JP3206310U - トレイ供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型且つ軽量のトレイや非対称のトレイであっても、確実に一枚ずつ排出し、安定した状態で目標位置に着地させることができるトレイ供給装置を提供する。【解決手段】トレイ供給装置1は、フランジ部23を有するトレイ2を上下方向に積み重ねた状態で、最下部からトレイ2を一枚ずつ排出するトレイ供給装置であり、トレイ2を収納するトレイ収納部4と、トレイ2のフランジ部23と噛み合う周壁溝5cを有すると共に、トレイ収納部4にトレイ2が積み重ねられたときに、最下部のトレイ2の左右両側に配置される少なくとも2対のロータ5とを備える。左側及び右側の長辺フレーム32aにおいて、隣接するロータ5同士の間には、下方に延びるガイド板7が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、フランジ部を有するトレイを上下方向に積み重ねた状態で、最下部からトレイを一枚ずつ排出するトレイ供給装置に関する。
従来、このような技術分野として、例えば特許文献1に記載されるものがある。特許文献1に記載のトレイ供給装置は、積み重ねられたトレイの最下部のトレイの四隅部に4個のロータが配置され、ロータの外周壁にトレイのフランジ部と噛み合う周壁溝が刻設されている。このように構成されたトレイ供給装置では、ロータの回転に伴って、最下部のトレイのフランジ部がロータの周壁溝に取り込まれ、該周壁溝に沿って降下し、積み重ねられた部分から分離されて排出される。
特開平8−217249号公報
最近では、環境負荷の低減及びコスト削減を図るために、トレイの薄型化及び軽量化が進んでいる。しかし、上述のトレイ供給装置は、薄型且つ軽量のトレイの適用において、以下の問題が生じている。すなわち、薄型化及び軽量化によって、トレイの強度が弱くなり、トレイがたわみやすくなったり風や静電気等の外的要因に影響されやすくなったりする。特に切り取り線を有する小分け用トレイの場合は、撓みやすいことに加え、切り取り線でひずみも生じている。その結果、ロータでトレイを排出する際に、トレイの片側が周壁溝から外れたり、周壁溝に詰まったり、2枚重ねて排出したりすることが多発し、安定した排出を確保できない問題があった。
また、例えば串刺し食品用トレイのような場合には、串に食品が刺している部分と、串のみの部分とで形状が異なるため、トレイの形状が非対称になる。しかし、非対称になると、トレイの重心が形状中心からずれるため、偏った状態で落下し、決められた目標位置に着地できない問題もあった。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、薄型且つ軽量のトレイや非対称のトレイであっても、確実に一枚ずつ排出し、安定した状態で目標位置に着地させることができるトレイ供給装置を提供することを目的とする。
本考案に係るトレイ供給装置は、フランジ部を有するトレイを上下方向に積み重ねた状態で、最下部から前記トレイを一枚ずつ排出するトレイ供給装置において、前記トレイを収納するトレイ収納部と、前記トレイのフランジ部と噛み合う周壁溝を有すると共に、前記トレイ収納部に前記トレイが積み重ねられたときに、最下部のトレイの左右両側に配置される少なくとも2対のロータと、を備え、前記左右両側に配置されるロータのうち少なくとも一方側において、隣接する前記ロータ同士の間には下方に延びる板状部材が設けられていることを特徴としている。
本考案に係るトレイ供給装置において、上下方向において、前記板状部材の前記トレイ側の表面は、前記ロータの前記周壁溝の底面と同一平面上に位置していることが好適である。
本考案に係るトレイ供給装置において、前記トレイ収納部の下方には、排出される前記トレイを搬送する搬送コンベアが設けられ、前記板状部材は、前記搬送コンベアの上面から10cm〜50cmの高さまで延びていることが好適である。
また、本考案に係るトレイ供給装置において、前記トレイ供給装置は、鉛直方向に対し所定の角度で傾斜していることが好適である。
更に、本考案に係るトレイ供給装置において、前記所定の角度が10°〜25°であることが好適である。
