有して前記シート状物を綴じる綴じ具であって、バイオマス材料とプラスチックとを含む。
本考案によれば、シート状物と共に破棄が可能な綴じ具を提供することができる。なお、本考案のその他の効果については、以下の考案を実施するための形態の項でも説明する。
閉状態にある本実施の形態に係る綴じ具の斜視図である。 開状態にある本実施の形態に係る綴じ具の斜視図である。 (a)は開状態にある綴じ具の側面図であり、(b)は閉状態にある綴じ具を側面から見た縦断面図である。 綴じ具がカレンダに取付けられた状態を示す模式図である。
以下に添付図面を参照しながら、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態においては、なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
先ず、本考案の実施の形態に係る綴じ具の構成を簡単に説明する。図1および図2に示されるように、綴じ具1は、環状をなして卓上カレンダや壁掛けカレンダ等のシート状物の上端部に沿って連設された複数の綴じ穴にそれぞれ挿通されることによりシート状物を綴じる複数の環状綴じ部10と、これら複数の環状綴じ部(環状部)10間をそれぞれ連結する複数の連結部20とを備えて構成されている。これら環状綴じ部10と連結部20とは射出成形等により一体的に形成されることが好ましい。なお、本実施の形態においては環状綴じ部10が6つ連なっているが、環状綴じ部10は1つでもよく、綴じる対象であるシート状物の種類に合わせて適切な個数連設するようにすればよい。
環状綴じ部10は、図2に示されるように使用前の展開した状態(開状態)においては、2つの弧状の本体102,122がヒンジ部(図3の符号142参照)を介して互いに揺動可能に連結されている。一方の本体102における一端部には矩形の孔部104が形成されており、他方の本体122には当該孔部104内に挿通可能な平板状の板状挿通部124が形成されている。この本体102の孔部104に板状挿通部124が挿通されることにより、図1に示されるように本体102の一端部と本体122の一端部とが係合してリング状をなすことができる。なお、軽量化および低コスト化の観点から、本体102,122に綴じ具1の強度が維持される程度の矩形の開口106,126をそれぞれ形成することが好ましい。
図3(a)に示されるように、板状挿通部124は外側(閉状態時における径外方向)に向かって傾斜しており、その先端部には外側に突出すると共に先端に向かって当該突出部分が先細る返し部128が形成されている。板状挿通部124が孔部104に挿通された状態において、図3(b)に示されるように返し部128が孔部104内に形成された受け部108に引っ掛かるように係合することができる。これにより、綴じ具1は、一度閉じれば容易に展開できない所謂ハメ殺しの機構を有している。なお、このようなハメ殺しではなく、本体102の一端部と本体122の一端部とが互いに分離可能に係合する係合部(例えばL字型)を本体102,122にそれぞれ設けるようにしてもよい。
本実施の形態においては、綴じ具1は可燃物、即ち「燃えるゴミ」として破棄可能に、バイオマス原料とプラスチックとを含むよう構成されている。具体的には、綴じ具1は単体では燃焼時にダイオキシン等の有害物質が生じず、ごみの分別では可燃物として処理が可能なプラスチックと、パウダー状の紙材料(以後、紙パウダーと称する)とにより構成されており、所謂紙製品として区分することができる。当該プラスチックとしてはポリオレフィン系樹脂が好ましく、例えばポリプロピレンが挙げられる。また、バイオマス材料は紙パウダーに限定されるものではなく、貝殻や木材といった動植物、即ち生態系を形作る有機物(生物資源)であればよい。
本実施の形態に係る綴じ具1としては、紙パウダーを51%(wt%)以上含有するものが好ましく、ポリプロピレン40〜49%、紙パウダー51〜60%により構成することが環境面、強度、およびコストの観点からより好ましい。このような紙パウダーとプラスチックとの複合材料としては、株式会社環境経営総合研究所製のマプカ(登録商標)が挙げられる。
本実施の形態によれば、綴じ具1が可燃物として破棄可能な複合材料により構成されているため、綴じ具1により綴じられているシート状物を綴じ具1と共に破棄することができる。例えば、図4に示されるような複数の日付シート92の挿通孔94に綴じ具1の環状綴じ部10を挿通して綴じた状態にあるカレンダ90であれば、綴じ具1と日付シート92との分離作業といった煩雑な作業を行うことなく、そのまま破棄することができる。また、綴じ具1はプラスチックを含有しているため、シート状物を綴じる場合や、綴じた後にシート状物を捲ったり、綴じ具1を把持してシート状物を持ち上げたりしても、変形・破損することなく適度な強度を有することができる。
本考案は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本考案の範囲は、実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本考案の範囲内のものである。
1 綴じ具
10 環状綴じ部
90 カレンダ
92 日付シート
94 挿通孔

Claims (3)

  1. シート状物の端部に形成された挿通孔に挿通されて環状をなす環状部を有して前記シート状物を綴じる綴じ具であって、
    バイオマス材料とプラスチックとを含むことを特徴とする綴じ具。
  2. 前記バイオマス材料は紙材料であることを特徴とする請求項1記載の綴じ具。
  3. 前記バイオマス材料はパウダー状の紙材料であり、該紙材料を51%以上含むことを特徴とする請求項1または請求項2記載の綴じ具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018149687A (ja) * 2017-03-09 2018-09-27 株式会社トラスト 紙製綴具
JP7114115B1 (ja) * 2021-03-05 2022-08-08 中井紙器工業株式会社 紙製容器

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