本考案に係るトレイ供給装置では、左右両側に配置されるロータのうち少なくとも一方側において、隣接するロータ同士の間に下方に延びる板状部材が設けられている。この板状部材は、左右両側からトレイの位置を制限すると共にトレイを保持するので、トレイのたわみの発生を確実に防止できる。また、仮に切り取り線を有するトレイの場合、板状部材はその切り取り線によるひずみの発生を抑制することができる。その結果、薄型且つ軽量のトレイであっても、トレイのフランジ部をスムーズにロータの周壁溝に取り込むことができ、確実に一枚ずつ排出することができる。更に、排出されたトレイが落下する際に、板状部材によって制限されると共に保持されるので、非対称のトレイであっても安定した状態で決められた目標位置に着地することができる。
本考案によれば、薄型且つ軽量のトレイや非対称のトレイであっても、確実に一枚ずつ排出し、安定した状態で目標位置に着地させることができる。
第1実施形態に係るトレイ供給装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係るトレイ供給装置を示す平面図である。 第1実施形態に係るトレイ供給装置を示す正面図である。 第1実施形態に係るトレイ供給装置を示す側面図である。 ロータの回転方向を示す平面模式図である。 ロータの回転によってトレイが排出されることを説明するための斜視図である。 第2実施形態に係るトレイ供給装置を示す側面図である。
以下、図面を参照して本考案に係るトレイ供給装置の実施形態について説明する。図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、重複説明は省略する。また、各図において、各構成部の間の距離や間隔などは、考案の理解を容易にするために、実施形態に記載の寸法に比べて大きく或いは小さく描かれている場合がある。
また、以下の説明において、上下方向とは、鉛直方向と同じ方向のほか、トレイ供給装置から排出されるトレイが自重で落下できる状態での上下方向も含むものとする。すなわち、下記実施形態での上下方向は、必ずしも鉛直方向とは一致せずに、トレイが自重で落下できる程度であれば鉛直方向に対し傾斜することも含む。また、前後、左右の位置は搬送コンベアの搬送方向に向かう状態で定義したものである。
<第1実施形態>
図1は第1実施形態に係るトレイ供給装置を示す斜視図であり、図2、図3及び図4はそれぞれ平面図、正面図、側面図である。本実施形態のトレイ供給装置1は、上下方向に積み重ねられた複数のトレイ2の最下部からトレイ2を一枚ずつ排出し搬送コンベア10に落下させる装置であり、主に、支持台3と、該支持台3の上に固定されたトレイ収納部4と、支持台3に回転自在に取り付けられた4つのロータ5とを備えている。なお、本実施形態での上下方向は、鉛直方向と同じである。
支持台3は、金属材料によって形成され、搬送コンベア10を跨ぐように該搬送コンベア10の上に配置されている。この支持台3は、4本の脚部31と、脚部31に支えられると共に溶接などで該脚部31と一体化された枠体32とを有する。枠体32は、矩形状に形成され、搬送コンベア10の搬送方向に延在すると共に、比較的長い一対の長辺フレーム32aと、搬送コンベア10の幅方向に延在すると共に、比較的短い一対の短辺フレーム32bとからなる。そして、搬送コンベア10の搬送方向(図1矢印参照)に向かう状態において、上述した一対の長辺フレーム32aは、それぞれ左側と右側に位置しており、一対の短辺フレーム32bはそれぞれ前側と後側に位置する。なお、図示しないが、各脚部31の下端にはストッパー付きのキャスターが取り付けられても良い。
トレイ収納部4は、底抜けの四角筒状を呈しており、溶接等で枠体32の上に固定されている。トレイ収納部4は、搬送コンベア10の搬送方向に延在すると共に、比較的長い一対の側板41と、搬送コンベア10の幅方向に延在すると共に、比較的短い前板42と後板43とからなる。図1に示すように、前板42は、同じ厚さを有する2枚の板を間に隙間をあけるように、直線状に配置することで形成されている。同様に、後板43も、2枚の板を間に隙間をあけるように直線状に配置することで形成されている。これらの隙間は、例えば作業者の手が入る幅を有する。このようにすれば、作業者が積み重ねられたトレイ2を容易にトレイ収納部4に入れたり、取り出したりすることができる。
トレイ収納部4には、平面視で略矩形状のトレイ2がその長手方向が搬送コンベア10の搬送方向に沿い、上下方向に複数積み重ねた状態で収納される。トレイ収納部4にトレイ2が積み重ねられたときに、上述のロータ5は、最下部のトレイ2の左右両側に2個ずつ(すなわち、全部で2対)配置されている。具体的には、搬送コンベア10の搬送方向に向かう状態において、これらのロータ5は、左側及び右側の長辺フレーム32aのうち片方2箇所ずつ、所定の距離をあけて前後左右対称に取り付けられている。
ロータ5は、硬質の合成樹脂製であり、長辺フレーム32aの下面に吊設されている。長辺フレーム32aの上面には、ロータ5の回転を駆動するためのロータリーアクチュエータ6がボルトを介して固定されている。ロータリーアクチュエータ6のシャフト6a(図6参照)は、長辺フレーム32aを貫通し、該短辺フレーム32bの下面から下方に突出している。ロータ5は、長辺フレーム32aの下面から突出したシャフト6aの先端部に軸着されている。
図2に示すように、ロータ5は、その一部がトレイ収納部4の側板41より内側(すなわち、搬送コンベア10の中心側)に突出している。これによって、トレイ収納部4にトレイ2を入れるときに、最下部のトレイ2のフランジ部23がロータ5における側板41より突出した部分の上面5aに当接し、該ロータ5に保持される。従って、ロータ5の上面5aの一部は、トレイ2を支持する支持面となる。
また、ロータ5の外周壁には、トレイ2のフランジ部23と噛み合う周壁溝5cが設けられている。周壁溝5cは、ロータ5の上面5aから下面5bにかけて螺旋状に形成されている。回転中にトレイ2への負荷低減及び生産効率のバランスを考慮し、周壁溝5cは180°〜270°の範囲にわたってロータ5の外周壁に形成されることが好ましく、270°の範囲で形成されるのはより好ましい。周壁溝5cの上端は、ロータ5の上面5aに開口し、トレイ2のフランジ部23を取り込むための取り込み口になる。一方、周壁溝5cの下端は、ロータ5の下面5bに開口し、トレイ2のフランジ部23を排出するための排出口となる。
図5はロータの回転方向を示す平面模式図である。図5に示すように、搬送コンベア10の搬送方向に向かう状態において、前左側のロータ5が反時計回り、前右側のロータ5が時計回り、後左側のロータ5が時計回り、後右側のロータ5が反時計回りにそれぞれ回転する。
以下、図6に示す後右側のロータ5を挙げてトレイ2の排出について説明するが、前左側、前右側及び後左側のロータ5については同様な働きを有するので、重複説明を省略する。具体的には、トレイ収納部4にトレイ2が積み重ねられた状態では、最下部のトレイ2のフランジ部23が後左側のロータ5の上面5aに当接して、該後左側のロータ5に支持される状態になる。そして、ロータリーアクチュエータ6の回転によって該後右側のロータ5が反時計回りに回転すると、最下部のトレイ2のフランジ部23が周壁溝5cの上端から取り込まれることで、該最下部のトレイ2が積み重ねられたトレイ2から分離される。
更に、トレイ2は、そのフランジ部23が周壁溝5cに噛み合いながら周壁溝5cに沿って降下され、最後に周壁溝5cの下端から排出される。このとき、最下部のトレイ2より一つ上のトレイ2は、そのフランジ部23がロータ5の上面5aに当接し、該ロータ5に支持される状態になる。そして、ロータ5の回転によって、次の最下部のトレイ2は、そのフランジ部23が周壁溝5cの上端から取り込まれ、周壁溝5cに沿って同様に降下し排出される。
また、一対の長辺フレーム32aのうち、左側の長辺フレーム32aに取り付けられた2個のロータ5の間には、下方(すなわち、搬送コンベア10側)延びるガイド板(板状部材)7が2枚設けられている。これらのガイド板7は、所定の間隔をあけると共に、長辺フレーム32aの長さ方向に沿って直線状に配置されている。
ガイド板7は、ステンレス板をL字状に折り曲げることで形成され、長辺フレーム32aと固定するための固定部71と、搬送コンベア10側に向けて垂下する垂下部72とを有する。固定部71は、トレイ収納部4の側板41の下部に形成された開口41aから外方に延び、ボルトで長辺フレーム32aの上面に固定されている。一方、垂下部72は、搬送コンベア10に向けて延びており、搬送コンベア10の上面から10cm〜50cmの高さまで延びている。図4に示すように、上下方向において、垂下部72のトレイ2側の表面72aは、ロータ5の周壁溝5cの底面と同一平面上に位置している。
切り取り線24の設置によるトレイ2のたわみを抑制するために、ガイド板7の幅は、隣接する切り取り線24同士の幅(すなわち、1カップ分)より大きいことが好ましい。なお、本実施形態では、ガイド板7の幅は約30mmである。
同様に、右側の長辺フレーム32aに取り付けられた2個のロータ5の間も、ガイド板7が2枚設けられており、重複説明を省略する。
トレイ2は、例えばポリスチレンなどの材料によって形成された薄型且つ軽量の容器であり、串刺しなどの食品を小分けにして収納するために適したものである。このトレイ2は、平面視で略矩形状を呈しており、串刺し食品を収納する複数(本実施形態では、6個)の収納凹部21と、隣接する収納凹部21同士を連結する連結部22と、収納凹部21及び連結部22と一体化され、該トレイ2の全周にわたって形成されたフランジ部23と、を有する。
収納凹部21は、所謂カップであり、収納される串刺し食品の形状に合わせるように、内部に設けられた区画壁21aによって比較的大きい空間を有する大凹部21bと比較的小さい空間を有する小凹部21cに区画されている。すなわち、トレイ2は、非対称である。このため、トレイ2の重心はトレイ2の形状中心と一致しない。なお、大凹部21bは、串に食品が刺している部分を収納する空間、小凹部21cは串のみの部分を収納する空間である。区画壁21aの高さは、収納凹部21の高さの半分程度になっている。また、連結部22には、収納凹部を切り離すための切り取り線24が形成されている。
搬送コンベア10は、例えばベルトコンベアであり、トレイ収納部4の下方に配置され、ロータ5によって排出されたトレイ2を受け取り、次工程に搬送する。
このような構成を有するトレイ供給装置1では、左右両側の長辺フレーム32aにおいて、隣接するロータ5同士の間には下方に延びるガイド板7がそれぞれ設けられている。ガイド板7は、左右両側からトレイ2の位置を制限すると共にトレイ2を保持するので、トレイ2のたわみの発生を確実に防止でき、切り取り線24によるひずみの発生を抑制することができる。その結果、硬質で一定の重さを有するトレイはもちろんだが、トレイ2のように薄型且つ軽量で、切り取り線24が設けられたトレイであっても、トレイ2のフランジ部23をロータ5の周壁溝5cに精度良くスムーズに取り込むことができる。
加えて、トレイ2がロータ5の回転で降下する際に、トレイ2がガイド板7によって制限されると共に保持されるので、従来のようにトレイの片側が周壁溝から外れたり、周壁溝に詰まったり、2枚重ねて排出したりすることを防止でき、安定した排出を確保できる。更に、トレイ2が排出されて落下するときに、ガイド板7によってトレイ2の移動が制限されると共に風や静電気などの影響が低減されるため、安定した状態で決められた目標位置に着地することができる。その結果、トレイ2のように非対称のトレイであっても、確実に搬送コンベア10に着地させることができる。
更に、上下方向において、ガイド板7の垂下部72のトレイ2側の表面72aがロータ5の周壁溝5cの底面と同一平面上に位置するので、ガイド板7の設置によるトレイ2の排出及び落下への干渉を確実に防止できる。
なお、本実施形態では、左側及び右側の長辺フレーム32aにそれぞれ2枚のガイド板7を設けた例を説明したが、左側及び右側の長辺フレーム32aにそれぞれ1枚のガイド板を設けても良い。この場合には、トレイ2のたわみ及び切り取り線24によるひずみの発生を抑えるため、ガイド板をトレイ2の中央部に対応する位置に設けることが好ましい。
<第2実施形態>
図7は第2実施形態に係るトレイ供給装置を示す側面図である。本実施形態のトレイ供給装置8と第1実施形態との相違点は、トレイ供給装置8が傾斜して配置されることである。その他の構成などは第1実施形態と同様であるため、重複説明を省略する。
図7において、L1はトレイ供給装置8の上下方向の中心軸を示し、L2は鉛直方向を示す。トレイ供給装置8は、鉛直方向に対して所定の角度θで傾斜しており、好ましくは、トレイ収納部4に収納されるトレイ2の重心が上方に位置するように傾斜する。本実施形態では、トレイ2の重心は、区画壁21aの設置で小凹部21c側に偏るため、小凹部21cが上方、大凹部21bが下方に位置するように、トレイ供給装置8が傾斜する。なお、傾斜は、例えば左右両側の脚部31の長さを調整することで行われる。
本実施形態のトレイ供給装置8は、上述の第1実施形態と同様な作用効果を得られるほか、トレイ2の小凹部21cが上方、大凹部21bが下方に位置するように、トレイ供給装置8が鉛直方向に対して所定の角度θで傾斜するので、落下時に重心の偏りによる影響を抑制することで、安定した状態で着地させる効果を更に高めることができる。
なお、所定の角度θは10°〜25°であることが好ましく、このようにすれば、トレイ2の落下速度を低下させると共に、傾斜によるフランジ部23と周壁溝5cとの噛み合いへの影響を抑制することができる。すなわち、所定の角度θは10°より小さくなると、上述の安定着地を高める効果が得られない。一方、所定の角度θは25°を超えると、トレイ2の落下速度が下がるが、傾斜によるフランジ部23と周壁溝5cとの噛み合い不良が生じる。
以上、本考案の実施形態について詳述したが、本考案は、上述の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、上記の実施形態では、左側及び右側の長辺フレーム32aにおいて、隣接するロータ5同士の間にガイド板7がそれぞれ配置されることについて説明したが、左側及び右側の長辺フレーム32aのいずれか一方にガイド板7を配置しても良い。また、上述した実施形態では、左側及び右側の長辺フレーム32aにそれぞれ2個ずつ(全部で2対)のロータ5を設けた例を挙げて説明したが、ロータの数はこれに限らずに、3対以上であっても良い。
1,8 トレイ供給装置
2 トレイ
3 支持台
4 トレイ収納部
5 ロータ
5a 上面
5b 下面
5c 周壁溝
6 ロータリーアクチュエータ
6a シャフト
7 ガイド板(板状部材)
10 搬送コンベア
21 収納凹部
21a 区画壁
21b 大凹部
21c 小凹部21
22 連結部
23 フランジ部
24 切り取り線
31 脚部
32 枠体
32a 長辺フレーム
32b 短辺フレーム
71 固定部
72 垂下部

Claims (5)

  1. フランジ部を有するトレイを上下方向に積み重ねた状態で、最下部から前記トレイを一枚ずつ排出するトレイ供給装置において、
    前記トレイを収納するトレイ収納部と、
    前記トレイのフランジ部と噛み合う周壁溝を有すると共に、前記トレイ収納部に前記トレイが積み重ねられたときに、最下部のトレイの左右両側に配置される少なくとも2対のロータと、を備え、
    前記左右両側に配置されるロータのうち少なくとも一方側において、隣接する前記ロータ同士の間には下方に延びる板状部材が設けられていることを特徴とするトレイ供給装置。
  2. 上下方向において、前記板状部材の前記トレイ側の表面は、前記ロータの前記周壁溝の底面と同一平面上に位置していることを特徴とする請求項1に記載のトレイ供給装置。
  3. 前記トレイ収納部の下方には、排出される前記トレイを搬送する搬送コンベアが設けられ、
    前記板状部材は、前記搬送コンベアの上面から10cm〜50cmの高さまで延びていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトレイ供給装置。
  4. 前記トレイ供給装置は、鉛直方向に対し所定の角度で傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のトレイ供給装置。
  5. 前記所定の角度が10°〜25°であることを特徴とする請求項4に記載のトレイ供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018095314A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 三協立山株式会社 トレーホルダ

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